小説・文芸 - 竹書房の検索結果
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左遷先は女性都市!CT ~怪盗の街でいちゃラブハーレム~
え!? 俺が、ムチムチ怪盗に誘拐されちゃった!? 女性に優しい男性貴族が治めるという激レアな女性都市「ロンドリア」を訪れたアリストは、いきなり街を騒がす巨乳怪盗ヴェスパーにさらわれてしまう。実はヴェスパーは怪盗をしつつロンドリア市民の精神を支配する陰謀を阻止しようとしていると知ったアリストは、お供のネレイダ、かつて助けたアーリャ、古代遺物に封じられたミネルヴァたちとともにヴェスパーに協力する怪盗団になるが、彼らの前には都市の守護者・シャルロットが立ちはだかるのだった…! 霧雨と時計塔の近代的な女性都市を舞台に、エッチなハーレム&冒険の異世界ハーレムファンタジー第6弾! -
文豪は鬼子と綴る 参 島原編
舞台は博多から長崎・雲仙、いざ地獄のリゾートへ さる血筋の末裔として生きる小説家・香月蓮と 金髪の鬼子助手・瀬戸春彦。 出自の呪いを背負った運命のバディが、消える死体の謎を追う! 〈あらすじ〉 大正十年、夏。 出自に秘密を抱える小説家・香月蓮と中学生助手の春彦は、米国人記者から届いた怪しげな手紙に誘われ、外国人の避暑地・長崎は雲仙へと向かう。 道中で出会ったのは美しき英国人女性・アリスと、かつて日本で天主堂の建設に携わったという仏蘭西人宣教師・ロメオ翁。 異国情緒漂う美しいリゾート地で一行を待ち受けていたのは、「地獄の湯煙から大勢の悲鳴が響き渡り、死体が忽然と消える」という不気味な怪奇現象だった。 華やかな避暑地に隠された歴史と黒い思惑。 香月と春彦は、旅の仲間たちとともに、地獄に眠る哀しき謎に迫る――! 『香月先生の好奇心を刺激する事件が、今ここで起きています』 * 不意に、とある言葉が浮かび上がった。 「――『事実は小説よりも奇なり』」 小さく何度も香月が首を縦に振る。 確かにこの言葉ほど、この男に似合う言葉はないかもしれない。 「そうだ。私はこの言葉を最も好む。人の手によって紡がれる小説などよりも、 この世界の方がよほど奇妙だとは思わないか?」 「それは確かに」 認めざるを得ない。 「今回の旅もきっと不可思議なことが私たちを待っている。そんな予感がある」 ――(本文より) -
お墓の怖い話
死者たちが眠る場所―― 足を踏み入れた者に、恐怖が待ち受ける。 ある晩、墓地のほうから男女の話し声が―― 「オレ、肝臓も腎臓も、もうないよ」 「すっかり空っぽになっちゃったね」 「心中の相談」蛙坂須美 より 死者を悼み供養する「墓」には怪談奇談が溢れている! ・大好きだった隣家の老婆が亡くなった後、娘がおもちゃで作ったものは…「ブロック墓」(つくね乱蔵) ・墓所で見た幽霊らしきもの…それはいったい? 「墓の幽霊」(黒木あるじ) ・斎場の受付から見える日本家屋、二階の窓にいる女が…「発露」(川奈まり子) ・沖縄の小学校での悲しい土地の記憶「墓地跡の学校」(真白圭) ・知り合った人の家に行った夜の怪異「ただの卒塔婆」(蛙坂須美) ・一族の合葬墓が完成した! ふと聞いた先祖の女性にまつわる奇妙な話「墓を呑む」(雨宮淳司) ――ほか、小原猛、黒史郎、吉田悠軌による書き下ろし含む選りすぐりの「墓」に纏わる怖い話40話収録。 -
金沢怪談
加賀百万石の優美な街並みに潜む、もう一つの金沢。 怪異と人が織りなす古都の怪談集! 空襲を逃れ、古い歴史と建物が今なお色濃く残る北陸の古都・金沢。 兼六園や茶屋街といった華やかな観光地の裏側には、地元で語り継がれる奇妙な噂や幽霊たちの気配が密かに息づいている。 金沢市内の名所や住宅街から能登・加賀エリアまで、営業マンとして石川県内を駆け巡った地元出身在住の著者が総力取材。 過去から現在まで地域ごとに紡がれる怪異体験を収めた本書は、いつもの街の風景をどこか愛おしく、そして少し怪しく塗り替える一冊! 収録話一部 ●金沢市(都心・繁華街エリア) 【金沢城公園】旧校舎時代から残る異界の気配 【片町の○ビル】雑居ビルのエレベーターに潜む女達 【新聞に掲載された霊】乙丸陸橋で目撃され記事になった親子 【犀川】川にまつわる惨劇と消える飛び込み客 【はまぐり坂】坂道に蠢く黒い影と狂気に落ちた僧侶 ●金沢市(東部・卯辰山・ひがしエリア(城東・浅野川流域) 【ひがし茶屋街】深夜の街並みに現れる人懐っこい怪異 【卯辰山の火だるま】山道で遭遇した燃え続ける男の幻影 【卯辰山の無縁墓地:荒廃した墓地から響く声と子守歌 【解剖墓地】献体者の石碑が立ち並ぶ場所の恐怖 ●金沢市(南部・文教・住宅エリア) 【寺町】町を彷徨う霊を閉じ込める寺院の結界 【K病院】深夜の病院を彷徨う異形の手足の怪 【金沢市南部の奇妙な会社】封鎖された奇数階に蠢く怪奇現象 【八日市の事故】巨顔の老婆と折れた首の女が招く事故 【H公園】車に乗っていた人形のような少女の影 【長坂台の裏道】井戸の遺体とすれ違いざまの呟き ●金沢市(北部、沿海、水辺エリア) 【小坂町の用水路】真夜中に水路を歩く怪しい音の正体 【金石海岸】海の中から語りかけてくる不気味な水死体 【血の川】公園のトイレに貼りつくずぶ濡れの女 【パーキングエリア】古戦場近くのPAで襲う金縛り 【天狗の森】迷い込んだ森で響く不気味な女の笑い声 ●白山市 【スキー場の橋】スキー場の橋の向こうで友人に憑依した霊 【五歩市踏切】自殺が相次ぐ踏切に立つ濡れていない男達 【S高原のロープウェー】首が180度回転したキャビンの女性 【鳥越城跡】一向一揆の惨劇が残る地に佇む異形 ●能美市 【天狗橋の横穴】天井から落ちる靴と岩穴の呻き声 【旧無患子トンネル】鉄格子の奥から響く怒声と闇の出口 ●小松市 【奇妙な葬送】斧で棺桶を叩き割るトラウマの火葬風習 【遊女の墓】首の長い灰色着物の女が解く金縛り ●羽咋市 【猫の目の交差点】道路の真ん中で手招きする帽子の女 【荒屋バイパス】未舗装の崖っぷちに佇む線香臭い女 ●野々市市 【野々市駅】線路から駅舎を見上げる無数の餓鬼 ●志賀町 【ヤセの断崖】岩場に引っかかる遺体と耳元の声 ●穴水町 【旧・七海第二隧道】廃トンネルの奥から呼ぶ引き込みの声 ●内灘町 【内灘放水路】供え物を踏んだ後に背後から迫る足音 ほか収録。 -
百怪語り いにしえの花びら
怪談師・牛抱せん夏が紡ぐ戦慄のシリーズ最新作! 「正面の壁を壊すと、また壁が出てきた。さらにもう一枚抜くと壁。その向こうから出てきたものとは――」 「壁七枚」より ようこそお越しくださいました、この世の裏側へ――古典から実話怪談まで、独自の取材と臨場感ある語りで恐怖と不思議の世界を届ける人気怪談師・牛抱せん夏が綴る100話の怪異譚。 ・居酒屋の客に異変…その理由「氷出た」 ・仲の悪かった義母と嫁は最後に…「ありがとう、お義母さん」 ・庭には土地の持ち主の墓石群がある。そんな会社で起きた怪異とは「中庭」 ・深夜のドライブインで声を掛けてきたのは…「仮眠中」 ・あの土地を買って家を建ててからおかしくなった…「豪邸の家族」 ・夜中のガード下の細い道で見かけた男、次の夜もそこにいて…「時計」 ・釣り好きの叔父がある日、釣りに行って複雑骨折「池の主」など。 -
憑き裂れ 現代怪談アンソロジー
崩壊させる超怪異体験 削ぎ、裂き、剝き、轢き 決して関わってはならない タブーを侵す怪談集 意図せず禁忌に触れた者の壮絶な末路を10名の怪談作家が著述! ・家の天井裏から出てきたお札や木彫りの像、それから父の様子がおかしくなり…「因果憑き」(小田イ輔) ・夏休みの午後、あまりの暑さにプールに出かけたら…「みずのこ」(春南灯) ・小さい頃に死んだ弟の記憶は…「ふたりの小太郎」(鷲羽大介) ・異形の人形に取り憑かれたのか…「忌み人形」(筆者) ・絶縁状態の妹、その奇妙な理由「逆再生タケシ」(松本エムザ) ・学校に伝わる奇妙な怪談は…「ガードレール写真館」(我妻俊樹) ・幸運と引き換えにしたものはいったい?「無限の幸運」(鳥蔵柳浅) ――ほか、丸山政也、播磨龍次、鈴木捧など10名の怪談巧者たちが綴る、憑き物に纏わる怪談奇談! -
防人怪談 幽鬼の戦場
戦中の旧日本軍から、戦後の自衛隊まで。 生と死の狭間=戦場では人智を越えた何かが起きる。 元自衛官、そして今はなき旧軍・従軍体験者たち。 命を懸けて国を護った防人(さきもり)たちの口から明かされた 国防の最戦前で起きていた【怪異】と【奇跡】 そこには、命を懸けた者たちの「祈り」があった。 橋本純+西浦和也、体験者への長年にわたる取材をまとめた 語り継がれるべき魂の怪異録。 【戦時の防人たち】 沈没したはずの輸送船のカッターが荒波の海上に浮かび上がる…「救難艇」 暗い留置場の畳の隙間から現れたペラペラの兵士は問いかけてくる…「営倉」 深夜の営門前に現れた完全装備の兵士がもたらした報告とは…「最後の伝令」 間違って持ってきてしまった戦友の荷物。ある夜、ずぶ濡れの影が…「取り違えた背嚢」 廃集落で出会った謎の男たちに導かれた先に隠されていた物…「便衣隊」 崩落した倉庫の瓦礫から命がけで主人の命を救った小猿の奇跡…「小さな英雄」 魚雷攻撃で漆黒の海を漂流する乗組員たちを泳げと鼓舞し続けた謎の声…「漂流」 マングローブの闇から響く不気味な歌声と巨大な黒い影…「ソロモン夜歌」 死んだはずの同期兵が過酷な逃走劇の中で語りかけてくる言葉…「戦陣訓」 殉職した整備兵が新型機を守るため夜な夜な立ち塞がる…「歩哨」 爆雷の雨が降り注ぐ絶体絶命の深海でどこからともなく響く軍歌…「勇敢なる水兵」 機関銃で倒れても復活するジャングルの裸足の部隊の秘密…「裸足の日本兵」 敵の反撃が激化する戦場で突撃を阻止した故郷の温もり…「父の手」 部隊の象徴たる軍旗を焼却する瞬間に目撃された各地の怪奇現象…「軍旗の誉」 【戦後の防人たち】 旧軍の遺構の奥深くで密かに眠り続けていた謎の石碑…「掩体壕の墓石」 旧軍幹部の写真が飾られた部屋で右手を挙げて消える影…「江田島の英霊」 病院の床下から静かに染み出してくる重い車輪の音…「真夜中の軋り」 不発弾事故で命を落とした隊員がみせる未練の気配…「隊舎に還った男」 演習場の古井戸の底で逆さまになって絶命していた男の謎…「井戸の底へ」 海に面した船室の分厚い鉄壁の向こうから不意に聞こえる音…「船室のノック」 事故が相次ぐ潜水艦の誰も入れない二重底から見つかったモノ…「呪われた潜水艦」 月のない漆黒の海でマストの頂上を静かに移動していく不思議な光体…「護衛艦Sの光」 鉄の扉で完全に封じられた隊舎の中を歩き続ける無数の影…「駐屯地の空き地」 取り壊そうとすると必ず災いが起きるという理由で残された壁…「1基地の話」 硫黄島の宿舎で夜な夜な水を求めて部屋に入ってくる足音と姿…「霊感あり」 沖縄の異様な宿に残された浅すぎる湯船に秘められた戦時の過去…「浅い湯船」 都心の超高層ビルの足元で江戸時代から語り継がれる全裸の女の影…「檜屋敷の女」 日航機墜落現場の暗い山肌で無数に点滅し静かに見守るほのかな光…「銀色の翼」 居酒屋の席でどれだけ盛り上がっても決まって空いてしまう左隣…「埋まらない席」 ほか、収録。 -
霧の出る森
白霧に包まれた御山ば見たらいかんとじゃ。 贄になる…… シアライ――死洗 クギ――供犠 タイサン――泰山 福岡県の片田舎で、禁足地を集落とした者たちの信仰。 御山と骸石(むくろいし)。 底冷えの民俗ホラー! 福岡県の片田舎。 かつて信仰の対象とされてきた山の裾野を切り拓き、禁足地に集落を作った村人達がいた。 クギの者と呼ばれる彼らの子孫は村独自の信仰を嫌というほど教え込まれて育つ。 いつか死ねば山へ行く。御山に手を引かれ、贄となるのだと……。 土地の謂われを知らずに山を崩して造成された霊園では、霧が出るたびに失踪事件が相次ぐ。 山に山菜採りに入った移住者は妙な石を握りしめ呆けて帰ってきた。 また別の移住者は購入した中古住宅の二階に不気味な開かずの間があることを知る……。 ◆「なもなきもの」 山菜採りに山に入った夫が、裾野の霊園で意識不明状態で発見された。その左手には石が握り込まれ… ◆「くべられるもの」 家庭訪問の時期を前に小学校の新任の先生に伝えられたのは昨年の薄気味悪い一家全員死亡の事件で… ◆「しらぬもの」 リフォーム前提で購入した山間の中古住宅。だが二階には開かずの間があり、中に石を祀った祭壇が… ◆「おかすもの」 都会の企業が土地を買い造成した霊園。背後に聳える霧深き山を恐れる従業員達。やがて失踪事件が… ◆「つながるもの」 保険の営業で訪れた集落の一軒家。家主の老人は営業マンに村の若い女性との見合いをすすめてきて… ◆「ひかれるもの」 父に虐待されて育ち、母とも確執のある男性。父が死に、妻の勧める山裾の霊園に墓を建てるのだが… ◆「ついでいくもの」 古代の祭祀場を探しに禁足地の山へ入った民俗学研究室の大学生。彼らはそこで恐ろしきものを見る… 結ばれる点と点。 忌まわしき土地の因果を辿る七つの土俗怪奇譚! -
因果応報の怖い話
人に裁かれずとも神仏や霊は見逃さない! 罰当たりな者、悪事を犯した者に下される恐ろしき報いと祟り…。 古い神社の残る建設現場で工事を強行した結果は…「潰してしまえ」(営業のK) あるママ友が大事にしていた奇妙な石を盗んだ報いとは…「鱗石」(神沼三平太) 理科の授業で顕微鏡を覗いた瞬間に嫌な汗が滲むような違和感が…「顕微鏡」(クダマツヒロシ) 町内でとんでもない迷惑行為を働いてきた男が祭りの最中にふっと消えて…「お祭り男」(つくね乱蔵) バブルの時代に付き合った理想の彼氏は恐ろしい本性を現すようになり…「バブルのバブル」(松本エムザ) 姑に悩むる隣家の嫁が通う神社。社殿には猿の姿で描かれた菩薩や如来が…「猿の曼荼羅」(しのはら史絵) パワハラで心身を病み死んだ妹。勤めていた洋菓子店を調べ始めた兄は…「無炎燃焼」(橘 百花) クリーニング店にやってくる迷惑な客。視える同僚が用意したのはてるてる坊主で…「おまじない」(ねこや堂) 長年母子を蝕んできたろくでなしの父親がうける人生最期の報い…「地獄生き」(夜行列車) ほか、悪事に下される神仏の鉄槌!最恐怪異譚全27話収録。 -
大人になる時
世界が一変する短篇集――。 ひとつの言葉で、たった一行で、世界が変わる。 怖さと楽しさが詰まった初収録+新作2篇のSF&ホラー短篇集。 * * * * * * * * 「誰でも、大人になるんだよね」――息子のなにげないひと言が少年時代の不可思議な記憶の扉を開く表題作、死ぬ快感を味わうために高層ビルから飛び降りる若者たちを描いた「スカイダイブ」、辞書に載っていない言葉を発すると捕まるディストピアが舞台の「ハパンサペナ」、料理の味でしかコミュニケーションを取れなくなった妻とその身勝手な夫の物語「妻の味」などの未収録短篇に加え、「バディ」「ワクチン」の新作2篇を収録した、キレた発想とキレた結末満載のキレキレのSF&ホラー短篇集。 【収録内容】 「スタート・ピストル」 「スカイダイブ」 「大酋長」 「ハパンサペナ」 「顔」 「大人になる時」 「犬のプレゼント」 「自分殺し」 「妻の味」 「皮まで愛して」 「バディ」(新作書き下ろし) 「ワクチン」(新作書き下ろし) -
文豪は鬼子と綴る 弐 幻想列車編
其の列車は死者を運ぶ 亡き人に逢いたくば――さぁ、乗るがいい。 ついに香月の秘密が明らかに! 生まれながらに軛を背負う二人が、現世と幽世のあわいを走る幻の豪華列車を追う大正あやかし事件簿 大正十年博多。 正体不明の人気作家・香月蓮の助手を務める中学生・瀬戸春彦は「この世の不可思議なるものを見つけてこい」という主の無理難題に頭を悩ますが、香月の正体を嗅ぎ回る新聞記者の杉山から真夜中に死者を乗せて走るという幽霊列車の目撃情報を得る。 霧の中から忽然と現れては消える幻の豪華列車。しかもあの柳原白蓮が乗っていたとの情報も。 どうしても会いたい故人がいる香月と春彦は真相を突き止めるべく杉山と夜の博多駅に忍び込み、ついに幻の列車に乗車する。 居合わせたのは訳アリの乗客たち、果たして幽霊列車の正体とは……? 訳アリ、美形、偏屈。怪異大好き小説家の香月蓮(こうづきれん)と、 鬼子で、毒舌、優秀。甘味大好き中学生助手の瀬戸春彦(せとはるひこ)。 ともに出自にどうにもならない【呪い】を背負った者同士、 凸凹バディが大正時代の博多を舞台に躍動する耽美なホラーミステリー、第2弾!! 改札を抜けて発着場へ出ると、そこには荘厳な蒸気機関車に牽引された、豪華絢爛な車輌五両が停車していた。深青色の光沢が電灯の光を弾いて、まるで七宝焼きのような輝きを放っている。 「……帰って来られると思いますか?」 僕の問いに香月がこちらを振り向く。 「どうした? 恐ろしくなったのか?」 列車がぐん、と前へ大きく動き出し、車輌が揺れると木の軋む音がした。加速はゆっくりと、だが確実に前へと進み始める。前方で蒸気の噴出する音がした。 「春彦。私も同じだ。ひと目会いたい者がいる。その為に、この列車へ乗ることを決めたのだ」 ――本文より -
死ぬより怖い話
これから、「死ぬより怖い話」をあなたにします――。 都市ボーイズの岸本誠氏も戦慄激推し! 「え、いや、あの…死という逃げ場すら与えないのはエゲつなさすぎません?」 生存本能がアラートを発したギリギリ怪談。 一度聞いたら、誰かに話さずにはいられない怪異体験46 死ぬほど怖かったとはよく言うが、生物が本能的に恐れる「死」よりも怖いものがこの世にはある。 元旦にポストに投函されていた老女の顔を写したコピー用紙。大家に相談に行くと顔色が変わり…「死に顔」 家主が孤独死した家の遺品整理に訪れた男。二階の開かずの間に檻があり、中に入ると…「檻の中には」 終電の車内で聞こえる鈴の音。目の前に転がってきた紅色の鈴を見た瞬間、勝手に手がのびて…「鈴の音を奏でる女」 過去三度飛び降り自殺を試みた女性。地面にぶつかる瞬間見えた光景と死ねない理由…「仏の顔も三度まで」 拝み屋が赤子の名付けを行う変わった方法。どの名前も選ばれなかった時の意味は…「命名」 喉ぼとけの中心に長い金色の毛が一本生える一族。一家の繁栄はこの毛によるものだというが…「幹夫の宝毛」 廃屋の台所の換気扇から聞こえてくる女の声。その声にとり憑かれてしまった女性は…「崩れゆくブロック塀と人格」 ある団地に住む夫婦が退去すると、その後、必ず夫が死ぬという曰くつきの話の真相は…「脱出不可能」 他、著者渾身の取材46話! -
マインクラフト はじまりの島
全世界で1億4400万本突破の大ヒットゲーム『マインクラフト』初のオフィシャル小説! 学び、工夫し、生きのびろ。最高のぼくを作製(クラフト)するんだ! いきなり海の中で目覚めた“ぼく”は自分が記憶をうしなった上、まったく見知らぬ世界に来てしまったことに気づく。 四角い太陽、箱が積み重なって出来たような世界、そしてぼく自身の体まで箱のように変わってしまっている……! パニックをこらえ、ようやく無人島にたどり着いて色々と試すうち、何度かパンチするだけで土や木は浮遊するブロックに変化し、自分のポーチに収められることがわかったが、ほどなく夜が訪れ、今度は恐ろしいゾンビが襲いかかってきた! なんとか避難したぼくは、やがて自分にものを作り出す不思議な「クラフト」の力が備わっていることに気づき、さまざまな道具を作り出すことで危機に対処してゆく。 木から木材を作り、夜を過ごす家を建て、ツルハシで洞窟から鉱物を採集する。小麦を育ててケーキを焼き、武器を作ってゾンビやクモ、スケルトンやクリーパーと戦う……。 新しいことを一つ試すごとに発見があり、同時に手痛い失敗も味わうが、くじけそうになる心をウシやヒツジとの会話で支え、この島で生きてゆくために必要な教訓を体得してゆくぼく。 はたして、ぼくがこの世界で本当に成し遂げねばならないことは、何なのだろうか―!? 『ゾンビサバイバルガイド』『WORLD WAR Z』の著者マックス・ブルックスが描く、『マインクラフト』世界の大冒険! 小学5年生以上から。 -
触れてはいけない障りの話
「実はこの話、『話してはいけない』って言われたんです」 人が関わってはいけない「何か」。 この世には、テッパンで「障る」「祟る」ものが存在する。 語るたびに何かが起きてきた曰くつきの怪談「障り」を解禁! タブーへ挑む著者渾身の怪奇取材録 偶然で片付けることのできない怪異がある。 人はそれを「障り」或いは「祟り」と呼ぶ――。 ・親族の依頼で悪霊に憑かれた老女の除霊に赴いた僧侶。家の中で見た戦慄の光景とは…「仏間の闇」 ・宿泊禁止の部屋があるホテル。清掃だけはするのだが、その驚愕の方法とは…「ザイル」 ・二種類の呪術が特定の家系だけに脈々と受け継がれている村。その効力は…「黒の禁書」 ・山中の神社へ肝試しに行った三人組。そのうちの一人が突如獣のように…「禁忌の社」 ・美しい島に魅入られた女性が体験した悪夢の一夜。島の人が神と呼ぶものは一体…「神の憑く島」 ・著者があるホテルで遭遇した霊の話。以後、この話をしようとすると…「障り」 ほか、触れてはいけない「事件」「霊」「物件」「呪術」「神」「怪談」 6つのテーマで収録された危険極まりない怪談たち。 禁じられた領域に迫る15の怪! 仏壇に供えられた二つのおはぎを見た時、その違和感に気がついた。 おはぎの表面が、ぐねぐねとまるで生きているかのように動いている。 蝋燭の灯りでそう見えるのかと思ったが、どうも違う。ぶつぶつの小さな無数の黒い粒が、おはぎの表面にびっしりと張り付いていて小刻みに動いている。 「……あなた、何をお供えしているんですか」 ――「仏間の闇」より -
実話怪談 揺籃蒐
さくり。ぽとん。 母の首が落ちる。 白装束の首なしは、両肩の間にそれをに載せ、くいくいと… 「首斬りさん」より 一生消えぬ怪の記憶。 一読で伝染する恐怖。 脳にねじ込む地獄の烙印、全18話収録! 幼少期から青年期に遭遇した怪が一生を左右する、烙印のごとき忌み話。 ・白装束の首なし女が、寝ている母の首を落としてすげ替える悪夢…「首斬りさん」 ・マンションの廊下に出没する黒い玉。ドアの前で止まると住人に不吉なことが…「黒いボール」 ・実に顔が浮かぶ柿の木。実をもがれると顔の人物が死ぬというのだが…「柿の木」 ・山のあやかしに憑かれた男児。祓い師の大伯母と祈祷小屋に籠った恐怖の4日間…「妖颪」 ・母の実家に伝わる謎の棒。家が絶えた元凶だというが…「お守り棒」 ・購入した二世帯住宅が建つ土地と嫁の血筋には怖ろしい因果が…「祟る土地」 ・北海道で起きた6年にわたる怪事件の一部始終を記録した長編「神居古潭」など全18話収録! -
ブリジャートン家
19世紀ロンドンの社交界を舞台に 8人の子爵家兄弟姉妹の“恋愛模様”を描く 全米ベストセラー小説、待望のドラマ化! <ブリジャートン家>シリーズ原作第1作! *** 『……ダフネがもし今シーズンも売れ残ってしまうようなことがあれば、レディ・ブリジャートンは屈辱を味わうことになるだろう!』 一八一三年四月三十日付〈レディ・ホイッスルダウンの社交界新聞〉より *** 【あらすじ】 1813年、ロンドン。舞踏会の夜、8人きょうだいで有名なブリジャートン子爵家長女、ダフネは強引な求婚者に困り果てていた。そこに長い海外生活から帰国したばかりの公爵、サイモンが現れ、救ってくれた。結婚相手を探すダフネと結婚する気のないサイモンだったが、友人として意気投合し、ふたりはあるたくらみを思いつく……。全米で1000万部の売り上げを誇る“現代のジェイン・オースティン”ジュリア・クインが贈る大人気小説。ドラマ<ブリジャートン家>シリーズ原作! -
文豪は鬼子と綴る
「さあ、化物と鉢合わせといこうか」 謎だらけの変人作家×毒舌の少年助手 不揃いだからこそ補い合える二人が、博多の街を騒がす人食い化物の正体を追う大正あやかし事件簿! 時は大正十年。旧制中学に通う優等生・瀬戸春彦は編集者の父のお使いで、偏屈で有名な正体不明の大人気作家・香月蓮の原稿取りに行かされる。 香月は春彦の歯に衣着せぬ物言いや年の割に達観した性格を気に入り、小説のネタ探しの助手にする。 二人はさっそく町で噂になっている、託宣で人の死を予言するという歩き巫女の姉妹、人喰い化け物の仕業と噂される連続バラバラ殺人事件の真相を追いかける。 だが、それは恐ろしくも底知れぬ闇への入口だった。 見えてきた手がかりは、遊廓の遊女たちの怨念から生まれたという曰くつき呪具――太夫の左腕。 民俗学的な要素も満載、大正時代の博多を舞台に繰り広げられる耽美なホラーミステリ! くすんだ金髪に白い肌、鬼子として生を受けた少年、瀬戸春彦。 己の運命に縛られ屋敷に閉じ籠もり生きてきた謎の小説家、香月蓮。 己ではどうしよもない呪いを背負った者同士の運命的な出会い―― 「夜行堂奇譚」「四ツ山鬼談」の著者が放つ新たなバディ小説! -
恐怖箱 化野百物語
鳥居の上の置き石を落とすと神隠しに遭うという神社で… 「どや! 何も起きひんで!」 石をはたき落としガッツポーズを取った学生はその直後―― 「置き石」加藤 一 より 六人の怪談ハンターが全国で蒐集した最恐怪異百話! 「私、何か憑いてる?」「お祓いの方法教えて」。 時にそんな無理なお願いをされながらも、お馴染み6人の怪談作家が全国で蒐集した戦慄恐怖譚! 日常に続く怪異、彼女の行ったおまじないの効果は…「生兵法」。 墓参りの道中見かけたおばさんはいる場所がおかしくて…「満面の笑み」。 点滴を交換しながら同じことを訊ねてくる謎の看護師は…「入院中の出来事」。 取り壊された隣の屋敷の庭には冬なのに春の草花が芽吹いており…「春落つ庭」。 神棚の御札を引き裂いた祖母を襲う異変…「午年の午の月」。 参列者の視線が集中するのは花嫁の隣に立つ数日前に亡くなったはずの…「結婚式の幻」。 心に響く現代の百物語! -
鉱物怪談
キラリ、怪石。 その美しさは、地の底からの誘い—— 拾ってはいけない 魅入られてはいけない 地球《ほし》が紡いだ呪い、石たちの怖い話! 奇岩から天然石、鉱物、隕石に至るまで石に纏わる怪異を蒐集した取材録。 記念写真に写り込んだ白い石のオブジェとそれを抱く黒い腕。 そんなものが存在した記憶はないのだが…「悪魔の石」(吉田悠軌) 琉球王朝の地頭御殿の跡地にある黒い奇岩。触ると祟る霊石(ビジュル)だと言うが…「うるまの霊石」(吉田悠軌) 猟師が仕留めたヤマドリの上にあった欠けた蛍石。持ち帰った日から異変が…「片割れ」 蚤の市で手に入れたカメオ。フレームの金をバーナーで熔かした瞬間、叫び声が…「アナンダの行方」 川底で拾った美しい水入り瑪瑙。だが不幸が続発して…「大和川の瑪瑙」 祖母の桐箪笥に仕舞われていた葡萄状の緑石。触ると肉球のように柔らかで…「葡萄石」 他、結晶たちが引き起こす怪、禍々しく光る全30話収録! *本書に収録された鉱物たち 玄武岩 花崗岩 瑪瑙 隕石 蛍石 桜石 金 水晶 煙水晶 モリオン(黒水晶) アメジスト(紫水晶) トパーズ ペリドット(かんらん石) ポウナム(翡翠) ガーネット(柘榴石) プレナイト(葡萄石) ……ほか -
男の背中 雀鬼からのラストメッセージ
後ろ姿が“本物”の男になれ! 何者にも屈せず、従わず、惑わされず、道なき道に“一歩”を刻み続ける者のあとには、己だけの道ができる。 去り行く希代の勝負師が背中で語る、最期の書! 著者は、以下のように述べています。 社会の本質には、狡さ、汚さ、醜さ、卑怯さなどいろんな「悪」が含まれている。それを出してしまうと元も子もないから、見えないようにして裏に隠す。政府も宗教も企業も警察も官僚も、やっていることの本質はみなだいたい同じである。 本来の己の姿、素の自分を出せる人は、いまの世の中にはなかなかいない。でも、私からすれば、そこからしてみんな間違っていると感じる。一度きりの人生、あるがままに正直に、自分の思ったままに生きればいい。そしてそのためには、社会の裏側に隠されたものに気づいていかなければならない。 私が本を出すのも、これが最後となるだろう。「鬼」が「物申す(云う)」と書いて「魂」だが、私が物申すことでみなさんの人生を変えよう、などとはこれっぽっちも思っていない。所詮、人が他人の人生を変えるなど不可能なことなのだ。だから、本書がみなさんの気づきのきっかけになるのであれば、私にはそれで十分である。いまの私にとって本当の意味での最後の気力を振り絞り、本書を作った甲斐があるというものだ――本文より ■目次 第1章 「生き方」を見つめる 信じる者は救われない/バカになれ/「タイパ、タイパ」と慌てるのはみっともない/善いことは隠して、悪いことを表に出す/わがままに生きることのススメ/基本の「基」を大切にしつつ、「だいたい」の感覚で生きる 第2章 心に軸を立てる 宗教という出口なき迷路にはまらないために/己の「狂」を認めて正気を保つ/自分を「変える」のではなく「受け入れる」/きついときは「とりあえず」の感覚でしのぐ/あきらめるから見えてくるものもある 特別寄稿① 橋本貴行(雀鬼流漢道麻雀道場 牌の音 元サブマネージャー) 第3章 「生活」を手作りする 2時間単位で生活を回す/「わずか」が豊かさをもたらす/片づければ「答え」に近づく/“迷惑の湯加減”を知る/心の軽やかさを保つ知恵/老いを受け入れる/私の「終活」 第4章 自分を見失わないために 大企業の看板に騙されるな/教育と社会の歪みを正すには?/誠意の裏には「悪」がある/「悪」がなければ、物語は始まらない/仕事に人生を捧げるな/自分を売らない生き方/私は骨の髄から「反社」 特別寄稿② 山田英樹(雀鬼流麻雀道場 高槻塾 マネージャー) 第5章 自然に学ぶ 大自然に生きる人たちから学ぶ/死の寸前でわかった真理/人間関係を劣化させるハラスメント現象/本当の男らしさ、女らしさとは?/節操は必ずしも守るべきものではない/「消していく感覚」で生きている -
三陸怪談
青森・岩手・宮城 海沿いの町に伝わる不思議な話 「東北の海には、視てはいけないモノがいる。だから、この本はとても怖い」 黒木あるじ 「土地と人が絡み合う、いま、ここを生きるおばけのランドスケープ」 蛙坂須美 東北地方の太平洋沿岸、無数の小さな半島と入り江が並ぶリアス式海岸で名高い三陸海岸沿いの町々で、地元の怪談作家が蒐集した怖くて不思議な話! ・訪れる宿泊客が体験した怪奇現象の数々「三陸宿譚」 ・松島のとある橋に現れる家族の幽霊「君の名は」 ・牡鹿コバルトラインを走行中に迷い込んだ恐ろしい異界「明け方のドライブ」 ・南三陸町の離島に伝わる禁忌と恐ろしい祟り「葉一枚、石一つ」 ・殺人事件が起きた事故物件で起きた悍ましい出来事「言い出せない」 ・傷つける者に報いをもたらす大船渡の猫「ウエッ」 ・釜石・遠野の境であらわれたこの世ならざる者たち「旧仙人峠の怪」 ・彼岸の光景か、今わの際に見た大海原に浮かぶ不可思議な世界「寄港」 ・怪異に水面へ引きずり込まれる山田町の海「二度あることは三度ある」 ・怪が息づき禁忌の奇習が残る家の話「■■の■■家の『決まりごと』」 ――ほか、著者と怪談との出遭いを追体験する「採話ノオト」も随所に収録。 透き通る三陸の海にはこの世ならざる者が蠢いている…。 -
中央線怪談
東京~高尾間 中央線沿線の街に埋もれた 尋常ならざる恐怖体験談! 高円寺にある怪奇現象多発アパート 凶事が相次ぐ東中野の忌み地店舗 吉祥寺・井の頭公園に現れる首無し女 異世界に転移する西国分寺~国立の辻 窓に張り付いて覗き込む八王子の怪女 都心と多摩地区を東西に結び、新宿駅や立川駅など大型ターミナル駅も持つJR中央線。この都内区間である東京~高尾間の街に埋もれた怪異を、沿線住民の著者が鮮やかに記録した実話怪談集。 ・内見せずに入ったアパートの部屋には前の人の家財道具が置かれたままで…「野方の蒸発アパート」(中野) ・実際に目撃された怪人の恐怖「井の頭公園の首無し女」(吉祥寺) ・有名大学での奇妙な出来事「四谷のソフィア稲荷と泣く女」(四ツ谷) ・とある怪物件の恐ろしい調査記録「杉並のタイラ荘」(高円寺) ――など沿線の怪談33話を収録。 -
怖い話を聞かされた
知ってしまったこの恐怖は、誰かに伝えるしかない――。 怪談の連鎖反応を刻みこんだ迫真の怪奇取材録 TV番組等で活躍中のオカルト研究家・吉田悠軌が綴るリアル怪談集。 ・新宿の某ビルで起きた不可解な怪事「誤報」 ・自宅に出現した怪しい男の驚愕の正体とは「イケメン」 ・屋根裏で捕獲したコウモリと奇妙な因果「チーズと赤ワイン」 ・夜な夜な襲いくる足のない異形の秘密「小野小町」 ・同じ日を幾度も繰り返す実在したループ譚「火曜日の娘」 ・集落の少女が語る不可思議な半生「インドの片田舎で」 ・近寄ってはならない祠に手を合わせると…「つつみのきぶねさま」 ・異様な笑顔で迫りくる謎の男、そして連鎖する恐怖「怖い話を聞かされた」 誰かの身に起きた怪異が伝播し描かれた恐怖の波紋は、やがてあなたの元にも――。 -
秋田怪談
秋田県の最恐ご当地怪談集 北秋田市◆祭りで撮れた不可解な写真 秋田市◆飲み屋街に出る白装束の男 男鹿市◆深夜見た都市伝説のアレ 横手市◆トンネルに現れる謎の警官 仙北市◆秋田藩の公的河童目撃録 由利本荘市◆通夜の日のぴんぽんおばけ ……ほか 秋田県に所縁のある鶴乃大助、卯ちり、戦狐が秋田の各地を巡り土地の人々から聞き集めた秋田の怪異奇譚集。 ・家に続く不幸の理由は、敷地内の郷土神を祀る社が荒れたせいなのか…「みよしさん」(由利本荘市) ・大太鼓祭りで撮れた不可解な写真、その行方は…「ポラロイド写真」(北秋田市) ・座敷ワラシのいると言われる部屋に宿泊してみたら…「禍福は糾える縄の如し」(大仙市) ・歓楽街・川又で飲んだ帰りに髷を結ったいで立ちの男と目が合い…「通町橋の男」(秋田市) ――ほか、仙北の河童やナマハゲ、妖狐など、怪奇伝承から妖怪話、曰くある代物云々…奇々怪々な秋田がここにある。 -
愛媛怪談
四国初のご当地怪談、【愛媛県】の怖い話・不思議な話 南予出身の声優・怪談師が郷土の怪を徹底調査! 牛鬼、お遍路、七人ミサキに犬神憑きまで、東予・中予・南予を完全網羅。 土地に伝わる伝承から現代まで続く数々の禁忌、愛媛県のご当地怪談集 古事記に「愛比賣」と記され、全国で唯一神名を県の名に戴いた麗しき国、愛媛県の怖い話を南予出身の著者が県内各地を回って聞き集めたご当地怪談集。 【東予地方】 楢原山に出る人を喰う猿神と祟りの伝承(今治市) 止呂橋の中央で聞こえる霊のうめき声(西条市) 別子銅山の七号支坑に揺れる妖のランプ(新居浜市) 身投げの崖と言われる姫ヶ嶽の怪の真相(四国中央市) 【中予地方】 松山城二之丸史跡庭園に響く陣太鼓の怪(松山市) 五色姫海浜公園に遺る平家の姫君の魂(伊予市) 古窯跡で拾った人形の頭に宿る念(砥部町) 裏から覗くと祟られる二つ顔の山神(久万高原町) 【南予地方】 土地の記憶…幼子が夢で見た空襲と紫電改(愛南町) 見返橋と黒の瀬刑場で処刑された罪人の霊(宇和島市) 霧の出る日に出現するあの世の里、浮里の恐怖(大洲市) 水難事故から救ってくれた若宮神社の狛河童(西予市) 海から亡者が岸を上ってくる佐田岬の怪(伊方町) -
怪談怖気帳 なまくび団地
市井の人々が物語る戦慄の実体験談を、 怪談の名手・黒木あるじが綴る! 屋上を見ると、肩から上が、ごっぽりと削れている人間が… 表題作「なまくび団地」より 怪談イベントや講演会で来場者から聞いた不思議で奇妙な話のなかから、怪奇の名匠・黒木あるじが印象深い話を選りすぐって綴る! ・友人の部屋に残されたメッセージ、そして聞こえる奇妙な音の正体「ぼりぼり」 ・子どもの写真に現れた不気味な異形「牛足憑き」 ・客室に現れた悍ましい存在「なまくびホテル」 ・カフェの窓に小さく描かれている謎の鳥居、そしてつながる怪異「鳥居カフェ」 ・夜中歩いていたら声をかけられ、振り向いた先には…「なまくび団地」など54話+1話。 これらはみなその場に偶々集った人の話のはずなのに─うっすらと絡み合う怪異の不可思議な符号に背筋が寒くなること必至! -
踏み憑き 現代怪談アンソロジー
その場所はレッドカード! 報い、災い、祟り、呪い… タブーを踏み越えた者に起きた酸鼻きわまる体験談を10名の怪談作家が記録 越えてはいけない境界線、アンタッチャブル怪談集 禁忌──踏み込んではいけないとわかっているのに踏み込んだ時、封じられた怪異が目を覚まし惨劇の幕が音もなく上がる。 ・過酷な移民労働者の呪詛「ハワイの犬神」(田辺青蛙) ・古物商が踏み込んだ恐ろしい場所とは「別棟」(神沼三平太) ・事故現場で大騒ぎした若者たちを襲う惨劇「そしてひとり」(西浦和也) ・孤独な叔母の世話をしに来た男性が遭遇した恐怖「ミツコさんの目玉」(川奈まり 子) ・トラックドライバーの父に降りかかった怪「ヒッチハイク」(丸山政也) ――ほか、牛抱せん夏、クダマツヒロシ、筆者、沫、司翠々稟など10名のベテラン&新進気鋭たちの最恐怪談を収録。 -
新宿怪談
猥雑な繁華街、閑静な高級住宅地、激動流転の歴史などが混在するカオスな街・新宿。徹底的な資料収集と現地取材で街の怪談を炙り出す吉田悠軌が満を持して「新宿」の怪談をまとめ上げる!歌舞伎町に出没する奇妙な男をこっそり撮ってみたのだが…「新宿ゾンビ」、新宿東部・牛込エリアにある公園に纏わる、とある事件の顛末「老婆殺しの公園」、四谷にある幽霊屋敷奇譚「お岩の町」、歌舞伎町のビルオーナーが語るオレンジ色の男の怪異「屋上プレハブ小屋」、新宿地下にまつわる都市伝説の検証「新宿地下伝説」など。大都市・新宿に巣喰う底知れぬ恐怖を知る、究極の暗黒ガイドブック!貴重な現場取材写真・図版・地図も多数掲載! -
愛するあなたに憑かれたい
ハリウッドで映画化決定! 手放せなかった思い出は、形を変えて戻ってくる 〝それ〟はやがて彼女を侵し、死よりも深い底へと誘う── 死者と再会できる禁断のドラッグ 愛する人を失ったとき、彼女は引き返せない一歩を踏み出す──。 〈あらすじ〉 人公のエリンは親愛なるサイラスを薬物の過剰摂取で失う。激しい自責の念に駆られ、崩壊寸前となった彼女の前に現れたのが、摂取すると死者の姿が見えるようになる薬物「Ghost」。もう一度彼に会いたい一心から、エリンは「Ghost」に手を染める。 ドラッグを投与しサイラスの存在を感じるエリンだったが、この薬には恐ろしい代償があった。それは生者と死者の世界の境界線を完全に破壊であり、一度でも世界の向こう側を覗いてしまえば、もう元の日常には戻れない。サイラスの幻以外にありとあらゆる場所でおぞましい死者たちの影が見え始め、彼女の精神を侵食していく──。 -
会津怪談
地元ゆかりの著者らが総力取材。 誇り高き歴史の町、会津地方の怪異談52話! 【会津若松市】家老屋敷跡の子女の霊 【喜多方市】化け狐伝説と狐塚の怪 【猪苗代湖周辺】崖に埋められた刀の祟り 【南会津町】若松連隊、幻の行進 【会津南西部】禁忌の水辺・人飲み沢 【会津盆地】鶴ヶ城と小田山を結ぶ霊道 【会津坂下町】旧家の蔵の髪伸び人形 【磐梯山】林間学校の心霊写真 【猪苗代町】幽霊ペンションの地下室 【会津南部】青い人形の座敷わらし 【北塩原村】雨の雄国沼の怪 【昭和村】移動映画館の子ども霊 【会津南西部】土葬の作法と井戸の声 福島県会津地方の怪奇伝承、不思議で怖い話を地元出身の著者らが取材蒐集したご当地怪談集。 幕末に多くの子女が自刃した西郷頼母邸。その跡地周辺の屋敷で起こる怪…「家老屋敷跡にて」(会津若松市) 鴉が笑うように鳴くと人が死ぬ。集落の言い伝えの真相は…「鴉鳴き」(喜多方市) 地元で近寄ってはならぬと言われる沼。かつてそこで男が切腹したと祖母は言うのだが…「むぞせ」(会津南西部) 崖に埋められた祟り刀。露出した一部に触れた少年は…「湖岸の刀」(猪苗代湖周辺) 宿泊所と登山後の山頂で撮影された不気味な2枚の写真…「林間学校の写真」(磐梯山) 夢に導かれて訪れた鶴ヶ城とそこで待っていた思わぬ人物…「落日」(会津若松市)ほか収録! -
愛知怪談
「三河」の奇「尾張」の妖 土地の歴史を紐解きいつもの街を行けば、今も息づく怪と不思議に巡り合う―― 海に山に街に土地の記憶を尋ね声を聞く 地元ゆかりの著者陣が総力取材、愛知県のご当地怪談決定版! 【豊橋市】本坂峠の口裂け女 【豊田市】伊世賀美隧道の恐怖 【東栄町】花祭の山の禁忌 【名古屋市】すっぽんの祟り 【名古屋市】八事霊園の幽霊の墓 【名古屋市】軍需工場跡地の怪 【一宮市】輪くぐり神事と人魂 【知多郡】みさきの託宣と妖狐 天狗もいれば、河童もいる。 トンネルは異界と繋がり、街中でもふとこの世ならざるものとすれ違う。 五つの首が埋まる地で起きる不可思議な道惑い…「五人櫃」(新城市) 夜空に目撃された幻の豪華飛行船…「うつろ舟」(東三河) 心霊スポットとして名高いトンネル。怖いのは中より入口の…「伊世賀美隧道の小屋」(豊田市) 熱田空襲のあった地で今なお聞こえる声…「軍需工場」(名古屋市熱田区) 雑居ビルの2階トイレが使用禁止の理由…「指」(名古屋市中区) 舟を惑わす木曽川のお富岩の真相…「怪談を殺す話」(犬山市) 他、江戸時代の文献から現代の目撃譚・体験談まで、 地元ゆかりの著者陣が丹念に拾い集めて綴った愛知のご当地怪談全58話収録。 -
愛に縛られる女達
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 昨今、空前の麻雀ブームが来ており、女流プロも増えた。 麻雀を生業とし、勝負の世界に生きる女達。 そんな彼女達が、愛する男の前ではどんな顔を見せるのだろうか。どんな男を愛するのだろうか。 女流プロのリアルを知りたい方に、必読の一冊である。 本書は、プロ歴25年、元あいのりメンバーであり未婚の母でもある和泉由希子が手がけた。 12名のプロ達へのインタビューと、自身の激しい体験談。 赤裸々すぎるほどの恋愛事情と共に、豊富に掲載された撮り下ろし写真もお楽しみ下さい。 -
青い怪談
青かったあの頃、怪異はいつもすぐ傍にあった。 文化祭で突如開いた異界 焼却炉にくべたノートの声 下駄箱の中の不気味な手紙 秘密基地に棲みついた魔 村の井戸の恐ろしい秘密 学校から、田舎の夏祭りまで 狂おしいほどにノスタルジックな十代の怖い話 憂鬱と衝動と焦燥と。 大人になる前の青い季節に体験した「怪」の記憶。 校庭から掘り出された木箱の恐ろしき中身…「タイムカプセル」 文化祭で貼った立入禁止の鳥居の絵。すると鳥居の向こうで金魚すくいをしたという子供たちが…「縁日」 病床の姉と向き合えずにいる妹。ある日左目に不思議な光が差し始める…「光」 焼却炉にいじめの言葉が書かれたノートをくべた時、聞こえた声…「文字を焼く」、 の屋上に隠された開かずの社と青い筒の正体…「ある怪談」 亡き母のメモ帳に記されていた未来の日付…「母のメモ帳」 存在しない架空のクラスメートをいじめる遊びを作り上げた生徒たちが視た終焉……「わたしたちの怪談」 他、二度と戻らぬ季節の中で起きた37の青春怪談。 恐怖の先で、私たちは少しだけ大人になった――。 -
青い水晶の瞳に魅せられて
侯爵となったカムリンは、社交界で人気だが、織物工場の経営者としても成功している。ある舞踏会の夜、庭での愛人との逢瀬で、実は既婚者だと知らされショックを受けていたカムリンの耳に聞こえてきたのは「はっくしょん」というくしゃみの音。誰かに見られていたのだ……。その後、親友夫妻からダンスするよう頼まれたのは、背が高すぎ、堅苦しすぎる壁の花の男爵令嬢シャーロット。乗り気でないまま踊り始めたカムリンだったが、その水晶のような青い瞳と率直さ、知性にひきつけられた。だが、自分が誇りにしている織物工場の経営について「ひどい人だ」と言われ、思わず唇をキスでふさいでしまう。一方シャーロットは、いけすかない男性だと思いつつも、カムリンに魅力を感じる自分にとまどっていた。おまけに、庭でかむリンと愛人を見ていたのはシャーロットだったのだ。間の悪い出会いから始まった二人の関係は……? -
青森怪談 弘前乃怪
地元青森の怪談家が蒐集した本州最果ての実話怪談! 「咳が止まらない…」 津軽の霊場・賽の河原で 二人の母を同時に襲った異変とは…「賽の河原」より 十和田湖畔のキャンプ場の怪 津軽霊場を歩く子供達の霊 RAB青森放送のブースで録られた異音 馬の蹄の音がする中町こみせ通り 岩木山神社の山の神 死者が呼ぶ入前崎の断崖絶壁 こいはまいねまいね(これはダメだダメだ)…。 弘前市を中心に活動する怪談家たちが蒐集した地元青森の本当にあった怖い話。 ・授業中、突然何かに憑かれたように暴れ出し教室から脱走した少女。見つかった場所は…「女生徒」 ・釣りに行くはずが、気づくと遊歩道を外れ林の中を彷徨っている。何に呼ばれて…「呼ばれ、止められ」 ・夢に現れた十一面観音。願いを述べてみよと言われた矢先、息子が事故に遭う。母が答えていた内容は…「ねがい」 その他、伝染病の隔離病棟のあった総合病院に纏わる怪異を著者二人が証言する「隔離病棟二話」、殺人事件の現場跡地に生家があった著者が幼少期の怪奇的記憶を綴る弘前の随筆など、全38話収録。 -
青森の怖い話
地元出身在住の作家が徹底取材! 津軽、南部、下北、県内全域を網羅。 神と魂の近いクニ、青森県のご当地怪談! 【白神山地】マタギと六尾の狐の祟り 【青森市】国道路肩に佇む灰色の霊 【むつ市】変化する座敷わらし 【八戸市】海から訪れる亡者の列 【十和田湖】湖に現れる神様の使い 【鰺ヶ沢町】シンメイ様の宵宮の怪 西の津軽、東の南部、北の下北と独自の風土と歴史文化を有する青森県の怪を、 地元出身在住の著者が県内を隈なく取材して集めたご当地怪談集。 ■八甲田山の雪中行軍に参加して死ぬ夢を毎晩見る男。ある日夢に変化が…(青森市) ■震災前夜に海のほうからやってきて部屋をすり抜けた亡者の列…(八戸市) ■恐山から憑いてきた三人の霊が家族に異変をもたらす…」(むつ市) ■子どもを持たないまま死んだ妻の霊が赤子を抱いて夫の前に…(弘前市) ■洋上に現れる幽霊漁船…「大瀬さんの話」(おいらせ町) ■山で作業する測量士の目に次々と異変が…「三浦さんの話」(県内) ■焼け跡から燃えずに出てきたオシラ様。着物を脱がすと驚きの中身が…(弘前市) ■死んだ母が遺児に逢いに来る家。そこには不気味な因果が…(五所川原市近郊) ■名産のニンニクに手をかざすと掌から無数の糸が出る母子。その意味は…(田子町) ■幼馴染に彼女を紹介するからと連れてこられた山の祠。そこにいたのは…(平内町) 他、収録。 -
赤鉄町怪事録 首狩り地蔵
「ここかいな、ワシの首はここかいな…。」 ある日、首なし地蔵に男の生首が置かれた。 首を求めて彷徨う地蔵の噂。 謎の双子に、怪しい組み立て工場。 小説投稿サイト《エブリスタ》発、一気読みホラーミステリ! かつて鉱山の町として栄えた赤鉄町は、峠の首なし地蔵に生首が置かれるなど、不気味な事件と噂には事欠かない町だ。ある日、ニートの花崎はwebの求人広告で思い掛けない高収入バイトにありつく。とある工場でベルトコンベアを流れてくる部品を組み立てるだけの作業なのだが、これがなんと日給十万円! 実に美味しい仕事だが、一つだけ疑問がある。一体自分たちは何を造っているのかということだ。次々と消えるバイト仲間、謎の補充人員、花崎はバイトとして潜り込んでいた探偵・篠原と工場の秘密を暴こうとするが…。「気づいたら一気読み! 」「ジワ怖からのバンジー! 」「眼球が高速スクロール! 」、小説投稿サイト〈エブリスタ〉で話題のノンストップ・ホラーミステリ! 著者について 木場水京(きば・すいきょう) 1991年7月4日生まれ。血液型、B型。 趣味は、生物の飼育(熱帯魚、爬虫類、昆虫が好き)。 座右の銘:成せば成る。 -
赤毛の乙女と嘘つきな公爵
わたしは公爵と結婚するの まだ逢ったこともないけれど…… 結婚を夢みつつ新入りの馬丁に惹かれてしまうミーガン。でも、実は彼こそが――郷士の娘ミーガンは、その美しさをねたまれ、近隣に住む伯爵夫人から手ひどい侮辱を受けた。ミーガンは夫人に目にもの見せたいと思い、「ルーストン公爵と結婚する」と宣言する。馬を愛する彼女は、見返すためには夫人よりもっと力のある夫と結婚すればいい、それが最高の厩(うまや)を所有する公爵なら最高だと思いつく。問題は、彼女が当の公爵と会ったことすらないということだけ……。 そんなある日、父親が購入した馬と共に新しい馬丁が屋敷にやってきた。ぶしつけな態度で口は悪いが、ハンサムなデヴリンと毎日口喧嘩を繰り返すうち、ミーガンは彼に惹かれてしまう……。ミーガンは知るよしもなかったが、実は、彼こそが公爵その人だった――。 -
悪意怪談
「コレ捨てたいんだけど、人間って何ゴミ?」 史上最狂の「サイコホラーコンテスト」より外に出るのが怖くなる地獄の15話を収録。 すぐそばの狂気、毒人間たちの日常サイコホラー! 変質者から追われて逃げ込んだ顔見知りのおばさんの家。そこには見てはいけない部屋が…「こどもひゃくとおばんの家」、通学途中に突然現れ、じゃんけんを仕掛けてくるおじさん。勝つとお菓子をくれるが、負けると…「じゃんけんおじさん」、朝起きると、手に千切れたハトの首を握っている大学生。本人は夢遊病を疑うが、実は夜に母親が…「夢魔」ほか、人間の狂気と猟奇が炸裂する絶叫サイコホラー。静かに忍び寄る狂気から、おぞましきスプラッターまで、生々しい恐怖がこれでもかと襲い来る。笑顔の裏の悪意、日常の落とし穴……もう誰も信用できない! 〈収録話〉 「赤とか黒とか白とか金とか」純鈍 「Endless」快紗瑠 「こどもひゃくとおばんの家」闇桜 「知らない電話番号」焼きそばパン 「じゃんけんおじさん」渡波みずき 「澄子」くがつなな 「誰が死んだ」oomori 「罪と罰ショウ」青山瑞希 「特別」真山おーすけ 「母の嘘」百壁ネロ 「パパは檻の中で生きている」佐久間譲司 「見えざる狂喜」快紗瑠 「夢魔」相沢泉見 -
浅草怪談
浅草・吉原・隅田川… 台東区の怖い話 世界中の人が集まる東京下町の一大観光地・浅草。 伝統と先端、信仰と娯楽が交錯するこの町には古くから魑魅魍魎が潜む…。 ・大河ドラマで注目を浴びる吉原の地に巣食う女たちの念と怪異の数々「吉原奇談」「ろくろ首の遊女」他 ・歴史書物に記録された何百年も寺に巣食う恐ろしすぎる妖怪「浅草寺のばけもの譚」 ・銀座線の向こうに広がっていた時空を超えた地下異空間「再会の地下商店街」 ・出ると噂される某遊園地で体験した本物の恐怖「お化け屋敷の怪」 ・神田川・柳橋付近に潜む命を狙う危険な怪異「川に棲むもの」 ・隅田川に架かる歴史的名橋のうえで佇む無数の黒い影「言問橋無情」 ・我が国初の青酸カリによる毒殺事件と蔵前の空に響きわたった死者の声「校長毒殺事件」 ――など、江戸時代から現代まで新旧の怪談奇談を5名の怪談作家が綴る台東区東部のご当地怪談集! -
アサシン クリード オリジンズ:砂上の誓い
2017年10月27日に世界同時発売された人気ゲーム『アサシン クリード オリジンズ』、その前日譚が描かれるオリジナル小説が遂に登場。 小説版では、ゲーム本編では語られなかった“アサシン伝説”の秘密が明かされる。 アサシン教団 VS テンプル騎士団――ふたつの思想はなぜ対立したのか? 原初のアサシンはいかにして誕生したのか? ――シリーズ全ての原点となる“オリジン”を目撃せよ! <あらすじ> 密命を受けて旅立った父を追い、15歳のバエクはシワの街を発つ。 旅先で降りかかる困難を乗り越えた彼は、やがて自分がファラオの守護戦士「メジャイ」の血を継ぐ者であることを知る。 だが、謎の組織「古き結社」がその血筋を絶たんと画策し、放たれた刺客がバエクの前に立ちはだかる――。 著者について ●著者プロフィール オリヴァー・ボーデン Oliver Bowden 1948年イギリス生まれ。演劇団体イングリッシュ・ステージ・カンパニー、BBC勤務を経て1984年に専業作家となる。ゲームソフト「アサシンクリード」の小説版を一貫して手がける。同シリーズの著書に『アサシン クリード 預言』『アサシン クリード 血盟』(ともにヴィレッジブックス刊)のほか、『The Secret Crusade』『Revelations』『Forsaken』などがある。別名義での作品も多く、前衛美術収集家ペギー・グッゲンハイムの伝記『Art Lover』は高い評価を受けた。 ●翻訳著者プロフィール 阿部清美 Kiyomi Abe 翻訳家。主な訳書に『24CTU 機密記録』シリーズ、『24 TWENTY FOUR シーズン7-8』『メイキング・オブ・「トワイライト・初恋」』『タイラー・ロックの冒険』シリーズ(小社刊)、『アサシン クリード 預言』『アサシン クリード 血盟』(ともにヴィレッジブックス刊)、『ギレルモ・デル・トロ創作ノート 驚異の部屋』『クリムゾン・ピーク アート・オブ・ダークネス』『ギレルモ・デル・トロの怪物の館 映画・創作ノート・コレクションの内なる世界』『ギレルモ・デル・トロのシェイプ・オブ・ウォーター 混沌の時代に贈るおとぎ話』(DU BOOKS刊)、『クリムゾン・ピーク』(扶桑社刊) 、『シェイプ・オブ・ウォーター』(小社刊)などがある。 -
アサシン クリード オリジンズ:砂上の誓い【上下合本版】
2017年10月27日に世界同時発売された人気ゲーム『アサシン クリード オリジンズ』、その前日譚が描かれるオリジナル小説が遂に登場。 小説版では、ゲーム本編では語られなかった“アサシン伝説”の秘密が明かされる。 アサシン教団 VS テンプル騎士団――ふたつの思想はなぜ対立したのか? 原初のアサシンはいかにして誕生したのか? ――シリーズ全ての原点となる“オリジン”を目撃せよ! <あらすじ> 密命を受けて旅立った父を追い、15歳のバエクはシワの街を発つ。 旅先で降りかかる困難を乗り越えた彼は、やがて自分がファラオの守護戦士「メジャイ」の血を継ぐ者であることを知る。 だが、謎の組織「古き結社」がその血筋を絶たんと画策し、放たれた刺客がバエクの前に立ちはだかる――。 著者について ●著者プロフィール オリヴァー・ボーデン Oliver Bowden 1948年イギリス生まれ。演劇団体イングリッシュ・ステージ・カンパニー、BBC勤務を経て1984年に専業作家となる。ゲームソフト「アサシンクリード」の小説版を一貫して手がける。同シリーズの著書に『アサシン クリード 預言』『アサシン クリード 血盟』(ともにヴィレッジブックス刊)のほか、『The Secret Crusade』『Revelations』『Forsaken』などがある。別名義での作品も多く、前衛美術収集家ペギー・グッゲンハイムの伝記『Art Lover』は高い評価を受けた。 ●翻訳著者プロフィール 阿部清美 Kiyomi Abe 翻訳家。主な訳書に『24CTU 機密記録』シリーズ、『24 TWENTY FOUR シーズ ン7-8』『メイキング・オブ・「トワイライト・初恋」』『タイラー・ロックの冒険』シリーズ(小社刊)、『アサシン クリード 預言』『アサシン クリード 血盟』(ともにヴィレッジブックス刊)、『ギレルモ・デル・トロ創作ノート 驚異の部屋』『クリムゾン・ピーク アート・オブ・ダークネス』『ギレルモ・デル・トロの怪物の館 映画・創作ノート・コレクションの内なる世界』『ギレルモ・デル・トロのシェイプ・オブ・ウォーター 混沌の時代に贈るおとぎ話』(DU BOOKS刊)、『クリムゾン・ピーク』(扶桑社刊) 、『シェイプ・オブ・ウォーター』(小社刊)などがある。 -
アサシン クリード フラグメント 会津の刃
「アサシン クリード」に新たな歴史を刻む 幕末日本を舞台にした完全オリジナル小説 〈あらすじ〉 一六歳の司馬篤湖は会津藩士の父を持ち、侍として将来を嘱望される兄に憧れている。嫁いでいてもおかしくない年頃の篤湖だが、侍を夢見て刀を振り、稽古に明け暮れる毎日を過ごしてきた。かつて女侍は存在していたが、篤湖にとっては雲の上の出来事。その夢は決して叶わぬはずだった。 1867年11月9日、江戸幕府第15代将軍、徳川慶喜が大政奉還を表明。続く王政復古の大号令によって、1603年から続く江戸幕府はその幕を閉じた。しかし、慶喜の処遇に不満を募らせた旧幕府勢力と新政府が京都で激突。日本史上最大の内戦とされる戊辰戦争が勃発する。 やがて父に、そして兄にも徴集がかかる。戦場に赴くふたりに家を託された篤湖だったが、大人しくふたりの帰りを待てるはずもない。己の刀の才を証明する好機とばかり、自らの意思で戦いの場に身を投じる。 だが、篤湖を待ち受けていたのは、黒き思惑が錯綜する陰謀だった。国内情勢が急速に悪化していくその背後で、天皇に与するテンプル騎士団と幕府を支持するアサシン教団が鎬を削っていたのだ。国を蝕む野望を眼前にした篤湖は、己の天命を理解した。 家族を、そしてこの国を守る。決意を胸に篤湖は立ち上がる。手にした刀、勇気、そして兄妹の絆を武器に--。 -
アサシン クリード ヴァルハラ ゲイルムンド・サーガ
『アサシン クリード ヴァルハラ』初の公式オリジナル小説 ゲイルムンド・ヘルハイド--。海の覇者として名を馳せ、アイスランドに定住する最初のひとりとなった男は、ノルウェーはアヴァルズネスの王ヨールとその妃リュビナの子息として生まれた。だが運命のいたずらにより、ゲイルムンドはこの世に生を受けてから最初の数年間を奴隷の子として過ごすことになる。双子の兄ハムンドとともに馬小屋で藁にまみれた日々はふたりを固い絆で結び、同時に、その胸の内に飢えと怒りを育んだ。やがて王の子として呼び戻されてからも、ゲイルムンドの心の渇きは満たされることはなかった。 時は九世紀。イングランド征服を目論むデーン人の王ハルフダンはヨルヴィックとイースト・アングリア王国を陥落。さらなる勢力拡大を目論み、ハルフダンの船団に加わる戦士を求めていた。それを知ったゲイルムンドは、女戦士エイヴォルに背中を押され、デーン人の王の船団に加わることを決意。己の運命を切り開くため、イングランドを目指す--。 「ヨルヴィック篇」に登場するリュビナの息子、ゲイルムンドが戦いに身を投じた若き日々を描く公式オリジナル小説、ついに登場。 早期購入特典としてゲーム本編で使用できるダウンロードコード(DLC)「ヴァリャーグの馬」が付属(電子書籍版には付属いたしません。予めご了承ください)。 -
新しい時代への歌
音楽と熱狂 音楽が彼女を動かす。熱狂が彼女を変える。 テロと感染病の影響で、ひとびとが直接会う機会は激減した。観客を入れたライブなどは参集規制法によって禁じられている――。 ローズマリーは超巨大企業スーパーウォリーに勤め、自宅からアバターで顧客に対応する、単調な日々を過ごしていた。だがある日、顧客から仮想空間で行われるライブのチケットをもらったことで彼女の人生は変わる。音楽の新たな魅力を知ったローズマリーは、転職し、密かに行われているライブから新たなミュージシャンを発掘するスカウトになることを決意するのだが――。 他人と接触することがなくなった時代、禁止されてもなおライブの熱狂を求めるひとびとを描いた音楽SFの傑作。2020年度ネビュラ賞長篇部門受賞作。 -
あなたの孤独は美しい【電子版特典付】
SNS社会で異彩の存在――AV女優・戸田真琴、書き下ろし処女エッセイ。 「note」に投稿した「SNSで死なないで」は18万ビュー、 同じく「Twitterをやめます。」は63万ビューを記録し大きな話題に。 さらには朝日新聞論壇時評面で取り上げられるなど、いま最も注目を集める彼女。 格差社会の拡大、未来への薄暗い不安、ただなんとなく日々苦しい…… 本書は、そんな押しつぶされそうな現実の中で、戸田真琴が贈る孤独賛歌。 ほのかに残る温かい幼少期の記憶から思春期を経て大人へ――今まで本人の筆で語られてこなかった生い立ち。 それは、ごく普通の環境だと思っていた家庭と本人が成長するにつれに確立されていく意志のズレだった。 新興宗教の集会、婚前交渉を厳しく禁止するお母さん、家族を守ると言っていたはずのお父さん、いじめの末に引きこもってしまうお姉ちゃん……。 幸せだったはずの少女は何故、処女のままAVデビューを決意するのか。 AVデビューするも右も左もわからず悪戦苦闘。 良かれと思ったことが裏目にばかり。二度とやりたくないハードな撮影も。 どうして上手くいかないのか――AV女優業から学んでいったことを生きるヒントに。 SNS社会に引き裂かれる私たち。ひとからの承認・羨望・愛情が欲しい。 どうしたらこの息苦しい世の中で心からの安息を得ることができるのか。 世相を独自の視点から眺め、本当は誰しもが抱える「孤独」を見つめなおし、むしろ愛でることをすすめる。 ひとりぼっちを恐れず、むしろを胸を張るために。 電子版特典として、紙本未収録の撮り下ろし写真を大増量! -
アホになって死んで、後はカマキリの卵
あまりに不穏、あまりに異常。 それでもこの怪談、体験者が実在する――。 読むと頭がおかしくなる! 奇怪でぞっとする体験談を蒐集する朱雀門出の怪異随筆集。 満月の夜に風呂場に出現する怪人の正体…「風呂場に神似の何かがいてキモがる話」 団地の敷地に埋められていた小人の右手。夢で残りの部位を見つけろと命じられ…「小人の一部」 父の制作した精巧なドールハウス。そこには不気味なオバケの絵が…「アホになって死んで、後はカマキリの卵 深夜残業中、職場のトイレで見つけた奇妙な張り紙…「いきものをころすばしょ」 玄関に置かれた謎の段ボール箱と連続する子供の死…「四枚の爪」 近所の幼馴染の通夜振る舞いに出された戦慄の料理…「けんちゃんお造り」ほか、全62話収録。 * 「けんちゃんだったとき、じいじに食べられた」 二歳の孫が突然口にした言葉。 そこから始まる祖父の告白とは――? 荒唐無稽で、奇怪きわまりない恐怖事件の数々。 自らの正気を疑い、記憶から抹消しようとしてできなかった傷の如き怪。 いつかそれを語るのはあなたかもしれない。 -
アポカリプス・ゲーム
◎『JOKER GAME』『人狼ゲーム』を凌ぐ新たなる〈デス・ゲーム〉始動!◎黙示録の封印解かれし時、世界は終わるのか? 始まるのか? 命を賭けた謎解き――生き残るのは運じゃない。閉鎖空間に死の足音が響く中、少女たちは自由を夢見て、知恵と勇気と信じる心で〈デス・ゲーム〉に挑む!◎日本児童の学力低下を食い止める法案「義務教育延長法」が制定された。義延法では特に、日本の若者の人間力の向上を目指した。若者の優劣は、生命力と交渉力と僅かな運で決まる。選別システムは〈JOKER GAME〉と呼ばれた。そこで生き残った者は「上」で活かされ、負けた者は「下」の世界へと行かされた……。この物語は、下の世界へと送られた〈負けた少女〉たちの、新たなる生き残りを賭けた戦いを描いたものである。◎「ヨハネの黙示録」に登場する四騎士――白い騎士は〈支配〉、赤い騎士は〈戦争〉、黒い騎士は〈飢饉〉、青い騎士は〈死〉――をモチーフとした、新たな死の脱出ゲーム。ウィルスの感染から逃れ、地上へと辿り着けるのは誰か!? 各フロアに仕掛けられたトラップと謎を、知恵と勇気と友への信頼で乗り切れ!◎〈あらすじ〉「義務教育延長法」――その一環で行われた命を賭けた「ババヌキ」――それによって、多くの高校生が『矯正施設』に送り込まれていた。赤沢千夏もその一人。かつてババヌキで勝利したにもかかわらず、敗北した友人と逃亡を図ったため、矯正施設に入れられた。地下9階からなる『特別矯正施設』に収容された千夏は、黒崎レナたちと共に強制労働を強いられていた。秩序を乱したと殴られ、教官らの慰み者にされ、「敗者たち」は徹底的に暴力で支配されている。その地獄に突如、地上で新政府が樹立したという知らせと共に白い制服の武装集団が現れた。政府の命で矯正施設を解放するという彼らは、圧倒的な武力で施設を制圧してゆく。しかし、敗者たちが脱出を図ろうとする中、強力な殺人ウイルスによって武力集団のリーダーが倒れてしまう。彼らがもたらしたのは希望の福音ではなかった。「感染から一時間で死に至る」。死の恐怖が蔓延する中で自由を掴むためには、奇しくも施設で予定されていた殺人ゲームをクリアするしかない。千夏はレナと共にゲームに挑み脱出を試みるが……。鮮血と混乱が入り混じる地下施設で、今再びサバイバル・ゲームの火蓋が切って落とされた。キーワード ミステリー サスペンス ホラー リアル鬼ごっこ 王様ゲーム 女子高生 サバイバル ライアーゲーム カイジ ×ゲーム 山田祐助 バトルロワイヤル ハンガーゲーム JOKER GAME ヨハネ 黙示録 四騎士 ウィルス パンデミック 感染 脱出 ラノベ 萌え 謎解き -
雨の夜のキスはふたりの秘密
ある日、子爵令嬢ダフネは、仲の良い侍女ケイトが家族の借金で苦しんでいることを知る。ケイトが病気で倒れた夜に、彼女が行くはずだった店、〈ブルースワン〉を訪れたダフネは、代わりに踊り子をさせられる。ところが、店が手入れに遭い、その騒ぎの中で彼女に目をつけていた男から襲われてしまう。そのとき、ダフネを救ってくれたのは、レイクス伯爵コーマックだった。ふたりは、降りしきる雨の中で思わずキスを交わし、互いに特別なものを感じたが、醜聞が立てば家族に迷惑がかかると、素性を明かすことはできなかった――。もう二度と会わないはずのふたりだったが、数日後に思わぬ形で再会することに……。 -
アメリカン・スナイパー クリス・カイルの伝説と真実
◎「どの射殺に関しても、後悔したことは一度もない。俺が後悔するのは、同僚がやられる前に殺せなかった連中のことだ」――クリス・カイル◎米軍史上最多、160人を狙撃――戦友には「伝説」と敬われ、敵からは「悪魔」と怖れられた、スナイパー。国家と家族、そして戦場を愛した、ひとりの男の真実の素顔に迫るドキュメント!◎米軍史上最高の狙撃手と言われたクリス・カイルの素顔に迫ったノンフィクション! 故人に近しい人々への取材を敢行し、映画化された原作では触れられていない、彼の死や葬儀の模様についても触れ、「伝説」と「真実」についてより深く迫る!◎アカデミー賞6部門ノミネート! 日米で大ヒットのクリント・イーストウッド監督、ブラッドリー・クーパー主演で映画化された『アメリカン・スナイパー』でも話題。◎2013年2月11日、巨大なアリーナ“カウボーイズ・スタジアム”にて一人の男の葬儀が行われ、多くの弔問客が集った。クリス・カイル、本名クリストファー・スコット・カイル。幼い頃から軍人を目指したカイルは、1999年米海軍に入隊。退役した09年まで特殊部隊〈ネイビー・シールズ〉に属した伝説のスナイパーだ。2003年に始まったイラク戦争には4回にわたって派遣、常人離れした狙撃の腕で、公式記録としては米軍史上最多の160人を射殺した。味方からは「伝説(レジェンド)」、敵からは「悪魔」と呼ばれたその素顔とは――。本書は、生前の故人を始め、妻や友人らへの取材を通し、クリス・カイルというひとりの男の「伝説」と「真実」に迫ったものである。◎クリス・カイル CHRIS KYLE 本名クリストファー・スコット・カイル(Christopher Scott Kyle)。1974年4月8日、テキサス州生まれ。子供の頃のなりたい職業はカウボーイか軍人だった。ロデオで大けがをするもカウボーイへの道を歩みはじめる。しかし大学を中退して軍への入隊を決意。当初は海兵隊への入隊を希望したが、幸か不幸か新兵募集の担当官が不在で、代わりに応対した海軍の担当官から特殊部隊SEAL入隊を勧められる。BUD/S(基礎水中爆破訓練)等の過酷で名高い訓練を不屈の負けじ魂で耐え抜き、晴れてSEALへの入隊を果たす。2003年、イラク戦争が勃発。ナーシリーヤ、ファルージャ、ラマディ、サドルシティと、イラク戦争の中でも激戦地を数多く転戦、イラク軍およびアルカーイダ系武装勢力の戦闘員を“公式上”160人殺害して米軍史上最高のスナイパーとして名を馳せる。2009年に除隊するまで4回に渡りイラクへ派遣され、その間に多数の叙勲を受けた。味方からは「伝説(レジェンド)」と敬われ、敵方からは「悪魔」と恐れられ、多額の懸賞金が懸けられた。名誉除隊後は、軍や法執行機関の隊員に軍事訓練を行う民間軍事訓練会社を設立。戦闘体験を綴った回顧録も上梓した。著作の印税などを元に、PTSD に悩む帰還兵や退役軍人の社会復帰を支援するNPO団体を設立するなど、余暇の大半を慈善事業にあてていた。2013年2月2日、PTSD を患う元海兵隊員エディ・レイ・ルースに射撃訓練中に撃たれて死亡。享年38歳。 -
妖怪談 現代実話異録
人の世の理を超えた圧倒的畏怖。 神と妖の実話怪談! 「猿の神様を連れて帰る」 東南アジアの村から父が送ってきた写真。 そこには人面の異形が… 「外来種」より 飛行機に乗り合わせた天狗のような男。乱気流が起こると団扇を取り出して…「高度一万メートルの邂逅」 財布をすられた祖父が頼った姪。姪は蝦蟇を呼びその肝を…「籠蛙力行」 温泉街で見かけた木乃伊館。その夜、失踪した夫は意外な場所に…「木乃伊館」 村の裏山に棲む危険な神。見た者は目を喰われると言われるが…「遭神」 父が東南アジアから連れ帰った猿の神。昼は木彫りの像だが…「外来種」 山の廃屋からまろび出て里に来る妖・血鞠とは…「ちまりの話」 人を刺した箸から芽吹いた楠に宿る妖獣…「しいらくさん」 ある家が祀る独自の神、〈海ンカミサン〉。強すぎるその力とは…「ゥフゥヌンヮヌゥーノッ」 他、異形たちが跋扈する33話! -
荒魂怪談
目をとる 手をとる 命をとる 神の前に 人は虫けらぞ。 圧倒的、畏怖と戦慄 荒ぶる神の祟り 原始の恐怖36怪! 和魂と荒魂。神にはふたつの顔があるが、どちらを前にしても人はひれ伏すのみ。 神は人の理の外にあり、真に恐ろしきは霊や人の生みだす呪いではなく、神仏の怒り=祟りなのかもしれない。 神輿が出る日は農作業をしてはならぬという祭りのルール。破った者は…「禁忌」服部義史 夜の散歩で拾った五十円玉で気まぐれに参拝したお稲荷様。その効果は吉か凶か…「御礼詣」ホームタウン 戦時中、炭焼き小屋の裏に密かに祀った裏靖国神社。その目的とは…「裏の靖国」鷲羽大介 原因不明の体調不良に苦しむ女性に憑いていたのは怒れる犬神。その原因は…「争いの原因」橘百花 3日間連続したある一族の葬儀。親族が抱える妖しい木箱の正体…「願いと箱、そして代償」小田切大輝 山で石を拾ってから体調が悪い女性。友人は石が山神様のものだと言うのだが…「卵石」卯ちり 新しく住職として入った寺に漂う禍々しい気。原因はどこに…「ある僧侶の死」(鶴乃大助) 山道を走るトラックに積まれていた騒がしい檻。中に入っていたのは動くはずもない木造の…「檻の中」斉砂波人 ブラック企業の社長がトイレの傍に祀った祭壇。病んでいく社員はやがて…「邪鬼」渡部正和 山中に落ちていたミニチュアの祠を入れた桐箱。気味が悪くて投げ捨てたのが悪かったのか…「まめがみさま」蛙坂須美 神像集めが趣味の祖母が古物商から手に入れた黒塗りの箱の正体…「正座する人達」つくね乱蔵 大学で肝試しをした学生に起きた異変。神が憑いていると言われる女子学生が見たものは…「Q」幽木武彦 峠の祠の祟り、神社の境内で鳥が死ぬサイン、奇怪な10の怪異譚…「らんしん」黒木あるじ 父方の里の奇妙な風習。祖母の葬儀で恐ろしい真実が…「一緒に暮らさないか?」営業のK 拝み屋のもとに相談に来た母娘。自分たちには神がついていると言うのだが…「ヨモノキさま」(郷内心瞳) ほか、36の神仏恐怖譚! -
暗黒トライアングル 奇禍
危険度MAX! 踏み入れたら最後 三者三様の闇が交わる恐怖の三角地帯 近所の森に出没する老婆が吐き続ける。 「ガキ殺すガキ殺すガキ殺すガキ殺す……」 「虫取り婆」(播磨龍次)より 闇の深淵へようこそ。 血塗られた因習から人怖怪談まで、三者三様の闇を描く新進気鋭の三人が集まった暗黒トライアングル。 ・学校近くの歩道橋に佇む黒シャツの老人、その悍ましき目的「飛べじいさん」、引っ越し先のアパートの隣人に挨拶に行ったところ、玄関先で見た物の恐怖「隣人の作業」(播磨龍次) ・甘やかされ、小動物などの虐待をしてきた子供が、やがて道祖神を標的にしたその末路「悪戯」、体育座りをした悪臭にまみれたスーツ姿の男が自室に…「残骸」(渡部正和) ・供物泥棒をしていた男に降りかかる惨劇「冷気」、一族に伝わる禁忌の因習〝ハジガミ〟の謎「双子のハジガミ」(内藤駆)など収録。 -
暗獄怪談 或る男の死
恐怖の切れ味、劇薬級! 体験者の奇憶を生々しく掘り起こす怪想録 取材する怪談作家の身に降りかかるのは、奇妙な出来事ばかり。 巻き込まれているのか? 巻き込まれにいっているのか? 黒木あるじ大推薦の気鋭の書き手が書き綴る怪異の数々。 ・プールの監視員の仕事の先輩が急に辞めてしまった、水が怖いという彼女に起きた悲劇「浅瀬」 ・母親が亡くなった時に引き継いだ不思議な能力「母の教え」 ・学生時代の友人は祖母の遺品の中にあった封印された箱を見つけた──それを開封するときに立ち会うことになったのだが…。驚愕の顛末を描く「或る男の死」 など驚異の117話一挙収録! -
暗獄怪談 我が名は死神
日常に差し込まれた奇異なる存在を徹底取材し炙り出す 「こうして殺し切ってあげることができれば…」 霊能者の女が明かす不穏な除霊方法とは! 収録話「我が名は死神」より 引き寄せてしまうのか、引き寄せられてしまうのか。目の前の奇妙な出来事に身を乗り出してしまうのが怪談作家の性──。 ・肝試しに訪れた場所、自分たちを追い越す黒い車の顛末「廃墟への道案内」 ・いつも沈んだ顔をしている彼。その理由を聞いた彼女が取った行動、そして恐るべき後悔「許してくれない」 ・ファミレスで偶然出会った中学校の同級生と卒業してか らのそれぞれを語り合うが…衝撃の結末「虚ろの十年」 ・祖母の遺品の小さな白木の箱を開封してから友人に降りかかる怪異の数々。リアルに進行している恐怖に新たな戦慄が加わる「我が名は死神」 ――など圧倒の100話収録。 -
暗殺者のゲーム
さあ、暗殺(ゲーム)を始めよう 過去を捨てた最強の暗殺者(キドン)は、ふたたびモサドの駒となるのか 逆探知されても絶対に発見されない場所とは? モサド最強の暗殺者(キドン)ダヴィッド・スラトンは死んだ。 いまでは彼はアメリカ人として妻のクリスティンと平凡だが幸福な日常を送っていた。 しかし、平穏な生活は長く続かなかった。 モサドの新長官ヌーリンは、イランの核開発を阻止するために 二度ハメディ博士の暗殺を計画したがいずれも失敗していた。 業を煮やしたヌーリンは、権謀術数渦巻く盤上に比類なき暗殺者を投入することを決意したのだ。 モサドは学会のためにスウェーデンを訪れていたクリスティンを人質に取ろうとするが、 彼女は追手から逃れ行方不明に。 妻の危機を救うべく、最強の暗殺者は北欧の地に降り立った――。 -
暗殺者のゲーム 【上下合本版】
さあ、暗殺(ゲーム)を始めよう 過去を捨てた最強の暗殺者(キドン)は、ふたたびモサドの駒となるのか 逆探知されても絶対に発見されない場所とは? モサド最強の暗殺者(キドン)ダヴィッド・スラトンは死んだ。 いまでは彼はアメリカ人として妻のクリスティンと平凡だが幸福な日常を送っていた。 しかし、平穏な生活は長く続かなかった。 モサドの新長官ヌーリンは、イランの核開発を阻止するために 二度ハメディ博士の暗殺を計画したがいずれも失敗していた。 業を煮やしたヌーリンは、権謀術数渦巻く盤上に比類なき暗殺者を投入することを決意したのだ。 モサドは学会のためにスウェーデンを訪れていたクリスティンを人質に取ろうとするが、 彼女は追手から逃れ行方不明に。 妻の危機を救うべく、最強の暗殺者は北欧の地に降り立った――。 -
アンティークショップ探偵 4枚のクイーン事件
トランプの4枚のクイーンと共に教授が遺した謎の言葉―― 容疑者は4人の女? 宣伝チラシ片手に聞き込み開始! 素人探偵コンビの名推理 英国コージーミステリ 〈あらすじ〉 イギリスの小さな町でアンティークショップを開いたベラは、知人の邸宅に泊めてもらった翌朝、屋敷に隣接した遺跡で、大学教授の死体を発見する。警察は事故として処理しようとしていたが、刑事の娘でもあるベラは殺人事件ではと考え、副店長のジョンと調査を開始。トランプのクイーン4枚と共に教授が残した謎を追う。“愛しすぎる者、恐れをなす者、不滅を追い求める者。そしてわたしを惑わせる者―― ” 過去も秘密も見逃さない、アンティークショップ探偵ベラの事件簿、開幕! -
異界怪談 暗渠
恐怖も飲み込む巨大な闇に、実話地獄絵が見える…。黒史郎の奇妙なテイストの怪談が新たなシリーズで始動する!妻が産気づき病院に連れて行った後、家に戻った夫。そこに母親から不可思議な電話が…「サンケヅク」、同級生の女友達の特技は幽体離脱。身体を見張っててという彼女の身に起きたこと「幽体離脱」、毎晩大量飲酒をするも吐いたことはない。ただ一度だけ、あの時吐いたものはいったい?「厚意を吐<」など39話を収録。暗闇の中にそっと佇む怪異たちはじんわりと纏わりつく。 著者について 黒史郎(くろ・しろう) 小説家として活動する傍ら、アニメやゲーム関係の仕事も精力的におこなっている。また、実話怪談も多く手掛けている。単著に『黒塗怪談 笑う裂傷女」「実話蒐集録」シリーズなど。共著に「FKB饗宴」「怪談五色」「百物語」「瞬殺怪談」等シリーズ、「怪談四十九夜」など多数。 -
異界怪談 暗狩
「あいつに焼き殺される」 歪んだその男が、時を経て牙を剥く――収録話「死んでほしい」より 黒史郎、冥府よりの実話怪談! はらわたをかき回すような恐怖を体感せよ! 頭蓋の内側に悪寒が走る恐怖を描く黒史郎の異界怪談シリーズ第3弾! ・浚渫工事中に発見された常識では考えられぬ奇妙なものとは…「川の底から」 ・元アイドルが激白した怖気立つ恐怖体験…「楽屋で見たものは」 ・凄惨な歴史を伝える北朝鮮の博物館で起きた戦慄の怪事…「戦争博物館の叫び」 ・真夏の工場で降りかかった酸鼻を極める著者自身の実体験…「移動する死臭」 ・タクシー運転手がかつて怪異を目撃した場所、そこに隠された因果とは…「首無し地蔵」 ……など数々の怪異譚を収録。 漆黒の暗闇から覗く冥府は、狩り取る者を探している! -
異界怪談 生闇
不安が脳髄に凝着する黒怪談! 人気実話シリーズ最新刊 「あのまま朝まで握られていたら、自分は死んでいたかもしれません」命を狙われる最凶の事故物件! 「問題のある物件」より ホラー作家・黒史郎の人気実話怪談シリーズ第4弾! ・駅で遭遇した熟年夫婦の口論を聞くと衝撃の事実が判明する…「夫婦喧嘩」 ・家賃激安の事故物件で起きた凄絶な怪奇現象とは…「問題のある物件」 ・案山子代わりにマネキンの首を掲げる家、しかし其処にはもっと不気味なものが…「生首を飾る家」 ・とある浜辺で目撃した正体不明の異形…「汚れた浜」 ・人ならざる存在が視えるようになった男、そのきっかけとなった戦慄の出来事とは…「その願望」 ――等の恐怖譚を収録。昏い闇に照らされた怪異は、生々しい湿り気を伴い日常を抉りとる! -
異界怪談 闇憑
ステイホーム必読!逃れられぬ恐怖を描く 黒史郎の実話怪談シリーズ最終巻! 「あの家、何かに祟られてるんじゃない?」 住人が絶対に死ぬ、最凶の事故物件 (「相談」より) ホラー作家・黒史郎の人気実話怪談シリーズ最終巻! 置いた物がどろどろと腐る不気味な家の秘密「ものが長くはもたぬ家」、 どこかの保育現場で今も起きている恐怖「一歳児」、 本物のUMA!?夜道に佇む全身緑色の怪物「わたしはKを見た」、 隣室の窓に覗く世にも恐ろしい怪異の正体「三階、三〇四号室」、 群れる鴉、虫の死骸…曰くつきの空き地で行われる謎の工事と異常さを増す光景の秘密とは「なにもない土地」 ――など、家や土地の不条理な恐怖を中心に数多の恐怖譚を収録! 逃げ場のない家の中で、闇の奥から異形が覗く。あなたの家は、大丈夫ですか… -
いきもの怪談 呪鳴
霊現象は人間だけじゃない…。 深海魚からペットまで 生き物たちの不思議で怖い実話大集合! 命あるものすべてに霊魂は宿る――。 植物から昆虫、魚類、爬虫類、鳥類、ほ乳類まで生き物たちの不思議で恐ろしい実話を徹底取材。 雑草から聞こえる苦悶の声、草を刈ると事件が…「哭く雑草」 土座衛門から子供を守ったリュウグウノツカイ…「午後の漂流」 山で行方不明になった猟犬が夢で飼い主に場所を知らせる…「犬捜し」 人語を使って人をおびき寄せる羆…「名前を呼ぶモノ」 イタチの狩りを目撃すると人が死ぬ…「イタチの狩り」 出張先で鬼女から救ってくれた猫の霊…「麦」 捨てたアカミミガメの呪い…「野良亀」 ハシブトカラスを操る男の恐ろしき正体…「鴉の王」ほか、34話収録。 ★目次と登場する生き物 哭く雑草(雑草) 鷺草の庭(サギソウ) 藪知らずの竹(孟宗竹) 猛暑の夜に(西瓜) ソラガオレンジイロニソマル(ヤナギ林) 青木ヶ原散策(樹海の木) 樹海踏破プラン(樹海の木) ヤマビルの巣(ヤマビル) 理不尽なできごと(ミヤマカラスアゲハ) コガネグモの逆襲(コガネグモ) 黄金の蛇(アオダイショウの色彩変異型) 星の王子さまとUMA(ツチノコ?) ヒヒヒ鳥(ハシビロコウに似た謎の鳥) 一番鶏(鶏?) 亀に化かされた作家(セマルハコガメ) ペットコーナーの闇(ホームセンターのペット売り場の多彩な動物たち) 蛸の船釣り(ミズダコ) 午後の漂流(リュウグウノツカイ) 深夜のシーラカンス(シーラカンスなどの深海魚多数) イタチの狩り(ニホンイタチ) 先に行け!(狸) Aさんとおたらちゃん(狐) 深夜の峠(牛、馬) 今度は遊びに(黒毛和牛) 麦(シャム猫と日本猫の雑種) 名前を呼ぶモノ(ヒグマ) 晩鳥狩り(ツキノワグマ、ニホンムササビ) 犬捜し(紀州犬の雑種) 白い犬の夢(日本犬の雑種) 死類怪談(レオパードゲッコー、秋田犬、ヨークシャテリア、ビーグル、ウサギ) 犬を写すと、(ボーダーコリーの雑種) ばらきさんには近づくな(コーギー、ミニチュアダックス) 野良亀(ミシシッピアカミミガメ) 鴉の王(ハシブトガラス) あとがき(マレーハコガメ) -
異形連夜 禍つ神
自分達を守ってくれると思っている存在は、実はとんでもないモノなんじゃないかと」 神か、異形か。里の社で祀られるモノの魁偉なる姿とは―― (「やまのかみ」より) 内藤駆が蒐める奇怪霊妙な体験談 2年ぶり待望の実話怪談最新作! 奇絶怪絶。世の怖い話のなかでも極めて異彩を放つ壮絶な体験談ばかりを蒐集する内藤駆が2年ぶりに放つ待望の最新刊。 ・台風の夜、命を取りに港町へ押し寄せる不気味なモノ達「死亡フラグ」 ・秘め事の最中に現れる毛虫の赤ん坊と呼ばれる恐ろしい異形「体育倉庫」 ・居たはずの人物が周囲の記憶ごと掻き消える…不可思議な存在消失譚の引き金とは「机の下」 ・水田のお社で出遭った神様とされる禍々しき何か「やまのかみ」 ・東南アジア某国の通称病人村で目撃した化け物の姿「ハハタン」 ・幕末から続く因果を一身に受ける少年への凄惨な祟り「霧雨」 ――など異形なる恐怖譚22篇を収録。 -
贄怪談 長男が死ぬ家
その家では必ず長男が早世する…。呪われた旧家の恐るべき因縁とは!? 小説投稿サイト〈エブリスタ〉内、 「ホラー×怪談」部門で17日間連続第1位( 2019/12/03 ~2019/12/19) 「ホラー×心霊」部門で17日間連続第1位( 2019/12/03 ~2019/12/19) 「ホラー」全体部門でも6日連続1位(2019/12/07~2019/12/12) 話題沸騰の長編ホラー小説が文庫になって登場!!! その家では、代々長男が早世する――。 実話怪談蒐集家の種島正輝は、ある地方の旧家の因縁めいた話に興味を惹かれ、独自に調査を開始する。だが、その因果の元を辿るうち、さらなる凶事が連鎖し、種島たち関わった人間を巻き込んでいく……。 一家が密かに祀ってきた“みろくさん”とはなにものなのか……? 読みだしたら止まらない、ノンストップホラー小説! 著者について 斉木 京(さいき・きょう) 福島県出身。現在は東京都在住。 幼少の頃から怪談や妖怪に傾倒。 共著『田舎の怖イ噂 』『怪談 生き地獄 現代の怖イ噂』。 怪談最恐戦マンスリーコンテスト佳作。エブリスタ×竹書房「怖い噂」コンテスト佳作。竹書房〈最恐小説大賞〉優秀作品選出。 -
池袋怪談
昭和平成令和の歴史と風俗の中に潜む怪と不思議。 耳袋より怖い池袋! JR私鉄地下鉄と複数路線が乗り入れ賑わう街、池袋。 百貨店に高層ビル、学校に公園、劇場からサブカルの聖地まで日々雑多な人々がこの「袋」の中に集う。 一方、巣鴨プリズンや旧日本軍の地下壕、空襲の犠牲者の埋葬地など戦争の歴史を色濃く残す土地でもある。 この混沌こそ正義の街に所縁ある最恐コンビ、西浦和也とはおまりこが袋の紐を解き、奥底まで探って見つけた知られざる怪と不思議を大収録。 劇場に出る霊と工事で発見された地下空洞の因果…「池袋のアライペイラン」、池袋近郊ホテルに実在する心霊対処部門…「特殊物対策課」、 メイド喫茶にでる生首…「象の杭」、囚人の幻影とワープする怪…「陽射しの時 二景」他、恐怖の池袋裏ガイド! ◆いけふくろうの前に溜まる負の念「俺はできるんだ……」 ◆四面塔と通り魔の因果「辻斬りの街」「四面塔」 ◆駅構内に開く異界の裂け目「池袋駅の妖少年」 ◆線路の側溝で蠢く生首「線路脇に潜むもの」 ◆交差点に立つ毛倡妓「高架下の毛倡妓」 ◆〝出る”ラブホテル 「針金縛りのラブホテル」 ◆ラブホテル怪奇事件簿「インバウンドの落とし物」 ◆美久仁小路に響く時空を超えた音「青線の残り香」 ◆巣鴨プリズンの幻影と怪奇「陽射しの時 二景」「13号扉」 ◆白骨死体の発見と地下壕の怪「池袋のアライペイラン」 -
誘ゐ怪談
代々、ある面にとり憑かれてしまう一族の男子。その因果とは…? 公募実話怪談【怪談マンスリーコンテスト】で連続最恐賞受賞。 エブリスタ発!新星が開くかつてない恐怖の扉! 公募実話怪談〈怪談マンスリーコンテスト〉にて最恐賞を連続受賞、小説投稿サイト〈エブリスタ〉では切れ味鋭いショートホラーが話題の松本エムザ、待望の初単著。 プールの授業を見学している女子を見咎め、執拗に泳がせろと迫る女性。そこには恐ろしい理由と因果関係が…「母の誘い」、 生まれた時から左目をつぶっていることの多い甥っ子。その目にはいったい何が…「左目の鬼」、 祭りの露店で見た白い面。以来、その面の顔をした女が人生に絡んでは不幸へと導く…「白い顔の女」他、 日常の隙間から異界へと誘う戦慄の40話収録! 著者について 松本エムザ Emuza Matsumoto 栃木県在住。 映画とアイスホッケーとロックを愛する、転がり続けるミドルエイジ。 バブル世代の残党として「エムザ」を名乗る。 実話怪談の公募コンテスト、怪談マンスリーコンテスト【怪談最恐戦投稿部門】で2か月連続最恐賞を受賞。 共著に「サカサノロイ」「街角怪談」「街角怪談 噂箱」「怪談供養 晦日がたり」(エブリスタ編/竹書房文庫)など。 -
井澤詩織の誰かに話したくなる怖い話
声優・井澤詩織、責任編集&作家デビュー! 推しの怪談作家7人と《最恐の怪談本》を創る! 「怖がりながらも怪談を愛してきた私の「好き」をぎゅっと詰め込みました」 ――井澤詩織 ◆推しの怪談作家7人に依頼した完全書き下ろし148頁 ◆超厳選・レジェンド級のマイフェイバリット怪談10話 ◆取材から執筆まで一人で挑戦した、自身初の怪談作品「バレた」を収録! 井澤詩織が敬愛する作家7人に、それぞれの得意ジャンルで 「誰かに話したくなる怖い話」を書き下ろし依頼。 土地の因果→怪凰ぁみ ガチ怖ヘビー級→神沼三平太 土俗の禁忌→黒木あるじ 不穏な日常→黒史郎 情念の厭怪→つくね乱蔵 奇怪な人怖→三好一平 悪意と怪の融合→夜馬裕 年間2000話以上、膨大な読書歴よりとくに心に残っている傑作怪談10話を再録。 そして取材から執筆まで、恐怖と本気で向き合ってできた処女作品「バレた」を収録! 大好きな怪談を「読む」「推す」そして「書く」へ! 恐怖と怪談愛をめいっぱいつめこんだ井澤詩織責任編集の一冊! -
いずれすべては海の中に
最新の義手が道路と繫がった男の話(「一筋に伸びる二車線のハイウェイ」)、世代間宇宙船の中で受け継がれる記憶と歴史と音楽(「風はさまよう」)、クジラを運転して旅をするという奇妙な仕事の終わりに待つ予想外の結末(「イッカク」)、並行世界のサラ・ピンスカーたちが集まるサラコンで起きた殺人事件をサラ・ピンスカーのひとりが解決するSFミステリ(「そして(Nマイナス1)人しかいなくなった」)など。 奇想の海に呑まれ、たゆたい、息を継ぎ、泳ぎ続ける。その果てに待つものは――。静かな筆致で描かれる、不思議で愛おしいフィリップ・K・ディック賞を受賞した異色短篇集。 アーシュラ・K・ル=グウィンや、ケリー・リンクの作風を受け継ぎながら、彼女自身の不屈の声が全面に響いている。 ――〈カーカス・レビュー〉 幻想的な要素を含みながら、同時に、現実にある身近な喪失と痛みに根ざしたほろ苦い物語だ。この物語には、美しい繊細さがある。思索的(スペキュレイティヴ)な要素で読者の頭を殴ることはなく、物語の多くの側面を行間に残している。ピンスカーはサブテキストを非常に巧みに扱い、ページ上ではひとつの物語しか描かれていないが、読者にはふたつの完全な物語が提示されている。 ――A・C・ワイズ(作家) 【短篇集として】 2020年度フィリップ・K・ディック賞受賞作 2020年度ローカス賞短篇集部門候補作 2020年度世界幻想文学大賞候補作 【収録作品一覧】 「一筋に伸びる二車線のハイウェイ」(2015年度ネビュラ賞短篇部門候補作) 「そしてわれらは暗闇の中」 「記憶が戻る日(リメンバリー・デイ)」 「いずれすべては海の中に」(2017年度ネビュラ賞短篇部門候補作) 「彼女の低いハム音」 「死者との対話」 「時間流民のためのシュウェル・ホーム」 「深淵をあとに歓喜して」(2014年度シオドア・スタージョン賞短篇部門受賞作、ネビュラ賞中篇部門候補作) 「孤独な船乗りはだれ一人」 「風はさまよう」(2018年度ヒューゴー賞中篇部門候補作、ローカス賞中篇部門候補作、ネビュラ賞中篇部門候補作) 「オープン・ロードの聖母様」(2016年度ネビュラ賞中篇部門受賞作、ヒューゴー賞中篇部門候補作、シオドア・スタージョン短篇部門候補作) 「イッカク」(2020年度ローカス賞中篇部門候補作) 「そして(Nマイナス1)人しかいなくなった」(2016年度ヒューゴー賞ノヴェラ部門候補作、シオドア・スタージョン短篇部門候補作、ローカス賞ノヴェラ部門受賞作) -
1日1本、365日毎日ホラー映画
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 6年間、毎日1本、ホラー映画を見続けた男が選ぶ究極のホラー映画ガイド。 本書には『エクソシスト』や『シャイニング』といった誰もが知ってる作品は収録しておりませんのでご注意ください。 これがあれば、僕の観たしょうもないクズ映画の数々にわざわざ全部当たってみる必要がない。 僕は2,500本のホラー映画を観た。きみたちはそこまでしなくていい。きみたちの観るべき映画のうちの365本がここにある。 この本にある全作品を制覇した人はいないとほぼ断言できるのは、リストから大ヒット作や有名作品をほとんど除外しておいたからだ。 僕は親愛なる読者のみんなが表面的なホラー映画ファン以上のレベルであることを前提にしている。だから、『ZOMBIO/死霊のしたたり』みたいな映画を今さら勧めるような侮辱はしたくない。 だが、僕は残忍なモンスターじゃないから、たぶん聞き覚えがあるであろう準人気作もスパイスとしてまぶしておいた。 アメリカで異例の評判を取った外国映画、数々のホラー・サイトでトップ10入りを果たしたインディーズの逸品……大規模公開されてそれなりの収益も上げたのに僕の見るところでは世間の記憶から消えてしまった映画も入れてある。 要するに、もしもきみがこのジャンルでまったくの素人だったら、これはきみのための本ではないかもしれないが、ぱらぱらめくってみれば、ホッとできるようなおなじみのタイトルがいくつか見つかると思う。(本文より抜粋)――ブライアン・W・コリンズ ■脚本家や映画サイトも推薦! 彼のくれた最大の贈りものは、カルト化して誰も文句をつけない作品であっても欠点を指摘しようとする意欲だ。私がすでに認識ずみの欠点もときにはあったが、多くの場合はブライアンの既成概念にとらわれない発想のおかげで、それまで見えていなかったものが見えるようになった。 ――トッド・ファーマー[脚本家] 「ホラー映画批評の集大成、真打ちあらわる」 ──インディーワイヤー 「ホラー映画界よ、彼の声を聞け。 ブライアン・コリンズほどこのジャンルを全力で推している人間はそうそういない」 ──ドレッド・セントラル ■目次より スペシャル・サンクス/序文──トッド・ファーマー/ボンクラによるまえがき/ジャンル用語集 僕がこの本を書いたワケ(もっと言うと、きみがこの本を買ったワケ) 1月 アジアン・ホラー 2月 スラッシャー映画 3月 殺人キッズ 4月“静か~な”ホラー 5月 バットシット・クレイジー・ホラー 6月 モンスターと“モンスター”たち 7月 インディーズ・ホラー 8月 “ジャンクフード”ホラー 9月 ヴァンパイア映画 10月 “オルタナ”ホラー 11月 ゾンビと人喰い 12月 世界めぐり 終わりに/解説――人間食べ食べカエル/注釈/INDEX -
「一万円選書」でつながる架け橋 北海道の小さな町の本屋・いわた書店
詳細なカルテを基にお客さん一人ひとりにあった本を 選書するサービス「一万円選書」で注目! 1冊ずつ心を込めて「売れる本」ではなく「売りたい本」を売り、 読者が運命の1冊に巡り合うお手伝いをする、小さな本屋さんの物語。 本の中になにがある、字がある。 字の中になにがあるか、宇宙がある。 「本が好きなんです。それに尽きます。 いい本をみんなに読んでほしい。 一人でも多くの人に本の面白さを知ってほしい。 そのためだったらな何だってやるつもりです。」 北国の小さな本屋が、どんな工夫とアイデアで苦境を乗り越えたのか? 「本が読まれない」といわれるこの時代に、こんなにも人々を魅了する一万円選書の魅力とは? そして、お客さんのカルテを基に選書を担当している本の目利き・岩田徹さんはなぜそこまで今その人に必要な心をゆさぶる本を選ぶことができるのか? 第1章 一万円選書のすべて 究極の問い 三日天下 本屋の神様 ネットの世界でバズる 選書カルテ カルテの読み込み方 賢者を紹介する どうせなら美味しいものを食べたい 本を選ぶコツは本を読むコツ 手紙を添えて システムの確立 ドキュメント 一万円選書 プラットホーム どうぞ真似してください 第2章 負けて負けて迷って迷ってやっと見つけた 本こそが庶民の娯楽の王様だった 砂川で本屋を始めた両親 サラリーマンを経て書店主へ バブル崩壊後の焼野原 砂川地域大学という挑戦 あの手この手 売れない理由なんて100でも言える 店内レイアウト試行錯誤 消してはいけない炎 作家‣笠井一子さんとの出会い うちが責任を持って売るから! 原動力 第3章 本屋が生き残るために 苦言を呈します 小さな本屋が革命を起こす 全国の個性派本屋さん いわたま選書 他業種とのコラボ 図書館がうらやましい みんなにもっと本を読んでほしい オンリーワン -
一夜かぎりの花嫁
嵐の夜に、あなたと一度だけ――。 日本初登場作家のロマンティック・リージェンシー!! 伯爵家の令嬢グレースは8人きょうだいの長子。両親亡きあと、幼い弟妹たちが別々に引き取られそうになったが、グレースの努力でばらばらにされずにすんだ。以来、ひとりで面倒をみてきたグレースは、家族を守るため恋も結婚もあきらめていたが、ある嵐の夜に奇跡のような偶然が起きる。初恋の人、ワーシントン伯爵マットとふたりきりの客として同じ宿に雨宿りすることになったのだ。グレースは、正体を明かすことなく一夜をともにし、その思い出を胸に姿を消そうと決心する。 一方、夜明け前に消えた謎の女性に恋してしまったマットは、名前すら知らない彼女の行方を探し始めた。 再会を望まないグレースと彼女を見つけ出そうとするマット。それぞれ社交界デビューを控えた妹の付添いでロンドンを訪れたふたりの運命は、すれ違いながら交錯して……。 著者について ■著者略歴 エラ・クイン Ella Quinn 作家。南太平洋、アメリカ、北アフリカ、イギリスをはじめヨーロッパ等を転々とした後、彼女とその夫は、夢を実現させ、3匹の猫とグレートデーン犬と共にカリブ海や北アメリカ沖を巡航する帆船で暮らしている。 ■訳者略歴 高橋佳奈子 Kanako Takahashi 東京外国語大学ロシア語学科卒業。英米文学翻訳家。主な訳書に、クイン、ジェームズ、ブロックウェイ『さらわれた花嫁たち』『伯爵の花嫁探し』マックレイ『不思議の愛の国に招かれて』ワイルズ『不適切な願いは嵐のように』『不機嫌な花嫁にささげるワルツ』エセックス『男装の令嬢は海風にのって』ボーディン『侯爵からの愛は春風のように』クイック『約束のルビーは闇に輝く』(竹書房)、コールドウェル『哀しみが思い出に変わるとき』(柏書房)、マデラス『誘惑の炎がゆらめいて』(二見書房)、クイック『禁じられた秘薬を求めて』(ヴィレッジブックス)がある。 -
一湯入魂
「温泉は僕を裸にしてくれます。」 “温泉俳優”原田龍二の湯けむり人情温泉紀行 これまで200ヶ所以上もの温泉を踏破し、自ら「温泉俳優」と名乗るほど温泉の魅力にどっぷり浸かってしまった原田龍二が日本全国の秘湯名湯怪湯奇湯を巡るぽかぽか温泉旅行記。 <温泉との出会いは一期一会ならぬ“一期一湯”> 独自の全裸入浴スタイルを確立した「小谷温泉奥の湯 雨飾荘」や“温泉俳優”を名乗るきっかけとなった「満願寺温泉 川湯」、再訪するほど気に入った「乳頭温泉」や波打ち際に湯煙を上げる秘湯「湯泊温泉」、日本一高所の天然温泉などなど、北海道から九州・鹿児島まで原田龍二が身も心も丸裸にされた温泉の数々をご案内。 -
いつかどこかにあった場所
どこかの記憶はあなたの記憶 彼女が噓のつもりで適当に言った不気味なローカル番組は実在し、しかも彼女自身も出演していた(「二つの真実と一つの嘘」)。飛び込んだ人間がたまに消える池で行方不明になった兄の思い出(「センチュリーはそのままにしておいた」)。バラッドの謎を解き明かそうとするネットユーザーたちは、その歌に秘められた恐ろしい意味に気づきはじめる(「オークの心臓集まるところ」)。6人のガールスカウトたちのわたしたちがキャンプで体験したこと(「科学的事実!」)。 迷っても、しっかりと着実に、奇想と現実の狭間を歩む。もっとも新しく、もっとも懐かしい、記憶を揺さぶる奇想短篇集。 -
出雲怪談
神々が住まい妖怪蠢く山陰 島根・鳥取の実話怪談集! 「どこかにきっとコトリバコはある…」 山中の古民家から禁忌の呪物が… (「箱」(西浦和也))より 神々の地・出雲や妖怪の町・境港、小泉八雲『怪談』の故郷・松江など、異界の香り漂う山陰の怪奇譚を綴る島根県・鳥取県の実話怪談集! 溜め池の祠に隠された恐ろしい秘密「水神様」、 怪音と共に現れたおぞましい妖怪「侵入者」 、観光地で身に起きた著者自身の恐怖体験「隠岐の声」、 鬼太郎メロディーロードで耳にした本物の妖の声「みんなで歌おう」、 弓浜合戦の跡地を今も彷徨う死霊の怨念「とどめだ!」、 古民家の天井裏から見つけたのは悪名高き呪物コトリバコ!?「箱」 ――など往日の話から今も起きている実録恐怖譚まで多数収録! -
田舎の怖イ噂
古くからの言い伝えや独自の風習が残る村や町。 そこにはよそ者が触れてはいけない禁忌のゾーンがある。 よそ者は餌食になる、四本鳥居に祀られた神の正体とは…「じいちゃんが住む村」 村の集まりに紛れ込む招かざる客。隣に座られた人は死ぬというが…「お呼ばれさん」 水子供養の地蔵の正体は呪いの願掛け地蔵。若い女性がお参りすると…「授かり地蔵」 山の掟を破ったマタギとその家族が辿る怖ろしき末路…「マタギとミナグロ」 タジョウサマという謎の神を祀る役目の家。屋敷の奥の開かずの間には何が…「禁忌:おじいちゃんの家で見たモノ」 ――他、秘密を知ったら帰れない! 土着の恐ろしい因習、禁断の田舎怪談20! -
犬鳴村 [小説版]
『呪怨』の清水崇監督が映画化! あなたは日本最恐の心霊スポット〝犬鳴村〟を知っていますか? 「この村の名は検索しないほうがいいよ」 「“午前二時に鳴る公衆電話”」 「トンネルを抜けた先に村があって、そこで××を見た……」 「もう会えない」 「わんこがねぇやにふたしちゃろ~♪」 午前二時、YouTuberがトンネルに入ったことから始まった不可解な事件。 全ての謎は[犬鳴トンネル]にあり。 常に恐怖体験で名が上がるほどの最凶スポットでもある「犬鳴村」。 福岡県の「旧犬鳴トンネル」の先に位置するとされ、 「近くの小屋には骸が山積みにされている」 「全ての携帯電話が圏外になる」など、 日本地図から存在が抹消された村である。 単なる都市伝説なのか、すべて真実なのか…!? 決して触れてはいけない〝犬鳴村〟が、ホラー映画の第一人者・清水崇によって禁断の映画化! 身も凍る恐怖と戦慄、古より続く血の祝祭からあなたは逃げられない。 本書は、監督の清水崇・脚本家の保坂大輔と共に、恐怖実話の第一人者で九州在住の久田樹生によって書かれた、もう一つの『犬鳴村』である。 ★巻末には、清水崇[監督・脚本]×保坂大輔[脚本]×紀伊宗之[プロデューサー]による特別鼎談も収録 映画『犬鳴村』2020年2月7日(金)公開 主演:三吉彩花 監督:清水 崇 脚本:保坂大輔 清水 崇 音楽:海田庄吾 滝澤俊輔 主題歌:Ms.OOJA「HIKARI」(UNIVERSAL SIGMA) 制作プロダクション:ブースタープロジェクト 配給:東映 (C)2020 「犬鳴村」製作委員会 〈あらすじ〉 日本には、行ってはならない場所がある―― 臨床心理士の森田奏の周りで突如、奇妙な出来事が起こり始める。 「わんこごねぇやに ふたしちゃろ~♪」 奇妙のわらべ歌を口ずさみ、おかしくなった女性、行方不明になった兄弟、そして繰り返される変死……。 それらの共通点は心霊スポット【犬鳴トンネル】だった。 「トンネルを抜けた先に村があって、そこで××を見た……」 突然死した女性が死の直前に残したこの言葉は、一体どんな意味なのか? 全ての謎を突き止めるために、奏は犬鳴トンネルに向かう。 しかしその先には、決っして踏み込んではいけない、驚愕の真相があった……! ◆犬鳴村とは? 九州に実在する最恐の心霊スポット・犬鳴トンネル。 その近くには日本政府の統治が及ばない集落“犬鳴村”があり、そこに立ち入った者は決して戻れない、という都市伝説がある。 村の入口には「この先、日本国憲法は通用せず」と書かれた看板が立てられており、犬鳴トンネル、及び周辺では、過去に事件が起きているという。またネット掲示板やSNSには村周辺を訪れた人たちの恐怖体験が今も数多く寄せられている。 犬鳴村は、犬鳴トンネルの先にあると言われているが、現在はダムが建設され、日本地図にその痕跡は残っていない。 これは単なる都市伝説なのか、現実なのか?"" 著者について 作家。 徹底した取材に基づくルポルタージュ系怪談を得意とするガチ怖の申し子。代表作に『「超」怖い話 怪怨』、『「超」怖い話ベストセレクション 怪業』、『怪談実話 刀剣奇譚』(竹書房文庫)など。 -
茨城怪談
常総奇怪絵巻 心霊スポットから禁忌の風習まで 県内在住の気鋭が茨城の地に埋もれた怪異譚を徹底取材! 水戸工兵隊碑に出没する女の霊 天翔ける龍神が筑波山に出現 日立市の県道にそびえる一本杉の怪 袋田の滝へ飛び込み続ける死者 牛久沼で相次ぐ河童の目撃談 首都圏でありながら数多の土俗的怪異が今も息づく茨城県のご当地怪談集。 ・診療所の玄関に佇む此の世の者とは思えぬ不気味な男「魚とおじさん」 ・心霊スポットの廃墟で暴れた男性に還る絶望の因果「ホワイトハウス・引いてゆく」 ・牛久大仏をはじめ全国の大仏を巡る友人に迫る怪異「後光」 ・戦慄とともに訪れる異形の獅子舞「黒獅子」 ・一族の災禍を背負わす…県北部の家に伝わるおぞましい風習「鳥籠のなかの女」 ――など、現代恐怖譚に加え土地や家の怪しい因習にも迫る72篇! 不可解で異質…常総の昏き深淵を覗く勇気はあるか。 -
「忌」怖い話 回向怪談
満月の夜、生き霊は来る…。 怪の痕跡を辿り、恐怖の残響を拾い集めた生々しき実話怪談! 「超」怖い話シリーズの最古参メンバーにして、現・四代目編著者。そして、恐怖箱アンソロジーの箱詰め職人(編者)として活躍する加藤一が年に一度、孤独に書き下ろす実話怪談――それが「忌」怖い話である。体験者から託された曰くつきの話や、長きにわたって追いかけている怪奇事件、妖怪や不思議系の話など、この世で目撃されたありとあらゆる異分子が恐怖とともに詰め込まれている。満月の晩にだけやってくる少女の怪「満月の夕べ」、水をあげ続けねばならない人形の恐怖「命の水」、新興宗教のアジトに遺されていた意外なものとは…「祈り篤き所に神は宿る」ほか、状況証拠も生々しい戦慄の実話怪談を収録! 著者について 加藤一(かとう・はじめ) 1967年静岡県生まれ。O型。獅子座。人気実話怪談シリーズ『「超」怖い話』四代目編著者として、冬版を担当。また新人発掘を目的とした実話怪談コンテスト「超-1」を企画主宰、そこから生まれた新レーベル『恐怖箱』シリーズの箱詰め職人(編者)としても活躍中。主な著作に『「忌」怖い話』、『「超」怖い話』、『「極」怖い話』シリーズ(以上、竹書房文庫刊)、『怪異伝説ダレカラキイタ』シリーズ(あかね書房)など。 -
「忌」怖い話 香典怪談
袋の中身は何なのか? 開ければわかる。わかるが怖い。なぜなら……。 「超」怖い話の加藤一が贈る、忌まわしすぎる実話怪談! 伝説の実話怪談シリーズ「超」怖い話の最古参執筆メンバーにして、現在も四代目編著者として冬の「超」怖い話を牽引する加藤一が手掛けるソロワーク、「忌」怖い話。「超」怖い話とはまた違う抽斗から驚愕の怪が繰り出された。ペットの死に際に見た不思議な怪現象「時計回り」、パソコンの電源を入れるたびに体を這うものとは…「ぞわつく部屋」、出征する息子に持たせたお守りに纏わる戦慄の連鎖怪談「八咫烏」他、空恐ろしくも滋味深い28話を収録。ただ怖いだけが怪談ではない。恐怖を超えた何かがここにある……。ぜひご堪能いただきたい。 -
「忌」怖い話 卒哭怪談
ある日突然、左の視界に現れた黒い点。 それは戦国時代に端を発する祟りの始まりだった…… 呪われた一族の運命。「代々二人」の意味とは? 書き下ろし実話怪談! 〈お前は鬼から隠れたり追われたりする遊びをしてはいけない〉家族からきつく戒められていた少女が、ある時神社の境内でかくれんぼをしてしまい…「もう、いいかい」、結婚式で招待客の首にマフラーのごとく巻き付いていた炎。やがてそれは蛇のように新婦の手首に移ってきて…「人を呪わば」、ある日突然、左目の視界に黒い点が現れ、徐々に視力が奪われていく。それは祟られた一族の宿命であり、因果は戦国時代に遡ると言うのだが…「代々二人」他、負の念が呪となり禍をなす戦慄の43篇。伝説の実話怪談シリーズ「超」怖い話の最古参メンバーにして、現4代目編著者が手掛ける渾身の一冊! 著者について 加藤一 Hajime Kato 1967年静岡県生まれ。O型。獅子座。人気実話怪談シリーズ『「超」怖い話』4代目編著者として、冬版を担当。また新人発掘を目的とした実話怪談コンテスト「超-1」を企画主宰、そこから生まれた新レーベル『恐怖箱』シリーズの箱詰め職人(編者)としても活躍中。主な著作に『「忌」怖い話』、『「超」怖い話』シリーズ、『「極」怖い話』シリーズ(以上、竹書房文庫刊)、『怪異伝説ダレカラキイタ』シリーズ(あかね書房)など。 -
「忌」怖い話 大祥忌
「偶然って何度までだ?」 常連客が次々と死んでいく練馬区のバーで何が…(「バーにて」より) 不吉な連鎖、死の足音。闇深き実話怪談! 不思議で恐ろしい出来事を体験した人々から聞き集めた実話怪談集。 放課後コックリさんをした翌日、担任教師が教室の四隅に施した盛り塩。凶事はそこから…「教室の盛り塩」 上杉神社でいただいたお護符の箸。使わずにとっておいたら奇妙なことが…「箸を」 再婚予定の男性に懐かない娘。聞けば、男の横にいつも首のない少女がいるという…「トモダチの続報」 あるバーで常連客が次々と死んでいく怪事。死因は様々、共通点は店だけで…「バーにて」 看護師の女性の生家に棲みつく青年の霊。彼女の上京とともに憑いてきた彼は何かを探しているようなのだが…「今際の彼」 ……他、渾身の書き下ろし全35話収録。 -
「忌」怖い話 小祥忌
昭和40年代、高島平団地で起きた住民の連続死。 不吉な連鎖の原因はある障りに…(「団地」より) 祟る土地、居座る霊、戦慄の恐怖実話! 「超」怖い話4代目編著者、恐怖箱アンソロジーの編者としてもお馴染みの加藤一が1冊丸ごと書き下ろす年に一度のひとり怪談。 昭和40年代、高島平の板橋清掃工場脇の団地で起きた住民の連続死。病気、事故と死因は様々であったがその忌まわしき連鎖には因縁が…「団地」、 ホタテ漁の漁師の家に夜突然上がり込んできた見知らぬ男。同じ漁師のようだが、海に落ちてからの記憶がないと言う…「漁師の家」、 絶対にやってはいけない禁術のトランプ占い。従兄弟の頼みで占ってしまった少女は…「占いと猫」他、 恐怖から不思議まで万華鏡の如く魅せる珠玉の全33話! -
忌神怪談 占い師の怖い話
生年月日から導く命式で霊感の有無まで分かるという占術、算命学。その占者が遭遇した偶然とは思えない戦慄現象、宿命の怪を綴った異色の実話怪談集! 子を授かりたい一心で土地の無縁仏に縋った女性が体験した恐怖。生まれた娘と自身の命式にはある絆が…「二階の窓」、昭和20年、枕崎台風で土砂災害に見舞われた女性。彼女のその日の運勢には恐ろしい暗示が…「忌神の降る夜」、怨霊に祟られた一族。次々と禍に見舞われる分家、対する本家が無傷な理由とは…「呪われた一族」、家をつぶすことが自分の使命だと語る女性。異常干支だらけの家系の根深い因果とは…「白い着物」――他、全25話収録! -
忌狩怪談 闇路
怪の狩人が紡ぐ血腥い実話奇譚! 「見るな。見たら終わるぞ」 背中で、たった今埋めた 内臓を啜る水音がチュルチュルと… ――「あの山のコンコンさん」より 街と山とを股に掛け、とびきり危険な怪を獲る―― 怪談狩人が捌く禁忌の腸! 普段は街で働き、時折山に入って猟をする。 ある日は人と会話し、また別のある日は獣の呼吸を聞く。 そして、そのどちらからも怪を蒐集する……異色の女流・若本衣織が放つ生々しき実話怪談集。 ●貧しい一家が外食をする晩、家に恐ろしいモノがやってくる…「寝ずの晩」 ●自宅の玄関に忌中札を貼る奇妙な夢。夢は意外な結末に繋がって…「忌中札」 ●物理的には何ら問題がないのに、ひどい傾きを感じる新築の家。 古地図を紐解くと忌まわしいマークが…「傾く家」 ●猿猟を専門とする父とその息子が受けた凄絶な呪いの顚末…「飛び石」 ●船に獣を乗せてはいけない漁師の掟。 禁を破った時に聞こえてきた奇妙なお囃子と宝船の姿…「捌」 他、生き血滴る21話収録! -
妹が死んだ時の海亀
鬼才・朱雀門出が採話した奇絶怪絶な体験談の数々を 描きおろしの怪画と文で綴る魅惑の闇世界。 「人魚に殺(ころ)まされるからな」 盆の海に男が三人。 「××のようにならなければいいだけ」 おまえは何を撫でている……? 脳がザワツク奇怪な怪異蒐集録! 怖い話、幽霊の話に収まらぬ奇怪な体験談を取材し続ける朱雀門出の最新怪異録。 盆に船を出してはならない禁忌を好奇心で破った男が語る不気味な海の記憶…「妹が死んだ時の海亀」 夜の散歩で見かけた焚き火を囲む壺のようなもの。壺はぶつぶつと何かを喋り…「焚き火を囲む首」 姪がおじちゃんと呼ぶ視えない人。いつしか自分にも視えだしたソレが口にする不穏な言葉とは…「子供のお漬物」 幼い頃にさせられた異様な作業の記憶。箱にミニチュアの父母を詰めるというのだが…「報い箱」 ほか、全話に著者の怪画付き。 得体の知れない奇怪さに本能が舌なめずりをし、問答無用で惹きずりこまれる怪楽の65話収録! 平和な日常生活に飛び込んでくる、耳を疑う言葉。 思考を停止させるような異物感。 「人形の材料にイヌは適してないよ」 「鬼にワザマられやすいから」 「俺の〝水なんとか〟を掘り出せ」 「子供のお漬物がへれめてる」 「オヤコタワケめ!」 「蛇が喋るまで待ってくださいね」 奇妙な言葉の数々の裏に潜む不穏すぎる何か。 それが見えた時、恐怖はあぶくの如く弾けだす…… -
厭結び オチが最凶の怖い話
「この結末(=なかみ)知りたい?」 容赦なさすぎがシビれる、極悪ラストな恐怖集! 最後の最後に笑顔で崖ドンされたような衝撃。 「厭すぎて、逆に気持ちイイ」「ぞわムズな後味がハマる」という人、続出! 小説投稿サイト〈エブリスタ〉で開催された「怪異小説コンテスト」より、結末最凶の恐怖譚13話を収録! おい、この終わり鬼すぎだろっ! ただでさえ怖いのに、ラストでもう1回地獄の底まで突き落とされるようなオチが待ち受ける恐怖譚=厭結び。容赦なさすぎてむしろ快感、この後味がハマるという人、続出! 親友が安産のお守りに買ってきてくれたこけしのお土産。だが、そのこけしには別の意図が…「こけし」、ある日突然耳が青くなり、他人の心の声が聞こえてしまう奇病にかかった少女。治す方法はただ一つ、同じ青耳を喰らうこと…「青耳」、違反車を追いかけていた白バイ警官はある家に迷い込み、そこに住む家族からスープをご馳走になる。だがそこは空き家のはずで…「虚食の家」ほか、あなたを待ち受ける戦慄の闇オチ怪談13話を収録! -
遺留捜査
「被害者はなぜ殺されなければならなかったのか…」。鑑識員たちが集める"遺留物"や"遺留品"。警視庁捜査一課の科学捜査係主任・糸村聡は、被害者が遺した「子供の頃から大切にしていたおもちゃ」や「日常肌身離さず持ち歩いていたもの」にこだわり、科学捜査だけでは辿り着くことが出来ない被害者の知られざる一面を浮き彫りにし、現代のセオリーとは異なる方法で犯人を追い詰めていく-。被害者の最期の"声"を聞き、その人間性に寄り添う"愛すべき変人"糸村警部補の活躍を描く、従来の「犯人探しドラマ」とは一線を画す、時代が生んだ新しい"イノセントヒーロー"刑事ドラマ。待望の小説化。 -
岩手怪談
【紹介文】 岩手県には不思議も奇妙もたくさんある――。 遠野に現れた黄金の狐 深夜の釜石で現れる死者たち 盛岡のビルに絡みつく巨大な蛇 宮古の国道に出る女の怪異 立ち入ってはならない雫石の森 岩手県在住の作家・平谷美樹と岡本美月が、自らの怪異体験談と共に、友人知人たちの怪談を綴る。 ・未曽有の震災から4年、沿岸部に釣りに行ったのだが…「海の声」 ・幼いころ遊びに行った遠野市近郊の親戚宅。蔵の二階から窓を覗くと…「蔵から見た風景」 ・深夜、友人宅から車で帰る道すがら辿り着いたのは…「呼ばれる」 ・東日本大震災の体験者たちから聞いた不思議「震災にまつわるもろもろの話」 ・フライフィッシングに入った遠野の川で遭遇した美しく奇妙な光景「川面の蝋燭」 など、怪異もまた日常の一部と受け入れる人も多い岩手ならではの、土地と死者の記憶の怪談65話収録。 -
イヴの聖杯
「世界の七不思議」は、人類誕生の謎を解く鍵だった!! 『ソーシャル・ネットワーク』の作者が壮大なスケールで描く歴史ミステリー あらすじ MITに籍を置くジェレミーは、古代の「世界の七不思議」と現代の「世界の七不思議」に奇妙な“パターン”があることを発見する。 地図を重ね合わせると、美しい二重螺旋が描き出されるのだ。 だが、そのパターンから外れる構造物がふたつあった。 その謎に気づいたジェレミーは何者かによって命を絶たれてしまうが、秘密を解く鍵をUSBメモリの中に忍び込ませていた。 それを手にした双子の兄ジャックは答えを求め、コルコバードのキリスト像のあるリオへと飛ぶ。 そこで彼が見つけたのは、謎めいた羊皮紙と精巧な歯車が詰め込まれたブロンズ製の蛇の頭だった――。 『ソーシャル・ネットワーク』の著者による、ふたつの「世界の七不思議」を舞台に繰り広げられる、歴史冒険ミステリー! -
イヴの聖杯【上下合本版】
「世界の七不思議」は、人類誕生の謎を解く鍵だった!! 『ソーシャル・ネットワーク』の作者が壮大なスケールで描く歴史ミステリー あらすじ MITに籍を置くジェレミーは、古代の「世界の七不思議」と現代の「世界の七不思議」に奇妙な“パターン”があることを発見する。 地図を重ね合わせると、美しい二重螺旋が描き出されるのだ。 だが、そのパターンから外れる構造物がふたつあった。 その謎に気づいたジェレミーは何者かによって命を絶たれてしまうが、秘密を解く鍵をUSBメモリの中に忍び込ませていた。 それを手にした双子の兄ジャックは答えを求め、コルコバードのキリスト像のあるリオへと飛ぶ。 そこで彼が見つけたのは、謎めいた羊皮紙と精巧な歯車が詰め込まれたブロンズ製の蛇の頭だった――。 『ソーシャル・ネットワーク』の著者による、ふたつの「世界の七不思議」を舞台に繰り広げられる、歴史冒険ミステリー! -
イヴの迷宮
〈聖なる母の遺骨〉が示す、 人類の叡智の根源とその未来── なぜ人類の知能は急速に発達したのか? 〈シグマフォース〉VS 中国軍科学技術集団が激突! 人類の未来の鍵を手にするのはどちらだ!? 全世界で日本でベストセラー! シリーズ最新作! 知能とは進化における偶然の産物であって、 必ずしも優位とは限らない。 ――アイザック・アシモフ 現生人類が最初に登場したのは約二十万年前 認知の発達におけるその時を迎えたのは約五万年前── 芸術や技術革新において説明のつかない大きな進歩 人類の意識におけるビッグバンは起こった それはなぜ起きたのか……今もって解明されていない ★巻頭に『イヴの迷宮』前日譚にあたる短編を特別収録! 〈あらすじ〉遺伝学者レナ・クランドールとローランド・ノヴァク神父は、クロアチアの洞窟でネアンデルタール人の遺骨らしきものと壮麗な壁画を発見するが、謎の一団の襲撃を受けて洞窟内に閉じ込められる。シグマフォースのグレイ・ピアースとセイチャンによって救出されたものの、遺骨は奪われてしまう。遺骨の謎を探るため、グレイたちはアタナシウス・キルヒャーという十七世紀の神父が残した手がかりを追う。一方、アメリカにいるレナの双子の妹マリアは、調査に訪れたジョー・コワルスキと飼育しているゴリラのバーコとともに、中国人の一団に拉致されてしまう。ネアンデルタール人の遺骨と北京で行なわれている謎の実験の関連は何なのか? ◆歴史的事実から──「イエズス会のレオナルド・ダ・ヴィンチ」 アタナシウス・キルヒャー神父は、「イエズス会のレオナルド・ダ・ヴィンチ」として知られていた。その異名の通り、神父は数多くの分野──医学、地質学、エジプト学──で業績を残しているほか、精巧な機械仕掛けの装置も作っており、その中には磁力で動く時計がある。このルネサンス人とその業績は、デカルトやニュートン、ジュール・ヴェルヌやエドガー・アラン・ポーなど、時代を超えて人々に影響を与えた。スタンフォード大学は磁力で動く時計をはじめとする彼の作品数点を再現しており、ロサンゼルスのジュラ紀技術博物館にはキルヒャー神父の作品を集めた常設展示がある。