七十歳死亡法案、可決

七十歳死亡法案、可決

小説・文芸
700円 (税込)

3pt

高齢者が国民の三割を超え、破綻寸前の日本政府は「七十歳死亡法案」を強行採決。施行まであと二年、宝田東洋子は喜びを噛み締めていた。我儘放題の義母の介護に追われた十五年間。能天気な夫、引きこもりの息子、無関心な娘と家族はみな勝手ばかり。「やっとお義母さんが死んでくれる……」東洋子の心に黒いさざ波が立ち始めて……。すぐそこに迫る日本の危機を生々しく描いた衝撃作!

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    幻冬舎
  • 掲載誌・レーベル
    :
    幻冬舎文庫
  • タイトル
    :
    七十歳死亡法案、可決
  • タイトルID
    :
    305539
  • 電子版発売日
    :
    2015年03月13日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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七十歳死亡法案、可決 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    とても面白かった。
    70歳死亡法案可決改名したのかもしれませんが、
    とても良かったです。
    ちょっと最後はご都合主義にポップに終わらせているところもありましたが、よい本だったと思います。本当に色々考えるところもあったし、読後感もよかったですね。
    おすすめです。

    0
    2026年01月15日

    Posted by ブクログ

    絶対にありえない法案だけど
    すごく面白かった。

    期限を決められちゃうと
    今までの生き方や価値観や将来についての
    考え方も変わっていくんだなぁ
    とリアルに考えさせられた。

    家族模様が
    あーそれそれ、わかるわかる!
    そーなんだよ!
    って共感しながら笑えた。

    0
    2026年01月07日

    Posted by ブクログ

    自分が誰かの犠牲になっていると感じた時点でその行動を見直さないといけないと思いました。逃げるというのもあり。しんどくなったら、逃げるのもあり。しんどいという時点で、休養が必要な状態であるのだから。責任感とか義務とか依然の問題になってくる。

    0
    2025年11月14日

    Posted by ブクログ

    ほんの二時間くらいで没頭して読んでしまった
    これからくるであろう介護の問題や、同居、
    主婦である私自身の事も顧みながらあっという間に読み終えた
    いろんな人間模様、それと今のまさにある
    少子化、高齢化の問題がかかれていて、
    本当に考えさせられる本だった
    みんな読んで、これから何か、少しづつでも生きやすく、それぞれが楽しく老いていくことのできる
    日本であってほしい

    0
    2025年10月06日

    Posted by ブクログ

    タイトルの過激さに惹かれて読んでみた。

    この本は、日本の少子高齢化で年金や医療逼迫が問題になるから老人は70歳までということが言いたいわけではない。

    この本が伝えたいメッセージはいくつかあると思って、上記ももちろんだけど、介護職の方の賃金や、高齢者の健康的年齢がこれまで通りではないから変革しなきゃだよねってこと。
    あとは、(まだいるのかな)炊事洗濯を女がやって当然っていう考え方。ここは読んでてイライラした。

    垣谷美雨さんの書き方がとても読みやすくて、ぜひ皆さんに読んでもらいたい!

    0
    2025年09月05日

    匿名

    購入済み

    奥深い話しでした。親の介護と自分の老後の事を考えさせられました。介護に向き合いたくない人はとても多いのをつくづく思い知ったし、こんなに介護を必要としているお年寄りが沢山いるのに国の制度はなかなか変わらない。お年寄りだけではなく、今の若者の未来も心配です。もっとより良い国に変わっていってほしいと思います。

    #深い #タメになる #共感する

    0
    2025年07月01日

    Posted by ブクログ

    日本政府にて『七十歳死亡法案』が可決された。これにより皇族を除き、日本国籍の者は70歳の誕生日から30日以内に死ななければならない。
    政府は安楽死の方法を数種類用意する。なお施行は二年後の4月1日である。

    こんなセンセーショナルな書き出しから始まる小説だ。主人公は55歳の主婦で、義母(84)の介護で疲れ切っている。つまり2年後にはこの介護地獄から解放されるのだ。思わず微笑んでしまう自分…

    この法律の対象から外れるためには、『年金は要りません』『医療費は全額自分で払う』『ボランティアをする』と書面を役所に提出するらしい。寝たきりでない、資産がたくさんある人は助かるなんて…しかしよく考えるものだ。

    自分に当てはめてみると、あと9年しか生きられないことになる。
    それは困るなあ…
    福祉が行き届かないのに国は赤字…どうなるのこれから…極端な設定だし、年配者差別だし、なかなかの問題作だけど、現代社会に一石を投じる小説でした。

    0
    2025年03月04日

    Posted by ブクログ

    70歳かあー ちと早いなあー
    昔でいうところの
    姨捨山
    この小説が10年前に書かれているけれど
    今、まさにもっと大変なことになっている
    総理の大胆な改革が人々に
    何をもたらしたかそんなお話し

    実際
    介護に関わる仕事がどんどん増えるのに
    賃金は安いまま
    その仕事を理解している人はどれほどか
    一方預ける側もあまりにも高い施設の入居料に
    かなり躊躇
    家族の中でもどうしても女性に負担がいってしまったり
    夫、あるいは息子が見ていたりしても
    まわりに援助を求めずに
    たちいかなくなり、犯罪にまで発展
    そんなことが時折ニュースになる

    これくらい強烈な改革しないと人々は考えないかもと思うとせつなくもなる
    切実です

    0
    2025年01月15日

    Posted by ブクログ

    タイトルがインパクトあり過ぎだが、まさに今の日本の家庭のリアルが描かれている。

    と言っても、知らない、実感できない、という人も多いと思うけれど。

    そう、この本の、引きこもりエリート息子と、主婦の苦労なんか、食わせてやってる俺の“外”の苦労に比べたら無いも同然だろうくらいに思ってる、自己中能天気なダンナ。
    わがままな寝たきり老人の介護を長男の嫁という立場の主婦一人に任せきりにして、面倒な事は極力見ないようにしているこいつらです。

    あ、本気でムカついてしまいました。すみません。

    大変なのに報われない介護職、非正規雇用、ブラック企業、権利を手放さない老人に、税金払いたくない若者。

    最後はとんとん拍子にまとまり過ぎ感が無きにしも非ずだけれど、とにかくこれが現実です。

    面白かった、と言ってはどうなのかと思いますが、小説としては本当に面白かったし、大いに考える必要のある問題でもあるので、皆さん読んでみて下さい。

    0
    2025年11月22日

    Posted by ブクログ

    七十歳死亡法案が可決されてから、寝たきりの義理母の立場と、義母を介護する嫁と仕事人間の息子、そして夫婦の娘と引きこもりの息子の日常を描きます。

    私的には法案賛成。
    年老いて訳わからなくなった自分と介護する家族を想うと、70歳で充分、いや、80歳にしてどう?と思ってしまう。
    と言うか、よくこんな法案思いつきましたね、垣谷さん。と感心してしまいます。
    人間、死ぬ時期が定まってれば後悔なく生きようと想うし、自分が生きていくだけで十分なお金さえあればきっと働きすぎずゆとりを持って生きられるんじゃないかと思う。
    政府が、老人を一生快適に過ごせるようにケアして面倒を見てくれる仕組みをつくってくれれば、若者も安心して今の生活に力を入れられるのではないか、、税金は高くなりそうだけど...。
    と、いろいろ考えさせられました。

    0
    2026年09月12日

七十歳死亡法案、可決 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    幻冬舎
  • 掲載誌・レーベル
    :
    幻冬舎文庫
  • タイトル
    :
    七十歳死亡法案、可決
  • タイトルID
    :
    305539
  • 電子版発売日
    :
    2015年03月13日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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