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四十歳目前での思わぬ妊娠に揺れる旅行代理店勤務の優子。これが子供を産む最初で最後のチャンスだけど……。お腹の子の父親であるイケメン部下、偏見のある田舎の母親、パワハラ上司、不妊治療に悩む同期、誰にも相談できない。シングルマザーでやっていけるのか? 仕事は? 悩む優子だったが、少しずつ味方が現れて気持ちは固まっていく。
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Posted by ブクログ
40歳目前での思わぬ妊娠にまつわるお話。 頭の堅い上司や世間体、キャリアなど妊婦でなくても誰しも1回くらいは頭を悩ませるであろう事柄に自分なりに考えて周りに助けられながら進んでいく。この本に出会えて心が軽くなりました。
この作者の本はどれも日本の生きづらさ 日本での女性の生きづらさを書いてるから 読んでて途中までは結構辛いけど 最後は前向き?に頑張る逞しい女の人ばかりで パワーもらえる
面白くて一気読み。 マリアさん、出てきたときは怪しい人なのではと思ってしまったが、一番まともだった。 無意識に差別してるのかなと反省。 自分が優子の立場だったら、人目を気にして絶対に産めないだろうな。 この「人目を気にして」の部分、ほんと、なくなると良いのにな、と思う。
タイトルに惹かれて読んだ方は満足して本を閉じられるのではないでしょうか。読みながら正直苦しくなる場面もありましたが、本の中の主人公が勇気を与えてくれる本でした。 ※仕事上今のカンボジアを知っていますが、もうカンボジアも都市化しているので補足まで。
新しい生き方。 子供を産んでひとり育てるのは並大抵ではありません。 保育所問題もあります。子供が熱を出したら…授業参観etc。 優子(主人公)の環境が、子育て出来る様に設定してある様に思うのは自分だけ? リアルな作品です。
垣谷さんの小説、久々! やっぱりすごい!うまい! 一気読みでした。 女性が1人で子供を産み生きていく事の大変さがリアルに描かれている。 少子化少子化と言われるけれど、現実はコレだ! 色々政策を立てたところで現実の環境が妊婦や子育てに寄り添ってくれなければ結局女性が1人で全て背負い込むことになるのだ。...続きを読む 命が誕生する、この世で1番の喜びのはずが逆に女性を追い詰めてしまう事すらある。 この小説の中ではたまたま瀬島さんの様な上司がいたから救われた(後ろめたさがあったのかもしれないが…^^;) でもそんな救いがない事が多々だろう。 そして育休、時短勤務により他の人にその皺寄せがいき、その人達の苦労もまた現実なのだろうし、育休、時短などの制度を利用している本人さえそれまでの様に仕事と向き合えない事に苦悩している人もいるのだろう。 近くに親や兄弟の手助けが無い場合だってたくさんあるだろうし… 問題が山積みでこのレビューをどう締めくくれば良いのか(..)それすら分かりません。
後半は泣きながら読んでいた。 私自身子どもを生むか迷っているところだが、助けてくれる人がいる今の環境に感謝したい。 子どもが欲しいと思った。
40歳を目前に思わぬ妊娠をしてしまう優子。 お腹の子の父親、田舎の身内の白い目、不妊治療に苦しんできた同僚にも打ち明けられず、未婚で出産する決意をする。 最低な考えの人がいる一方、最終的に幸せな出産を勝ち取っていく頼もしいストーリー。
内容 旅行代理店勤めで独身謳歌中の優子。 ところが40歳目前で予定外の妊娠をする。 年齢的にラストチャンスで産まないという選択肢はないのだが、10歳以上も年の離れたお相手はイケメン部下で彼女持ち。 果たしてどうなる・・・? 感想 思わぬ妊娠が未婚で40歳目前となると、こうも事態が深刻になるのか・・...続きを読む・と 厳しい現実を突き付けられた。 カンボジアの俗世を忘れさせる空気感とお酒の効能で一夜の過ち・・・ キャーッ!! これは甘美で危険な匂いがする!! 偏見の強い田舎の風潮、職場の好奇の目、不妊治療に悩む同期との亀裂、更にはお相手である部下の人間性が徐々に露見してきて、八方塞がりとは正にこういう状況を言うんだろう。 読んでいるだけで、く、くるしい。 相談できる相手がいない身重の主人公が、どうなってしまうんだろうと読み進める度に不安で不安で仕方ない。 つい口から出た嘘に、嘘を塗り重ねているうちに、噂が何処からともなく広がっていき・・・ でも、分かる! この水野という男は危険だ! 何で正直に言わないの?と最初は焦ったかったが、徐々に雲行きが変わり、しまいには水野にお腹の子の父親だとバレないかとハラハラした。 垣谷美雨さんの巧みな心理戦の描写が、随所に出て来るので胎教に悪いのではないかと余計な心配までしてしまった笑 さてさて、ネタバレを避けるので些か抽象的になるが、年を重ねたからこそ、貪欲に手を出して様々なものを享受するっていうのも時には必要だなぁと感じた。 住職である凡庸が悟った境地、 兄や姉の協力、 過去不倫関係にあった上司のサポート、 戸籍制度ならではの知恵と恩恵、などなど 主人公の優子は、本当に運良く周りの協力が得られたので何とか救いが見出せるラストだった。 仏前で夫に話しかける優子の母 伸江の本音も世代間ギャップを超えて微笑ましい。 でも、現実はどうだろうと・・・と、読後に釈然としないものが残る。 きっとバツあり子持ちよりも、未婚子持ちは世間の風当たりがキツイだろう。 更に、バリキャリでも子供を授かる事で環境によっては世界が180度変わってしまうのが日本だ。 昨今、慢性的な人員不足を補う為に、育休や産休に時短勤務など様々な制度が登場した。 制度上整ったからといって、現場では受け入れ側の理解と配慮が得られないことが圧倒的に多い。何とか産後復帰したものの肩身の狭い思いをして働いている人や、最終的に職場を去っていく人も多い。 作中にあった昌代の地球規模の頭の回路を読むにつれ、狭い日本での厳しい現実が物凄くちっぽけに思えてきた。 凡庸の法話にあった仏教を開いたお釈迦様の『天上天下唯我独尊』の言葉の意味・・・ 「自分という存在は他の誰とも代わることのできない、ただ一人の存在だから、そのままで尊い」 そんな風に、自分も他人のこともありのままに受け入れる境地を持てるようになりたいと思った。 最初はシングルマザーで生きていく決意を固めるまでの内容かなぁと軽く読み始めたが、そこは流石の垣谷美雨さんだ。想像の域は軽く超えて来るから、物語にどんどん引き込まれてしまう。 旅行代理店勤務で現地視察から見えて来る他国との比較や、兄の再婚相手であるマリアとその連れ子リカルドとの交流により、日本人の家族や教育や男女均衡の考え方をグローバルな視野の中で立体的に捉えさせることで物語に深みが増していた。 これからの日本に差し迫っている現実の話で、男女関係なく様々な人に読んでみて欲しい作品!
自分が選んできた人生とは、違う人生を生きる人達が どんな悩みを抱え、日本特有の社会の壁にぶつかるのか 教えてくれる垣谷さんの数々の著書を、いま夢中で読んでいる。 自分の環境がフル在宅勤務も手伝って 人との接触が少ない日々のなか、本の中の物語で 人と交わり人生経験を積んだ気になれる笑 夫婦別姓、...続きを読む戸籍制度、子供を持つ人の働きやすい職場環境、外国人の子供の生活学習環境、これからの子供たちを育てる環境、家族とは、、これからアンテナを立てられそう。
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四十歳、未婚出産
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垣谷美雨
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