源平の怨霊 小余綾俊輔の最終講義
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源平の怨霊 小余綾俊輔の最終講義

1,100円 (税込)
770円 (税込) 12月11日まで

3pt

4.3

1160年、平治の乱の後、源頼朝は平清盛によって助命される。後に大納言・時忠が、「此一門にあらざらむ人は、皆人非人なるべし」とまで言い放ち、知行国三十余国、荘園五百ヵ所、田園その数を知らずと言われるまでに栄華を誇った平家一門の命運は、この瞬間に窮まった。
後に平氏を滅ぼすことになる頼朝を清盛はなぜ救ったのか?

平氏を滅亡に追い込んだ天才武将・源義経は数々の戦果を挙げたにもかかわらず、兄の不興を買って非業の死を遂げる。その義経が怨霊として祀られていないのはなぜなのか?

二つの謎が解けるとき、源氏と平氏の真の姿が現れる。

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源平の怨霊 小余綾俊輔の最終講義 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    清盛の義母池禅尼は、なぜ源氏の棟梁となるであろう頼朝の命を、清盛に救わさせたのか。
    この問いから始まる、源平合戦に関わる内容を、他のさまざまな問いとともに解決していく事で、歴史の真実を浮き上がらせる長編。

    とにかく、えっ?そうなの??と唸らされることばかりだった。大河ドラマ鎌倉殿の13人を観ていた

    0
    2025年01月03日

    Posted by ブクログ

    高田さんの歴史ミステリーが好きで、購入しました。今までの作品は、歴史の謎の追求と事件の解決が並行して進むことが多かったが、この作品は、純粋に、登場人物が、歴史の謎に取り組んでいきます。物語が進む中で、定説になっている様々な歴史的事実とされる出来事が、多くの文献の分析をもとにして、ひっくり返されていき

    0
    2023年09月18日

    Posted by ブクログ

     日本史で常識だと思い込んでいることで、実はありえないことはたくさんある。そんな不自然なことに対して素直な探究心を満たす良書

    0
    2023年06月03日

    Posted by ブクログ

    他の作品の場合は、現実世界ではで殺人事件が発生して、それに伴って歴史の謎が解明されていくが、本シリーズでは歴史の謎とフィールドワークしか出てこない。
    だがそれが良い。歴史に集中出来て面白さを堪能できる。源平の戦いがよく分かった気になれる。
    池禅尼が頼朝の除名をした理由や義経が怨霊化して居ない理由、鵯

    0
    2022年05月21日

    Posted by ブクログ

    高田先生の物語は、実際に現地を訪れるフィールドワークと、電車の中やバーで見つけたことを整理するシーンがちょうどいいバランスで入っているので、まるで自分も一緒に旅をしているような感覚になる。 鎌倉の長谷に行った事がある人ならきっと知っているあの看板など、現地の細かい描写もいい。旅行のしにくいこんな時代

    0
    2022年05月16日

    Posted by ブクログ

    難しかったけど思ったより食いついていけた!ボリュームあった。もともとの知識が乏しいけど、馴染みのある地名がたくさん出てきて親しみやすかった。解説がまたおもしろかった。

    0
    2023年03月03日

    Posted by ブクログ

    フィールドワークの風景を思い浮かべながら、思考を巡らす時間でした。
    実際に京都や鎌倉、伊豆に行って同じように辿ってみたいです。

    0
    2022年08月11日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    いくらなんでも、登場人物のテンションが高すぎるんじゃないか?という、疑問はさておき。
    大河ドラマで注目をあびる源平合戦に関する様々な疑問に対して、現地に行ってしっかり検討するという趣向はとても面白かったです。
    義経は鵯越の坂落としやってない疑惑は、大河ドラマにも取り入れられてましたね。梶原景時@中村

    0
    2022年05月04日

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