作品一覧

  • いつか会ったあなたと、きっと出会う君に
    4.5
    1巻1,870円 (税込)
    目が覚めると、隣で寝ている彼女が子どもの姿になっていた。お互いのふるさとを巡る旅をしている最中に起きた衝撃的な出来事に驚く大学生の晴文に、子どもになった彼女・雛子は旅を続けたいと告げる。言われるままに旅を続ける中、晴文はやがて自らの閉ざされた過去が眠る島に辿り着く。一方、雛子が子どもになったのは、生まれ持った特異な能力のためであり、彼女もまた大きな使命と目的をもってこの旅に臨んでいた――。時を超えて愛する人へ想いを繋ぐ、感動のファンタジー!
  • パズルのような僕たちは
    4.0
    1巻748円 (税込)
    過剰に目立たないことをモットーに日々を過ごす高校生の谷口月彦は、ある日ジグソーパズル症候群という病に襲われる。原因も治療法も不明だというそれは、身近にいる他人と段階的に手足が入れ替わり、最後にどちらかが命を落とすという病だった。月彦と対になるのは、アイドル活動を行っているクラスメイトで、幼なじみでもある藤枝糸雨。自らの手足が別の人間にくっつき、満足な生活を過ごすこともできない2人は、それでも心残りなく最期の時を迎えられるよう、文字通り手を取り合って生きていく。困難を乗り越え成長する男女の姿を描いた感動作!
  • やがて飛び立つその日には
    4.2
    1巻726円 (税込)
    自然豊かな里に暮らす花守ひばりは、虫をこよなく愛する活発な少女。2人の幼馴染と一緒に充実した子供時代を送っていたが、十五歳の誕生日に、亡き母が生前遺したメッセージを聞き、自らの命にまつわる数奇な運命を知ることになる。知らされた事実に衝撃を受けつつも自分の目指す道を信じて進むひばりに、やがてこれもまた運命的といえる1人の男性との出会いが訪れ……。今を懸命に生きていくこと、そして命を繋いでいくことの尊さを知る感動作!
  • 彼女が花に還るまで
    4.0
    1巻704円 (税込)
    大学生の谷村温人は、ある日、同じ大学に通う学生で、どこか花のような儚さを思わせる花守木綿子と出逢う。一緒に花見をしたり、ナノハナ畑を見に行ったりと、様々な出来事を経験し、その優しい人柄に触れていくうち、徐々に木綿子に惹かれていく温人。しかし、木綿子には人に言うことができないある秘密があった——。切なくも温かく、そしてなにより美しい、唯一無二の愛を描いた落涙必死の感動作!
  • 水光舎四季
    4.2
    1巻726円 (税込)
    見つけたよ、僕らの居場所を。カラマツの葉が金の雨のように降り注ぐ地に、それはある。なんだか風変わりな才能を持て余してる僕らを、特別能力期待生として受け入れ伸ばしてくれる場所、それが寄宿舎水光舎。不安で、自信がなくて、何者にもなれないのじゃないかと怯(おび)えるいくつもの夜を越えて、僕らはここで自分というものを手に入れられるのだろうか? 青春小説の新たな収穫!

ユーザーレビュー

  • いつか会ったあなたと、きっと出会う君に

    Posted by ブクログ

    今年読んだ本です1番よかった!重すぎず軽すぎずとってもピュアな物語。若い子だけでなく、昔若かった人にもおすすめです。

    0
    2024年12月21日
  • やがて飛び立つその日には

    Posted by ブクログ

    1人しか存在できない花守の娘。子を産むと亡くなってしまう運命。昆虫の運命と重ねているところに命の儚さ、尊さを感じることができる。また、今この瞬間を後悔しないよう精一杯生きる姿に涙腺が緩んでしまう。 そして、この物語はそんな運命を受け入れ、命のバトンを次の世代に渡すという、普通の人は耐えられない宿命を色々な困難がありながらも、親友達や愛する人と乗り越え、精一杯命の終わる瞬間まで生きることを諦めない主人公・ひばりの生き様が描かれている。この本でまた命の儚さ、最後まで生きることへの大切さが分かった。
    物語を自然界と繋げることで、実に写実的に表現している。一つ一つの表現、人間関係、物語の展開に心を打た

    0
    2024年03月29日
  • やがて飛び立つその日には

    Posted by ブクログ

    もう涙が止まらない…
    1人しか存在できない花守の娘。子を産むと亡くなってしまう運命。昆虫の運命と重ねているところに命の儚さ、尊さを感じることができる。また、今この瞬間を後悔しないよう精一杯生きる姿に涙腺が緩んでしまう。
    物語を自然界と繋げることで、実に写実的に表現している。一つ一つの表現、人間関係、物語の展開に心を打たれる。
    そして、この物語はそんな運命を受け入れ、命のバトンを次の世代に渡すという、普通の人は耐えられない宿命を色々な困難がありながらも、親友達や愛する人と乗り越え、精一杯命の終わる瞬間まで生きることを諦めない主人公・ひばりの生き様が描かれている。
    この本が私のこれからのエネルギー

    0
    2022年10月04日
  • 彼女が花に還るまで

    Posted by ブクログ

    良い本に巡り合えました。一旦終盤まで読んで、また最初から読み直している途中です。
    読み終わってしまうのがさみしいです。

    飲み終わりました。
    娘が生まれてすぐ2年ほど育児担当していたので、主人公にたいへん共感しました。
    また読み直つもりです。

    0
    2022年07月20日
  • 彼女が花に還るまで

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    帯に惹かれて購入したが、書いてある通りのラブストーリーだった。
    木綿子は花の声が聞こえるが、母からの記憶も受け継がれているのかなと思うほど、母親として死が近づいていく間に様々な物を用意しているところに泣けてしまった。

    最後にひばりが花の声を聞いて温人(父親)に言った時、この子も運命に抗えないのか… お父さんはまた何かを失うのかと思い、この運命は繰り返されていくのかなとも思ってしまった。

    0
    2021年07月15日

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