Blue(ブルー)

Blue(ブルー)

小説・文芸
1,012円 (税込)

5pt

平成一五年に発生した一家殺人事件。最有力容疑者である次女は薬物の過剰摂取のため浴室で死亡。事件は迷宮入りした。時は流れ、平成三一年四月、桜ヶ丘署の奥貫綾乃は「多摩ニュータウン男女二人殺害事件」の捜査に加わることに。二つの事件にはつながりが……!? 平成という時代を描きながら、さまざまな社会問題にも斬り込んだ、社会派ミステリーの傑作!

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    光文社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    光文社文庫
  • タイトル
    :
    Blue(ブルー)
  • タイトルID
    :
    1081408
  • 電子版発売日
    :
    2022年02月15日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    6MB

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Blue(ブルー) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    いやー、これは良かった!
    深い…。色々考えさせられた。
    最後目頭が熱くなりました。
    もう一回読み直したい。
    すてきな作品でした❣️

    0
    2026年08月31日

    Posted by ブクログ

    葉真中顕さんの小説は読んだことがなく、最新刊の『家族』で知った。

    この『Blue』は、葉真中さんの全てを読んだわけではないものの、私には一番だった。
    構成がよいこと、
    平成記として読めること(出てくる事象は本物の名称を使っているのでよりリアル)、
    社会問題をしっかり扱っていること。

    『Blue』のあと、『絶叫』『ロスト・ケア』を、出版年を巻き戻すように読んでいる。
    どれもミステリーやエンタメとして読めるのに、社会の構造の問題に広く言及している。
    葉真中さんの生まれた世代に近く、昭和後期〜平成〜令和を生きている私には身につまされることばかりだ。

    特に今の政権下で読むと、あまりにも罪深い政府のやり方、政治家・官僚・役人の詐欺っぷり、棄民政策のツケを国民が払わされているのを認識する。

    0
    2026年05月07日

    Posted by ブクログ

    「絶叫」では伏線回収で圧倒されたが、本作はそれよりも様々な社会問題を絡めて進む物語に読む手が止まらなかった。
    平成時代がいわゆる青春時代で、就職氷河期や自分探しの旅が自分ごとの世代だから、当時の話題に頷きながら、所々で挿入されてくる音楽を脳内再生しながら。
    春山の由来にグッときた同級生も多いはず…

    0
    2026年04月24日

    Posted by ブクログ

    懐かしい平成の空気を感じながら、ある青年の壮絶な人生を描く作品。語り手が細かく代わる構成の中、ブルーの人生を通じて愛に見放された人々の苦悩が描かれた本作、このやるせなさはどこにぶつけたら良いんだろ。自分の人生は愛に溢れていると自覚できた作品だし、その愛を大切にしていきたいと思った。

    0
    2026年04月08日

    Posted by ブクログ

    抜群に面白い!ブルーを通して、様々な角度から平成の日本を見ることができた。ハマナカさんの小説は全て面白いが、その中でも1番面白い!ハマナカさん自体人に勧めたくなる作家さんだが、Blueは特にお勧めできる作品。

    0
    2026年03月04日

    Posted by ブクログ

    懐かしき平成の時事を振り返りつつ進んでいく物語は懐古の情が沸き立って夢中になった。幼年期と青春時代を過ごした古き良き時代。

    0
    2026年01月09日

    Posted by ブクログ

    プロローグ

    平成から令和に代わる平成最後の日
    悲しい物語に終止符が打たれた
    この世にいないはずの人間、ただ、、、

    そう、彼は確かにそこに存在したんだ
    戸籍上全く存在しない人間だったが、
    ブルーは確かにそこにいたんだ、、、


    本章
    『Blue』平成という時代を駆け抜けた魂の★5
    『絶叫』に続く奥貫綾乃シリーズ第2弾!
    彼女は、物語の折り返しから登場する

    青、通称“ブルー”は、昭和から元号が
    代わる平成元年初日に生まれ、平成の最終日に
    亡くなるという悲しき物語の主人公だ

    物語は、主に平成15年と平成31年に起こった事件を
    2つの異なる世代の刑事が追っていく

    その事件の犯人はいくつもの悲しき
    業を背負った人物だった

    ここでも主題となるのは“家族”だ
    同氏の最新刊『家族』でもそうであったが、
    血の繋がらない家族
    血の繋がっている家族
    得てし、血の繋がっている家族より
    繋がっていない家族の方が幸せの瞬間(時)がある
    親が子を愛せないのだ

    やがてブルーは悲しき感情が爆発し暴走していく

    唯一の救いはエピローグの渚の成長なのか、、、
    渚だから青“ブルー”に掛けたのか
    青“ブルー”だから渚に掛けたのか
    この繋がりを作者に追求したい
    そう思った(¯―¯٥)

    そして、どこまでも、どこまでも真っ青な渚が
    海面を覆っていた、、、、
    渚にとって、穏やかな日々が続いてほしい

    そうも思った!


    エピローグ

    いつものように一人掛け用の安楽椅子(登場15回目)で本作を読み終え、表紙を閉じると
    碧い眼でこちらを睨んでいるブルーと目が合う

    かつて、ノーベル文学賞を受賞したトニ・モリソンの名作『青い眼が欲しい』で、主人公の少女は
    差別の元凶は、肌の色にあると悩み、“青い眼”
    すなわち、白い肌に憧れ、そして欲するが、
    やがて狂信し自身が青い眼になれたような錯覚を
    起こしていくという、
    まことに悲しい物語を想起した


    かくして、ブルーは何を欲していたのだろうか!?
    容姿端麗であるが、戸籍上世の中に存在しなく、
    愛に飢えているが故の殺人

    そう、単純に親からの“愛”に飢え、“愛”を欲して
    いたのだ

    この報われぬ愛に失ったブルーを思いっきり
    抱きしめてあげたい!

    そう最後に思った!!!



                         完


    あとがき

    青依青氏のイラストが素晴らしい!
    まさに本作『Blue』にはもってこいの画家だ
    青のブルーの瞳の奥に絶望が垣間見えるのは
    果たして錯覚なのだろうか!?
    残忍さとスタイリッシュさが同居した画だ

    まさに“エレガンス”と言いたい
    ということで、次は、『エレガンス』だ!!!

    0
    2025年11月11日

    Posted by ブクログ

    夢中で読んだ。
    平成の30年間を。

    その年の社会問題とストーリーを上手く融合され、
    ブルーに寄り添って読んだ。
    それぞれの人の悩みや問題をその人視点で描かれている。他者には分かり得ない内容だ。

    読後は決して気分は良くないが、いろいろ考えさせられる。

    0
    2025年08月23日

    Posted by ブクログ

    平成という時代が始まった日に生まれ、終わぅた日に死んだ一人の男の話。
    一部だけでもサスペンス小説として出来上がっているが、二部からが凄い。
    「絶叫」を読んでたので、For blueの語り手が誰なのかもずっと気になっていた。

    0
    2025年06月10日

    Posted by ブクログ

    なかなか分厚さのある作品だったが一気読み。

    今回の舞台が「平成」のお話であるため、平成生まれの自分としては何だか嬉しい。
    ただ内容としては、ミステリーをベースに虐待や低賃金の外国人労働など社会問題に踏み込んでおり、重ためで読み応えがある。そして読みやすい。葉真中さんの作品はこれだから大好き。

    0
    2026年09月06日

Blue(ブルー) の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    光文社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    光文社文庫
  • タイトル
    :
    Blue(ブルー)
  • タイトルID
    :
    1081408
  • 電子版発売日
    :
    2022年02月15日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    6MB

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