ジェイムズ・モロウの作品一覧
「ジェイムズ・モロウ」の「ヒロシマめざしてのそのそと」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「ジェイムズ・モロウ」の「ヒロシマめざしてのそのそと」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
巨大トカゲが日本の街(ミニチュア)を破壊する様子を日本の使節団に見せることで、太平洋戦争を終結させようとするアメリカ海軍とB級映画業界の人びとを描くブラックコメディ。
カート・ヴォネガットさながらの荒唐無稽でスラップスティックなドタバタ劇の中で、反核というセンシティブな題材を扱う作品。
主人公のシムズ・ソーリーが巨大トカゲ(ゴルガンティス)に入って「いかなる野獣」を演じるまでは本当にB級な展開で、くだらない描写の連続。ここでアメリカ人たちは、我々日本人から見れば最悪な描かれ方をする。
(例)p.70「われわれはフォーチュンクッキー作戦でジャップがキモノを着たまま脱糞することを期待している…」
Posted by ブクログ
1945-2025
8月6日 ヒロシマ
8月9日 ナガサキ
80年の年に、改めて。。。
戦争や被曝で犠牲となられた方へ黙祷。
日本は、取り返しのつかないことをした!!
だから、『ジャップ』と呼ばれても仕方がない!!
そう思いながら読み進めた前半。
正直、読み進めるのが辛い!!と思った!!
ここまで表現しなくても。。。
日本が辛い経験を元に生み出された
アノ火を吹く怪獣!!
なるほど!!
もしかしたら
アノ火を吹く怪獣が、アメリカ陸軍によって先に
生み出されて、日本の戦争を引き起こした重鎮たちを
怖がらせてくれてたら、ヒロシマやナガサキの悲劇は
なかったのかな。。。
改めて、
核兵器の恐ろ
Posted by ブクログ
先の大戦末期、原爆開発に邁進する米国陸軍に対し、海軍は巨大生物兵器、火焔を吐く爬虫類の開発を進めていた。
要は、ゴジラ。
開発に成功したはいいけど、どうにもコントロール出来そうにないので、着ぐるみを作ってそれが街のミニチュアを壊すところを日本人に見せて、戦意を喪失させようという計画を立案する。
要は、ゴジラの撮影現場を見せて、戦意喪失させようという。
もっとも、当然日本人には本物の小型ものだと思わせてなのだが。
本気なのか真面目なのか分からない設定なのだが、話は予想外に重い。がちにゴジラと核を描いていた。
それはそうなのだが、こう言う荒唐無稽な設定であれば、もっと真面目な主人公の設定