【感想・ネタバレ】七十歳死亡法案、可決のレビュー

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Posted by ブクログ 2021年04月15日

70歳で安楽死させられる国になったら、人々はどう生きるのか。
ものすごくダークな背景設定ながらものすごくポジティブな物語。

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Posted by ブクログ 2021年02月11日

垣谷美雨さんの作品は、重たいタイトルでも明るく前向きにとらえて表現しているので好きです!この作品も最初、怖いかなぁと思ってたけれど、実際直面する主婦の問題を明るくしかし、解決に導いて行きました。あっという間に読んじゃいました。

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Posted by ブクログ 2020年10月12日

老齢問題だけではなくブラック労働引きこもり生活へのジェネレーションギャップありとあらゆる社会問題を詰め込んだ一冊だった。

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Posted by ブクログ 2020年09月06日

タイトルも中身も前半かなり刺激的 最後まで読まないと誤解を受けそうでこの本よかった!と薦めるの躊躇しそうだけど 読んでみてとても良かったです

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Posted by ブクログ 2020年07月28日

70歳で全国民が死ぬという過激な法案が二年後に施行される。残された国民が二年間をどう過ごすか。過激な内容かと思いきや、最後は上手くまとまって思わずほっこり。介護と家庭の分担について考えさせられる作品。

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Posted by ブクログ 2020年07月20日

姑の介護に追われる主婦。仕事ばかりの夫、引きこもりの息子、一人暮らしをして家を出た娘、家族は誰も助けてくれず、救いのない日々を過ごしています。
そんな折、日本で「七十歳死亡法案」が可決され、70歳以上の高齢者は全員安楽死することが決まります。姑はいま68歳。あと2年で自由の身になる、と希望を見出しま...続きを読むすが、寿命までの2年間をわがままに過ごそうとする姑、早期退職して海外旅行へと出発してしまった夫など、その2年間も地獄のような生活が待っていると知り、絶望します。

そして、「荒療治」のため、主婦は家出を決意。残された息子と祖母(姑)、夫と娘も生き方を再考しなければならなくなります。

「昭和」な夫や息子の生き方にもイライラさせられますが、若い息子のや娘のほうが生き方を変えやすい、というのはリアルだな、と思います。
日本の国家財政に余裕がなくなっていることは事実ですし、超高齢化社会が進み、介護をめぐる問題も看過できません。この小説と同じような社会変化をこの令和の日本で起こすことは望めませんが、それぞれの家庭で個人が「話し合い」「助け合う」ことが何より大切ですし、「自分はこれほど苦労している」という負担感で家事・育児・介護を押し付けあうのではない生活を送ることが必要だと改めて感じます。
あとは、社会制度(社会福祉制度)への興味・関心をしっかりと持ち続けること。どういった結論になるにせよ、選挙に行って意思を示すことも必要だと(作品の主題とは異なりますが)感じました。


物語としては、作品の登場人物それぞれの視点から各自の思いが描かれていたことも、作品が一方的な描写にならず読みやすかったと思いますし、「すべて丸く収まったハッピーエンド」ではなくとも、明るい未来が見える結末で、読後感も悪くありませんでした。
重いテーマを扱った小説ですが、露悪的なものではなく、希望を感じる作品でした。

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Posted by ブクログ 2019年08月27日

2016/4/23過激な題名だが、軽い文体で考えさせる現在の問題も盛り込み、ハッピーエンドに終わって良かった。★5

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Posted by ブクログ 2019年06月27日

もしも70歳で死になさい、という法案が可決されたら。この衝撃的な設定に、戸惑いながら読み進めていた。主人公の主婦・東洋子の視点から、登場人物のそれぞれの視点でこの法案を踏み台にしながらストーリーが進んでいく。救いようのない状況を自ら一蹴したことにより、家族の本来の在り方を取り戻していくのだがこのとも...続きを読むすれば重い設定を、持ち前の軽快な文体で描いていることで
「誰もが知らんぷりしたい過酷な現実を突きつける」ことに成功しているように思う。問題提起を起こす登場人物の登場させ方がいつも上手いとしみじみ。しれっと現れては、ズバッと根幹をつく。読者のモヤモヤ、イライラを痛快に解消させる。他に、この本のすごいところは、介護問題だけでなく不安定な生活全般(引きこもり、低賃金)も扱っているところだ。説教くさい問題提起ではなくあくまで「物語」だよ、としながら考えさせられる良い本だと思う。

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Posted by ブクログ 2019年04月19日

「七十歳死亡法案」の内容から、物語はスタートする。標題の通り、七十歳を迎えると国民はみんな、安楽死させられるという法案である。すでに七十歳を超えている老人は、二年後の施行とともに安楽死が待っている。
何ともブラックユーモア的な始まりだが、少子高齢化、平均寿命の堅調な伸び、介護施設への入所は何年待ちの...続きを読む状態、年金基金の破綻、一方、若者の就職難、非正社員の増加、ブラック企業の増加、介護職の過酷な雇用状態などは、日本社会の現状と大いに重なる。
義母の介護に十数年、同居で奮闘するも、義母からは感謝の言葉もなく暴言があびせ続けられる。夫は、会社人間だが、この法案によって残り二十年程の残りの人生を鑑み、自主退職して世界旅行に出かける。エリートの息子は、いまやひきこもり。娘は、そんな実家が嫌で一人暮らしを始める。義姉妹は、色々と理由をつけて、実母の介護からは逃避。こうした家族・親族の状況は、現実には多数存在する。
さて、何もかも一手に引き受けざるを得ない状況のこの主婦のとった行動とは。

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Posted by ブクログ 2021年05月07日

面白かった。私はこの法案に賛成。長生きをどう生きていいかわからない。介護はされたくない。介護をされている義母はどんどんわがままになっていく。オムツを替えてもらうたびに、懇願し、謝り、ありがとうを言ったとしたら、もっとみじめになる。だから、居丈高に振る舞う。荒療治が必要。
疲れがアイディアは浮かばない...続きを読む、他の人の意見を聞くは、やはり大事だ。

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Posted by ブクログ 2021年04月08日

どぎついタイトルなのに
この爽やかな読後感。

多少の都合のよさは
目をつぶってもいいくらい
よくできてた。
長生きするって、人生の総決算って
どう生きるか。むむむ。

ちょっと前の作品を読むと
最近の著者の作品が
どんどん洗練されてきてるのが
よくわかる。

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Posted by ブクログ 2021年02月05日

タイトルは過激ですが、垣谷さんの小説らしく楽しく読めました。
義母の介護を行っている専業主婦とその家族のそれぞれの視点から物語が進行していく。
七十歳死亡法案が可決されたことがベースとなり、残り時間が限られた中でのそれぞれの想いなどがつづられている。

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Posted by ブクログ 2021年01月11日

この作者さんの社会問題の組み入れ方はいつも面白く読めるような文章になっている。
「70歳になったら安楽死」という大胆な法案がもし決まったら、自分は喜ぶだろうかそれとも悲しむだろうか。

今の16歳の私だったら悲しむだろう。でも数十年後の介護などの負担を背負ったり、徴税の現実を知った私はきっと喜ぶのだ...続きを読むろう。

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Posted by ブクログ 2020年11月24日

出だしの「七十歳死亡法案」が可決、施行が2年後、のところで新聞の日付が2020年になっておりあ、なんかこの「手の届く近未来」感を入れてあるのが妙なリアルさだな、と設定の妙を感じた。

この頃、社会問題的な話題をテーマにした本をよく書いてる作家さんだなーちょこちょこ見かけるなー、と思っていたら、以前に...続きを読む「竜巻ガール」を読んでいた。「竜巻」はそこまで社会問題が全面に押し出されているわけでもなく色々織り込んだショートショート集、な印象だったので、方向転換(?)にへー。となった

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Posted by ブクログ 2020年08月11日

この作者の作品はサクサク気持ちよく読める。
70歳じゃちょっと早く感じるなー…
でも個人差があるしね。
介護コワイ…

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Posted by ブクログ 2020年05月13日

七十歳の誕生日から30日以内に死ななければならない「七十歳死亡法案」が可決された。なんとも衝撃的なタイトルだが、少子高齢化・ブラック企業・引きこもり問題を垣谷さんらしい着眼点と切り口で軽快に書かれている。介護問題は義母の介護を東洋子1人に全てを押し付け、家族みんなが自己防衛に走り、家族ってなんだろう...続きを読むと悲しくなる。介護は家族以外がする方がいいのも納得。自分が介護するされる立場になった時に初めて痛感するのかもしれない。長生きしたいと思える未来が来ますように願いを込めて。

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Posted by ブクログ 2020年05月06日

介護保険料を支払っているのに、介護サービスを受けないで頑張っていた東洋子さんもどうなのかなーと現実感とかけ離れた感覚もありつつ、おもしろかった。

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Posted by ブクログ 2020年03月11日

介護のしんどさ、そして、この作者の女性の生きづらさをいやというほど味わされる本かなと。オチもひどいけど、なんとなく強引にでもハッピーエンドにもって行こうとするのが終盤見えちゃうのがもったいないなーと思う。
あくまで仮定の話なんですが、70歳で安楽死してくださいっていうのは、いつ死ぬか分からないという...続きを読むことがなくなるわけで、もっと目的意識もって生きるようになる、というプラスの面があるんだなというのは良くわかった。もちろん、死体処理どうすんだとか、マイナス面もたくさんあるんでしょうけど。思考実験としては面白いと思います。

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Posted by ブクログ 2016年05月13日

主人公・東洋子の、我が身に置き換えれば「信じられないほどの家族への従順ぶり」に、だんだん腹が立ってきた。

家族の我がまま、自分勝手、傲慢さにももちろん腹が立ったが、「口にしなければ、教えなければ分からない」場面が多々あったからかもしれない。

タイトルから想像できるように、「介護」の問題が主流にな...続きを読むっているが、私自身、見聞きすること、周囲の直面している知り合いの状況などから、「人生定年制」があればよいのにと真剣に思った時期がある。

ハッピーエンドに終わるところが、読後をスッキリさせてくれた。

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Posted by ブクログ 2021年04月03日

はぁ~、やっぱり今は読むんじゃなかったな。ちょっと先の私の状況読んでるみたいで、なんか辛くなりました。結構、楽しく読めたとか、コメディみたい、と書いてあるのを目にしてたんで、笑えるかと思ったけど、全く笑えませんでした。自分の親のことだけに、主人公のように切れて家を出るってわけにもいかず、現実に、こん...続きを読むな法案もないし。あくまでも、私にとってタイミングが悪かったというだけです。私は、70歳になったらみんな強制的に死ぬってのはちょっと乱暴だと思いますが、自分で死を選べるぐらいにはなってほしいなと思います。

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