法治の獣

法治の獣

1,100円 (税込)

5pt

あたかも罪と罰の概念をもつかのように振る舞う異星の草食獣シエジーたちの衝撃的な秘密を描く表題作を含む、宇宙SF中短篇3作

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

法治の獣 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    人間以外の知性とのファーストコンタクトを描いた3作が収録されている。知性の定義とはなんなのか?それに対して人類はコミュニケーション可能なのか?。人間以外のスケールの全く異なる知性の姿を描くことで人間の知性の枠組みの輪郭をそこに見た。

    0
    2025年01月08日

    Posted by ブクログ

    めちゃめちゃハードSFで、文系脳には全てを理解したとは言えないが、SF好きとしては非常に楽しめた。
    スタニスワフ・レムのソラリスをなんとなく想起させる1作目。
    ハードSF×スペキュレイティブ・フィクションのような2作目。これが文系頭には非常に面白かった。
    新たな知性体系の可能性を提示した3作目。

    0
    2023年08月12日

    Posted by ブクログ

    SFにはビックリドッキリ(宇宙)生物が出てくる話には枚挙がない。植物が異常進化しただの、タイヤ生物だの、血液が強酸になっているだの。
    この小説ではなんじゃそりゃという奇想と、進化学生態学的に納得できる(少なくとも一般人には)を両立した科学的に納得できるビックリドッキリ生物が出てくる。しかも、中編3編

    0
    2023年05月05日

    Posted by ブクログ

    春暮康一との出会い方は、最近出会った上田早夕里と全く同じだった。カバーの色も同じ青緑色。現在、この2人の過去の作品を順序だてて読む準備を進めている。これもアンソロジーに積極的に取り組んだ結果である。今後の読書生活に潤いを提供して戴き、本当に2人には感謝している。

    春暮康一といえば地球外生命とのファ

    0
    2022年09月15日

    Posted by ブクログ

    「一億年のテレスコープ」で衝撃受けて、遡って3中篇からなるこちらを。3作品とも太陽系外に居場所を求め調査に乗り出した地球人が、生命に遭遇したそれごれのケースを描いている。この作品でも驚かされるのは、作者の発想で、思いもよらなかった視点を得て、なんだけ得した気分になれた。

    0
    2024年11月04日

    Posted by ブクログ

    中編3編収録。それぞれ時間も空間も登場人物も異なる話だけど、共通の世界線での出来事。また違うストーリーも追っかけていきたい。

    0
    2024年09月26日

    Posted by ブクログ

    中編3篇からなる。どれも異星の生物とのコンタクトをテーマとしており、筆者の並はずれたアイデアによるファーストコンタクト事例集としておもしろい。中でもシンプルながら新鮮な展開がある「主観者」がよかった。「法治の獣」もアイデアはおもしろいが、設定が混み入りすぎた感があった。「方舟は荒野をわたる」は、方舟

    0
    2024年07月15日

    Posted by ブクログ

    「主観者」「法治の獣」「方舟は荒野を渡る」の3作品収録のSF中篇集。
    未知との遭遇が基本におかれた3作品です。

    ファーストコンタクトの際、無意識下にあるコンタクトした側のマウントが何をもたらすのか、ということを書き出したかったのかなと思います。
    蟻の行列をいじくりまわす子供のような振る舞いをしない

    0
    2023年08月14日

    Posted by ブクログ

    ファーストコンタクトにおける常識を問うような展開が面白い!そうですよね、SF作品では当たり前になっているからスルーしてしまいますけど、冷静に考えれば地球外生命体が二足歩行したり、話しかけてきたりと、こちらの常識で計り知れる存在であると信じてしまうことがおかしいんです。そんなことに気づかせてくれたこと

    0
    2023年03月11日

    Posted by ブクログ

    部分を切り取り、そこだけで評価する傲慢な人間という印象を受けました。
    また、海外や日本でも、人間にとって不都合な面がある動物を減らすためその動物の捕食者を恣意的に野生に放った結果、生態系が崩れ人間が暮らすのが困難な土地になったというニュースを思い出しました。

    「残念だけど、正しいかどうかは関係ない

    0
    2022年12月19日

法治の獣 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

ハヤカワ文庫JA の最新刊

無料で読める SF・ファンタジー

SF・ファンタジー ランキング

春暮康一 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す