プロフィール

  • 作者名:千野帽子(チノボウシ)

公式X

作品一覧

  • 青ひげ夫人と秘密の部屋~「見たな」の文学史~

    青ひげ夫人と秘密の部屋~「見たな」の文学史~

    小説・文芸

    4.0
    1巻3,300円 (税込)
    【小川洋子氏推薦!】「何て魅惑的な図書室、と思って不用意にドアノブを回すと、足を取られるかもしれません。床が血で濡れていますから。」――小川洋子(作家)。「あれ、この設定、前にどっかで読んだことがある」文学理論家・千野帽子が、その謎を追って300年の文学史に分け入ると……そこでは作家たちが、「青ひげ」をお題とした果てしない“大喜利”を繰り広げていた!
  • 東京マッハ

    東京マッハ

    小説・文芸

    4.5
    1巻2,640円 (税込)
    句会ってなに? 句会って楽しいの? それを教えてくれるのが東京マッハ! 「東京マッハ」はメンバーの4人(千野帽子、長嶋有、堀本裕樹、米光一成)とゲストで開催される公開句会。俳句をつくらなくても誰でも参加できるライブイベント形式で、句会の面白さを啓蒙している。 各々いいと思った俳句(特選・並選)を選ぶだけでなく、一言文句をつけたい俳句(逆選)も選びながら、「どうしてその句が好きなのか?」「どうしてその句に文句をつけたいのか?」その理由について熱く議論を交わす。 誤読、脱線……なんでもあり! ! 俳句、そして言葉についてとことん考えをめぐらせる大人気公開句会、待望の書籍化! 目次 まえがき vol.1「水撒いてすいか畑にいて四人」@アップリンク渋谷 vol.4「帰したくなくて夜店の燃えさうな」@ロフトプラスワン ゲスト=池田澄子、川上弘美 vol.10「君と僕と新宿春の俳句まつり」@風林会館 ゲスト=西加奈子 vol.12「0012女王陛下の飛騨マッハ」@高山市民文化会館 ゲスト=藤野可織 vol.14「そして夏そして浅草男祭」@浅草東洋館 ゲスト=穂村弘 vol.17 大東京マッハ「窓からの家出を花のせいにする」@紀伊國屋サザンシアター ゲスト=池田澄子、村田沙耶香 vol.18「想像の月まぶしくて目をあける」@ルオムの森 ゲスト=谷川俊太郎 vol.27「梅雨晴のすいか畑の十年後」@オンライン ゲスト=最果タヒ あとがき
  • 物語は人生を救うのか

    物語は人生を救うのか

    ビジネス・実用

    3.7
    1巻902円 (税込)
    世界を解釈し理解するためにストーリーがあった方が、人は幸福だったり、生きやすかったりします。実話とは? そして虚構とは? 偶然と必然って? 私たちの周りにあふれているストーリーとは何でしょう?
  • ロボッチイヌ ──獅子文六短篇集 モダンボーイ篇

    ロボッチイヌ ──獅子文六短篇集 モダンボーイ篇

    小説・文芸

    3.8
    1巻814円 (税込)
    獅子文六の短篇小説は、生前多数発表され、長篇小説にも勝る魅力を持ちながらも、そのほとんどは読むことができなくなっていた。そんな貴重な作品群から編者監修のもと、“男性”が活躍する作品をコンセプトに編んだ作品集。当時の性に対する社会風刺ともいえる表題作「ロボッチイヌ」を筆頭に、ユーモアと人間味、鋭い批評性にも溢れたオリジナル編集の傑作短篇集。
  • 人はなぜ物語を求めるのか

    人はなぜ物語を求めるのか

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻968円 (税込)
    人の思考の枠組みのひとつである「物語」とはなんだろう? 私たちは物語によって救われたり、苦しめられたりする。その仕組みを知れば、人生苦しまずに生きられるかもしれない。物語は、人生につける薬である!

ユーザーレビュー

  • 東京マッハ

    Posted by ブクログ

    俳句のことは全然分からず本書を読んでも興味が沸かなかったんですが、それぞれの方の話を聞いていると(読んでいると)「言葉ってなんて深いんだ!」と何度も首肯しました。
    ゲストの方々の句が意外に思えて、でもやっぱりそれぞれの方の本業の世界観が広がっていて、とにかく面白い。
    声を出して笑ってしまったのは、村田沙耶香さん。この発想は無いし、説明聞いても分からない。もう、村田さんの世界は小説の世界と地続きなんじゃないかと思うくらいでした。
    あと、ボンコバさんのメール。言葉だけで漫画的な動きが目に浮かび、笑っちゃいました。

    0
    2026年09月20日
  • 人はなぜ物語を求めるのか

    Posted by ブクログ

    ストーリー化は人間の認知形式として組み込まれているものの一つで、それに固執して苦しんだりしないでストーリーを手放す自由もあるよというお話でした。
    2017年発行の本であり、内容は現在の社会的状況を踏まえて書かれた本ではなくて普遍的な話なので、基本的に全編通して知識欲を満たすために楽しく読めます。
    『「わかる」というのは知性の問題じゃなくて、「わかる」という“感情“である』という論が、個人的にとても腑に落ちました。
    人は「わからない」という不愉快さから逃れたくて「わかる」という納得感や安心感を求めてしまう。そうして「話の正しさや妥当性」よりも「話をわかりたい気持ち」が優先されて、自分にとって手軽に理解できるストーリーに縋ってしまいがちという…。最近読んだ『陰謀論と排外主義』に通ずる話であるなと感じました。
    人にこういった側面があるから、(物語には良い作用もあるのに、)物語を悪用したい人にとってはとても有効な手段になり得てしまうんだなと納得しました。
    話の信憑性や妥当性より「話の分かりやすさ」「説明·理由がある」ことを求めてしまうという点に限らず、今の社会や自分にも当てはまる考え方が本書の随所にあり、肝に銘じておきたい部分が多かったです。折に触れて読み返したい良書。
    また、自分は新書初心者ですが、内容や文章が易しいもので読み進めやすかったです。物語化をする人間の思考について気になっている方にはオススメな一冊です。

    (個人的に、ニーチェの言葉がアンパンマンマーチを彷彿させるという話も気に入っており、それで初めて「なんか哲学ってちょっと面白そうかも…?」って気持ちになれたので、知的好奇心を擽られるという意味でも読んで良かったなと思いました。)

    0
    2026年02月22日
  • 人はなぜ物語を求めるのか

    Posted by ブクログ

    人間が物語、ストーリーの枠組みで世界を解釈しがちである、ということ自体はわかっていたつもりであったが、具体的にどのように、ということについて解像度が上がった気がする。
    特に、公正世界の誤謬(中村文則作品で結構出てくる気がする)というフレームワークはまさにそうだな、と。自分が良いことをすれば、良いこととして自分に返ってくるはずである、悪いことをすれば悪いこととして返ってくる。そういう基本的な因果認識。
    それがあるから逆に、悪いことが起こった時に、「自分が何か悪いことをしたのが原因なのだ」というストーリーの捏造をしてしまい、自分を苦しめる。
    また逆に、一生懸命努力した自分には良い未来がくるはず、という物語予測に合わない現実に苦しむ。
    そういうストーリー認識のフレームワークに気付き、手を離すことの価値を教えてくれる本。
    また、夜と霧の「自分が人生に何を期待するかではなく、人生が(生きることが)自分に何を期待しているかである」という視点の転換が、ストーリー理解という視点で見ると味わいがまた出てきて興味深い。
    誰しもストーリーから完全に自由になることはできないけれど、そんな自分をまずは認識するところから、なのだなあ。

    0
    2025年05月30日
  • 東京マッハ

    Posted by ブクログ

    面白い!文句なしに面白い!人と何かについて語るってなんて面白いの!俳句、だいすきーーー!という気持ちになった。アマリリスとゆすらうめのくだり、分かる。

    0
    2024年02月04日
  • 人はなぜ物語を求めるのか

    Posted by ブクログ

    近頃の僕が漠然と考えていた疑問に答えてくれる内容で、付箋貼りまくりでした。

    なかなか簡単にまとめられないのですが、人間には出来事を「物語」として把握する能力があり、独立した前後の出来事を因果関係で結びつけてしまうと。
    むしろ「物語」として把握するために個人的な出来事にも理由や意味を求める(「なぜ」このような悲劇的な出来事が「私」の身に起きたのか)。
    嘘でもいいから説明が欲しい(因果応報)。
    そして何らかの決着をつけて新しい平衡状態に辿り着きたい。
    現実世界の理解もフィクションも物語化の構造は同じ。

    著者が引用、言及する分野が幅広くて、その圧倒的な読書量に感銘を受けました。

    0
    2023年01月15日

新規会員限定 70%OFFクーポン 今すぐGET