家族

家族

小説・文芸
1,900円 (税込)

9pt

「家族って、なんだと思います?」

「現実の世界では、すんなり完全犯罪を
達成できてしまうこともあるんだって学んだんです」

2011年11月3日、裸の女性が交番に駆け込み、「事件」が発覚した。奥平美乃(おくだいら・みの)と名乗るその女性は、半年と少し前、「妹夫婦がおかしな女にお金をとられている」と交番に相談に来ていたが、「民事不介入」を理由に事件化を断られていた。
奥平美乃の保護を契機として、表に出た「死」「死」「死」…… 彼女を監禁していた「おかしな女」こと夜戸瑠璃子(やべ・るりこ)は、自らのまわりに疑似家族を作り出し、その中で「躾け」と称して監禁、暴行を主導。何十年も警察に尻尾をつかまれることなく、結果的に十三人もの変死に関わっていた。
出会ってはならない女と出会い、運命の糸に絡めとられて命を落としていく人々。 瑠璃子にとって「家族」とはなんだったのか。そして、「愛」とは。
「民事不介入」に潜む欠陥を日本中に突きつけた「尼崎連続変死事件」をモチーフとした、戦慄のクライムエンターテイメント!

詳しい情報を見る

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    :
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文春e-book
  • タイトル
    :
    家族
  • タイトルID
    :
    2045284
  • ページ数
    :
    320ページ
  • 電子版発売日
    :
    2025年10月24日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    3MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

家族 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    尼崎の事件をモチーフに描かれているということで下手なホラーより怖い。家族として囲われ始めたところから徐々に精神が侵され支配されていく様が尼崎や北九州の事件と重ねてしまう。

    0
    2026年10月22日

    Posted by ブクログ

    シリアスな内容で、読んでいて心が落ち込むこともありましたが、とても読みやすくサクサクと進んでいきました。登場人物が多く、最初は迷子になる時もありましたが中盤からは把握出来ました。
    人物相関図もあるのでそれを見ながら読み進めると良いかもしれませんね。
    とても面白かったですが、簡単に人におすすめできる内容では無いかもしれません(笑)良い意味で。

    0
    2026年09月12日

    Posted by ブクログ

    終始、怖かった、
    逃げ出せない、、。
    逃げても捕まる。逃げても、助けて貰えない。
    逃げ切るか、殺人を犯したことを伝えるか、、。
    こういう話を聞くと、逃げ出す瞬間はあったんじゃないか?と思うが、、逃げれないんだ。
    いい顔して迎えに来る、、
    洗脳、、コントロール。
    親でも子でも殺してしまう、躾。
    自分が躾され続けたらおかしくなってしまうのだろ、、洗脳されるまえ逃げて警察にいっても、、民事介入ができないと言われ返される、、救って貰えない、、。
    すごく辛い。
    家族の中で生き続けるなら気持ち的に良いのかもしれないが、1度機嫌を損なわれたり、嫌われたりしているとなれば、容赦ない、、。
    躾をするのは本当に愛が、ある家族がする事なのか、、ズレている。
    ズレているか、彼女は最初からズレている、、もはや彼女のせいではないと最初さ思うが
    こうも、何十年も繰り返される躾をみると、狂っているしか思えない。
    どうにか逃げて欲しい。警察に介入してほしい。救って欲しい。

    尼崎連続変死事件をモチーフしてある。
    衝撃な事件だった。この本を読むと、逃げれない何を感じる。

    0
    2026年09月08日

    Posted by ブクログ

    こわい……。愛があれば家族なんて言って他人の家族を丸ごと乗っ取るとか尋常じゃない。料理が美味しくて甘いっていうのも、中毒性があるんだろうな。尼崎の事件を元にしてるんだ。舞台の八王子より関西の方がリアルな感じがある。

    0
    2026年10月12日

    Posted by ブクログ

    こういう作品は好きです
    実際の事件をモデルに描く社会派小説は読み応えがあるので普段から好んで手に取ります
    本作も大変興味深く拝読しました
    面白いという表現だと語弊があるかもしれませんが、とても面白かったです
    普通の家庭だったのに、いつの間にか余計な異物が紛れ込み家族が侵蝕されていた
    そういう物語です
    これが実際に起こった事件なのだからリアルに驚愕と脅威を覚えます
    どうすれば良かったんでしょうかね…今ならあの時代とは違ってSNSがあるので外に助けを求めやすいかもしれません

    とても面白かったのですが登場人物みんなクソ野郎なので読むのにストレスがかかります笑
    正義であるはずの警察も検察も最低です
    特に途中で出てくるモラハラ夫の検察がクソ野郎すぎます
    今どき有り得ないほどの男尊女卑思考でめっちゃイラつきます
    てかおまえ誰だよって思いながら読みました笑
    あとラストがスピリチュアル的展開だったのが違和感…なんでこんな終わり方にしたのか謎でした

    0
    2026年10月08日

    Posted by ブクログ

    家族。何だろう家族って。
    ふとしたきっかけから瑠璃子の手中におちたことで異常な状態になってゆく

    これがフィクションで、本当はこんな辛い思いをした人達がいなくて良かった、と思っていたら、元になった実際の事件があるのね、、、
    調べるのには勇気がいりそう

    0
    2026年10月06日

    Posted by ブクログ

     狂気の疑似家族集団での凄惨な日々。小説ではあるが、これが実際の2011年に発覚した尼崎連続変死事件をそのままのように描いた作品であり、ほとんど事実の姿なのか?舞台は八王子市に変更されているが、64歳の夜戸瑠璃子(事実のモデルは角田千代子)が共同生活のなかで暴力と恐怖によるマインドコントロールにより10数人に及ぶ関係者を死に至らしめ、親族同士での暴力を強制していたという毎日。小説では時系列がバラバラにされているが、これがまた如何に長期にわたって続いていたかを暗に示している。警察の「親族間のトラブルには不介入」という方針が度々語られ、これは最近でもストーカー事件の頻発を想起させる。この中でも瑠璃子の息子と結婚したという有馬家の妹娘が両親・姉を追い込んでいった場面が詳細に説明されており、かなり重要な存在になっている。彼らのなぜ逃げ出せなかったのか、被害者が加害側になったのかなど、心理状態を読み解く大きな謎解き解釈を示している。

    0
    2026年10月01日

    Posted by ブクログ

    終始、重たく暗いストーリーですがとても面白くて一気読みでした。実際の事件をモチーフにしているとのことで、リアリティも感じられてより怖かったです。

    0
    2026年09月08日

    Posted by ブクログ

    これ、フィクション…だよね?怖すぎる。

    人はこうやって洗脳されて、逃げ場がなくなっていくのか…と読みながらずっと胸糞悪かった。

    『民事不介入』については、はじめて知った言葉かもしれない。警察を頼っても逃げられないなんて絶望しかない。


    早く結末を知りたいと一気読みしたが、最後にいくつか謎が残ってしまったことと、登場人物が多くて複雑すぎたので⭐︎3に。

    追記:尼崎連続変死殺人がモチーフになったんですね…。だからこんなに登場人物が多くて複雑なのか。
    小説としては⭐︎3だけれど、モチーフになった事件があるのであれば一読に値する(自分が巻き込まれたりしないように。このようなことに巻き込まれてしまった人を理解するために)、素晴らしい作品。と言うわけで⭐︎4。

    0
    2026年08月30日

    Posted by ブクログ

    読書備忘録1017号。
    ★★★★(物語としては精々★2つくらいか・・・)。

    怒涛の8月でしたね~。みなさま。
    ホンマに怒涛の。
    読書は細々と続けてましたが、備忘録は無理!
    8月初めての品川週末。しかも雨。備忘録開始です!
    順番は蟲!美貌として肝胆な作品から怪死!

    尼崎です。
    尼崎の連続不審死事件をモチーフにした作品。
    角田美代子が瑠璃子ですわ。
    美代子は尼崎で8人。瑠璃子は八王子で13人。瑠璃子の勝ち。

    怖いですわ。怖い。
    備忘禄としてはそれだけで十分ですわ。
    瑠璃子が怖いんじゃなくて、瑠璃子に狙われたら人生終わるってことが怖い。

    巻末に人物相関図とかあるけど意味ないです。
    ミステリーちゃうし。
    家族と言いながら血縁関係なし。
    「だって私ら家族やんかぁ」という言葉だけでハイ終了!ってことです。

    瑠璃子に掛かったらどんだけ細い細い繋がりでも家族にされてしまう。
    そうなったら、ちゅ~ちゅ~と体液を吸われて、カスカスになったら補充して、吸われて、補充できなくなったら保険金掛けてハイさよなら。

    ミステリーっぽく、あばたのおっさんとか、耳元でささやくGHOST女子とか登場されてるけど、結局瑠璃子ですわ。

    そして八王子。尼崎の事件を八王子にされたら堪らんね!
    八王子市民は。

    こわっ。以上。

    PS.
    なんで警察はこの事件を防げなかったのか?
    基本、家族の問題には関わらない。民事不介入ですね。
    そうするとですよ。阿部ちゃんが現行犯逮捕されたじゃないですか。
    あとから娘の言葉とかいろいろやってるけど、殴る蹴るの次元を超えていたということが分かりますね。この本を読むと。
    だって家族の間でビンタとか、殴るくらいでは警察は現行犯逮捕しない・・・。

    0
    2026年08月29日

家族 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    :
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文春e-book
  • タイトル
    :
    家族
  • タイトルID
    :
    2045284
  • ページ数
    :
    320ページ
  • 電子版発売日
    :
    2025年10月24日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    3MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

文春e-book の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

葉真中顕 のこれもおすすめ

家族 に関連する特集・キャンペーン

同じジャンルの本を探す