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Posted by ブクログ
“天敵をもたぬ妻たち昼下がりの茶房に語る舌かわくまで ー栗木京子ー
いくつもの役割を担い、職場と自宅の少なくともふたつの居場所をもつ現代の女に、舌が乾くまで話をする暇はない。自分の小さな経済があり、戻るべき場所がある。庇護してくれる男のもとへではなく、自身のねぐらへ帰って、明日のために眠るのである。”
著者の本は『土を編む日々』を持っていてXもフォローしているのだが、このエッセイではより彼女のものの捉え方に触れられよかった。
一編が短くさくっと読めるので合間に読めるのもいい。
25年の東京暮らしをやめて、40代で山梨に移住し宿を始めたライフスタイルも興味深く、移住後のエッセイも今後出るようなので楽しみだ。
また、最後の【北欧、暮らしの道具店】の佐藤店長との対談もよかった。
大人の女性として自分にも取り入れていきたい学びがあった。
凛とした大人の女性の生き様をコースのように味わえる一冊。
こんな人におすすめ
・女性30代〜
・心身ともに自立したい人
・隙間時間にさくっと読みたい人
・料理、食べることが好きな人
Posted by ブクログ
私はこんな女性にはなれない、こんな人になれたら…そんな憧れを文章を通じて私に感じさせる。曝け出すなら嫉妬とか、羨望にも近いかも。
小説の中にも筆者が「あなたのようにはなれない」と告げられるシーンがあるが、全く同じようなことを私も感じた。
文章はラッピングだと思う。日常のよしなしごとを自分なりの形にしてお出しする、それがそれぞれの本の個性で、筆者のは凛としていて、汚れていなくて、言い換えるなら百貨店の高級なチョコレートみたい。
だからこそ文章のなかには自分の強くありたい、よくありたいいう部分に共感があって、読んでいて気持ちが良い。背中を押してくれる。
その一方で清廉さは「鼻持ちならん」というところもあって。この本の評価に納得してしまう(現在⭐︎3だった)。
強くいるって難しいよね。
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