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Posted by ブクログ 2013年11月23日
読み始めました。
『侏儒の言葉』は、以前に単体の岩波文庫を読んだことがあります。
大阪に向かう列車で読んでいます。前に読んだとき(30代)より、痛切に感じます。
ちょうど京都駅に停車中に「侏儒の言葉」の部分を読み終えました。
(2013年11月22日)
「文芸的な」は、初めて読みました。
(20...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年06月22日
文芸論争はどうも神学論じみている。
きっと痛切なことだったのだろうが、申し訳ないことにあまり興味を持てない。
その一方でアフォリズムに惹かれるのは、
それが日々の何気ない思考の断章だと感じるからだ。
体系化される前に著者の生活の端々から自然と沸き出でる肉声のような気がする。
そして、いくつかのアフ...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年07月15日
収録作:侏儒の言葉・侏儒の言葉(遺稿)・文芸的な、余りに文芸的な・続文芸的な、余りに文芸的な
芥川龍之介の持つ小説観、その叙情的イメージがいかなる意味合いを持つかは谷崎潤一郎との小説論争においてある程度明らかになっている訳だが、谷崎と芥川の小説そのものを見て感ずるところの相違が、そのまま互いの思想...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年12月29日
十代の頃、新潮文庫で初めて「侏儒の言葉」を読んだ時、閃光のようにきらめく知性と厭世的なポーズに酔いしれ憧れた。二十代で再読した時には、頭でっかちで底の浅いひ弱な精神しか見出せなかった。不惑を過ぎて「文藝的な、余りに文藝的な」と合わせて改めてこの箴言集を読み、芥川がなぜ自ら命を絶たねばならなかったのか...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年01月19日
「大きな物語」とは、もっとも根源的な世界観の上に成り立つものである
すなわち、「弱肉強食」の世界観である
しかしそれを人間の立場から見た場合
あまりに動物的・非人間的と言わざるをえない
「筋のおもしろさ」とは
ようするに「大きな物語」の縮小コピーを楽しむものである
しかし小説が人間を題材にするものな...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
重たい。でも、軽んじてはいけない。
そんな言葉がいっぱい詰まった本。
現代に生きても、芥川龍之介の時代でも、
苦痛を覚えることは一緒だったのかもしれない。
心に残っているのは、
『人生の悲劇の第一幕は親子になつたことからはじまつている』
少しうろ覚えだが、この言葉は呼んだ当時悩んでいた私に
深く突...続きを読む
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