無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
朱雀門出による実話怪談初単著。
学生の頃に帰り道で“自分の顔”が落ちているのを見た奥さんの話をめぐって…「自分の顔が落ちている」、
両親に建ててもらった豪邸に住み始めた矢先、息子が奇怪な行動をし始める「シタ仏壇」、
その場にいないのに写真に写り込む同僚の生霊、なぜ?「血プリン屋」、
誘われて遊びに行った“かおるちゃん”の家での恐怖、夢だと思っていたのに…「かおるちゃん」など、
脳の奥底が痺れるような不気味さ、じんわりと纏わり憑く怪異、拠所ない身の震え…
日常の隙間の不可解を覗き込む38編を収録。
Posted by ブクログ 2021年06月04日
非日常的なのに実際起こってしまいそうな怖さのある、じわりと不気味な怪談詰め合わせ。
語り手(地の文)のスタンスがこちらを怖がらせようというよりは「こないだ知人から聞いたのですが……」と世間話をするようなノリなのが、妙にリアリティを感じる……。
出てくる体験者のほとんどが別に特別なことをしたわけじゃな...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。