メディア論の名著30

メディア論の名著30

935円 (税込)

4pt

4.8

「歴史学」は現在から過去を解明しようとするのに対し、「メディア論」は現在から未来を展望しようとする――。メディア史研究の第一人者である著者が、社会心理から政治学まで、文明論的な視座をもつメディア論の「名著」30冊を精選。「大衆宣伝=マス・コミュニケーションの研究」「情報統制とシンボル操作」「情報社会とデジタル文化」など六章にわたって解説を加えてゆく。ウェブ時代にあってメディア論を深く知りたい人にとり最良のブックガイドである。

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メディア論の名著30 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2021年03月29日

    「現代メディア史」あたりから続けて「『キング』の時代」「天下無敵のメディア人間」と著者の本を楽しんできました。この新書は佐藤卓己がいかにしてメディア史研究の第一人者になったか?というそのパーソナルヒストリーでもあります。大澤真幸の「社会学史」の序文に「社会学の歴史はそれ自体が社会学になる。そこに社会...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年03月24日

    どれも読んでみたいと思わせる構成と文章である。
    既読はマクルーハンのみと言うお恥ずかしい状況だ。

    ・文化産業以上の『意識産業』
    ・偉大な内省的宗教はいずれもテクストをもっている。
    ・ホガート:労働者階級の実感的識別力
    ・『子どもはもういない』
    ・清水は流言蜚語を国家と国民の感情的結合、つまりナショ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年11月16日

    すこぶる面白かった。
    通例、このシリーズでは、1作品につき3〜4ページが割かれる配分なのだが、この本では10ページ程度割かれている。
    なので、他のシリーズ本よりも大分になっている。
    著者の佐藤卓己先生は、研究者としても教育者としても優れているのであろう。
    単なる読書案内ではなく、先生なりの名著の読解...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年05月14日

    メディア論について疎い私からすると、入門書にしてはやや難解に感じた。

    モッセの大衆の国民化やリップマンの世論など、知っているが読んでない本について、メディア論の観点から解説されており、新しい視点を得られた。

    特に、世論ー輿論の違いからの解説は、ハッとするものがあった。

    最後に読んだことのあるピ...続きを読む

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