エリートと教養 ポストコロナの日本考

エリートと教養 ポストコロナの日本考

946円 (税込)

4pt

4.3

政治家は「言葉の力」で人々の共感を醸成できるのか? 専門家は学知を社会にどのように届けるべきか?――不信感と反感が渦巻く今こそ、エリートの真価が試されている。そこで改めて教養とは何か、エリートの条件とは何か、根本から本質を問うた。政治、日本語、音楽、生命……文理の枠に収まらない多角的な切り口から、リベラル・アーツとは異なる「教養」の本質をあぶりだす。科学史・文明史の碩学からのメッセージ。

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エリートと教養 ポストコロナの日本考 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年08月31日

    多数の文献に溺れることで、自分で考える力を失った無教養人を模すことに人生を捧げた最高の教養人の姿がここに!

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    Posted by ブクログ 2023年05月25日

    村上陽一郎氏の歯に絹着せぬ物言いが好きだ。
    『あらためて教養とは』は語り下ろしであった。本書は書き下ろしである。文章の端々からも氏の教養が滲み出ている。例えば、「雅味」(がみ/雅な味わい)という言葉を私は知らなかった。
    氏の広範な知識を老害と捉える読者もいるだろう。よく分からないことを長々と語られた...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年09月13日

    政治家の教養不足
    日本の政治における「教養不足」、今の政治家は国民の不満を満たす言葉を巧みに使うがそこに教養溢れる新たな社会システムを生み出す仕組み作りをしていない、ということだろうか。現実、日本のエリート=教養ある専門家を活用した政策で推し進める社会システム構築は他国と比べて相当遅れている。それは...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年04月07日

    教養の本質を問う。皆が欲望のまま好き勝手に行動すれば他者と共存できなくなるため、教養あることは無分別な行動を戒める理性に繋がる。理性的に行動しようと思えば、視野広く物事を考えなくてはならず、自然と知識も増えていきそう。言葉や習慣など、現代の感覚で安易に取捨選択するのではなく、それが持つ意味や背景を熟...続きを読む

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