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Posted by ブクログ
永瀬隼介『19歳 一家四人惨殺犯の告白 完結編』光文社文庫。
2004年に角川文庫から刊行された『19歳 一家四人惨殺犯の告白』に新たに書き下ろしの最終章『死刑執行のとき』を加えたノンフィクションの完結編。角川文庫版は既読である。
1992年に千葉県内で起きた19歳の少年による一家四人惨殺事件。著者は事件の背景、少年の生い立ちから死刑執行までを追い続ける。
金のために縁もゆかりも無い無辜の家族四人を惨殺し、長女を強姦するという極悪非道の限りを尽くした当時19歳の関光彦。いくら複雑な家庭環境で幼少期を過ごしたと言っても決して許されることではない。むしろ、こんな男が44歳まで生き長らえていたことが許せない。
しかし、この事件から30年以上経過した現在、極悪非道な殺人事件や特殊詐欺事件、トクリュウによる強盗傷害殺人事件が毎日のように起きている。犯罪はより狡猾で極悪非道になり、多くの犯罪者は安易に犯罪に手を染めているとしか思えない。日本は明らかに変わってしまった。日本人のモラルは地に落ち、日本は極めて危険な国に成り下がってしまったのだ。
1992年、千葉県内で身も凍るような極悪非道で悲惨な事件は起きた。ヤクザから200万円を要求された素行不良の19歳の関光彦が金を奪うために、かつて強姦した15歳の少女の家に押し入り、祖母を絞殺。4歳の次女と帰宅した母親を滅多刺しにして殺害する。帰宅した父親も刺殺し、4歳の次女までも刺殺する。その後、15歳の少女を何度も強姦したのだ。
これだけの極悪非道な犯罪を行なった光彦は自分が少年であることから死刑にはならないと高を括っていたが、数年に及ぶ裁判の結果、死刑判決が下される。死の恐怖に怯えながら眠れぬ日々を過ごす光彦は、再審請求の間は死刑が執行されないだろうと考えたのだが、紆余曲折あって、ついに死刑が執行される。
本体価格740円
★★★★
Posted by ブクログ
この本に感銘できるものを探すなら必死に取材を続け記事を書き上げた筆者の愚直な姿勢に対してである。大変な思いをして本を書かれた筆者にお疲れ様でしたと言いたい。
犯人の生い立ちから今後の犯罪予防に参考にできることは‥などということは考えたくない。それ程胸糞が悪くなる身勝手な考え方であり行動である。
江原啓之さんが不幸の三原則は「自己憐憫、責任転嫁、依存心」だと言っていた。犯人はこれら全て持ち合わせていた。
4歳の女の子が手にかけられた描写は耐えられなく一度この本を読むことをやめようと思った。
「〜ならこんなに犠牲者は出ずに済んだのではないか」と思った局面があるが、そのような言葉は被害者や事件に関わった人を責めてしまうことになる。
生き残った当時少女だった女性が幸せに暮らしていることを心から願います。
Posted by ブクログ
●感想
犯人の幼少期、劣悪な環境で圧倒的に愛情不足であったことはわかった。が、犯人の弟は穏やかに暮らしているということも知った。兄弟だからといって同じような人生を辿るわけでは無い。
たとえ不運な家庭に育ったことを踏まえても、残虐すぎる手口と、のちの語り口に、自分勝手、他責、あまりにも
●本概要
92年に千葉県内で起きた身も凍る惨殺劇。
幼い子供から大人の男性まで一家4人が殺害され、逮捕されたのは19歳の少年だった。
4人の命を奪った主犯の少年が19歳だったことから世間は揺れた。そして少年19歳に下された判決は死刑。紆余曲折ののち、ついに死刑は執行された。少年の生い立ちから死刑執行までの事件の全てを一人のジャーナリストが執念で追い続けた。
戦慄の事件の背後に迫る、まさに迫真の事件ノンフィクション完結版。
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