ムーンナイト・ダイバー

ムーンナイト・ダイバー

作者名 :
通常価格 702円 (639円+税)
紙の本 [参考] 704円 (税込)
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作品内容

慟哭の夜から救済の光さす海へ。
3・11後のフクシマを舞台に、鎮魂と生への祈りをこめた著者の新たな代表作。

ダイビングのインストラクターをつとめる舟作は、秘密の依頼者グループの命をうけて、亡父の親友である文平とともに立入禁止の海域で引き揚げを行っていた。
光源は月光だけ――ふたりが《光のエリア》と呼ぶ、建屋周辺地域を抜けた先の海底には「あの日」がまだそのまま残されていた。

依頼者グループの会が決めたルールにそむき、直接舟作とコンタクトをとった眞部透子は、行方不明者である夫のしていた指輪を探さないでほしいと告げるのだが……。


巻末に著者によるエッセイ、「失われた命への誠実な祈り(文庫版あとがきに代えて)」を収録。

ジャンル
出版社
文藝春秋
掲載誌・レーベル
文春文庫
ページ数
304ページ
電子版発売日
2019年01月04日
紙の本の発売
2019年01月
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
1MB

ムーンナイト・ダイバー のユーザーレビュー

    Posted by ブクログ 2020年03月06日

    震災ものは重くて自分自身が押し潰されてしまいそうになるため敬遠していたけれど
    内容を知らずに偶然手に取った本とはいえ最後まで丁寧に読み遂げることができたのは僥倖だった。危険と隣り合わせの使命みたいなものに尽き動かれながらも、答えのでない疑問を胸に抱き、自問自答を繰り返しているのは主人公だけだはないだ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年01月30日

    2020.01.15~01.29
    あとがきを読んで、泣いた。
    作者がどんな気持ちでこれを書いたのか。それがわかったら、自然と涙が溢れた。
    生き残った私たちが生きること、それがどんなに大変なのか、どんなに重要なことなのか。
    考えて残りの人生を生きていく。

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    Posted by ブクログ 2019年01月11日

    天童荒太『ムーンナイト・ダイバー』文春文庫。

    主人公自身が震災で生き残ったことへの贖罪への訣別と新たなる未来の光を感じた素晴らしい震災小説であった。

    震災から四年半が経った地で月夜に海に潜り、被災者たちの遺留品を回収するダイバー・瀬奈舟作。彼は或る人物の依頼で、金品目的ではなく、震災で大切な人を...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年07月13日

    途中苦しくて、ページをめくる手が進みませんでした。
    「喪失」とか「死」とか、物理的な苦しさじゃない。ただ起こったことのあまりの大きさに、自分がこれからどう生きればいいのか、その出来事にどう接すればいいのかわからない。今こうして存在していることすらも、わからなくなってくる。

    それが、8年前のあの日以...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年05月04日

    震災後のお話。
    きっと現実にもまだまだ様々な思いを抱えながら生きている人がいるのだろう。

    おそらく福島の海を潜り、誰かの大切だったかもしれないものを見つけてくることを引き受けてい主人公。

    生きること、これからのことを考える。

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    Posted by ブクログ 2019年04月29日

    震災後、そこで生きていく人たちのお話。
    静かに、でも確実に人の気持ちを丁寧にすくっている物語だった。

    2019.4.29
    68

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    Posted by ブクログ 2019年03月26日

    3.11に真っ正面に向き合って描く、震災後小説。

    主人公の舟作はダイバー。遺族からの依頼により立入禁止区域の海に非合法に潜り、遺族の遺品を回収する。
    ある美しい女性から震災で行方不明になった夫が付けていた結婚指輪は何故か探さないで欲しいと舟作に依頼する。

    震災で両親と兄を失った舟作。強烈なサバイ...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2019年03月03日

    なんとも天童荒太らしい本。

    震災で生き残った人は、贖罪の日々を送るのだ。すべては自然が起こした抗えようのない事実とはいえ、自分を責めるばかり。
    主人公は海に潜り続ける。そこで見つけたものは、希望の光であって欲しい。大切な命、生きぬいて。

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