渡辺哲夫の作品一覧

「渡辺哲夫」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

2023/08/09更新

ユーザーレビュー

  • モーセと一神教
    エス論ゴリ押しのフロイト大先生によるモーセとユダヤ教の大胆な読み解き。
    この本の問題点を訳者の方が最後に指摘しているがとても面白かった。
    掘り上げた宝物が意外と重くて開けるのが複雑だった、みたいな感じ。
  • モーセと一神教
    本書は、精神分析学の創始者と言われるジークムント・フロイト(1856~1939年)が、死の直前に発表した作品である。
    松岡正剛氏は、「千夜千冊895夜」(2003年11月)で本書を取り上げ、「これは恐ろしい本である。引き裂かれた書である。しかも、これはフロイトの遺書なのだ。人生の最後にフロイトが全身...続きを読む
  • モーセと一神教
    ユダヤ民族の解放者にして立法者であり、宗教創始者でもあったモーセ。
    フロイトはそのモーセがユダヤ人ではなくエジプト人であったという仮説を立てます。

    フロイトは、エジプトに一神教をもたらした古代エジプトのファラオ、イクナトンの業績に着目し、ユダヤ人のエジプト脱出はイクナトンの宗教改革が失敗に終わった...続きを読む
  • モーセと一神教
    マルクスは資本主義を否定すると同時に唯物論者になった。
    それは恐らくはアブラハムの唯一神を否定しなければ資本主義に対向する論理を組み立てられなかったからではないかと愚考する。

    ならば、その大本の唯一神の成立を考察することは無益ではないだろう。

    フロイトのこの最後の著作は多くの矛盾を孕み、な...続きを読む
  • モーセと一神教
    満点であります!
    まずジークムントフロイトとは精神医学の権威であるのに宗教について書かれている。
    視点が他の宗教本に比べ斬新であり、聖書のはじめの5巻を書いたモーセを深く落とし込んでいるところに魅力を感じます。

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!