凍てつく太陽

凍てつく太陽

小説・文芸
972円 (税込)

4pt

「昭和二十年、終戦間際の北海道・室蘭。逼迫した戦況を一変させるという陸軍の軍事機密をめぐり、軍需工場の関係者が次々と毒殺される。アイヌ出身の特高刑事・日崎八尋は「拷問王」の異名を持つ先輩刑事の三影らとともに捜査に加わるが、事件の背後で暗躍する者たちに翻弄されていく――。真の「国賊」は誰なのか? かつてない「戦中」警察小説!

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    幻冬舎
  • 掲載誌・レーベル
    :
    幻冬舎文庫
  • タイトル
    :
    凍てつく太陽
  • タイトルID
    :
    828378
  • 電子版発売日
    :
    2020年08月06日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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凍てつく太陽 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    第七十二回日本推理作家協会賞。
    第二十一回大藪春彦賞。
    ダブル受賞作。

    Super8さんに葉真中顕さんならこの作品とお勧めしていただきました。
    8さんありがとうございます。
    とても面白かったです。


    昭和二十年、終戦間際の北海道・室蘭。逼迫した戦況を一変させるという陸軍の軍事機密をめぐり、軍需工場の関係者が次々と毒殺される。アイヌ出身の特高刑事日崎八尋は「拷問王」の異名を持つ先輩刑事の三影らとともに捜査に加わるが、事件の背後で暗躍する者たちに翻弄されていくー。真の「国賊」は誰なのか?かつてない「戦中」警察小説!

    ー以上文庫うらすじより引用



    太平洋戦争中の日本の北海道は室蘭であったアイヌと朝鮮人の方々の差別の話なのかと思って読み始めましたが、千街晶之さんの解説を読むと歴史小説にして警察小説にして冒険小説にして本格ミステリだそうです。

    日本の戦争の歴史、当時の特高刑事たち、羆との闘い、ミステリ部分はネタバレになるので書けませんが。

    私はそしてまた、主人公の日崎八尋と三影(は嫌いでしたが)朝鮮人のヨンチュン、京子、などの多数のキャラクターたちが大変魅力的に描かれていると思いました。

    最近読んだ著者の『家族』は救いようのない話でしたが、この作品はラストシーンも特に秀逸に感じられました。長さも660ページあり大変読んだ感のある読書でした。






    追記
    ところで先日のレビューに書いた私が以前に通っていた「山形小説家・ライター講座」の2026年度の講師の先生と日程が発表になっています。
    偶然ですがこの本の著者の葉真中顕さんも9月の講座に講師としていらっしゃいます。
    ご興味のある方はお手数ですが「山形小説家・ライター講座2026年度」でご検索ください。
    ホームページアドレスでとぶと、まだ2025年度の概要が出てきてしまうんです。

    ちなみに私は5月の歌人の穂村弘さんの講座にブク友さんと3名で対面参加、2名の方がオンライン参加します。他にも穂村弘さんの講座に出たい方がいらしたらご一緒しますのでお知らせください。
    もし、他の先生方に参加されたい方がいらしたらお気軽にコメントいただければ嬉しいです。
    講座情報、山形情報お知らせしますので。

    0
    2026年03月14日

    Posted by ブクログ

    解説にある通り、まさに歴史小説であり警察小説でありミステリー小説であり・・と盛りだくさんの内容。脱獄までもあり、面白かった。アイヌのこと、日本で強制労働させられていた在日朝鮮人のことも含めて勉強にもなった。
    権力、戦争、保身、信念、と考えさせられることも多かった。

    0
    2026年02月13日

    Posted by ブクログ

    寝ても覚めても本書に支配された。
    ハードボイルド、ミステリ、警察小説、アイヌ民族を含んだエンターテイメント。

    舞台は終戦間近の北海道の室蘭。
    軍が秘密裏に進めている軍需工場がある。工場関係者の連続殺人が起き…。

    特高(特高警察)と憲兵の違いも知らなかった私だが、引き込まれた。特高の日崎八尋の潜入捜査から始まる。

    アイヌの血脈の日崎、飯場で懸命に働く朝鮮半島の人々。皆、大日本帝国の皇国臣民とされていたが…。

    差別と被差別、支配と被支配の歴史。
    自分が正しいと思うことをできる時代になっている。その事をラストは噛み締めた。

    0
    2025年04月06日

    Posted by ブクログ

    内容の濃さに圧倒された。戦時下の北海道で様々な民族の想いが描かれ、小説としての面白さもあり、最後まで失速することなく読み応えあった。

    0
    2025年03月08日

    Posted by ブクログ

    いろんな要素が混ぜ合わさった骨太エンタメ小説でした!キャラクターの魅力はもうちょっとあってもいいかなって思いましたが、主題やメッセージ性もしっかりしているので、読み応えも心にグッとくるものも本当全方位でした。再読はしないかも 笑

    0
    2024年12月13日

    Posted by ブクログ

    メッチャオモロイ。今年読んだ中で1番や。
    悲惨な話しの展開だが、人間の温かさが随所に見られホッとする。
    エンディングの3人のやり取りが最高でした。思わずニヤリ。

    0
    2020年09月20日

    Posted by ブクログ

    葉真中顕『凍てつく太陽』幻冬舎文庫。

    以前から気になっていて、文庫化されるのを待っていた作品。

    アイヌという日本のマイノリティを一つのテーマに、アイヌの血を受け継ぎながら日本人よりも日本人らしく生きようとした主人公・日崎八尋の過酷な運命が描かれる。室蘭市に隠された3つ目の太陽の正体は何か、カンナカムイの秘密を握る陸軍関係者の連続殺人事件の犯人は誰か、といったミステリー要素もあり、非常に読み応えのある長編小説だった。

    時代は終戦間際の昭和20年。序章に描かれたエピソードだけでも十分に読み応えがあった。アイヌ人の母親を持つ特高刑事の日崎八尋は室蘭市の飯場に人夫として潜入し、飯場からの脱走事件の真相を突き止めるのだ。

    本編に入ると、八尋が潜入した飯場に関係する陸軍少佐の金田と飯場の棒頭の伊藤が何者かに刺殺され、八尋は『拷問王』の異名を持つ先輩刑事の三影らと共に犯人の捜査にあたる。その後、刺殺事件は連続殺人の様相を示すが、八尋は三影と三影を操る陸軍の憲兵らにより嵌められ、事件の犯人に仕立てあげられる……

    網走刑務所に収監された八尋を待ち受けていたのはさらなる過酷な運命だった……

    一連の事件の意外な真相と結末……

    本体価格930円
    ★★★★★

    0
    2020年08月09日

    Posted by ブクログ

    長編だが一気に読めるほど面白い。
    解説にあるようにエンターテイメントを詰め込んでいる。
    ただ作者の価値観の解説風が出てくるのはちょっと場違いな印象だ。
    特高と憲兵の実態が少しわかった。

    0
    2025年11月14日

    Posted by ブクログ

    昭和20年、終戦間際の室蘭で起きた殺人事件。それを捜査すふ八尋に降りかかる災難。真相を突き止めんとす特高の拷問王 三影。最後までハラハラドキドキで面白かった。

    0
    2025年06月23日

    Posted by ブクログ

    戦時下のこと、アイヌのこと、難しい内容のはずがするすると入ってくる。
    惹き込まれる作品。

    夢中になりすぎて夜中まで読んで、その日の夜は自分が監禁されて脱獄して捕まる夢を見て目が覚め眠れなくなるという…これほど作品に惹きこまれた作品。

    0
    2024年01月22日

凍てつく太陽 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    幻冬舎
  • 掲載誌・レーベル
    :
    幻冬舎文庫
  • タイトル
    :
    凍てつく太陽
  • タイトルID
    :
    828378
  • 電子版発売日
    :
    2020年08月06日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
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