筑摩書房の検索結果
検索のヒント
検索のヒント
■キーワードの変更・再検索
記号を含むキーワードや略称は適切に検索できない場合があります。 略称は正式名称の一部など、異なるキーワードで再検索してみてください。
■ひらがな検索がおすすめ!
ひらがなで入力するとより検索結果に表示されやすくなります。
おすすめ例
まどうし
つまずきやすい例
魔導士
「魔導師」や「魔道士」など、異なる漢字で検索すると結果に表示されない場合があります。
■並び順の変更
人気順や新着順で並び替えると、お探しの作品がより前に表示される場合があります。
■絞り込み検索もおすすめ!
発売状況の「新刊(1ヶ月以内)」にチェックを入れて検索してみてください。
-
目撃証言
犯行現場や犯人らしき人物を見たという証言や当事者の記憶。それは犯人を特定し、事件の全容を解明するうえで最も確実なものと思われがちだ。だが、実際には間違いなくその瞬間を見たはずでも、あるいは自身が当事者であったとしても、その記憶は驚くほど不確かで当てにならない。ロフタスは、偽りの記憶が生成される過程を明らかにした心理学者であり、多くの法廷で長年、専門家として証言してきた。実際の裁判例に基づき、人々の記憶がときに無意識的に、ときに捜査手法に誘導されることで、いかに書き換えられていくかを克明に描き出した傑作ノンフィクション。 解説 笹倉香奈 -
黙示録論 ──現代人は愛しうるか
ロレンス畢生の論考にして20世紀の名著。「黙示録」は抑圧が生んだ、歪んだ自尊と復讐の書といわれる。自らを不当に迫害されていると考える弱者の、歪曲された優越意思と劣等感とを示すこの書は、西欧世界で長く人々の支配慾と権力慾を支えてきた。人には純粋な愛を求める個人的側面のほかに、つねに支配し支配される慾望を秘めた集団的側面があり、黙示録は、愛を説く新約聖書に密かに忍びこんでそれにこたえた、と著者は言う。この隠喩に満ちた晦渋な書を読み解き、現代人が他者を愛することの困難とその克服を切実に問う。巻頭に福田恆存「ロレンスの黙示録について」を収録。 -
モダン都市の写真史 1923-1944 ――写真雑誌「フォトタイムス」にみる視覚の革命
日本の写真が 最も熱かった20年 関東大震災後に現れた新世界で 写真家たちは何を見て、どのように表現したか―― 関東大震災は明治以来の東京の都市空間を一夜で崩壊させた。その後に姿を現した「モダン都市」は日本写真史の新たなページを開く。それは写真を絵画から独立させ、かつてなかった新たな対象の見方をもたらす「視覚の革命」でもあった。フォトグラムやソラリゼーションをはじめとする新たな表現、都市の相貌とそこに生きる人々を撮るリアルフォト、小型カメラによるスナップ写真……。世界の写真の動静を紹介し、活発な議論や実験の場でもあった写真雑誌「フォトタイムス」の興亡と写真表現の変容をたどる、かつてなかった一冊。 【目次より】 はじめに 写真誌『フォトタイムス』が語る「視覚の革命」 第一章 関東大震災とモダン都市の出現 第二章 「視覚の革命」の始まり──モホリ=ナジ『絵画・写真・映画』と独逸国際移動写真展 第三章 新興写真の新形式──フォトグラム・フォトモンタージュ・タイポフォト 第四章 モダン都市空間とリアルフォトの模索 第五章 ライカの流行とスナップ写真時代の到来 第六章 ノイエザハリヒカイトと高速度撮影、万国博覧会の写真壁画 第七章 シュルレアリスムの夢、前衛写真の展開 第八章 対外宣伝誌──欧米各国との報道写真の競争 第九章 「大東亜戦争」下の写真の到達点──視界から読者が消えた 関連年表 主要参考文献 あとがき 人名索引 -
モチーフで読む浮世絵
表紙になっているこの浮世絵、縁側のふたりはどんな関係? それはどこを見ればわかる?? 世界に誇る日本の芸術「浮世絵」。 この浮世絵をちょっと深入りして鑑賞し、江戸の人たちの暮らしや風俗を味わいませんか? 北斎の「神奈川沖浪裏」、写楽の「三代目大谷鬼次の江戸兵衛」……浮世絵専門美術館の人気学芸員が有名作品はもちろん怖い絵や不思議な絵なども取り上げ、作品に描かれるさまざまなモチーフを読み解きながら、図柄の魅力や江戸の人びとの暮らしや風俗を案内する。かつてなかった浮世絵を豊かに楽しむ画期的な入門書。 掲載作品127点オールカラー。好評ウェブ連載を再構成・大幅加筆した文庫オリジナル。 まるで江戸時代へタイムスリップしたように楽しく、よくわかる かつてなかった浮世絵入門書の登場!! 図版はオールカラー ちくま文庫オリジナル -
モテる構造 ──男と女の社会学
女は女らしく、男は男らしく──。旧態依然とした価値観だが、どっこい今も生き残っている。どうしてなのだろうか? 性別の「らしさ規範」(女らしさ・男らしさ)が社会から消えないのは、どういう相手を性愛の対象として好きになるかという、人間の「感情」に固く結びつけられているからだ。しかも面倒なことに、性別規範は男女非対称にできている。だから「できる女はモテる」ということにはならない。本書では、社会的な性別機能の身も蓋もない現実を、透徹した視線で分析。男女それぞれの生き難さのカラクリを解剖し、社会構造変化の中でそれがどう変わりうるのかを俯瞰する。 -
物語の起源 ――フルコト論
物語とは何か。世界のうえに表象として燦然と姿をあらわす大きな「物語=レシ」の影に隠されて、日本語として物語は、その意味をあらためて問いなおされることがない。だが、『源氏物語』や『今昔物語』などの物語を称する文学の誕生以前に、フルコトとモノガタリという二つの種類の叙術があったのだとすれば、物語の意味は決して自明な事柄でなくなる。『古事記』『古語拾遺』『歌経標式』などの文献に分け入り、物語文学を支える多様な系の一つの「フルコト」の発見を通して、物語の起源を探究するスリリングな論考。 -
桃色じかけのフィルム ──失われた映画を探せ
日本映画界が観客動員数激減に直面していた昭和30年代後半から、弱小プロダクション製作の成人指定映画が量産される。所謂「ピンク映画」である。世のヒンシュクを買いながらも、熱気溢れる現場からは山本晋也、若松孝二、高橋伴明、和泉聖治など名監督も生まれている。しかし、その作品の多くが失われてしまった。今や忘れ去られた映画人や作品を追う傑作ルポ。 -
紋章学入門
この一冊で、紋章の見分け方と歴史がわかる。紋章が楯に描かれたのはなぜか。どうして色が制限されるのか。ニュートンやシェイクスピアらはどんな紋章を使ったか……。十字軍遠征と馬上槍試合をきっかけに爆発的に全ヨーロッパへと伝わった紋章。その数は150万種を超え、ライオン、鷲、クロスから、下着、妖怪、科学記号まで多種多様な図形を描く。その成り立ちとルールがわかれば、ヨーロッパの歴史と文化がより深く理解できるだろう。西洋紋章学を日本に紹介した第一人者が書いた、基礎から学べて謎解きのように面白い紋章学入門書。貴重な資料から、カラー含む図版約300点を収録。 -
モンテーニュ入門講義
宗教戦争のさなか、通念や世間の道徳に懐疑の目を向けつつ、自然に従って生きることの喜びを説いたモンテーニュ。その著『エセー』では、自己の判断力を試し鍛えていくさまが、自由な文体によって描き出される。異文化への関心と共感、戦時における人間の狂気や暴力、性の歓び、ボルドー市長としての政治経験、旅と読書の愉楽など、扱われるテーマは実に幅広く、われわれの心を揺さぶる文章に充ちている。ストア的克己主義と節度ある快楽主義とを往還し、メメント・モリの受容から拒否へと至る過程で、独自な思想が紡がれていく。類まれな開明的人物の核心に迫る出色の講義。文庫オリジナル。 -
やくざ映画とその時代
義理と人情の世界に生きるアウトローたちの姿を描いて、日本人の情感を揺さぶりつづけたやくざ映画。時代の証言や豊富なエピソードを交えつつ、その黄金時代から終焉に至るまでの興亡の軌跡をたどり、魅力の源泉に迫る。作品ガイドと俳優プロフィールを併載し、映画の楽しみ方・面白度も紹介する。 -
ヤクザが消えた裏社会
更生を望んでも、許さない 自己責任社会の代償とは――? ヤクザや暴力団は街から一掃されたかに見えたが、「もっと悪い奴」がやって来た。 本当に安心で安全な社会はどうしたら実現できるのか。 黒いスーツにサングラス、肩で風切るヤクザは、もういない。しかし、今の「クリーンな社会」では、お年寄りが悪質な犯罪に巻き込まれ、若者が闇バイトに手を染めている。姿の見えない悪人が増加してしまったのだ。暴力団排除条例によって、反社会勢力は社会から一掃されたかに見えたが、不寛容な社会が、更生を望む人々の社会復帰を妨げている。彼らを裏社会に還流させ、表社会から悪人を排除し続けていれば、本当に「安心」が実現するのか。行き過ぎた自己責任社会を問いなおす。 -
「八つ墓村」は実在する ――ルポ「津山三十人殺し」と「落武者殺し伝説」
集落内の墓地。いくつかの墓石の命日には「昭和十三年五月二十一日」という事件が起こった日付が刻まれていた―― 着想の原点をたどる 横溝正史の傑作ミステリー。そのモデルのひとつとされる津山三十人殺し。犯罪史に名を残す大量殺人はどんな事件か。もうひとつのモチーフとされる落武者殺しの伝説は、どのような伝承か。「八つ墓村を歩いてみませんか?」という誘いから始まった、虚構と現実を往復する取材旅の先にあった事実とは。解説 比嘉健二 カバーデザイン 井上則人 カバー写真 関根虎洸 【目次】 「八つ墓村」は実在する――ルポ「津山三十人殺し」と「落武者殺し伝説」 序章 『八つ墓村』とはなにか? 第一章 「津山三十人殺し」の現場を歩く 第二章 「八人の落武者殺し」伝説を追う 第三章 史実と伝説を巡る旅路の果てに 終章 幻の村、「八つ墓村」は実在する あとがき 現実と虚構の狭間で 解説 比嘉健二 -
柳田国男 ──知と社会構想の全貌
民俗学の祖として知られる柳田国男。しかしその学問は狭義の民俗学にとどまらぬ「柳田学」として、日本近代史上に燦然と輝いている。それは近代化に立ち後れた日本社会が、今後いかにあるべきかを構想し、翻ってその社会の基層にあるものが何かを考え尽くした知の体系だった。農政官僚、新聞人、そして民俗学者としてフィールドワークを積み重ねるなかで、その思想をいかに展開していったのか。その政治・経済・社会構想と氏神信仰論を中心としつつ、その知の全貌を再検討する。 -
柳宗悦 ──美の菩薩
なぜ美しいものを作ろうとも思っていない名もなき工人が、時として驚くべき美を生み出すのか。その理由を解き明かそうとした柳は、『無量寿経』にある「すべてが美しい世界をつくる」という阿弥陀仏の誓いに出会い、はたと気づく。ものの美しさは、この宗教的救済によってもたらされていたのだと。そして、美しいもの=救われたものを日本民藝館に陳列し、人もものも、すべてが救われる「浄土」が現に存在することを、人々に伝えようとした。阿弥陀仏の本願と美を結びつけ、仏教の再構築を構想した柳宗悦。この稀有な思想家の核心に迫った著者初期の代表作を、増補して文庫化。 -
やなせたかし ──「アンパンマン」誕生までの物語
傷つくことなしに正義はありえない。心優しいヒーロー・アンパンマンの生みの親が乗り越えてきた、別れと、戦争と、長い長い自分探しの旅の物語。「傷つくことなしに正義はありえない」奇想天外・前代未聞の心優しいヒーローが生まれるまで。 -
山岡鉄舟先生正伝 ――おれの師匠
幕末の偉人の一人、山岡鉄舟。剣、禅、書を究め、日本のため、市井の人々のために、全身全霊をなげうった。本書はその鉄舟の内弟子として寝食をともにした小倉鉄樹が、鉄舟から直に聞いたこと、自分自身が同時代人として見聞きしたことを、弟子たちに書き取らせたもの。鉄舟の豪放磊落な人となりや幕末の空気が生き生きと描かれ、歴史的事件の舞台裏も次々と明かされる。中でも「江戸無血開城」のくだりは本人たちのみぞ知る会話が並び、まるで歴史小説のよう。江戸を戦火から守るための、命を懸けた西郷隆盛との交渉は息をのむ。幕末を生きた群像を活写した伝説の書を文庫化。 -
大和なでしこ整体読本 ――身体を取りもどす七つの力
住まうこと、生きること、食べること、そして体のこと 体が変われば、心も変わる。「野口整体」「マクロビオティック」「養神館合気道」「極真空手」「肥田式強健術」をベースに、多くの身体を観てきた著者が日本女性に贈る究極の整体バイブル。腹式呼吸、足湯、腰湯、こんにゃく湿布、胸腺叩き、脳幹マッサージ、整体的ヨーガ、マクロビオティックなど、自宅で簡単に行える効果抜群の健康法を豊富なイラストで解説。巻末に歌手・大貫妙子との対談を収録。 【目次】 第1章 借力―周囲のエネルギーを上手に取り入れる 第2章 姿勢力―心を引き上げる姿勢の作り方 第3章 熱力―冷やさない、ということの大切さ 第4章 指力―指を鍛えて、強い女になる 第5章 肌力―幸せも不幸せも肌に現れる 第6章 食力―体にいい食べ物は、自分の舌で選べ 第7章 肚力―肚の据わった女になるには -
ヤンキーと地元 ――解体屋、風俗経営者、ヤミ業者になった沖縄の若者たち
生まれ故郷が嫌いだと吐き捨てるように言った、一人の若者。その出会いを原点に、沖縄の若者たちをめぐる調査は始まった。暴走族のパシリとなり、建設現場で一緒に働き、キャバクラに行く。建設業や性風俗業、ヤミ仕事で働く若者たちの話を聞き、ときに聞いてもらう。彼らとつき合う10年超の調査から、苛酷な社会の姿が見えてくる──。補論を付した、増補文庫版。 -
遺言 ――対談と往復書簡
東日本大震災後、自らの仕事の根本が揺らぐように感じた染織家・志村ふくみが、長年交流のあった作家・石牟礼道子へ手紙を送って始まった往復書簡。折しも、石牟礼は生涯最後の作品として新作能を構想しているところだった。作家と染織家が新しいよみがえりを祈って紡いだ次世代へのメッセージ。往復書簡と二度の対談、遺作となった「沖宮」を収録。 -
唯信鈔文意
南無阿弥陀仏と唱えれば来世で仏になれる。このシンプル極まりない法然の教えは庶民層から大歓迎された。しかし同時に「なぜ念仏だけでいいのか」という問いも浮上する。その問いに答えるべく、親鸞は当時よく読まれていた仏教書『唯信鈔』を解説する形で本書を執筆した。親鸞の答えはこうだ。念仏は修行などかなわない我々のために阿弥陀が用意した「行」であり、阿弥陀のはたらきそのものである。そして念仏すると阿弥陀の心が無意識下に入り込み、それが将来我々を浄土に連れていく。だから念仏の他は必要ない。『教行信証』と並ぶ代表作にして親鸞思想のエッセンスが詰まった最高の念仏入門。 -
誘拐
東京オリンピックを翌年にひかえた1963年、東京の下町・入谷で起きた幼児誘拐、吉展ちゃん事件は、警察の失態による犯人取逃がしと被害者の死亡によって世間の注目を集めた。迷宮入りと思われながらも、刑事たちの執念により結着を見た。犯人を凶行に走らせた背景とは? 貧困と高度成長が交錯する都会の片隅に生きた人間の姿を描いたノンフィクションの最高傑作。 -
ユダヤ陰謀説の正体
「反ユダヤ」関連本や「ナチのガス室はなかった」とする雑誌の特集記事……。「ユダヤ陰謀本」の正体はいったい何なのか? 戦前の日本人が描いたユダヤ人像、オカルティズムやUFOとユダヤ人との関連、インターネットの新たな戦場に現れたユダヤの妄説を読み解き、〈陰謀説〉の正しい読み方を提示する一冊! -
ユダヤ教 キリスト教 イスラーム ――一神教の連環を解く
ユダヤ教もキリスト教もイスラームも「たったひとりの神」を持つ宗教である。もとをたどれば同じひとりの神だった。それが「それぞれの神」になったとき、地球の表面が変わった。宗教史のうえでは突発的・変則的であった一神教が、なぜ諸宗教をしのぐまでに発展し、世界の底流となりえたのか――。出発点であるユダヤ教と、そこから枝分かれしたキリスト教とイスラームを視野に入れ、より大きな広がりのなかで一神教の特質を把握する。「聖戦」「不寛容」「平等」「福祉」「契約」などの題材にふれながら、歴史に決定的な影響を与えた三宗教の連環を解き、一神教の光と闇にせまる比較宗教学の入門書。 -
ユダヤ古代誌
ヨーロッパのキリスト教徒や知識人たちにもっとも広く読まれてきた『ユダヤ古代誌』。天地創造から説き起こし、紀元後66年のユダヤ戦争直前までの記述で終わる全20巻は、ヨセフスが敗軍の指揮官のひとりとしてローマに降ったのち、皇帝の厚遇のもとに書かれた。政治的には親ローマ派であり、思想的にはユダヤ教、ユダヤ文化の弁護者であったヨセフスの大著は、ユダヤ史を知るうえできわめて貴重な史料であるばかりでなく、イエスと同時代の散逸した記述を数多く含む文献として、キリスト教徒たちの関心をひきつけてきた。原著1~4巻までを収める文庫版第1巻は、天地創造からアブラハム、イサク、ヤコブ、ヨセフをへてモーセの事蹟に言及する。 -
ユダヤ戦記
紀元66‐70年、パレスチナのユダヤ人たちはローマ帝国と戦った。だが、彼らにとってこの戦争の結末ほど悲劇的なものはなかった。聖性が宿ると信じられた都エルサレムと神殿を失ったにもかかわらず、彼らの神は沈黙したままだったからである。神の沈黙は彼らに神の再解釈を迫り、以後、ユダヤ人たちの運命は大きく変わった。2000年にわたる流浪の始まりとなったのだ。この戦争を克明に記録した本書は、古代キリスト教以来、現代に至るまで西欧社会の必読書であり、イエスの神性を保証するプルーフテクストとして機能してきた。第1巻は、アサモナイオス王朝の盛衰から開戦前夜までを収録。 -
ゆとり世代はなぜ転職をくり返すのか? ──キャリア思考と自己責任の罠
いま、「ゆとり世代」の若者の転職が増えている。自分らしいキャリアを模索して転職をくり返す人や、「ここではないどこかへ」と気軽に会社を渡り歩く人が増えているのだ。本書は、若者たちに綿密なインタビューを実施、分析し、転職するように彼らを煽る社会構造をあぶり出す。〈意識高い系〉の若者は何を考えて転職するのか? 転職する若者が抱えるリスクとは? 若者のキャリアに社会はどう向き合うべきか? 同世代の社会学者として、人材会社社員として、若者のキャリアに向き合ってきた著者が回答を示す。上司の世代も当事者の世代も必読の一冊。 -
よいこの君主論
マキャベリの名著『君主論』を武器にクラス制覇へと乗り出した小学五年生のひろしくん。だが、彼の前に権力への野望を持つ恐るべき子供たちが立ち塞がる。『君主論』はひろしくんを覇王へと導くことができるのか?小学生の権力闘争を舞台に楽しく学べる『君主論』。クラスを牛耳りたい良い子のみんなも、お子様に帝王学を学ばせたい保護者の方も、国家元首を目指す不敵なあなたも必読の一冊。 -
良い死/唯の生
「病で死ぬとしてもその時までしたいことをし、楽をするのがよい」と考える著者が、安楽死・尊厳死を「良い死」とする思考を批判的に検討。病を得、あるいは老衰のため身体や思考をうまく働かせられない人に、生きる価値がないと思わせてしまう現代社会。「留保なしの生存」を妨げる種々の規範や価値が埋め込まれているこの社会を、「生きたいなら生きられる」社会へと変えていくには何が必要か。「良い死」を追い求めるのはやめ、「唯の生」でよいではないかと呼びかける。単行本『良い死』に、単行本『唯の生』の第5章~第7章を加えて文庫本とした決定版。 -
妖怪処刑人 小泉ハーン
時は1899年。いまだ倒れぬ徳川幕府と薩長同盟はともに性急なる近代化と軍備増強に余念なし。一方、強化アーク灯の光届かぬ荒野には未だ魑魅魍魎が跋扈する。この暗黒の時代、人知れず妖怪狩りを続ける男がいた。男の武器はウインチェスターM1876Z式ライフル銃。コルト社製アンブローズ・ビアス・スペシャル。そして鋼の信念。大公儀魑魅魍魎改方の最後の生き残り。不吉なる妖怪猟兵の装束を纏いて、黒の軍馬シャドウウィングを駆る偉丈夫。その男の名は……小泉八雲。 -
『洋酒天国』とその時代
開高健、山口瞳、柳原良平……異彩を放った社員たちが創った寿屋(サントリー)PR誌『洋酒天国』。自らもその編集に携わった著者がユニークな雑誌の歴史や数々の興味深いエピソードを追いながら、高度経済成長に突入する直前の熱気に満ち溢れた時代を描く好著。第24回織田作之助賞大賞受賞。
表示されていない作品があります
セーフサーチが「中・強」になっているため、一部の作品が表示されていません。お探しの作品がない場合は、セーフサーチをOFFに変更してください。