深い作品一覧

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  • 側妃のお仕事は終了です。
    4.1
    「君を正妃にするわけにはいかなくなった」結婚式直前、婚約者のサディアス王太子からそう告げられた侯爵令嬢アニュエラ。どうやら彼の隣に立つ美少女、公爵令嬢ミリアと結婚するらしい。裏切られた絶望と怒りに震えながらも、アニュエラは側妃の地位を受け入れる。だが、ある日サディアスが「側妃は所詮お飾り」と吐き捨てたのを偶然耳にしてしまう。その瞬間、何かがプツンと切れた。……だったら、それらしく振る舞ってやりましょう? 愚か者たちのことなんて知りません! とアニュエラは自分らしく生きることを決意して……!? 冷遇された側妃の超爽快・快進撃は止まらない! ※電子版は単行本をもとに編集しています
  • そういうゲーム
    4.1
    『メメンとモリ』に続く、 ヨシタケシンスケのもうひとつの世界。 毎日いろんなゲームをする。 何があってもゲームをする。 なぜならそういうゲームだから。 ヨシタケシンスケが描く、ゲームとしての日常。 めざせ、高得点。
  • 現代日本人の法意識
    値引きあり
    4.1
    日本を震撼させた衝撃の名著『絶望の裁判所』から10年 元エリート判事にして法学の権威が、日本人の法意識にひそむ「闇」を暴く! 本書は、書名から明らかなとおり、日本人に根付いている「日本人特有の法意識」をテーマとする。私は、裁判官として三十三年間に約一万件の民事訴訟事件を手がけるとともに、研究・執筆をも行い、さらに、純粋な学者に転身してからの約十三年間で、以上の経験、研究等に基づいた考察を深めてきた。この書物では、そうした経験をもつ者としての、理論と実務を踏まえた視点から、過去に行われてきた研究をも一つの参考にしつつ、「現代日本人の法意識」について、独自の、かつ多面的・重層的な分析を行ってみたいと考える。 法学者・元裁判官である私が、法律のプロフェッショナルですら満足に答えられないような曖昧模糊とした「法意識」に焦点を合わせた一般向けの書物を執筆したのは、日本固有の法意識、日本人の法意識こそ、私たち日本人を悩ませる種々の法的な問題を引き起こす元凶の一つにほかならないと考えるからだ。 そればかりではない。意識されないまま日本人の心理にべったりと張り付いた日本的法意識は、日本の政治・経済等各種のシステムを長期にわたってむしばんでいる停滞と膠着にも、深く関与している可能性がある。その意味では、本書は、「法意識」という側面から、日本社会の問題、ことに「その前近代的な部分やムラ社会的な部分がはらむ問題」を照らし出す試みでもある。 この書物で、私は、日本人の法意識について、それを論じることの意味とその歴史から始まり、共同親権や同性婚等の問題を含めての婚姻や離婚に関する法意識、死刑や冤罪の問題を含めての犯罪や刑罰に関する法意識、権利や契約に関する法意識、司法・裁判・裁判官に関する法意識、制度と政治に関する法意識、以上の基盤にある精神的風土といった広範で包括的な観点から、分析や考察を行う。 それは、私たち日本人の無意識下にある「法意識」に光を当てることによって、普段は意識することのない、日本と日本人に関する種々の根深い問題の存在、またその解決の端緒が見えてくると考えるからである。また、そのような探究から導き出される解答は、停滞と混迷が長く続いているにもかかわらずその打開策が見出せないでもがき苦しんでいる現代日本社会についての、一つの処方箋ともなりうると考えるからである。
  • こんな世界でギリギリ生きています
    4.1
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 自身の身のまわりをつぶさに見つめ、遠く離れた異国の人の暮らしにもあたたかなまなざしでフォーカスする。荻上チキさんのエッセイに、ヨシタケシンスケさんがイラストストーリーで呼応する。ふたりそれぞれの「めがね」が、読む人に新たなものの見方を示してくれる新しい形のコラム、『暮しの手帖』の人気連載をまとめた書籍の最新刊です。 「身体から本心」(日々のストレスのこと)から、「布団の中で考える」(新型コロナ罹患)など身近な話から、「戦争と憎しみ」「友人に平和を」(ウクライナ取材)など時事的な話題まで読みごたえ充分です。
  • 健康で文化的な最低限度の生活 1
    4.1
    新卒公務員の義経えみるが配属されたのは福祉事務所。 えみるはここでケースワーカーという 生活保護に関わる仕事に就くことになったのだが、 そこで生活に困窮した人々の暮らしを目の当たりにして―― 新聞メディアはもちろん、 現職のケースワーカー、医療、福祉関係者の方も注目する本格派ドラマ! [生活保護]に向き合う新米ケースワーカーたちの奮闘劇、開幕!
  • 心ゆさぶる広告コピー
    4.1
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 最後まで読んでください。人生を変える物語がきっと見つかります。 広告のボディコピーには、ただ通り過ぎてしまうにはあまりに惜しい、人生を変えてしまうほどの名言で溢れています。本書では、読み手が共感し心動かされる広告コピーに焦点を当て、「わくわく」「うるっと」「どきどき」「はっと」などの感情別に作品を紹介。あなたのための物語が、きっと見つかる1冊です。 ※電子版は紙版の一部の作品が含まれておりませんが、予めご了承ください。 作品選者:岩崎亜矢 / 安藤隆(サン・アド)
  • ブランディングデザインの教科書
    4.1
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 企業経営に役立つ「ブランディング」と「デザイン」がこの1冊で一気にわかる! ブランディング成功の秘訣とは──。 これからブランディングをはじめたい経営者やプランナー、ブランド全体をデザインしてみたいというデザイナーや学生の方に向け、100以上のブランド開発実績を持つブランディングデザイナー西澤明洋が「ブランディング」と「デザイン」の方法を徹底解説。 ブランディングにおいて重要視すべきは、マネジメント(経営戦略)からコンテンツ(商品や店舗、サービスなど)、コミュニケーション(WEBサイトやパンフレット、広告など)までが一気通貫しデザインされていること。 本書ではブランディングを経営戦略から考えるための思考フレーム「ブランディングデザインの3階層®」や、ブランディングプロジェクトの進め方「フォーカスRPCD®」など独自のブランド開発手法を実践例と共に完全公開。 "良い"だけでは売れない時代の企業経営に役立つ「ブランディングデザイン」について、デザインを使う側とする側、双方の視点を身につけ、ビジネスや経営に効くブランディングデザインの基礎知識が学べます。 著者:西澤明洋 ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
  • はじめての戦争と平和
    4.1
    話し合いができれば戦争は起きないはずだ。軍隊がなければ平和になる。……本当にそうでしょうか?「(…)人類はひとつだ、皆がちゃんと話し合えば分かり合えるはずで、そうすれば戦争など起きない、という考え方もあります。「話せば分かる」という発想ですね。これが広まれば世界が平和になりそうなものです。そう信じたい、願いたい気持ちもよく分かります。しかし、残念ながら現実にはなかなかそうなりません。」(まえがきより)そもそも安全保障とは、リスクをゼロにするような理想論ではなく、現実的なリスクを把握、管理し、対処することです。国際関係や防衛の問題のリアルな読みとき方を知ることは、戦争のない世界を目指すための土台となります。
  • 西洋の敗北 日本と世界に何が起きるのか
    4.1
    米国と欧州は自滅した。 日本が強いられる「選択」は? ロシアの計算によれば、そう遠くないある日、ウクライナ軍はキエフ政権とともに崩壊する。 戦争は“世界のリアル”を暴く試金石で、すでに数々の「真実」を明らかにしている。勝利は確実でも五年以内に決着を迫られるロシア、戦争自体が存在理由となったウクライナ、反露感情と独経済に支配される東欧と例外のハンガリー、対米自立を失った欧州、国家崩壊の先頭を行く英国、フェミニズムが好戦主義を生んだ北欧、知性もモラルも欠いた学歴だけのギャングが外交・軍事を司り、モノでなくドルだけを生産する米国、ロシアの勝利を望む「その他の世界」…… 「いま何が起きているのか」、この一冊でわかる! ・ウクライナの敗北はすでに明らかだ ・戦争を命の安い国に肩代わりさせた米国 ・ウクライナは「代理母出産」の楽園 ・米国は戦争継続でウクライナを犠牲に ・米情報機関は敵国より同盟国を監視 ・NATO目的は同盟国の「保護」より「支配」 ・北欧ではフェミニズムが好戦主義に ・独ロと日ロの接近こそ米国の悪夢 ・ロシアは米国に対して軍事的優位に立っている ・モノではなくドルだけを生産する米国 ・対ロ制裁でドル覇権が揺いでいる ・米国に真のエリートはもういない ・米国に保護を頼る国は領土の20%を失う ・日独の直系社会のリーダーは不幸だ ・日米同盟のためにLGBT法を制定した日本 ・NATOは崩壊に向かう 日米同盟は?
  • 漫才過剰考察
    4.1
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 M-1グランプリ2023王者・令和ロマンの髙比良くるまがM-1と漫才を完全考察! 分析と考察を武器に、芸歴7年目の若手ながら賞レースをはじめ様々な分野で結果を残してきた令和ロマン。そんな令和ロマンのブレーン・髙比良くるまが、2015年から昨年のM-1、さらには2024年のM-1予想に至るまで、考えて考えて考え尽くした一冊。 「現状M-1に向けて考えられるすべてのこと、現在地から分かる漫才の景色、誰よりも自分のために整理させてほしい。頭でっかちに考えてここまで来てしまった人間だ。感覚でやってるフリをする方がカッコつけだと思うんだ」(本文より) 新型コロナウイルス流行などの時代背景や、東西での言葉の違いや南北の異なる環境が漫才に与える影響、昨今話題の「顔ファン論争」など、縦横無尽に分析を駆け巡らせる著者の真骨頂“マシンガントーク”を堪能できる、これからの時代の漫才論最新版! 【内容】 ■プロローグ・これまで 「自分は報われていいような人間ではない」 ■M-1グランプリを考察 ・2023決勝直前インタビュー ・2023を振り返る ・「漫才勝負」の2015~2018 ・「笑わせ合い」の2019~2023 ・2024、令和ロマンは優勝できるのか? ■全国で全世代に受ける漫才を考察 ・漫才の「寄席」とは ・寄席でウケるための2つのポイント ・東西のお笑いの違い ・南北のお笑いの特徴 ・これからの時代にウケる漫才とは? ★スペシャル対談★ 霜降り明星・粗品×令和ロマン・髙比良くるま M-1、漫才、テレビ、YouTube、それぞれの今後…… 2万字超えのロング対談 ■エピローグ・これから 「日本の漫才が海を越える時」 ※内容は変更となる可能性がございます 【著者プロフィール】 令和ロマン 髙比良くるま お笑い芸人。吉本興業所属。1994年生まれ、東京都練馬区出身。慶應義塾大学のお笑いサークルで相方・松井ケムリと出会いコンビを結成。2023年のM-1グランプリでは、第1回大会の「中川家」以来のトップバッター、かつ歴代王者の中で最短となる芸歴5年9ヶ月での優勝を果たした。M-1王者として異例の出場を果たしたABCお笑いグランプリ2023でも優勝するなど、今最も勢いのある芸人。
  • 私の最後の羊が死んだ
    4.1
    前代未聞の「羊飼い作家」誕生秘話エッセイ。 最初の一頭を飼ってから、最後の一頭の出荷を見届けるまで 「羊飼い一代記」を綴った傑作エッセイ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「お仕事は何を?」 「羊飼いです」 「……え?」 という、なんとなく微妙なやりとりを重ねてきたのは、ひとえに日本人は羊飼いという職業に馴染みが薄いせいであるのかもしれない。 (本文より) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 酪農家の娘として生まれたからこそ、その過酷さは身にしみており、大学卒業後も農業に関わるつもりはなかった。 だが大学時代に教授宅で催されたバーベキューで出逢ってしまったのだ、美味しい羊肉と――。 「自分でも生産してみたい」との思いから一念発起しニュージーランド実習へ。 さまざまな縁にも助けられながら、勉強を重ね、日々実直に羊を育て、出荷し、羊飼いとして収入を得られるようになった。やがてお得意先のレストランシェフに「河崎さんとこの肉はお客さんに出すのが勿体ないほど美味しい」と言われるまでに。 順調に回り始めた羊飼い生活を、それでもなぜやめる決断をしたか、そしていかにして小説を書き始めたのか。「小説家前夜」の日々を綴る。
  • フィンランドの高校生が学んでいる人生を変える教養
    4.1
    世界幸福度ランキングで、7年連続1位に輝いたフィンランド。フィンランドの学校には「良く生きるための授業」がある。それが、心理学、社会学、政治学、哲学など、様々な分野を横断しながら、自分の人生観を育むための知識と教養を得る「人生観の知識の授業」。「良い人生って何?」「生きる意味はどこにある?」などの問いに向き合いながら、自分だけの答えを探すフィンランド独自の授業、そしてその教科書から、幸せに生きるヒントを探る。
  • 本を書く技術 取材・構成・表現
    4.1
    朝カルの講座でも大人気! ノンフィクションの名手が放つ渾身の書 石井さんは教えてくれる。本を書く「技術」だけではなく、もっと大切な、「書く力」そのもののことを。 ――高橋源一郎(小説家) AI時代に〈人間の本質〉に迫る極意を伝える必読書! ――今井むつみ(慶應義塾大学教授) 朝カルの講座でも大人気!  ノンフィクションの名手が贈る「伝わる」表現のための新バイブル ・メディアが見落とす、テーマの“空白地帯”を見つけよ ・「違和感」「矛盾」「現場ならではの言い回し」こそ記録する ・ ICレコーダーは使わない、“脳を活性化”するノート術 ・「構成力」で本は決まる――9つの「型」の力を借りよう ・「見上げて」「驚く」ライティング術の真髄とは? ・五感描写、キャラクター造形法の門外不出テクニック…etc. プロの取材技術、書籍水準の構成力・表現力……暗黙のノウハウのすべてがここに。
  • もう別れてもいいですか
    4.1
    58歳の主婦・澄子は、横暴な夫・孝男との生活に苦しんでいた。 田舎の狭いコミュニティで、モラハラ夫に従うしかない澄子を変えたのは、離婚して自分らしく生きる元同級生との再会だった。 勇気を振り絞って離婚を決意するも、財産分与の難航、経済力の不安、娘夫婦の不和など、困難が山積。澄子は自分の人生を取り戻せるのか? 平凡な主婦による、不屈の離婚達成物語!
  • 毒親に復讐したい悪役令嬢は、契約婚約した氷の貴公子に溺愛される(コミック) 分冊版 : 1
    4.1
    「僕は真実の愛に目覚めた!」そんなセリフと共に、王子から婚約破棄された公爵令嬢アデライン。王子と男爵令嬢が仲睦まじく寄り添うなか、アデラインは幽閉されたのちに殺害。そして次に目を覚ますと、彼らの娘であるセシリア王女に転生していた!復讐を誓ったセシリア=アデラインは、前世の義弟である氷の貴公子エルヴィスと手を組むことに。ただの協力関係と思いきや、次第に彼の様子に変化が--!?執着系イケメン×前世悪役令嬢(?)の謎解きロマンス!
  • 年1時間で億になる投資の正解(新潮新書)
    4.1
    投資にリスクはつきものだ。だが、投資しないのはもっとリスクだ――それはなぜか? 数ある投資術に“正解”などあるのか? 各賞受賞の実力派経済記者が、自身の体験と著名投資家や金融機関への取材、膨大な公開データから“ほったらかし投資”の極意を示す。カナダ発の世界的ベストセラーに日本版オリジナル「投資の10カ条」を加筆収録。年1時間の運用チェックでやがて資産が億になる、投資の最適解とは。
  • オリーブの実るころ
    値引きあり
    4.1
    恋のライバルは、白鳥だった!?結婚、終活、離婚、妊娠……。 身に起こりうるライフイベントを、不思議な軽妙さで描く6つの短編集。 「家猫」 ハイスぺ彼氏には化け猫みたいな母がいる。もしほんとうに結婚するなら、あの化け猫を少しずつ弱らせる方法を本気で考えなくちゃならない。 「ローゼンブルクで恋をして」 突然行方をくらませた父。終活のために向かった先は、瀬戸内の選挙事務所。そこには小柄で逞しい女性候補者の姿があった。 「川端康成が死んだ日」 母は、あの日を限りに帰ってこなかった。当時の母の年齢を超えてしまった私に、母から最後の願いが届く。 「ガリップ」 ガリップが想像妊娠したのは、わたしたちが結婚した翌年の夏だった。妻と夫とメス白鳥の三角関係の顛末。 「オリーブの実るころ」 斜向かいに越してきたのは、前科者の老紳士。品のいい佇まいからは想像もつかない大恋愛の行末は? 「春成と冴子とファンさん」 彼の両親のもとへ、なぜか一人で結婚報告に行くことに。離婚した二人は、思い思いの生活をしていて……。
  • 詩歌川百景 1
    4.1
    『海街diary』と繋がる物語、開幕! 山形の山里にある小さな温泉町・河鹿沢温泉の旅館で湯守り見習いとして働く和樹。弟の守とともに、旅館の女将や周囲の大人の思惑に時に守られ時に翻弄されながら暮らしている。 大人たちの抱える過去、そして河鹿沢温泉に数年前に引っ越してきた旅館の大女将の孫娘・妙をはじめ幼なじみ達との友情と恋と人生が静かに紡がれていくーーー
  • 2時間で一気読み 13歳からの政治の学校
    4.1
    1巻850円 (税込)
    大人こそ必読の政治入門「裏金をつくる政治家が日本に必要?」「選挙って行く意味あるの?」。そんな疑問を持ったら、もしくは聞かれたら、誰もが経験している学校を思い出してほしい。本書では、政治の現場を知り尽くした著者が、政治の世界を学校に見立てながら解説。政治家、選挙、派閥、三権分立、民主主義――。これらの仕組みを理解すれば、学校や会社での「政治」にも役に立つ! 【本書の目次(項目一部抜粋)】はじめに ●「政治」を根本から考える必要性 ●権力者に「NO!」と言える国、ニッポン ●水と安全が“タダ”で手に入らない時代がやってくる? 第1章:「民主主義」って何ですか?→血を流すことなく、現状を変えられる力です ●「政治なんて興味ない」では自分が損をする ●全員による「直接民主制」、代弁者を選ぶ「間接民主制」 ●日本の政治家はお金をもらいすぎ? 第2章:なんで「選挙」が大事なんですか?→政治家にプレッシャーを与えるためです ●「シルバー民主主義」はなぜ起きるのか ●政治家は「選挙に行かない有権者」を無視する ●「あなたの1票」は政治家へのプレッシャーになる 第3章:なんでネット選挙できないんですか?→与党政治家は、無党派層に選挙に行ってほしくないからです ●政権に緊張感を与える、だから「政権交代」は必要 ●政治家を新陳代謝するための3つの提案 ●ネット投票が進まない本当の理由 第4章:なんで日本では「首相」を直接選べないんですか?→そのほうが国会議員にとって得だからです ●なぜ日本では「首相」を直接選べないのか ●日本の首相は国会議員のほうを向いている? ●なぜ日本の政治では「派閥」が力を持つのか
  • 生殖記
    4.1
    1巻1,683円 (税込)
    『正欲』から3年半ぶりとなる最新長篇。 とある家電メーカー総務部勤務の尚成は、同僚と二個体で新宿の量販店に来ています。 体組成計を買うため――ではなく、寿命を効率よく消費するために。 この本は、そんなヒトのオス個体に宿る◯◯目線の、おそらく誰も読んだことのない文字列の集積です。
  • 積ん読の本
    4.1
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本を読むよりも買うスピードが上回ったまさにその瞬間から「積ん読」は始まる。 部屋の片隅に、1冊、また1冊と積み上げられる「積ん読」の山を見て、 人は焦り、罪の意識を覚え、自嘲するのだ。 そもそも「積ん読」とはなにか。その言葉の歴史は意外にも古く、明治時代にまで遡る。 100年以上に渡って受け継がれてきた日本の読書家たちの「伝統芸」は、 今や「TSUNDOKU」として世界の共通語ともなった。 そんな「積ん読」の本質に迫るべく、ブックレビュアーの石井千湖が、 斯界の本読み12人の「積ん読」事情を探るインタビュー取材を敢行。 ある者は「積ん読」こそが出版界を救うものだと熱く語り、 またある者は「積ん読」にこそ書物の真の価値があるのだと断言する。 写真に収められた圧巻の「積ん読」の山と、「積ん読」を語るその言葉を一読いただき、 読書家諸氏におかれては、ほっとするなり、笑うなり、共感するなり、 感心するなり、呆れるなりしていただきたい。 柳下毅一郎(特殊翻訳家、映画評論家) 柴崎友香(作家) 池澤春菜(作家、声優) 小川哲(作家) 角田光代(作家) しまおまほ(マンガ家、イラストレーター) 山本貴光(文筆家、ゲーム作家) 辻山良雄(Title店主) マライ・メントライン(ドイツ人) 小川公代(英文学者) 飯間浩明(辞書編纂者) 管啓次郎(翻訳家、詩人) 積ん読の悩み相談Q&A
  • 資本主義が人類最高の発明である:グローバル化と自由市場が私たちを救う理由
    4.1
    「リベラル」も「保守」も、実は資本主義を理解していない。今こそその真価を知るべき時だーー。 ★「脱成長せよ」「トップ1%が搾取」「格差と不幸の元凶」etc.……データを見れば、すべて間違いだった! ★資本主義の「真価」と「本質」を、豊富なデータと根拠で示す世界的話題作、ついに邦訳。 ★フィナンシャルタイムズ紙、エコノミスト誌ほか絶賛の嵐! ★イーロン・マスク、異例の推薦。 「資本主義が正義である理由が完璧にわかる名著。特に第4章を読んでほしい」 ★「できるだけ多くの人が本書を読んで、人類がいまや手にしている強みと今後の発展につながる叡智を、改めて認識しなおしてくれることを願いたい」ーー山形浩生 資本主義を打倒せよとかグローバリストをブチ殺せとか、そういう極端な主張をしても何の役にもたたない。 最終的には個人の創意工夫を信じ、なるべく競争原理を活用することで、経済や社会の活力を維持する――それが重要なことだ。 市場が万能だと思う必要はない。しかし市場がかなり大きな力を持っているし、価格の持つ情報を通じて人々をまとめる能力を持っているのも事実だ。ここ数世紀にわたる人類の空前の発展は、まさにその力をうまく活用できるようになったおかげなのだ。 それを続けようじゃないか、と本書は述べる。 できるだけ多くの人が本書を読んで、人類がいまや手にしている強みと今後の発展につながる叡智を、改めて認識しなおしてくれることを願いたい。 ーー山形浩生(訳者解説より) ・「強欲な資本家」がいなければ「貧乏人」はもっと貧しくなる ・全億万長者の資産を分配しても、貧しい人の生涯所得は「27万円」しか増えない ・世界の課題を解決するのは「再分配」ではなく「経済成長」 ・「脱成長」は地球温暖化を悪化させる ・グローバル化のおかげで、世界の貧困率は過去20年で「70%」下がった ・資本主義下でお金を儲けるには「利他」と「協力」が不可欠 ・資本主義以前のほうが、「搾取」も「環境破壊」もひどかった ・「個人主義社会」のほうが献血、骨髄・臓器提供、人助けの参加度が高い ・金銭的インセンティブは人々の「公共の精神」を奪わない ・資本主義はゼロサムではなく「プラスサム」ゲーム 【目次】 はじめに 第1章 資本主義は世界を救う 第2章 経済成長はなぜ必要? 第3章 自由市場は労働者を救う 第4章 トップ1%はなぜ必要? 第5章 独占企業は悪なのか 第6章 産業政策がダメなわけ 第7章 中国経済、虚像と実態 第8章 地球温暖化と資本主義 第9章 人生の意味と資本主義 おわりに 原注 訳者解説
  • 【全1-6セット】氷の伯爵の償い婚【イラスト付】
    完結
    4.1
    全1巻1,320円 (税込)
    「僕は前世で君を殺したんだ」父親が詐欺に遭い、家族が路頭に迷いかけた男爵令嬢・サラは、自らの結納金に一縷の望みをかけ、結婚を決意する。結婚相手を探しに出かけた夜会で、眉目秀麗だけれど冷淡だと有名な伯爵・フェリクスと出会う。初対面にもかかわらず、彼は涙ながらに前世の夫だと言って求婚してきて……。戸惑うサラに「どうか今世で罪を償わせてほしい」と懇願してくる。結婚生活が始まってもなお、彼の話を信じられないサラだったが、やがて想像を越える「前世」の全貌を知ることになって……。 ※こちらは単話1~6話のセット版です。重複購入にご注意ください。
  • 藍を継ぐ海
    4.1
    1巻1,760円 (税込)
    なんとかウミガメの卵を孵化させ、自力で育てようとする徳島の中学生の女の子。老いた父親のために隕石を拾った場所を偽る北海道の身重の女性。山口の島で、萩焼に絶妙な色味を出すという伝説の土を探す元カメラマンの男――。人間の生をはるかに超える時の流れを見据えた、科学だけが気づかせてくれる大切な未来。きらめく全五篇。
  • 日本を守る 強く豊かに
    4.1
    本書と連動した内容が楽しめるYouTubeチャンネル「デイリーWiLL」 動画URLはこちら→https://www.youtube.com/@Daily_WiLL  同志議員の力を再結集し、ともに私たちが目指してきた「日本」の創生に向けて働き続けることが、安倍元総理への唯一の恩返しになることだと、決意を新たにしています。  そのために本書を安倍元総理に捧げる思いで執筆いたしました。次世代の日本を築くために、必要な政策の数々を訴えてきます――。 初の女性総理実現へ 揺るがない国家観、歴史観で皇統を守り、 中国と対峙。 日本という国が存続するためには、 この人以外にあり得ない! ・安倍元総理の遺志を継いで!  ・経済安全保障担当大臣として ・健康・医療・クールジャパン戦略担当大臣として ・宇宙政策・科学技術政策担当大臣として ・サイバーセキュリティ対策の強化を急げ! ・高まるセキュリティ・クリアランスの重要性 ・日本国家を守るために ・中国の理不尽なやり方に屈してはならない
  • やりたいことができる私になる自信貯金
    4.1
    「自信貯金」。それは、自分の中にたくわえる自信の力。意外なことに、自信貯金はすぐに貯まります。しかも使えば使うほどさらに貯まって、なくなるということはありません。自信貯金は、あなたの夢や目標を実現するため、幸せであるために、お金の貯金よりもずっと価値のある心の資産です。これまで「自信がない」と感じてきた人も、「小さな行動」でどんどん貯まる「自信貯金」の仕組みがわかることで、気軽に自分のやりたいことができるようになります。 ●「とりあえず、やってみよう」と、さまざまなことに積極的になれる ●他人の評価がどうであろうと、自分を好きでいることができる ●ありのままの自分で堂々と人と接することができる ●ミスや失敗があっても、早めに平常心に戻ることができる ●未来の不安、過去の後悔がなくなり、いまに専念できる ●“オリジナリティ”を磨くことや成長を楽しめる ●日々、喜びや感謝を実感して、笑顔が増える 自分を信じられれば、ありのままの自分で伸び伸びと生きていくことができます。ほんの小さなことの積み重ねで、「最初の一歩」が踏み出しやすくなり、「やり遂げる力」も身につく、とっておきの習慣を本書で公開します。
  • 眠れる進化 世界は革新【イノベーション】に満ちている
    4.1
    生物進化はいたるところで起きており、そのうち時機を得たものだけが爆発的成功を遂げる。そして車輪が何度も発明された末ようやく広まったように、人類のイノベーションにも同様の法則が! 進化生物学が解き明かす、この世界の隠れたルール。解説/吉川浩満
  • 掃除婦のための手引き書 ――ルシア・ベルリン作品集
    4.1
    2020年本屋大賞〔翻訳小説部門〕第2位。 第10回Twitter文学賞〔海外編〕第1位。 「アメリカ文学界最後の秘密」と呼ばれたルシア・ベルリン、初の邦訳作品集! メディア、SNSで大反響! 朝日、日経、読売、毎日、東京、中日、北陸中日、北海道、河北新報、信濃毎日、京都、共同、週刊文春、週刊新潮、週刊朝日、文藝春秋、GINZA、MORE、FIGAR JAPON、VOGUE JAPAN、ELLE JAPON、クロワッサン、婦人公論、ミセス、本の雑誌、POPEYE、本の雑誌、mi-mollet、現代ビジネス、クーリエ・ジャポン、本の雑誌、図書新聞、週刊読書人、文藝、すばる、小説すばる、波、本、RKBラジオ、NHKラジオ深夜便、TOKYO FM。 J-WAVE……。「ダ・ヴィンチ」の「ひとめ惚れ大賞」受賞! 2013年にノーベル文学賞を受賞したアリス・マンローや、短篇の名手レイモンド・カーヴァー、日本で近年人気が高まっているリディア・デイヴィスなどの名だたる作家たちに影響を与えながら、寡作ゆえに一部のディープな文学ファンにのみその名を知られてきた作家、ルシア・ベルリン。 2004年の逝去から10年を経て、2015年、短篇集A Manual for Cleaning Womenが出版されると同書はたちまちベストセラーとなり、The New York Times Book Reviewはじめ、その年の多くのメディアのベスト本リストに選ばれました。 本書は、同書から岸本佐知子がよりすぐった24篇を収録。 この一冊を読めば、世界が「再発見」した、この注目の作家の世界がわかります! このむきだしの言葉、魂から直接つかみとってきたような言葉を、 とにかく読んで、揺さぶられてください ――岸本佐知子「訳者あとがき」より 彼女の小説を読んでいると、自分がそれまで何をしていたかも、 どこにいるかも、自分が誰かさえ忘れてしまう。 ――リディア・デイヴィスによる原書序文「物語こそがすべて」(本書収録)より 毎日バスに揺られて他人の家に通いながら、ひたすら死ぬことを思う掃除婦(「掃除婦のための手引き書」)。 夜明けにふるえる足で酒を買いに行くアルコール依存症のシングルマザー(「どうにもならない」)。 刑務所で囚人たちに創作を教える女性教師(「さあ土曜日だ」)。…… 自身の人生に根ざして紡ぎ出された奇跡の文学。
  • 女の氏名誕生 ――人名へのこだわりはいかにして生まれたのか
    4.1
    江戸時代の女性名は現代とどう違ったのか?「お」の付く女性名はどこに消えたのか? 近代女性名の「子」とは何か? 何が今日の「夫婦別姓」論争を生み出したのか? アイデンティティとして名前に執着する現代の常識は、どのように生まれたのか?――男性名とは別物だった江戸時代の女性名が、明治期に男女共通の「氏名」となって現代の諸問題を抱えるまで、近代国民国家の形成、文字の読み書きや捺印、戦後改革など様々な事象を通して、日本人名文化の歴史的変遷を明らかにする。
  • 人類5000年史I ──紀元前の世界
    4.1
    1~6巻825~990円 (税込)
    文明の誕生から現代まで、5000年の人類の歩みをまとめる著者のライフワークの第一巻。文字の誕生と最初の文明(BC3000‐BC2001)から、チャリオットによる軍事革命と紀元前1200年のカタストロフ(BC2000‐BC1001)、世界帝国の時代(BC1000‐BC501)、知の爆発の時代(BC500‐BC1)まで、紀元前およそ3000年の歴史をダイナミックに展開する。
  • 鎮魂 Guardian 1
    値引きあり
    4.1
    1~3巻1,650円 (税込)
    *電子書籍にて配信の分冊版1~46までを収録。 *挿絵は収録されておりません。 *初回限定特典は電子書籍版ではご応募できません。お気をつけください。 人気作家Priestの再生回数36億回超ドラマの伝説的原作BL小説(台湾リリース版)。重厚な世界観の中での数万年の時をかけた壮大な愛と戦いの物語が待望の邦訳! 大都市龍城(ロンチェン)。人間ではない存在が引き起こした特殊事件を扱う特別調査処の所長・趙雲瀾(チャオ・ユンラン)は、龍城大学で起きた不思議な事件の捜査中、大学教授・沈巍(シェン・ウェイ)に出会う。 二人は初対面なのに、なぜかそんな気がしない。一目惚れだと確信した趙雲瀾は沈巍に猛アタックするが、沈巍は距離を置く。それでも趙雲瀾が危険な捜査現場を突き止めたり、体調不良で倒れそうになったりするたび、そこには常に沈巍の姿があった。 趙雲瀾が沈巍の正体に迫ると、二人の関係と特殊事件が交差し、数万年の時空をさかのぼり――。数多くの前世からの輪廻を超えて、彼らは結ばれるだろうか? 第一部 輪廻晷(りんねき) 第二部 山河錐(さんがすい)収録。
  • 姉に悪評を立てられましたが、何故か隣国の大公に溺愛されています 自分らしく生きることがモットーです【電子特典付き】
    4.1
    癇癪持ちでわがまま―― 前世の記憶を持つ公爵令嬢レティシアは、姉に引き立て役として嘘の悪評を立てられた。 将来家を出るつもりだし、と諦めていたある日、 隣国の大公レイノルトは「わがままなんてとんでもない。とても素敵なご令嬢です」 と悪評が真実ではないと見抜いて!? 彼だけが本当の自分を見てくれるから―― レティシアは元凶である姉と戦うことを決意する! 悪評まみれ令嬢が自分自身を取り戻す、溺愛逆転劇開幕! 【電子特典付き】 街で買い物をするレティシア。 噴水のある広場で休憩をしていると、レイノルトと遭遇する。 しかし突然の雨に、二人は急いで雨宿りすることになり――。 書き下ろしショートストーリー『雨音で近付く距離』を収録!
  • 声の在りか
    4.1
    希和は、小4の息子・晴基が書いた「こんなところにいたくない」というメッセージを見つける。本人に確かめたくても動き出せない希和は、民間学童で働き始めるが――息苦しい日常を生き抜くあなたに贈る物語
  • サリー・ダイヤモンドの数奇な人生
    4.1
    アンソニー・ホロヴィッツ絶賛! 「圧倒的なキャラクターが誕生した」 引きこもりで“変わり者”のサリー。 父亡き後、外の世界で教えられたのは社交辞令と、恐ろしい出生の秘密―― 世界29カ国で刊行! 予測不能ミステリー 町外れで父と孤立して暮らす“変わり者”サリーは6歳までの記憶がない。 ある日父が病気で亡くなり、言いつけどおりに家の裏の焼却炉で遺体を焼いたところ、警察が駆けつけ大騒ぎになってしまう(何かまずかったようだ)。 マスコミが殺到するなか、赤い帽子を被って葬儀を終えたサリーは父が遺した手紙を開く。 そこには人とかかわるようにという願いとともに、ある凄惨な事件の記録が記されていた――。 『パブリッシャーズ・ウィークリー』誌が選ぶベストミステリー&スリラー2023! 米Amazonベストブック2023(ミステリー、スリラー&サスペンス部門)トップ20選出! 本国アイルランドで9週連続1位! 「サリーが真相を探るにつれ、衝撃と感動がもたらされる。そして胸が張り裂けるのに、底なしに笑える」 ハーラン・コーベン(作家)
  • 野生生物は「やさしさ」だけで守れるか? 命と向きあう現場から
    4.1
    野生生物を守るのは簡単ではありません.複雑な生態系のバランスを保ち,多様な生きものがいる豊かな自然環境を維持するために,ときには外来生物などを駆除するという,つらい選択をしなければならないこともあります.日々悩みながら命と向きあう現場の人たちを取材し,人と生きものとの共生のあり方を問いかけます.

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  • いわゆる「サザン」について
    4.1
    サザンオールスターズのやめそびれた歴史と、その真実。 昨年2023年にデビュー45周年を迎え、今年2024年には新作オリジナル・アルバムの制作を発表するなど今もなお精力的な活動を続け、その名曲の数々で常に日本のミュージックシーンを牽引し続けている唯一無二のバンド、サザンオールスターズ。 そんなサザンの誕生から国民的アーティストになるまで、そして無期限活動休止を経て現在に至るまでの軌跡を、音楽評論家 小貫信昭氏が余すところなく克明に綴りました。 40年以上にわたり、ことあるごとに取材をし、唯一その言葉を聞き続けた小貫氏だからこそ書けた、「サザンオールスターズについて」の決定版。サザンの歴史を振り返りながら彼らの楽曲や音楽人としての魅力、そしてこれからを紐解く、音楽ファン必読の一冊です。 本書は私が長年にわたりサザンオールスターズを取材して知り得たこと、感じたことをもとに書き下ろしたものである。たいへん有り難いことに、ほぼ執筆し終わろうかという時に、新たに桑田さんに時間を頂き、追加取材もした。文中に引用させて頂いた桑田さんの発言は、出典を明記しているもの以外、すべて直接ご本人に伺ったものから構成している。しかし一貫して言えるのは、サザンオールスターズの「作品」こそが主役の本、ということだ。 (本文より) 昔々、"軽薄なノリ"が名誉であり、ヤンチャなものに対してやや寛容な時代があった。 ついつい、調子に乗ってそれをやめそびれた我々は、 未だに「まともな音楽人」として衆人に認知されていない。 ーーーサザンオールスターズ・桑田佳祐 目次 序章・サザンオールスターズ誕生 1章・1978年~「勝手にシンドバッド」の衝動と「いとしのエリー」の老獪さ 2章・1981年~「ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY)」で得た自信 3章・1985年~2枚組大作『KAMAKURA』は「終わり」の「始まり」 4章・1987年~デビュー10周年 復活を告げる「みんなのうた」 5章・1991年~甘くてしょっぱい「涙のキッス」でチャートを席巻 6章・1995年~「マンピーのG★SPOT」誕生の瞬間 7章・1999年~新たな代表曲「TSUNAMI」が描く「侘しさ」とは 8章・2003年~不退転の覚悟と『キラーストリート』の充実 9章・2008年~スタジアムも泣いた「無期限活動休止」の夜 10章・2019年~下を向きがちな世の中にこそ“SMILE”を 終章・2023年~バンドの半世紀へ向け、桑田から届いた本音のメッセージ あとがき ◆著者プロフィール 小貫 信昭 (おぬき のぶあき) 1957年東京都生まれ。1980年、『ミュージック・マガジン』を皮切りに音楽について文章を書きはじめ、音楽評論家として 40年以上のキャリアを持ち、 長年にわたりサザンオールスターズの魅力を言葉として紡ぎ続けてきた。著書に『歌のなかの言葉の魔法』『小田和正ドキュメント1998-2011』『Mr.Children 道標の歌』『槇原敬之 歌の履歴書』など。
  • となりの百怪見聞録 1
    4.1
    怪異に好まれる男・片桐甚八と、“オバケ先生”と呼ばれる好事家・原田織座。“あちら側”に縁ある男ふたりの、不思議と恐怖と好奇心の見聞録、はじまり、はじまり。
  • 詩人なんて呼ばれて(新潮文庫)
    4.1
    20歳で『二十億光年の孤独』を刊行し、日本語の可能性を拡げ続けてきた国民的詩人、谷川俊太郎。その70年以上にわたる創作生活のすべてを、多彩な作品を交えて振り返る。哲学者・谷川徹三との父子関係、3人目の妻・佐野洋子との別れの真相、迫りくる老いと死への想い。長時間の入念なインタビューによって、巨星の全貌が初めて姿を現した――。文庫化にあたり最新肉声を含めた新章を収録。
  • 虫ぎらいはなおるかな? 昆虫の達人に教えを乞う
    4.1
    1巻1,210円 (税込)
    虫ぎらいを克服したいと願っている文筆家・イラストレーターの著者が、昆虫館の飼育係、虫のアーティスト、ナチュラリスト、教育学者など、虫の達人にインタビューしながら、虫との付き合い方を模索する本。はたして、虫ぎらいはなおるのか?
  • 「世界の終わり」の地政学 野蛮化する経済の悲劇を読む 上(集英社シリーズ・コモン)
    4.1
    日本人はまだ知らない。脱グローバル経済がもたらす衝撃。 エネルギー、資源、食糧。無慈悲な未来を日本はどう生きるのか。 ★40万部突破の全米ベストセラー! ☆フィナンシャル・タイムズ紙「最優秀図書賞」(読者選出)受賞! ★世界中が刮目!  イアン・ブレマー氏(『Gゼロ後の世界』)、絶賛! 「経済地理学・人口学・歴史学を総合した、常識を破る、鋭い地政学理論」  白井聡氏(『武器としての資本論』)、感嘆! 「米国が脱グローバル化に舵を切る。驚きの未来像がここにある!」 ☆概要 すでに不穏な兆しが漂うグローバル経済。それは一時の変調なのか。いや、そうではない。米国が主導してきた「秩序」、すなわちグローバル化した「世界の終わり」なのだ。無秩序の時代には、経済も政治も、文明そのものも野蛮化していく。しかも世界中で人口が減少し、高齢化していくなかで軌道修正も困難だ。そのなかで生き残っていく国々とは? 地政学ストラテジストが無慈悲な未来を豊富なデータとともに仔細に描き、全米を激しく揺さぶった超話題作! ★おもな内容 ・いよいよアメリカが「世界の警察」の役割を捨て、西半球にひきこもる。 ・脱グローバル化で、世界経済に何が起きるのか。 ・今後、大きなリスクにさらされる海運。製造業がこうむるダメージとは? ・過去七〇年の成長を支えてきた、豊かな資本。それが、世界的に枯渇してしまう理由。 ・世界的な人口減少。日本人が見落としていた壁とは? ・世界のモデル国・日本を、他国が見習うことができないのはなぜ? ・エネルギーや資源の調達は、今後も可能なのか? ・グリーン・テクノロジーでは未来を支えられない、その理由。 ・日本が食糧危機から逃れるために、すべきこと。 ・「アメリカの世紀」のあと、覇権を握る国はどこなのか。 【上巻・目次】 第1部 一つの時代の終わり 第2部 輸送 第3部 金融 【プロフィール】 著者:ピーター・ゼイハン 地政学ストラテジスト。在オーストラリア米国務省、民間諜報会社ストラトフォーのバイス・プレジデントなどを経て、2012年に自身のコンサルティング会社ゼイハン・オン・ジオポリティックスを設立。エネルギー大手企業、金融機関から米軍まで、幅広い分野のクライアントを抱える。主な著作に『地政学で読む世界覇権2030』など。 訳者:山田美明 英語・フランス語翻訳者。主な訳書に『つくられた格差』『食い尽くされるアフリカ』『大衆の狂気』『プランタ・サピエンス』、共訳書に『約束の地』など。
  • インドラネット
    4.1
    美貌とカリスマを備えた友人・空知の行方を追い、東南アジアの混沌に飛び込んだ晃。だが待ち受けていたのは、空知とその姉妹の凄絶な過去だった……。数多の賞を受賞した著者が到達した「現代の黙示録」!
  • 記憶の深層 〈ひらめき〉はどこから来るのか
    4.1
    試験前の一夜漬け.苦労して覚えても,終わればすぐに忘れてしまう.もっと効果的で効率的な学習方法はないのか.鍵は「記憶」にある.記憶のしくみを深く知り,上手に活かせば答えはひらめく.記憶のアウトソーシングが加速するAI時代.人間の創造性が問われる今こそ必要な,科学的エビデンスにもとづく記憶法のヒントを伝授する.

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  • 世界の適切な保存
    4.1
    ロングセラー『水中の哲学者たち』で話題沸騰! 対話する哲学者・永井玲衣、待望の最新刊! 見ることは、わたしを当事者にする。 共に生きるひとにする。 世界をもっと「よく」見ること。その中に入り込んで、てのひらいっぱいに受け取ること。 この世界と向き合うための哲学エッセイ。 わたしはどうやら、時間が流れていくにしたがって、 何かが消えるとか、失われるとか、忘れられるということがおそろしいらしい。 ここに書かれたもの。その何倍もある、書かれなかったもの。 でも決してなくならないもの――。 生の断片、世界の欠片は、きかれることを待っている。じっとして、掘り出されることを待っている。
  • ハローキティのニーチェ 強く生きるために大切なこと
    4.1
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ハローキティがニーチェの「ツァラトゥストラかく語りき」の世界を旅する──。「生きる意味」って何だろう?孤高の哲人の教えのエッセンスを読み解くことで、「本当に大切なこと」に気がつける。読めば生き方が変わる!
  • 宗教を学べば経営がわかる
    4.1
    なぜ日本企業はイノベーションを起こせないのか? 宗教を理解すれば、ビジネスがより深く考えられる。 経営理論から読み解けば、宗教がわかりやすくなる。 変化が激しい時代だからこそ、ビジネスパースンにとって 宗教を学ぶことが不可欠だ――。 博覧強記のジャーナリストと希代のの経営学者が初対談。 キリスト教やイスラム教から、トヨタやホンダ、イーロン・マスクまで。 人や組織を動かす原理に迫る。 ・歴史上最も成功した「組織」はキリスト教とイスラム教 ・企業研修は、ミサや礼拝を見習うべし ・「お金のためじゃない」から資本主義社会で成功する ・イスラム教が「ティール組織」を作れる理由 ・米大統領選をも左右する、アメリカ社会の根底にある宗教思想とは? ビジネスパースンの課題は、宗教と経営理論で解決できます!
  • 「叱れば人は育つ」は幻想
    4.1
    村中直人氏は、脳・神経科学などの知見から、叱ることには「効果がない」と語る。叱られると人の脳は「防御モード」に入り、ひとまず危機から逃避するために行動を改める。叱った人はそれを見て、「ほら、やっぱり人は叱らないと変わらない」と思ってしまうのだが、叱られた当人はとりあえずその場の行動を変えただけで、学びや成長を得たわけではないのだ。そして厄介なことに、人間には「よくないことをした人を罰したい」という欲求が、脳のメカニズムとして備わっているため、叱ることで快感を得てしまうのである。では、どうすれば人は成長するのか。本書は臨床心理士・公認心理師で、発達障害、不登校など特別なニーズのある子どもたち、保護者の支援を行ってきた著者が、「叱る」という行為と向き合ってきたさまざまな分野の識者4人と、叱ることと人の学びや成長について語り合った一冊である。
  • 人生後半、そろそろ仏教にふれよう
    4.1
    【本書の要点】●身近な死を実感した古舘氏が人生後半で出合ったのが仏教だった。 ●日本では大乗仏教が浸透しているが、本来の仏教は原始釈迦仏教。 ●自我をなくしていけば、人生の苦しみが軽減される。 ●老・病・死に直面する人生後半こそ、ブッダの教えが効いてくる。 ●釈迦の仏教は論理的な真理であり、科学との共通点が多い。 プロレスやF1の実況で人気を博した古舘氏は、なぜ人生後半で仏教に熱中するのか。老・病・死に向き合い、「生きる意味」を考えるうえで、釈迦(ブッダ)の仏教がヒントになる。釈迦仏教の碩学である佐々木氏と、自我の抑制に勤しむ古舘氏が、穏やかな心で生きる作法について議論する。 【仏教の基礎が“古舘節”でわかる!】●「これからも釈迦の“推し活”を続けていきますよ」 ●「僕にとって佐々木先生は、天下一品の“釈迦コンシェルジュ”なんです」 ●「法然の浄土宗は“ヘルプミー・ブッダ!”と極楽往生を願い、親鸞の浄土真宗は、約束された極楽往生に“サンキュー・ブッダ!”と感謝するんだ」 ●「最澄の天台宗は、阿弥陀様の信仰も法華経も詰め合わせた“仏教福袋”だ」 ●「僕も頑張れば“リトル道元”になれるかな」
  • 真・日本の歴史
    4.1
    日本とはこんな国だったのか 日本人の行動原理はここにあったのか あなたの知っている日本の歴史がひっくり返る! 目からウロコ  衝撃の面白さ ゼロから学び直す真(シン)・日本史! 教科書も学者も教えてくれない「歴史の流れ」がわかる! 謎が解ける! 「比較」と「宗教」の視点を持てば、日本史ほどユニークで面白い歴史はない。 シリーズ累計580万部突破『逆説の日本史』著者による、30年の歴史研究のエッセンス。 (目次) 第一部  「比較」から日本史を読み解く 第一章  「世界と日本」はこんなにも違う 世界でも珍しい日本の木造文化 世界の常識はレンガ文化 なぜ日本だけが木造建築にこだわったのか 文明開化というまやかし 日本の道路舗装率は世界最下位!? 馬車を使わなかった特別な国・日本 日本史だけ見たのでは日本史はわからない 則天武后は日本のマネをして「女帝」になった! 北条義よしとき時は「日本史」を際立たせる超重要人物 王朝交替がない日本は世界の非常識 朝鮮出兵は秀吉の「錯乱」ではなかった なぜ信長は本拠地を移転できたのか 戦争を簡単にはやめられないという「世界史の常識」 唐入りのとき、実は兵士はイケイケムードだった 第二章  「長期の時間軸」で見ると歴史はわかる 織田信長は日本の歴史教育の被害者である 日本に宗教戦争はなかったという嘘 織田信長「以前」と「以後」で歴史はこんなに違う 北条早雲との比較で信長の女性観がわかる 他の大名と比較して初めて信長の特異性が見える 信長を理解することは日本史を理解すること 日本の女性は「世界最強」だった 競争社会のままでは戦争はなくならない 徳川家康はなぜ「朱子学」という外来宗教を輸入したのか 当時の人間の気持ちになって考える 刀の切れ味は斬ってみないとわからない 「劇薬」でしか、人は変われない 徳川綱吉は「戦国時代」を完全に終わらせた政治家 第二部  「宗教」から日本史を読み解く 第三章 日本人の宗教の原点は「穢れ(ケガレ)」 なぜ「宗教」抜きに歴史は語れないのか 宗教を無視したために矛盾が生じた日本史の「時代区分」 古代日本人は首都を天皇一代ごとに移転していた 日本教のバイブル『古事記』 日本の天皇は穢けがれを祓はらう「禊みそぎ」によって生まれた すべての禍は穢れによって発生する なぜ都を一代ごとに移転しなければならなかったのか 見過ごされている持統天皇の功績 医者と僧侶は日本では「ガイジン」扱いだった 「穢れ忌避信仰」こそ日本教の根源的信仰である 第四章 日本人はなぜ「怨霊」を神として祀るのか 「怨霊」は怨念を内包した死穢から生まれる 日本最初の怨霊「大国主命」 最強の怨霊となった崇徳上皇の悲しい出生 後白河の無慈悲が生んだ崇徳の呪い 崇徳上皇が日本最強の怨霊である歴史的証拠 強い怨霊だからこそ神として祀る 「諡おくりな」による怨霊鎮魂法 怨霊鎮魂の道具としての仏教 『源氏物語』は怨霊鎮魂の産物 『平家物語』の成功がもたらした思わぬ副産物 怨霊信仰が「能」を生み出した 日本人の識字率の高さは怨霊信仰のおかげ 第五章 日本人はなぜ「和」を一番大切にするのか 日本人に「和」を根付かせたのは聖徳太子だった 「話し合い絶対主義」という宗教 一番大切なことは冒頭か結末にある 今も続く話し合い絶対主義 話し合い絶対主義が日本の民主主義を歪めている 話し合い絶対主義のルーツ 第六章  「言霊」に縛られる日本人は不吉なことを口にできない 日本独特の宗教「言霊」 理不尽な言葉狩りによって再発見した言霊信仰 『万葉集』に見る言霊信仰 言霊から見えてくる卑弥呼の正体 言葉と実態は一体化している なぜ日本では「欠陥契約」が結ばれてしまうのか 「言えば(書けば)起こる」と信じる日本人 言霊の世界では起こって欲しくないことは書けない 言霊の世界では合理的な判断をした者が糾弾される 日本には和歌の前の平等がある 第七章  「穢れ」忌避信仰が武士を誕生させた 軍事と警察を忌み嫌うのは日本だけ 平安時代、日本の軍事部門は開店休業状態だった 「前九年の役」「後三年の役」の背景 武士とカウボーイの共通点 武士は日本にしかない宗教的副産物 藤原氏に対抗した院政システム 武士は縄文人の末裔か 武士の地位を上げた役職とは 天皇を超えようと考えた武士たち 信長が失敗し、家康が成功した自己神格化計画 第八章  「朱子学」という外来宗教が日本にもたらした毒 家康が天皇家以上に恐れたものとは 「主君への絶対的な忠義」を説く教え 朱子学が生み出した職業に起因する身分差別 商売は「卑しい者」がやること 「外国人は野蛮」という朱子学の偏見 学者にはわからない「鎖国政策」の意味 朱子学は国をも滅ぼす宗教である 朱子学の呪縛から解放した二人の天才 終章 歴史をいかに読み解くか 「安ん土宗論」にまつわる誤解 なぜ信長は日蓮宗の負けとしたのか 「専門家」に聞くという当たり前のことをなぜしないのか 歴史学者が気づけなかった「長篠の合戦」の真実 「ウィキペディア」を鵜呑みにしてはいけない 仮説を軽んじる頑なな実証主義 歴史を判断する能力
  • 義父母の介護(新潮新書)
    4.1
    義母の認知症が八年前に始まり、義父も五年前に脳梗塞で倒れた。結婚以来そりが合わなかった姑と舅だが、「私がやらなければ!」と一念発起。仕事と家事を抱えながら、義父母のケアに奔走する日々が始まった――。しかし、急速に進行する認知症、介護サービスを拒絶する義父に翻弄され、やがて体力と気力は限界に。介護は妻の義務なのか? 夫の出番は? 最初の一歩から悪徳業者との闘いまで、超リアルな介護奮闘記!
  • カオスの帝王―惨事から巨万の利益を生み出すウォール街の覇者たち
    4.1
    『フィナンシャル・タイムズ』『ニューヨーク・タイムズ』絶賛! パンデミック、テロ、暴動、政治紛争、サイバー攻撃、気候変動、破壊的技術の出現。 市場を混乱に陥れる「予測できない極端な現象(ブラック・スワン)」にいち早く気づき、行動を起こした者だけが巨万の富を手に入れることができる。 不確実性が増し、存亡リスクさえも高まる世界にどう適応すべきか。 「カオス」を制したファンドの「帝王」たちから、その原則と思考法を学ぶ。 ユニバーサは暴落時に莫大な収益を上げるポジションを常にずっと取っていた。なぜなら市場はいつなんどきでも、前触れなく暴落する可能性があるからだ。暴落がいつ起きるかは誰にも予測できない。だからユニバーサに資金を預ける投資家は暴落を心配する必要がなかった。――第2章より 誰よりも早く「パニック」を起こした者がカオスを制する。 パンデミック、政治紛争、暴動、気候変動、破壊的技術の出現――市場を混乱に陥れる「予測できない極端な現象(ブラック・スワン)」にいち早く気づき、行動を起こした者だけが巨万の富を手に入れることができるのだ。 2020年3月、パンデミックに市場が揺れるなか、投資顧問会社ユニバーサ・インベストメンツは4000%を超えるリターンを叩き出した。多くの投資家が匙を投げ、多額の損失を被るなか、なぜユニバーサは莫大な利益を生み出すことができたのか。 『ウォール・ストリート・ジャーナル』紙の記者による本書では、ユニバーサの最高投資責任者マーク・スピッツナーゲルと、ミリオンセラー本『ブラック・スワン』の著者ナシーム・タレブが確立した投資戦略とその哲学に迫る。さらに、バブルの崩壊は予測できると主張する複雑系研究者や気候変動専門家などへの取材をもとに、複雑化し脆弱性が増す社会における生き残り戦略を探っていく。
  • ぼくが生きてる、ふたつの世界
    4.1
    ろうの両親の元に生まれた「ぼく」。小さな港町で家族に愛され健やかに育つが、やがて自分が世間からは「障害者の子」と見られていることに気づく。聴こえる世界と聴こえない世界。どちらからも離れて、誰も知らない場所でふつうに生きたい。逃げるように向かった東京で「ぼく」が知った、本当の幸せと は。親子の愛と葛藤を描いた感動の実話。
  • 料理人という仕事
    4.1
    自分のイメージを形にして、食べた人を幸せにできる。独り立ちが可能で、腕一本でやっていける。日々の仕事から学ぶところがたくさんある。そんな料理人という生き方をのぞいてみよう。
  • 発達障害・グレーゾーンかもしれない人の仕事術
    4.1
    得意を伸ばし、不得意をリカバリーする ADHDやASDといった発達障害を持つ人は仕事をしていく上で、さまざまな困難を抱えます。 「遅刻してしまう」「提出物の期限が守れない」「コミュニケーションがうまくとれない」「感情のコントロールかできない」「物事を順序だてて考えることができない」「必要以上に落ち込みやすい」などなど。 ほとんどの人が努力をすればすぐに改善できそうなことですが、発達障害の人にはどうしても難しい。だから、世の中のビジネス書に書かれていることをそのまま実践してもうまくいきません。そこで本書は、発達障害当事者である著者自身が見つけた、発達障害の人たちが簡単に真似できて、仕事を続けることができる再現可能なライフハックをまとめました。 実は、発達障害を持つ人は、集中力を発揮したり、記憶したりといった、ほかの人にはない得意な能力も兼ね備えていることが多いのです。環境を調整し、上手に工夫して、苦手な部分を補うことができれば、その力をいかんなく発揮し、素晴らしい成果も残せます。 発達障害を持つ人たちが、周りとトラブルを起こすことなく、ミスを少なく仕事して、ストレスがたまらず、成果を出せる方法を学びましょう。
  • 日本の経済安全保障 国家国民を守る黄金律
    値引きあり
    4.1
    1巻990円 (税込)
    大反響6刷!女性初の総理大臣へ!高市早苗総裁、完全書き下ろし 「毎日、仕事が終わった後の深夜に2〜3時間ずつパソコンに向かい、長期間をかけて書き上げました。 辞書代わりに長くお手元に置いていただける本を目指しました。——高市早苗」 高市総裁の政策が詳しくわかる唯一の本! とてつもない日本の底力! 日本の先端技術が再び世界をリードする!Japan is Back! 〈目次〉 序章 経済安全保障とは何か 一章 経済安全保障―日本と世界の動向 二章 サプライチェーンの強靭化 三章 「特定重要物資」それぞれの現状 四章 基幹インフラ役務の安定的提供を目指して 五章 重要技術の研究開発を支援する 六章 「K Program」が拓く日本の未来 七章 「特許出願」非公開制度の真の狙い 八章 セキュリティクリアランス制度 九章 外国法制度のリスクを周知せよ 十章 新たな課題への挑戦 結び
  • 日月潭の朱い花
    4.1
    【第35回小説すばる新人賞受賞第一作】 デビュー作『楊花の歌』  Apple Books 2023年ベストデビュー作(歴史フィクション)第12回歴史時代作家協会賞新人賞部門候補  第3回本屋が選ぶ大人の恋愛小説大賞候補 【東山彰良さん推薦!】 本当の自分への逃走はこんなにも輝かしい 25歳のサチコは、不条理な派遣労働から逃れるように亜熱帯の台湾に渡り、偶然再会した在日コリアンのジュリと、台北の迪化街で暮らしていた。 誕生日の晩、サチコが古物商の革のトランクのなかに日本統治時代の台湾を生きた女学生の日記をみつけたことから、ふたりの生活は一変する。 普段は引きこもっていたジュリだったが、その日記を書いた女学生の行方調査に夢中になり、やがて大きな謎につきあたった。 それは、70年以上前、深山に囲まれた日月潭という湖で起こったある少女の失踪事件だった。 遠い昔に姿を消した少女を探す旅は、いつしかふたりのアイデンティティを求める旅につながってゆく――。
  • 味なニッポン戦後史(インターナショナル新書)
    4.1
    塩味、甘味、酸味、苦味に続く第五の味覚「うま味」は日本で発見された。かつお節や昆布のうま味を抽出した「だし」をとるのは和食の伝統とされ、今や「UMAMI」は世界共通言語になっている。しかし、うま味の発見者が開発した「味の素」は、なぜ国民から敬遠されたのか? 食糧難から高度成長、バブル崩壊、格差の拡大へ――。世相とともに日本人の味の嗜好も揺れ動いてきた。基本五味に辛味、脂肪味を加えた味覚の変遷をたどれば、新たな「戦後ニッポン」が見えてくる!
  • 今日から変わるわたしの24時間
    4.1
    1巻1,650円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 OURHOME Emiさん20冊目の最新刊! 時間に追われず、時間を追いかけよう OURHOME主宰、中学生双子の母であり、暮らしと仕事を楽しむ発信で大人気! Emiさんの時間術ってどうなってるの?  ・「やりたいことファースト」で時間を組む ・手帳とスマホでやること管理! ・今、決める! スマホと手帳を使った具体的スケジュール術から気持ちの持ちかたまで、 Emiさんの時間管理を大公開。 「時間効率を上げることのが大事なのではなく、 生み出した時間で自分のやりたいことに時間を使おう!」 【目次】 chapter1 今決める chapter2 時間に追われず、時間を追いかけるスケジュール術 chapter3 やりたいことファーストでいこう! chapter4 「なんとなく」をやめてみる chapter5 おもいきり減らす chapter6 「誰かのことで悩む時間」を「自分の時間」に変える ☆特別付録付き! 本書に記載されたQRコードより、 「Emiさんの時間術プチレッスン」 音声データ(約5分)がダウンロードできます! 【著者について】 Emi(えみ) 暮らしとオリジナルウェアの店「OURHOME」主宰。 32名のスタッフと共に兵庫県西宮で運営。 雑誌『LEE』(集英社)連載、企業との共同開発、レッスン開催など多方面で活躍。 2022年より音声メディアVoicyで「暮らす働く“ちょうどいい”ラジオ」をスタート。暮らしや子育て、働きかたの悩みなど、リスナーに寄り添うラジオが人気。 SNS総フォロワー23万人。 『デスクと気持ちの片づけで 見違える、わたしの仕事時間』(ワニブックス)、 『続けるほど、毎日が面白くなる。もっともっとマイノート』 『暮らす働く、もっと明るいほうへ。 気持ちを切り替えるヒント39』(以上大和書房) など著書20冊、累計58万部。2009年生まれの双子の母。
  • 美食の教養―――世界一の美食家が知っていること
    4.1
    食をないがしろにする人は、人生もないがしろにしている――。イェール大卒。127か国食べ歩く世界一の美食家が教える、食の新常識。「高級」「コスパ」に振り回されない外食の思考法、店選びの基準、食べ方、哲学、世界料理の歴史、一流シェフの仕事術まで網羅的に紹介!
  • 後宮食医の薬膳帖 廃姫は毒を喰らいて薬となす
    4.1
    暴虐な先帝の死後、帝国・剋の後宮は毒疫に覆われた。毒疫を唯一治療できるのは、特別な食医・慧玲。あらゆる毒を解す白澤一族最後の末裔であり、先帝の廃姫だった。 処刑を免れる代わりに、慧玲は後宮食医として、貴妃達の治療を命じられる。鱗が生える側妃、脚に梅の花が咲く妃嬪……先帝の呪いと恐れられ、典医さえも匙を投げる奇病を次々と治していき――。 だが、謎めいた美貌の風水師・鴆との出会いから、慧玲は不審な最期を遂げた父の死の真相に迫ることに。 ◆◆◆登場人物◆◆◆ 【慧玲(フェイリン)】 暴虐を尽くした先帝の廃姫であり、毒を熟知する白澤一族の叡智を受け継ぐ最後の末裔。助命と引き換えに、皇帝から毒疫の治療を命じられる。 【鴆(ヂェン)】 怪しげな翳をもつ美貌の青年。宮廷で活躍する風水師だが、その正体は毒を操る暗殺者。毒の効かない慧玲を気に入り、なにかと揺さぶりをかけてくる。
  • 杉森くんを殺すには
    4.1
    1巻1,540円 (税込)
    「杉森くんを殺すことにしたの」 高校1年生のヒロは、一大決心をして兄のミトさんに電話をかけた。ヒロは友人の杉森くんを殺すことにしたのだ。そんなヒロにミトさんは「今のうちにやりのこしたことをやっておくこと、裁判所で理由を話すために、どうして杉森くんを殺すことにしたのか、きちんと言葉にしておくこと」という2つの助言をする。具体的な助言に納得したヒロは、ミトさんからのアドバイスをあますことなく実践していくことにするが……。
  • グッド・バッド・ガール
    4.1
    ロンドンのケアホームで暮らす80歳のエディス。ここにエディスを押し込んだ娘クリオとは、当然ながらうまくいっていないものの、介護スタッフで18歳のペイシェンスとは、世代はちがえど友情を築いている。そして、ペイシェンスも、一緒に暮らしていた母親と喧嘩して家出してきた身であった。そんなある日、エディスがホームから失踪。時を同じくして施設の所長の奇妙な死体が発見されて……。冒頭から企みが始まる、母と娘をめぐる傑作サスペンス! 『彼と彼女の衝撃の瞬間』『彼は彼女の顔が見えない』のどんでん返しの女王が見せる新境地!/解説=古山裕樹
  • みらいめがね それでは息がつまるので
    4.1
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 気鋭の評論家荻上チキさんと大人気絵本作家ヨシタケシンスケさんの共著。『暮しの手帖』の好評連載が1冊にまとまりました。本書は、荻上さんのエッセイとヨシタケさんのイラストで、ひとつのテーマを二人の視点から解き明かす新感覚エッセイです。生きづらさにつながる「~すべきだ」「~らしく」という言葉や、もやっとした不安。『みらいめがね』は、そんな思いにとらわれた心をほぐし、世の中を見る目を変えていきます。連載時の15話に加えて、ヨシタケさんの傑作あとがきマンガが付いています。
  • 楊貴妃、綺羅羅(話売り) #1
    無料あり
    4.1
    洛陽一の美人といわれる楊玉環は、その美貌からさまざまな異性を魅了してしまう。自身の想いとは裏腹に都の皇子に婚姻を取り付けられ、信頼していた幼馴染にも襲われたその時 突如、現れた亀の怪物に助けられる。失意の底に現れた怪異に救いを求めた楊玉環――は、再会を試みるがその姿を捉えることができずにいた。
  • 新装版 わたしが正義について語るなら
    4.1
    正義とは何で、正義の味方とはどのような人なのか。 戦争を生き抜き、国民的ヒーロー「アンパンマン」を産みだしたやなせたかしが、その半生を通じて向き合った「正義」のあり方とは。 混迷の時代に生きる勇気をもらえる、やなせ流の人生哲学。
  • 君はどう生きるか
    無料あり
    4.1
    1巻0~1,210円 (税込)
    これから社会に出ていく中高生に向けて、著者が真剣に考えた「本当に役に立つアドバイス」を詰め込んだ一冊。 1 コミュニケーションについて 2 「考えること」について 3 スマホについて 4 自信を持つためには 5 友達について 6 ルッキズムについて 7 いじめについて 8 大人について 9 なんのために生きるか
  • 悪いことはなぜ楽しいのか
    4.1
    「やられたらやりかえす」「ルールは破るためにある」「空気なんて知らない」「意地悪したい」「自分が楽しければいい」 これに共感する私って「ふつう」ですよね? ちょっといけないことをしたとき、ドキドキして心が躍る。意地悪、自己中、復讐にも絶妙な快楽がつきまとう。なぜ、私たちはそんな気持ちになってしまうのか? 私たちのよくない部分から、悪と善を考える。
  • 雨夜の星たち
    4.1
    「主人公が少しだけ他人と心を通わす様が、 わざとらしくなく無理がなくて、好きです。」 ――沖田修一(映画監督) できないことは、できません。 やりたくないことも、やりません。 他人に感情移入できない26歳の三葉雨音は、 それを長所と見込まれ、お年寄りの病院送迎や お見舞い代行の「しごと」をはじめる。 聞き上手な80代セツ子、 手術の付き添いを希望する40代の好美など 依頼人は様々。空気を読まない三葉だが、 行動に変化がみられていく――。 めんどうだけど気になる三葉から 目が離せない。 解説:沖田修一 【著者からのコメント】 「雨夜の星」は目に見えません。 でもたしかにそこにあります。 空気を読むという言葉があります。 空気は目に見えません。 見えないけれどそこにあるものは、 良いものとはかぎりません。 その場の空気を読むことばかりに心を砕き、 いつのまにか決定的に間違った方向へ 進んでいくことだってあるのです。 空気は読むって、そんなに良いことなんでしょうか? そんなことを思いながら書きました。 【主な登場人物】 ◆三葉雨音 26歳。職業はお見舞い代行。 他人に興味がない。 ◆霧島開 三葉の雇い主。 喫茶店の店主で、ホットケーキが苦手。 ◆リルカ スナックで働く、 感情豊かで共感能力が高い霧島の彼女。 ◆星崎聡司 三葉の元同僚。 湯気の立つ食べものが苦手。失踪中。 【依頼人たち】 ◆田島セツ子 病院への送迎。聞き上手な80代。 ◆権藤 肝臓の病気で入院中の70代。 因縁の相手。 ◆清川好美 手術の付き添い。 配偶者なしの42歳。 日本経済新聞、朝日新聞、読売新聞、 SPURほか各メディアで紹介されました! (2021年単行本刊行時)
  • 職場の人間関係 防災ガイド
    4.1
    職場の理不尽や人間関係の問題を、そもそも起こさないために! 嫌な人が嫌なことをする前に、ストレスゼロで働くためのガイドブック 職場には災害とも言える、人間関係の問題や理不尽が溢れています。 ・言い方がキツい ・陰口を言われる ・イライラをぶつけてくる ・マウンティングしてくる ・自分の非を認めてくれない ・仕事ができない人のしわ寄せがくる…… でも何をされても、「耐えるしかない」「気にしないことしかできない」と思っていないでしょうか? 実はこうした問題は、悩む前に、未然に防ぐことができるんです。 この本は、人間関係の問題を災害に例えながら、心理学に基づいた「そもそも問題を起こらないようにする方法」を紹介していきます。 すでに悩んでいる……という人も安心してください。 「起こってしまっても悪化させない、やめさせる方法」も紹介しているので、実践すればどんどん働きやすくなっていくはずです! 相手を知り、うまくかわし、ストレスを溜めず、やり過ごす。 きっとあなたの悩みも解決できる、人間関係の防災ガイドです。
  • リーダーシップ・シフト 全員活躍チームをつくるシェアド・リーダーシップ
    4.1
    ▼宮坂 学氏(東京都副知事)推薦! 「シェアド・リーダーシップ」が未来を切り開く。 旧来のトップダウン型からの脱却がなぜ重要か、 そしてシェアド・リーダーシップへの移行方法を探ることができる一冊。 ▼金井壽宏氏(立命館大学 食マネジメント学部 教授、神戸大学 名誉教授)推薦! 優れたリーダーの実践から導き出された方法をもとに、 リーダーシップをどのように「シェア」すればよいのかが可視化されている。 孤独になりがちなリーダーシップの旅を救ってくれる良書だ。 ──「はじめに」より (一部再編集のうえ抜粋) マネジャーの皆さんへ  中原 淳 この本は、現在マネジャーを担っている方、また、これからマネジャーを担っていくであろう方に向けて書かれたものです。マネジャーおよびマネジャー候補生の皆さんが、自分の職場やチームを「全員活躍チーム」の状態にしていくこと。すなわち、チームの全員がリーダーシップを発揮して活躍し、成果を上げるチームのあり方である「シェアド・リーダーシップ(shared leadership:共有されたリーダーシップ)」を、いかに実現していくかについて、様々な研究、データに基づきながらご説明をしていきます。 全員が活躍するチームづくりを社内に広めようと考えている企業の経営者や人事部門の方々、また、大学などでシェアド・リーダーシップを学ぼうとされている学生の皆さんにも活用いただける内容となっています。 【内容紹介】 昨今、イノベーティブ企業などをはじめとした、成果を上げている様々なチームで「シェアド・リーダーシップ」というチームのあり方が実践され、注目を集めています。「シェアド・リーダーシップ」とは、職場の「一人ひとりがリーダーシップを発揮し、その影響力が、複数のチームメンバーによって担われている創発的なチームの状態」を指します。一言でいうと「全員活躍チーム」です。 本書の内容は、日本の大手イノベーティブ企業14社にご協力をいただき、シェアド・リーダーシップな全員活躍チームを実現させているマネジャーを対象とした調査に基づいて構成されています。調査から見えてきたことは、マネジャーたちは何となく自然に全員活躍チームを実現したのではなく、シェアド・リーダーシップの実現をしっかりとイメージして、「意図」を持って、それをつくり上げていたことでした。マネジャーが、意図的に仕掛けるプロセスでは、自身の行動を変えていることが見えてきました。つまり、マネジャーの行動面での「リーダーシップ・シフト(リーダーシップの変化:leadership shift)」によって、チームの「リーダーシップ・シフト」を生じさせていることが、発見できたのです。 本書では、マネジャーの行動のシフトによって、シェアド・リーダーシップな全員活躍チームへとシフトさせていくプロセスを5つのSTEPで解説します。 ■目次 序章  マネジャーを取り巻く変化 第1章 シェアド・リーダーシップとは 第2章 STEP1 イメトレしてはじめる 第3章 STEP2 安心安全をつくる 第4章 STEP3 ともに方針を描く 第5章 STEP4 全員を主役化する 第6章 STEP5 境界を揺さぶる  第7章 シェアド・リーダーシップを組織の力に
  • 記憶に残る人になる―――トップ営業がやっている本物の信頼を得る12のルール
    4.1
    興味を持たれ、記憶に残るような人間になってはじめて、お客様は営業の言葉を聞いてくれる。リッツ・カールトンでホスピタリティを学び、31歳で挑戦したアメリカン・エキスプレスの法人営業では、わずか1年で紹介数&顧客満足度トップに輝いた「高卒営業」が初めて明かす。一瞬で信頼を生み出す「12のルール」。
  • 行人(新潮文庫)
    4.1
    学問だけを生きがいとしている一郎は、妻に理解されないばかりでなく、両親や親族からも敬遠されている。孤独に苦しみながらも、我を棄てることができない彼は、妻を愛しながらも、妻を信じることができず、弟・二郎に対する妻の愛情を疑い、弟に自分の妻とひと晩よそで泊まってくれとまで頼む……。「他の心」をつかめなくなった人間の寂寞とした姿を追究して『こころ』につながる作品。(解説・大野淳一)
  • 恋と誤解された夕焼け
    4.1
    1巻1,430円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 《だから空がとても赤く燃えている。ぼくは愛されたい。》――今、ここにいる私たちの魂の秘密は、詩のコトバによってしか解き明かすことができない。《どこからなら、きみを連れ去る神様の手のひらがやってきても平気か、教えて。水平線か、地平線?》生命と世界の光と影をあますところなく照らし出す決定的な43篇。 ※このコンテンツは固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
  • はだかの白鳥  阪大大学院卒でAV女優に
    値引きあり
    4.1
    ベストセラー作家・百田尚樹さん大絶賛! 「まさか、AV女優の自叙伝で泣かされるとは!」 「どうしてAV女優になったのだろうか。時たまふと思うことがある。この仕事を始めるまでの、私の人生は飛び抜けて変わったものではなかった。両親には愛されて育ち、大阪大学大学院(理系)を卒業して、一部上場企業に勤めた。そしてその会社で六年半働いた。 この本は、そんな私がなぜAV女優の道を選んだのかを書いたものである」
  • 夜明けのカルテ―医師作家アンソロジー―(新潮文庫)
    4.1
    その眼で患者と病を見つめてきた医師にしか描けないことがある。新米研修医が気づいた真実。引きこもり患者を救うひと癖ある精神科医。無差別殺人犯への緊急手術。友の脳腫瘍に握る電気メス。深夜の出産に奔走する医療チーム――。彼らは考える。決断する。オペを行う。あなたの命を守るために。9名の医師作家が、知識と経験をもとに臨場感あふれる筆致で描く、空前の医学エンターテインメント集。(解説・吉田大助)
  • 書店員は見た!~本屋さんで起こる小さなドラマ
    4.1
    こんなへんてこりんでおもしろい職業ってないかも! 現役書店員さんが、さまざまな悩みを抱えてやってくるお客様に、 ぴったりの本をすすめまくる、 笑いあり涙ありの本屋エッセイ! 今からすぐ本屋さんに行きたくなります! 例えば こんなリクエスト… ・プロポーズするとき指輪と一緒に本を贈りたい ・入院中の本を読まない妻に本をプレゼントしたい ・ワンオペ育児がつらすぎて… ・歴史マニアの彼と旅行に行くことになったが私は歴史に詳しくない ・留学する息子に本を贈りたい ・夫に料理をしてもらうには? ・ワンオペ育児がつらすぎて… ・猫好きな友達に贈る本は? ・ビブリオバトルで「サスペンス」がテーマなら? ・疲れすぎて本も読めなくなったら… 【著者紹介】 森田めぐみ(もりた・めぐみ) 1981年茨城県生まれ。書店員。転勤族の夫とともに引越しをくり返している。現在は、夫、息子、娘、犬1匹、猫4匹と暮らしながら、東京の片隅の書店に勤務中。仕事で扱う重い本の箱に加え、犬猫のお世話で腰を痛めがち。好きなものは、家、動物、おいしいごはんとビール。苦手なものは、グミとキャラメル、ぼーっとすること。些細なことでよく笑いよく泣き、もういい大人なのに、ついふざけ過ぎてしまうことが悩み。「読んでもためにならないことを書く」をモットーに日々の生活をインスタグラムで綴っている。
  • 美大式 ビジネスパーソンのデザイン入門
    4.1
    「センスには自信がなくて」という人に! 高学歴や大企業勤めで、自信に満ち溢れている社会人も、出世頭でハイパフォーマンスを出すビジネスパーソンも、センスの話になると、とたんに申し訳なさそうな、恥ずかしそうな顔をする。 デザインをお伝えする仕事をしていると、こういった方によく出会います。なぜ、センスがないというだけで、こんなにも自信を失ってしまうのでしょうか。(はじめにより) 「デザインはあいまいでよく分からない」 「絵が下手な自分はセンスがない」 「デザインを好き嫌いや主観で決めてしまう」 「デザインって学べるものなの?」 「デザインのA案とB案、どちらがいいか答えられない」 そんなあなたのモヤモヤを一緒にスッキリさせましょう。 ▼デザインが分かる人になる! デザインはあいまいではなく、理論的なもので、誰でも学ぶことができるものです。そして客観的に議論できるものです。本書は、それをみなさんに知っていただき、「デザインが分かる人」になってもらうことを、一つの目的としています。 ▼全てのビジネスパーソン必須のスキル! 今、ビジネスの世界でデザインは大きな注目を浴びています。それは、VUCAの時代と言われるようになった今、新しい視点を持って、アイデアを出せる人が必要になっているからです。今や、デザインは、全てのビジネスパーソンにとって必須のビジネススキルになっています。 ▼モヤモヤを吹き飛ばす! けれど、そんな中、多くの方が「デザインが分からない」と、コンプレックスを抱え続けています。 「デザインが分からない人」というレッテルを貼られるのが恥ずかしくて、なかなか聞けない。なのに、誰も分かりやすく説明してくれない。そんなあなたのモヤモヤを、一気に吹き飛ばし、「デザインが分かる人」に変えるための本です。 ▼やさしく丁寧に言語化 他のデザイン書では語られない、「そもそも、デザインってなんなの?」という、基本のキからお話ししています。誰も取り残さず、あいまいさを残さないために、できる限りやさしく丁寧に言語化しました。だから、きっと、みなさんも、これまでないほどに、デザインが分かるようになるはずです。 ▼1万人を超える受講者を輩出する人気講師 著者は武蔵野美術大学デザイン・ラウンジと共同で、日本初のデザイン経営の学校「WEデザインスクール」を開校。デザイン、アート、表現領域のアカデミックな方法論を融合させ、社会人のクリエイティビティや感性を育成する、これまでにない教育メソッドを生み出し、さまざまなメディアから注目を集めています。企業や行政、経営大学院などで多数プログラムを開催し、これまで1万人を超える受講者を輩出しています。 ※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
  • 面白くて眠れなくなる脳科学
    4.1
    1巻1,300円 (税込)
    脳は、まだまだわからないことだらけ。だから「もっと知りたい!」に満ちている――。 死んでいるはずの脳が生き返った?/守りは堅いのに、体によくないものは大好き/右脳と左脳のホントのところ/ないはずのものを感じる脳/どうして夢をみるのだろう?/「ニューロン以外」の細胞が頭の良さのカギ?/脳は“こうしたい”と思う「前」に動き出す ……などなど、身近な話題から最新の知見まで、深くてふしぎな脳科学の世界へ案内します。複雑だから面白い! 選りすぐりのエピソードが満載!
  • もう少し知りたい人のための 「ソフィーの世界」 哲学ガイド
    4.1
    「ソフィーはだれ?」 『ソフィーの世界』に仕掛けられている様々なトリックを明らかにしながら、西洋の哲学者たちが取り組んできたテーマを、詳しく、しかもわかりやすく解説した哲学ガイドブック。
  • 民王
    4.1
    1~2巻704~880円 (税込)
    混迷する政局の中、熾烈な総裁選を勝ち抜いて内閣総理大臣に就任した与党民政党の政治家・武藤泰山。低迷にあえぐ支持率を上げようと意気込んだのも束の間、まさかの“事件”に巻き込まれ、国民に醜態をさらすことになる。その頃、泰山のバカ息子・翔にも異変が。夢か現か、新手のテロか。直面する国家の危機に、総理とバカ息子が挑む“笑撃”のサスペンス。彼らは果たして、日本の未来を救えるのか――。
  • 崖っぷちだったアメリカ任天堂を復活させた男
    4.1
    ウォールストリートジャーナルベストセラー! ハイチ移民の子として生まれたアメリカ任天堂の元社長兼COOのレジー・フィサメィが35年のキャリアで学んだ教訓と哲学とは? ・自分の考えを貫く勇気を持つ方法とは? ・絶え間ない好奇心を持ち続ける方法とは? ・業界のトップに立つために必要な方法とは? ・現状を打破するタイミングを見極める方法とは? P&G、ペプシコ、VH1などでキャリアを積み、アメリカ任天堂のトップまで上り詰めた男のキャリアを通じて直面した困難を打破し、ゲーム産業史上最もパワフルな人物の一人になるまでの激動の人生
  • まいまいつぶろ 御庭番耳目抄
    4.1
    「二間先の音まで聞こえるが、  上様の言葉だけ聞き取れない。  せめて、お心は解したい--。」 青名半四郎。又の名を、万里。 徳川吉宗・家重の将軍二代に仕えた御庭番は、 江戸城の深奥で、何を見、何を聞いたのか? 隠密秘話に胸熱くなる、『まいまいつぶろ』完結編。 麻痺を抱え、廃嫡も噂されていた九代将軍・徳川家重と、 彼の言葉を唯一聞き取ることができた側近の忠光。 二人の固い絆を描き、 日本中を感涙の渦に巻き込んだ『まいまいつぶろ』から一年。 徳川吉宗の母・浄円院の口から出た孫・家重廃嫡の真意とは。 老中首座を追われた松平乗邑が向かった先は。 家治が父・家重の言葉を聞き取れなくなった理由。 折り紙一枚も受け取るなと厳命された忠光の妻・志乃の胸の内。 そして、全てを見てきた隠密、万里が最後に会いに行った人物とは……。
  • かげひなたの恋1
    完結
    4.1
    全22巻165円 (税込)
    ほんとうの私は、どっち――? 事故により、記憶を失った18歳のヒロイン・悠木日向。その事をものともせず、元気に暮らす日向だったが、ある日、彼女におかしな出来事が降りかかり始める。…自分のものではない日記…突如話し掛けてくる見知らぬイケメン…そして、必ず「決まった時間に」眠ってしまう異常体質。< 謎が深まり、恋が生まれる>まったく新しいラブ×ミステリー!
  • 輝ける金の王子と後宮の銀の花
    完結
    4.1
    後宮で人質兼八十七番目の愛妾として、王の訪れもなく孤独に暮らす小国の王子リクハルド。絵を描くことだけを楽しみに、十二歳からの十年を慎ましく過ごしてきた。ある時、そんな彼の元へこの国の第三王子であるフェリクスが忍んできた。実はフェリクスは第一側妃シルヴィアの不義密通を暴くために、後宮での協力者を得ようとしていた。王太子を排除し、病床に就く現国王の跡を継ぐという野心を持っていたからだ。フェリクスは目的を知らせず、リクハルドに近づいて彼と親しくなる。リクハルドの単調な日々は、フェリクスの訪れにより彩られていく。母国から十分な仕送りがない上にシルヴィアの横領で後宮費は届かず、つましい生活をおくるリクハルドにとって、フェリクスの笑顔は心を温め、画材や薪などの差し入れは心身を助けるものだった。リクハルドはフェリクスに惹かれ始め、いつしか彼の肖像を描きたいと願うようになる。一方、フェリクスは苛立っていた。ずっと放置されてきたに等しいリクハルドが何も欲せず、誰も恨まず、儚い笑顔を浮かべつつも淡々としているからだ。そんな純真無垢なリクハルドを利用して、手駒にすることに迷いが出始める。こうしてフェリクスも、いつしかリクハルドに惹かれていたのだが……? 野心家の王子×純真無垢な王子、宮廷シークレット・ロマンス!!
  • どう生きる? 人生戦略としての「場所取り」の教科書
    4.1
    組織を離れてもメシが食えるために 大手企業の倒産や事業の吸収合併が示すように、 会社寿命は社員の仕事寿命(在職期間)より短くなりました。 会社に身を任せて生きていくのは危険です。「でも、才能も実績もない……」。 ご心配なく。成功するのに、才能は要りません。 必要なのは、自分に合った「場所取り」です。 勝てそうな場所を探して、陣地を作るのです。 そのためにスキルを磨き、「キャリアの大三角形」を築きましょう。 本書は、その方法を実例と共にわかりやすく説明。 運の?み方、60歳以降のお金についても言及します。 さあ、人生戦略としての「場所取り」を始めましょう。 組織を離れてもメシが食えるために。 (以下、目次) はじめに――才能よりも、どの場所を取るか 第1章 自分の人生を生きられない国・日本 第2章 勝てそうな場所を探して、陣地を作る 第3章 私は、こうやって「場所取り」をしてきた 第4章 人間の器を大きくするには? 第5章 運を味方につけるには? 第6章 50歳からの「定年のない生き方」 第7章 60歳からの“本当の”お金の話 おわりに――「死」を想うことで、人生は拓ける
  • あの日、妻は人を殺したのか? 1巻
    完結
    4.1
    「妻を守るためなら何でもする」―そう決意した男の前に、過去への扉が開かれる…。2020年7月、慎一は苦悩していた。妻の理沙が日に日に暗く沈んでいくのだ。きっかけは、彼女の元に届いたDVDと手紙。だが、何が記されていたかも理由も分からず…。その時、偶然に娘と遊んだ“コックリさん”によって、すべてが動き出す。慎一と理沙にまつわる陰惨な過去が、時空を超えて今、目の前に迫ってきた!? 妻の為に自分ができることとは―…。運命に抗うタイムリープ・クライムサスペンス。
  • 大阪偕星学園キムチ部 素人高校生が漬物で全国制覇した成長の記録
    4.1
    大阪偕星学園に実在する世にも珍しい部活動「キムチ部」。 日本で唯一、いや本場・韓国にも存在しない世界で唯一のユニークなこのクラブが、創部1年でまさかの漬物グランプリを受賞する。 さらにオリジナルメニュー「×(かける)キムチ」が商品化され、人気番組『激レアさんを連れてきた。』にも出演するなど快進撃は続く……。 キムチで人生を変えた「どこにでもいる普通の高校生」たちの奇跡の成長物語。 本書の帯には『激レアさんを連れてきた。』で共演したオードリー・若林正恭氏が推薦文を寄稿。 「青春がキラキラと発光(発酵)してる! オードリー若林正恭」 【目次】 プロローグ 創部1年目での栄光 ―漬物グランプリ学生の部優勝 第一章 目指すは「近大マグロ」! ―起死回生の「キムチ部」発足 第二章 周囲の協力とともに ―キムチ部初年度の記録 第三章 「謎の自信」を持つ部長 ―栗川大輝と楊颯太副部長 第四章 「キムチ部」を作ったキーパーソン ―「夢を見る力」を持つ専務理事 第五章 新たな目標は漬物グランプリ獲得 ―全漬連とは何か? 第六章 希望の光は、大豆ミート! ―漬物グランプリ出品作品決定 第七章 栄冠は、大阪偕星学園キムチ部に! ―漬物グランプリ獲得 第八章 人生を変えた、青春のキムチ部 ―それぞれの成長 エピローグ 「キムチ部」がもたらしたもの ―青春のすべてはキムチに
  • クリティカル・ビジネス・パラダイム――社会運動とビジネスの交わるところ
    4.1
    【内容紹介】 私は、本書を通じて、ある希望にみちた仮説をみなさんと共有したいと思っています。 その仮説とは、社会運動・社会批判としての側面を強く持つビジネス=クリティカル・ビジネスという新しいパラダイムの勃興によって、経済・社会・環境のトリレンマを解決するというものです。 私は2020年に著した『ビジネスの未来』において、安全・快適・便利な社会をつくるという目的に関して、すでにビジネスは歴史的役割を終えているのではないか?という問いを立てました。原始の時代以来、人類の宿願であった「明日を生きるための基本的な物質的条件の充足」という願いが十全に叶えられた現在、私たちはビジネスという営みに対して社会的意義を見出せなくなりつつあります。 この問いに対する前著での私の回答は「条件付きのイエス」というものでしたが、その後も、営利企業あるいはビジネスの社会的存在意義に関する議論が沈静化する兆しはなく、世界経済フォーラムをはじめとした会議の場においても、この論点は主要なアジェンダであり続けています。 ここ数年、世界中で盛り上がりを見せている「パーパス」に関する議論も、この「このビジネスに社会的意義はあるのか?」という、素朴だけれども本質的な質問に対して応えることのできなかった人々が引き起こした一種のパニック反応だと考えることもできるでしょう。 私は、本書を通じて、このウンザリさせられる問いに対して、ある仮説としての回答を提唱したいと思います。それが前述した命題、すなわち「社会運動・社会批判としての側面を強く持つビジネス=クリティカル・ビジネスという新たなパラダイムの勃興によってそれは可能だ」という回答です。 【著者紹介】 [著]山口 周(やまぐち・しゅう) 1970年東京都生まれ。独立研究者、著作家、パブリックスピーカー。ライプニッツ代表。慶應義塾大学文学部哲学科、同大学院文学研究科美学美術史学専攻修士課程修了。電通、ボストンコンサルティンググループ等で戦略策定、文化政策、組織開発などに従事。『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?(光文社新書)』でビジネス書大賞2018準大賞、HRアワード2018最優秀賞(書籍部門)を受賞。その他の著書に、『劣化するオッサン社会の処方箋』『世界で最もイノベーティブな組織の作り方』『外資系コンサルの知的生産術』『グーグルに勝つ広告モデル』(岡本一郎名義)(以上、光文社新書)、『外資系コンサルのスライド作成術』(東洋経済新報社)、『知的戦闘力を高める独学の技法』『ニュータイプの時代』(ともにダイヤモンド社)、『武器になる哲学』(KADOKAWA)、『自由になるための技術 リベラルアーツ』(講談社)、『ビジネスの未来』(プレジデント社)など多数。神奈川県葉山町に在住。 【目次抜粋】 ■第1章 クリティカル・ビジネス・パラダイムとは? ■第2章 クリティカル・ビジネスを取り巻くステークホルダー ■第3章 反抗という社会資源 ■第4章 クリティカル・ビジネス・パラダイムの背景 ■第5章 社会を変革したクリティカル・ビジネスの実践例と多様性 ■第6章 アクティヴィストのための10の弾丸 ■第7章 今後のチャレンジ
  • 電子版 謎のトレーダー「しん」の〈株〉バリュー投資法:
    4.1
    「本書を読んでバリュー投資を実践し、1億円の運用資産を達成しました!」 「初心者でも理解しやすくて丁寧。これぞバリュー投資のバイブル」 成功しているバリュー投資家たちが絶賛する幻の名著 大量のリクエストにお応えし待望の“電子復刻” 「バリュー投資は『わずかな期間で100万円を1億円にできる』投資方法ではありませんし、『買った株が絶対に下がらない』投資方法でもありません。つまり、『バリュー投資』は短期間に必ず大金持ちになれたり、買った株がぐんぐん上がる『魔法の投資方法』ではないのです。でも、これまで私がバリュー投資をやってきた体験からいえることは、長い目で見て堅実に資産を増やしたいと考える人にとって、とてもいい投資方法だということです。―略― 『バリュー投資』とはライフスタイルを変えることなく行うことができる投資法なのです」 (「はじめに」より) さらに、電子復刻版には新たに著者コラムを書き下ろしました。 著者自身によるバリュー投資実践例の振り返りに加え、掲載刊行から20年の時を経た今、現在のバリュー投資に対する考え方やどのような観点で株を売買しているのかを解説。誰にでもすることができて、今日から行動に移すためには何から始めればいいのか。バリュー投資初心者にもわかりやすい入門書でありながら、中級者以上にとっては「伝説のマネーマスターしん」の投資戦略を余すことなく楽しめる構成となっています。 【目次】 第1章  いきなり手がけたバリュー投資で大儲け(株式投資には小さいころから興味を持っていた;私が「バリュー投資」をはじめたわけ ほか) 第2章  バリュー投資は個人投資家になぜ有利なのか(株式投資はほかの金融商品よりも実は有利だった;元本を確保する「投資」をする ほか) 第3章  バリュー投資に必須!しん流財務諸表の読み方(バリュー投資に必要な財務諸表の読み方;貸借対照表から会社の体力を判断する ほか) 第4章  確実に儲かる「バリュー銘柄」をどう選ぶか(バリュー投資ではじめて組んだポートフォリオ;株主資本比率の高い会社の株を狙う ほか) 第5章  しっかりした投資哲学が勝敗を左右する(短期勝負よりはむしろ中期の保有を考える;バリュー株スクリーニングの基準はどう考えるのか ほか)
  • リーダー1年目のマネジメント大全
    値引きあり
    4.1
    ◆優れたリーダーが実践している仕事術を大解剖!初めてリーダーになったあなたは、今、不安でいっぱいかもしれません。「マネジメントって何をどうすること?」「私にリーダーが務まるだろうか?」大丈夫です。リーダーの仕事は、複雑で難しく思えますが全体像をつかんでしまえば、何とかなるもの。それには知識とスキル、わずかな勇気が必要です。そのため本書では、リーダーの仕事の全貌をマインドセット/メンバー/チーム/ビジネス/サイクル/セルフ/メンタルの7分野に分けて、イラスト図解で解説します。◆今日から使えるスキルの宝庫、イラスト図解でわかりやすい!◎リーダーの役割は「成果の最大化」と「人材育成」◎「リーダーシップ」と「マネジメント」の黄金比◎仕事を任せるときは「Why」から伝える◎「バッドニュース」を歓迎せよ◎PDCAは回さない 他

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  • スタートアップとは何か 経済活性化への処方箋
    4.1
    イノベーションや雇用創出といった経済活性化への期待も寄せられるスタートアップ(創業間もない企業).アカデミックな知見に基づきその実態を見定め,不確実性とリスクを負担し勝者になる可能性のある「挑戦者」への適切な支援を考える.新しい事業に取り組む「挑戦者」に対する社会の態度がいま問われている.

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  • 日本列島はすごい 水・森林・黄金を生んだ大地
    4.1
    1巻1,012円 (税込)
    1万4千の島々が連なる日本列島は、ユーラシア大陸の東縁でその土台ができ、やがて分離。3万8千年前に人類が上陸し、歴史を紡いできた。変化に富んだ気候が豊かな資源を生み、国土を潤す。本書は、時空を超えて島国の成り立ちと形を一望し、水、火、塩、森、鉄、黄金が織りなした日本列島史を読み直す。天災から命を守り、資源を活かす暮らしとは。地学教育の第一人者が、列島で生きる醍醐味をやさしく解説する。
  • グローバルサウスの逆襲
    4.1
    激動する国際情勢を“最強コンビ”が徹底解説 怒りが世界を覆す。 今後の世界のカギを握るのが、「グローバルサウス」だ! かつて「第三世界」といわれた南半球に多い途上国・新興国は 名目GDPの総計がG7を上回った。 アメリカはトランプが勝っても負けても内戦危機。 「ハマス後」はアメリカ抜きで中東諸国が決める。 日本がGDPでインド、インドネシアに抜かれる。 衰退する日本はどう生き抜くべきか。 第二次大戦後以上の大混乱が起きる前に必読の一冊。 【目次】 プロローグ グローバルサウスの逆襲が始まった   第一章 中東情勢から動向を読み解く 第二章 アジアの均衡が崩れるとき 第三章 ロシアと結びつくアフリカ 第四章 アメリカ大統領選が世界最大のリスク   エピローグ グローバルサウスは福音か、混沌か
  • 世界最強の地政学
    4.1
    リーダーたちの頭の中の地図を読む! 戦略を考える人たちが頭の中に持っている世界地図。それを読み解くのが地政学だ。六つのキーワードで戦略的発想を分かりやすく解説。
  • あなた次第でこの世界は素晴らしい場所になる
    4.1
    そうか、こう考えればよかったんだ! 目の前の「現実」は変えられない。 でも、「どう見るか」は変えられる。 最近ツイてない、仕事で成果が出ない、恋人にふられた、つい愚痴を言いたくなる、 誕生日なのに誰からも誘われない、職場や学校に嫌いな人がいる、やる気が起きない……、 人生には、面白くないことが、たくさん起こります。 でも、それって本当にどうにもならないことでしょうか? たしかに、起きてしまった「できごと」はもうどうにもなりません。 けれども、それをどう解釈するかで、感情はいくらでも変化します。 そう、解釈ひとつで、今いる世界を、そこから続くあなたの時間、人生を、素晴らしいものに変えられるのです。 この本は、日常によくあるシーンに落とし込んで、どこにフォーカスすると人生がもっと面白くなるか、 その視点の持ち方を70個ご用意しています。 読み終わるころには、あなたは大空を舞う鳥のように、自由な視点から、 俯瞰して自分の人生を眺められるようになるでしょう。 DL特典「あなたの世界をガラリと変えるスペシャルしつもん」 ネガティブな状況に陥ったときに思い出してほしい スペシャルな「しつもん」をご用意しました。 スマートフォンに保存して見返したり、プリントアウトして手帳に入れたりと、お守りのようにお使いください。 ※本書は『あなたの人生がつまらないと思うんなら、それはあなた自身がつまらなくしているんだぜ。1秒でこの世界が変わる70の答え』を再編集した改訂版です。
  • なぜ働いていると本が読めなくなるのか
    4.1
    【人類の永遠の悩みに挑む!】 「大人になってから、読書を楽しめなくなった」「仕事に追われて、趣味が楽しめない」「疲れていると、スマホを見て時間をつぶしてしまう」……そのような悩みを抱えている人は少なくないのではないか。 「仕事と趣味が両立できない」という苦しみは、いかにして生まれたのか。 自らも兼業での執筆活動をおこなってきた著者が、労働と読書の歴史をひもとき、日本人の「仕事と読書」のあり方の変遷を辿る。 そこから明らかになる、日本の労働の問題点とは? すべての本好き・趣味人に向けた渾身の作。 【目次】 まえがき 本が読めなかったから、会社をやめました 序章   労働と読書は両立しない? 第一章  労働を煽る自己啓発書の誕生――明治時代 第二章  「教養」が隔てたサラリーマン階級と労働者階級――大正時代 第三章  戦前サラリーマンはなぜ「円本」を買ったのか?――昭和戦前・戦中 第四章  「ビジネスマン」に読まれたベストセラー――1950~60年代 第五章  司馬遼太郎の文庫本を読むサラリーマン――1970年代 第六章  女たちのカルチャーセンターとミリオンセラー――1980年代 第七章  行動と経済の時代への転換点――1990年代 第八章  仕事がアイデンティティになる社会――2000年代 第九章  読書は人生の「ノイズ」なのか?――2010年代 最終章  「全身全霊」をやめませんか あとがき 働きながら本を読むコツをお伝えします
  • Z世代化する社会―お客様になっていく若者たち
    4.1
    1巻1,760円 (税込)
    「世間の人々が若者に不満を持つのは古今東西変わらないようで、古代エジプトの遺跡の壁画にも『近頃の若者は……』って、書いてあったらしい。ちなみにこの話はネットで流行ったウソなのだけども、そんなウソ話がリアリティを持つくらい、人々は若者にいつも呆れているし、若者はいつも呆れられている」 ――「第1章」冒頭より 「まったく、近頃の若者は!」と嘆くあなたも「Z世代化」している!? ゆとり世代の東大講師がコミカルに語る衝撃の若者論! 「PTAに言いつけますけど、いいんですか?」 「気難しい表情の上司は存在がストレス」 「怒らない=見捨てられた。だから、いい感じに怒って」 「職場環境はいいけど、社名を自慢できないから転職します」 若者を見ればわれわれの生きる「今」の、社会の構造が見えてくる!
  • 人でなしの櫻
    4.1
    『銀花の蔵』『雪の鉄樹』『オブリヴィオン』の著者が放つ、人間の業の極限に挑んだ、衝撃の問題作。 しがない日本画家の竹井清秀は、 妻子を同時に喪ってから生きた人間を描けず、「死体画家」と揶揄されていた。 ある晩、急な電話に駆けつけると、長らく絶縁したままの天才料理人の父、康則の遺体があり、 全裸で震える少女、蓮子がいた。 十一年にわたり父が密かに匿っていたのだ。 激しい嫌悪を覚える一方で、どうしようもなく蓮子に惹かれていく。
  • 南方署強行犯係 黄泉路の犬 〈新装版〉
    4.1
    「ビストロ・パ・マル」シリーズ 『ホテルピーベリー』 大注目著者が挑んだ初の警察小説シリーズ! 新装版第二弾! アニマルホーダー (劣悪多頭飼育者) × 殺人事件!? 異色の刑事バディが 「愛犬誘拐事件」の謎に挑む 東中島で強盗傷害事件が発生。 家にいた姉妹は刃物をつきつけられ、 現金二万円、愛犬のチワワも奪われたという。 南方署に配属されて三ヶ月。 新米刑事の會川圭司は、 変わり者の先輩女性刑事、 黒岩とともに事件を追うことになった。 捜査を進めるうちに見えてきた 動物虐待の実態。 さらには、ある女性の死体を 発見することになり――。 異色刑事バディの活躍を描く 警察小説シリーズ、第二弾!
  • 将国のアルタイル(1)
    完結
    4.1
    犬鷲使いの少年将軍、乱世に挑む! 二大国家を揺るがすエキゾティック英雄譚! ――かねてより対抗してきたトルキエ将国とバルトライン帝国。ある夜、帝国の大臣が暗殺され、2つの国は一触即発状態に! 開戦を望む将軍たちの中、マフムートは暗殺の裏に潜む事実に気付く!! 国を守り、人を信じ、動乱を平和に導くため、若き少年将軍マフムートの戦いが、今、ここに始まる!!
  • 22歳の扉
    4.1
    【小説すばる新人賞、史上最年少受賞から8年】 三重で育ち、京都の大学に入学した数学好きの田辺朔。 大学生活に馴染めず、漫然と授業に出て、バイトをしているうちに一回生前期は終わってしまった。 後期に入り、旧文学部棟の地下、通称「キューチカ」でひっそりと経営されているバーのマスターである先輩の夷川と出会い、朔の大学生活は一変した。 夷川につれられ、初めてのウイスキー、タバコ、そしてバーやクラブなど、これまで見たこともない世界を知っていく。 しかし、ある日をさかいに、何の前触れもなく夷川はナイジェリアへ留学に行ってしまった。「バー・ディアハンツはお前に任せる!」の一言を残して。 そこからマスターとしてバーに立つことになった朔は、その大学内の不思議なバーで数々の出会いと別れを経験する――。自由奔放な女の子に振り回されたり、学生運動紛いに巻き込まれたり、自分の行く末に悩んだり…… 二十代前半の「不変」と「今」が詰まった圧倒的青春小説!

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