ちくま文庫の検索結果

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  • 新版 空気の教育
    NEW
    小説・文芸
    3.5
    1巻836円 (税込)
    300万部突破の『思考の整理学』の著者による独自の教育論 言葉による注意や指導ではできない 本当に人を成長させる方法とは? 家庭や学校で人を育てるための普遍的なヒント満載 教育に大切なのは「空気」である。家庭には家風、学校には校風、会社には社風──営みのあるところ、必ず空気や雰囲気が生まれ、これが心の深いところへ作用し人を成長させる。お茶の水女子大学附属幼稚園園長を務め、『思考の整理学』でも知られる著者の教育論的エッセイ。「ゆっくり急げ」「苦労は買っても」「忘れる」など普遍的で今でも心に響く教育への道しるべ。 解説 カヤヒロヤ カバーデザイン カヤヒロヤ(コニコ) カバーイラスト 高橋由季(コニコ) 【目次】 1ゆっくり急げ  マラソン  長い目  かけっこの教訓  汗を流せ  苦労は買っても  転校 2家庭のしつけ  家風  スミマセン  お寺の柏手  金銭的  血のめぐり 3子を育ててこそ  給食の思想  お母さん、早く起きて  さびしさ  きく耳  “先生”のマナー  青い鳥 4ちょっぴり不幸  モミジとブドウ  かわいい子の旅  質実剛健  寄宿舎  パブリック・スクール  おそるべき幸福 5逆説  勉強部屋  忘れる  三尺の影 6聖域  ことばを大切に  自分勝手  イメージ・トレーニング  親の期待  家庭と学校は聖域 7勲章  あまりにも否定的  サクラ切るバカ  笑い  本日は晴天なり  キビダンゴ  ホメル先生 8空気の教育  学校に校風、家庭に家風 文庫版あとがき ぼくの家族の空気 カヤヒロヤ
  • 父っちゃんは大変人
    NEW
    小説・文芸
    -
    1巻1,177円 (税込)
    一晩で大富豪、起業・買収・ホスト(!?)を経て遂に独立国家を樹立 この男、めちゃくちゃだけど爽快、面白過ぎる! マンボウ先生驚愕の誇大ユーモア小説復刊 巻末解説・斎藤喜美子 妻が語る「夫・北杜夫と『父っちゃんは大変人の頃』」 一晩で大富豪に/税金の高さに戦慄く/オリンピック出場/何故かホストになる/日本国から独立を宣言/球団買収/ラーメン会社設立そしてついに…… いまだかつて味わったことのない読書体験。空前のスケール、予想を超えた展開へと疾走する物語。 「とにかくわしは断じてデンキチ王国を独立させる。わしは必然的に国王になる」 数あるマンボウ先生の作品の中で、ここまで振り切ったものがあっただろうか! 妻と中学生の息子とつましく暮らしていた桜井伝吉。突如莫大な遺産を相続して税金の高さを実感、激怒のあまりに日本国から独立を宣言! ラーメン工場とホストで金を稼いで球団買収、オリンピック出場、そしてついに日本政府と正面衝突する日が来た…。想像を遥かに超える空前絶後の物語。 解説 倉橋由美子 「夫・北杜夫と『父っちゃんは大変人の頃』」齋藤喜美子 カバーデザイン 芦澤泰偉 【目次】 第一章 父っちゃん、突如、大富豪となること 第二章 父っちゃん、突如、ケチになること 第三章 父っちゃん、突如、ラーメン長者と呼ばれること 第四章 父っちゃん、突如、金を稼ぎはじめること 第五章 父っちゃん、突如、オリンピックに出場すること 第六章 父っちゃん、突如、独立を宣言すること 第七章 父っちゃん、突如、王国づくりに励むこと 第八章 父っちゃん、突如、プロ球団の監督になること 第九章 父っちゃん、突如、精神鑑定を受けさせられること 第十章 父っちゃん、突如、日本国に宣戦すること 解説 倉橋由美子 「夫・北杜夫と『父っちゃんは大変人』の頃」 齋藤喜美子
  • 仕事と日本人 新版
    NEW
    ビジネス・実用
    3.5
    1巻1,177円 (税込)
    「仕事」や「はたらく」ことの姿や性格が、 近世から近代、そして現代へと、いかに変容したかを跡づけた。 これが本書だ。 加藤陽子さん(東京大学教授) 著者は「再び「仕事」の主人となる」ための道を模索している。 松沢裕作さん(慶應義塾大学教授) 江戸時代から現代までをたどる「仕事」の日本史200年 「働かざる者喰うべからず」。日本では、働こうとしない怠惰は、罪深いものと考えられている。しかし、こうした仕事観が常識となったのは、それほど昔ではない。私たちの御先祖様は仕事を勝手に休んでいた。「仕事の主人」たりえたのだ。それに比べて現代の労働のなんと「不自由」なことか─―。仕事のあり方をたどり、近代的な労働観を超える道を探る「仕事」の日本史二百年。 解説 松沢裕作 【目次】 第1章 豊かな国の今、問われる選択 1 仕事の入り口の戸惑い 2 若年者の不安定就業―フリーターとスラッカー 第2章 「労働」という言葉 1 「怠惰な」日本人 2 「労働」という言葉の意味と由来 3 「働」という漢字 4 輸入学問・経済学のなかの「労働」 5 忌避される対象としての労働 第3章 「仕事」の世界、「はたらき」の世界 1 イギリスの経験 2 速水融の勤勉革命論 3 勤勉革命の背景 4 「はたらき」は際限のない長時間労働だったのか 5 労働集約的な農家経営と手工業生産 第4章 「労働」観念の成立 1 工場の成立 2 職人の転身 3 職人たちの転落 4 都市の下層社会 5 工女たちの世界 第5章 時間の規律 1 近代における時間の観念 2 労働時間の制限 3 作業時間の標準化 4 定年制 第6章 残業の意味 1 残業の誕生 2 残業の捉え方 3 「義務としての残業」と「責任としての残業」 4 増収の手段としての「残業」 5 残業手当とサービス残業 第7章 賃金と仕事の評価 1 賃金の成立 2 賃金の長期的な変動 3 学歴と俸給 4 「労働」の評価と「仕事」の評価 第8章 近代的な労働観の超克 1 西欧近代のゆがみとしての「労働」観 2 労働の現在 3 再び「仕事」の主人となること あとがき 文庫版へのあとがき 引用・参照文献目録 解説 ポスト・バブル期の「経済学批判」 松沢裕作
  • 唐十郎傑作戯曲集
    NEW
    小説・文芸
    -
    1巻1,925円 (税込)
    もっと毒を!もっと混乱を! 日本の沙翁(シェイクスピア)が、めくるめく世界を描いた『吸血姫』ほか、 『秘密の花園』『ジャガーの眼』『ビニールの城』の、戯曲4作品が甦る。 1960年代からカウンターカルチャーを牽引した唐十郎。現代演劇の革新は彼なくしては語れない。幻想、深い闇、哄笑に満ちた作品群と「紅テント」での上演スタイルは、いまなお後進戯作者に多大な影響を与えている。そのポリフォニーな世界に接してきた編者が推す名品『吸血姫』『秘密の花園』『ジャガーの眼』『ビニールの城』を収録! 【目次】 『吸血姫』 『秘密の花園』 『ジャガーの眼』 『ビニールの城』 解説 久保井研
  • コメと日本人
    ビジネス・実用
    4.3
    1巻858円 (税込)
    コメはなぜそんなに特別なのか 人気植物学者が解き明かす 奇跡の植物イネとコメの秘密 コムギやトウモロコシと並んで世界三大穀物の一つに数えられるイネ。世界にはたくさんの植物があるのに、なぜ日本人の祖先は数ある植物の中からイネを選び、コメは日本人にとって特別な食べ物になったのか。植物としては奇妙な特徴をもつイネやコメが、田んぼという日本の原風景を作り、経済作物にもなった。植物学を足掛かりに人間文化との深い結びつきをひも解く。 解説 小泉武夫 【目次】 第一章 米って何だ? 第二章 イネという植物 第三章 田んぼというシステム 第四章 米で読み解く日本の歴史 第五章 米と日本人 解説:イネを愛する至高の一冊 小泉武夫
  • だめ連の働かないでレボリューション!
    どんづまりの時代に、がぜん注目を集めるだめ連の希望の書。 カネ儲け中心じゃない生き方の、仕事(しのぎ)、遊び、諸活動(イベント、交流etc.)の実践法満載! 栗原康氏、雨宮処凛氏、高祖岩三郎氏、絶賛! 30年間、あまり働かずあまり消費しない生き方をしてきた「だめ連」の、仕事(しのぎ)と、遊びと、諸活動の実践法。福祉系や学童保育の仕事。驚きのしのぎ方や、衣食住。自然遊びや人との交流、路上アクション、DIYフェス等。労働問題の闘い方も。楽しく生きるための必読書!『だめ連の「働かないで生きるには?!」』を元に再編集。 解説 雨宮処凛、高祖岩三郎 帯推薦文 栗原康 カバーデザイン 岩瀬聡 【目次】 文庫版まえがき 第1章 しのぎ方、あれこれ! 第2章 住むとこ、どうする? さまざまな住み方! 第3章 カネがなくても楽しめる! 衣食、遊び 第4章 だめ連とは何か? 第5章 平日昼間無職者の悩み 第6章 自己実現よりアクティビズム! 第7章 閉じた家族よりも交流オルタナライフ~! 第8章 職場やバイト先で、どう闘う!? 第9章 だめ連の、ここが問題だっ 第10章 アナーキーに熱くレボリューション! ニヒっていてもつまらない 【諸活動コラム】 [しのぎ方あれこれ]はるちゃん、[畑]根岸恵子、[テント暮らし]さっちゃん、[キャンプ]山ん猫又、[DIY DJパーティー]Makossa、[祭り]くまたろう、[気候変動]究極Q太郎、[交流]マリオ、[歌]森人、[イベント]イカ、[オルタナスペース]藤原はづき、[路上アクション]浅羽道介、[ミニコミ]鶴峰まや子、[オルタライフ]太田やくーと、[DIY]池田喬 【座談会】経済中心とは違う人生の面白さ イカ、加納穂子、加納土、究極Q太郎、神長恒一 【インタビュー】バイト労働者のあしたはどっちだ?! 連帯労組・相蘇道彦、石橋新一 だめ連かんたん活動紹介~ 単行本あとがき 神長恒一 ペペ長谷川 文庫版あとがき 神長恒一 解説 高祖岩三郎、雨宮処凛 帯推薦文 栗原康
  • ほんとうの法華経
    ビジネス・実用
    -
    1巻1,287円 (税込)
    法華経の画期的翻訳を完成させた植木雅俊と、宗教社会学者橋爪大三郎が、ブッダ本来の教えと法華経の正しい読み方を説き明かす。最高の仏教入門書。
  • 増補 新橋パラダイス ――駅前名物ビル残日録
    サラリーマンの聖地、新橋のランドマークである新橋駅前ビルとニュー新橋ビルには、東京のど真ん中で昭和の懐かしさを色濃く残すディープな飲食店、小売店、マッサージ店がひしめき合う。しかし、駅前再開発計画が進められており、これらを楽しむ時間はそれほど多くは残されていない。ビルで働く人々の証言を多数の写真と共に伝える異色の探訪記であり、東京最後の秘境の記録。 解説 平松洋子
  • 体は何でも知っている
    ビジネス・実用
    4.0
    1巻748円 (税込)
    恋愛、対人関係、仕事…すべて迷わず体に訊け。カリスマ整体師にして希有の合気道家が教える、無敵の「身心取扱説明書」。男女が仲良く続くコツ、「体の波」と「体癖」を知って自分をコントロールする方法、「肌の幸福度」の重要性、「セックス」ではない「まぐわい」の称揚、日本における性愛術の頂点たる本の解説…快感力を高め、創造的な人生を送るための知恵。 【目次】 第1章 ベストカップルは、なぜ別れるのか? 第2章 「あげまん」は、本当に実在するのか? 第3章 世界最強のオーラ型美女「かぐや姫」 第4章 「幸せ肌」のつくり方 第5章 人生を変える、究極の「性の指南書」 第6章 骨盤を知らずして、女体を語るなかれ 第7章 身体が教えてくれる、あの人の好み 第8章 「ひとり食事」は、うつ病食!? 最終章 人と触れ合ってできる“自分” 特別付録 男の浮気は、なぜバレるのか?
  • 大和なでしこ整体読本 ――身体を取りもどす七つの力
    ビジネス・実用
    4.2
    1巻748円 (税込)
    住まうこと、生きること、食べること、そして体のこと 体が変われば、心も変わる。「野口整体」「マクロビオティック」「養神館合気道」「極真空手」「肥田式強健術」をベースに、多くの身体を観てきた著者が日本女性に贈る究極の整体バイブル。腹式呼吸、足湯、腰湯、こんにゃく湿布、胸腺叩き、脳幹マッサージ、整体的ヨーガ、マクロビオティックなど、自宅で簡単に行える効果抜群の健康法を豊富なイラストで解説。巻末に歌手・大貫妙子との対談を収録。 【目次】 第1章 借力―周囲のエネルギーを上手に取り入れる 第2章 姿勢力―心を引き上げる姿勢の作り方 第3章 熱力―冷やさない、ということの大切さ 第4章 指力―指を鍛えて、強い女になる 第5章 肌力―幸せも不幸せも肌に現れる 第6章 食力―体にいい食べ物は、自分の舌で選べ 第7章 肚力―肚の据わった女になるには
  • ロウソクの科学
    ビジネス・実用
    4.0
    1巻968円 (税込)
    小さな炎から物理・化学の本質へ 決定版新訳 電磁気学の創始者が、少年少女向けに語った科学史に残る連続授業。ロウソクの小さな炎から物理・化学の基本原理を鮮やかに解き明かしてゆく。新訳。 === 電灯もマイクもない19世紀、英国王立研究所の大講堂で700名前後の少年少女に向けてファラデーが行った実験授業6回分の速記録。ロウソクの燃焼という身近な出来事を素材に、炎のつくりや空気の役割、生じる水と炭酸ガスの確認、燃焼と呼吸の対比まで、自然現象の意味をじっくりと説く。厳密さを保ちつつ、初心の子どもたちに本質をわかりやすく教える姿勢は、少年の心を忘れない大科学者ファラデーの面目躍如。臨場感あふれる語り口で、科学の心を読者に伝える決定版新訳。 【目次】 訳者まえがき 原著序文 第1話 炎の顔つき 第2話 「燃える」と「輝く」 第3話 火がつくる水 第4話 水を生む二つの元素 第5話 空気・窒素・炭酸ガス 第6話 ロウソクと生命 ファラデー略年譜 原著の邦訳/伝記・解説書 訳者あとがき
  • ブルースだってただの唄 ――黒人女性の仕事と生活
    小説・文芸
    4.1
    1巻968円 (税込)
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 卓越した翻訳者である藤本さんは、耳をすますことの達人でもある。 何度この本を開いて、そして撃ち抜かれたことだろう。 黒人の女たちの、生きのびるための英知の言葉に。 そしてそれを引き出し聞き取る、すばらしい耳の仕事に。 ――岸本佐知子(翻訳家) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 黒人女性たちの「たたかい」を描く名著がついに文庫化! 名翻訳者による白眉の聞き書き。 朝日新聞、読売新聞、東京新聞、NHKジャーナルなどで紹介の話題作。 1980年代、アメリカに暮らす著者は、黒人女性の聞き書きをしていた。 出かけて行って話を聞くのは、刑務所の臨床心理医やテレビ局オーナーなどの働く女たち、 街に開かれた刑務所の女たち、アトランタで暮らす104歳の女性…。 彼女たちは、黒人や女性に対する差別、困難に遭いながら、 仕事をし、考え、話し合い、笑い、生き延びてきた。 著者はその話に耳を澄まし、彼女たちの思いを書きとめた。白眉の聞き書きに1篇を増補。 解説 斎藤真理子
  • イリノイ遠景近景
    小説・文芸
    3.8
    1巻1,034円 (税込)
    名翻訳者による、 どこを読んでも面白いエッセイの傑作。 近所のドーナツ屋で野球帽の男たちの話を盗み聞きする、 女性ホームレスの緊急シェルターで夜勤をする、 ナヴァホ族保留地で働く中国人女性の話を聞く、 ベルリンでゴミ捨て中のヴァルガス・リョサに遭遇する…… アメリカ・イリノイ州でトウモロコシ畑に囲まれた家に住み、 翻訳や聞書をしてきた著者が、人と会い、話を聞き、考える。 人々の「住処」をめぐるエッセイの傑作。 解説 岸本佐知子 藤本さんの「聞く人」としての本領はここでもいかんなく発揮され、 この本はたくさんの人々の声でがやがやと息づいている。 ――岸本佐知子(本書解説より)
  • リチャード・ブローティガン
    小説・文芸
    4.5
    1巻1,177円 (税込)
    「あそこに腰かけてる金髪のジーンズ、もしかしたら……。 『アメリカの鱒釣り』の表紙の顔をしている!」 1973年、『アメリカの鱒釣り』を翻訳中だった著者は、 サンフランシスコの日本食堂で作家と偶然に知り合った。 それから10年と少し後、ブローティガンは自らの命を絶つ。 翻訳者にして友人であった著者が作家の人生と作品を描く44章。 『アメリカの鱒釣り』などでアメリカ、そして日本でも一世を風靡した作家リチャード・ブローティガン。「亡霊」となった少年時代、カリフォルニアへの旅立ち、作家としての成功と苦悩、日本での友情と孤独、ピストル自殺……翻訳者にして友人であった著者が、作家との思い出、家族・友人へのインタビュー、作品のすぐれた読解をもとに、その人生と文学をたどる。 解説 くぼたのぞみ
  • 古代から来た未来人 折口信夫 増補新版
    ビジネス・実用
    4.0
    1巻968円 (税込)
    古代の感受性をとりもどす 強靭な持続力をもつ折口民俗学 その思考のマトリックスを中沢新一がよみがえらせる 古代を実感することを通して、日本人の心の奥底を開示した稀有な思想家・折口信夫。若い頃から彼の文章に惹かれてきた著者が、その未来的な思想を鮮やかに描き出す。「自分が読み続けてきた折口信夫の学問をまるごとつかみとり、その中から二十一世紀の日本人の思想として生き続けるにちがいないと思われる、彼の思想のエッセンスを取り出す」(本文より)。あらたに2編を増補し文庫化。解説 持田叙子
  • デヴィッド・ボウイ 増補新版 ――変幻するカルト・スター
    小説・文芸
    3.0
    1巻1,067円 (税込)
    デヴィッド・ボウイ、没後10年。 時代を変えた音とヴィジョンの創造の旅をたどる傑作、2万字超を増補して文庫化! 1947年に生まれ、ロックン・ロールの勃興期からデジタル音楽配信の時代までを生き抜き、2016年に死去するまで世界を驚かせ続けたスター、デヴィッド・ボウイ。きらびやかなグラム・ロックの英雄ジギー・スターダストの衝撃、『レッツ・ダンス』での世界制覇、最後に残された『★』…ボウイによる音とヴィジョンの創造の旅をたどる傑作を文庫化。大幅に加筆・アップデートし、新たに1章を増補。
  • 冗談に殺す ――夢野久作ベストコレクション 久の巻
    小説・文芸
    -
    1巻1,496円 (税込)
    怪物 夢野久作 ちくま文庫への帰還 没後80年を前にますます高まる人気熱 怪物による狂気の文学に思う存分、狂っていただきたい 傑作中・短編を2冊にまとめる決定版的作品集 【内容紹介】 没後90年を目前に今もなお新たな読者を獲得し続ける夢野久作の中・短篇を網羅する決定版的作品集。日本三大奇書『ドグラ・マグラ』をもって語られる作家だが、約10年の活動期間に発表した長篇は『犬神博士』『暗黒公使』『ドグラ・マグラ』3作であり、氏の持てる作家性は中・短篇にこそ発揮されていたといって過言ではない。「氷の涯」「冗談に殺す」「人間腸詰」他、15作を収録するシリーズ下巻。
  • 石川淳評論選 石川淳コレクション3
    小説・文芸
    -
    1巻1,606円 (税込)
    和漢洋にわたる深い知見と尖鋭な批評意識に裏打ちされた作品世界によって、日本の現代小説を切り拓いた文人の著作を三冊に編む選集。本巻は評論・随筆の名品を一冊に編むベストセレクション。“小説”さらには“書くこと”の蘊奥を照射する文学評論、雅致に富む随筆・エッセイ、荷風、宇野浩二、安吾らの生の軌跡を冷静に刻む追悼の文などを収める。 編集・解説 菅野昭正
  • 石川淳長篇小説選 石川淳コレクション2
    小説・文芸
    -
    1巻1,606円 (税込)
    和漢洋にわたる深い知見と尖鋭な批評意識に裏打ちされた作品世界によって、日本の現代小説を切り拓いた文人の著作を三冊に編む選集。日中戦争にむかって緊迫を深めてゆく時代を背景に、“美”を求めて生命を燃やす人々の姿を浮彫にする「白描」、全共闘運動をはじめ政治が沸騰した季節を舞台に、凄絶なテロの行方を描く「天馬賦」、および「八幡縁起」。傑作三篇を収録。 編集・解説 菅野昭正
  • 石川淳短篇小説選 石川淳コレクション1
    小説・文芸
    4.0
    1巻1,606円 (税込)
    和漢洋にわたる深い知見と尖鋭な批評意識に裏打ちされた作品世界によって、日本の現代小説を切り拓いた文人の著作を三冊に編む選集。本巻は短篇ベストセレクション。 編集・解説 菅野昭正 【収録作品】 マルスの歌/黄金伝説/無尽燈/焼跡のイエス/かよい小町/雪のイヴ/影ふたつ/灰色のマント/まぼろし車/裸婦変相/喜寿童女/金鶏/ゆう女始末/鸚鵡石/鏡の中
  • モチーフで読む浮世絵
    ビジネス・実用
    -
    1巻1,177円 (税込)
    表紙になっているこの浮世絵、縁側のふたりはどんな関係? それはどこを見ればわかる?? 世界に誇る日本の芸術「浮世絵」。 この浮世絵をちょっと深入りして鑑賞し、江戸の人たちの暮らしや風俗を味わいませんか? 北斎の「神奈川沖浪裏」、写楽の「三代目大谷鬼次の江戸兵衛」……浮世絵専門美術館の人気学芸員が有名作品はもちろん怖い絵や不思議な絵なども取り上げ、作品に描かれるさまざまなモチーフを読み解きながら、図柄の魅力や江戸の人びとの暮らしや風俗を案内する。かつてなかった浮世絵を豊かに楽しむ画期的な入門書。 掲載作品127点オールカラー。好評ウェブ連載を再構成・大幅加筆した文庫オリジナル。 まるで江戸時代へタイムスリップしたように楽しく、よくわかる かつてなかった浮世絵入門書の登場!! 図版はオールカラー ちくま文庫オリジナル
  • じゃあ君が好き
    ビジネス・実用
    4.0
    1巻902円 (税込)
    ヨシタケシンスケ初期スケッチ集 新版で復刻祭! 文庫化で大幅増補! 「ちょっと恋愛っぽいテーマのスケッチを選んで1冊にしてみませんか?」 出版社のリクエストから生まれた2005年刊行のスケッチ集。単行本では未収録になったスケッチをたっぷりと80ページ増量して文庫化。20年たつと人も変わる? 変わらない? スケッチは創作の原点でありライフワーク――絵本作家になる前の“ヨシタケシンスケ”が詰まっています。苦笑いしながらお確かめください。
  • そのうちプラン
    ビジネス・実用
    4.0
    1巻968円 (税込)
    ヨシタケシンスケ初期スケッチ集 新版で復刻祭! 文庫化で大幅増補! 「父になったヨシタケが作ったスケッチ集。それらしいものが、チラホラと見うけられます。」 元となる本が刊行されたのは2011年。本文のレイアウト、カバーのデザイン、帯コピーの創案にいたるまで、本づくりのすべてをヨシタケさんが手掛けました。絵本作家として開花する前の雌伏の時代だからこそ可能だった、自費出版本のような味わいの1冊。余すところなく「おもしろさヨシタケ級」のスケッチ集を、原本の魅力をそのまま残しつつ、たっぷり増量して文庫化しました。強くも弱くもない人へおすすめです!
  • 時間とは何か
    小説・文芸
    3.6
    1巻858円 (税込)
    時間って何だろう? この問いに、私たちはうまく答えることができません。時間は目に見えないし、形がないし。誰にも共通して流れているはずなのに、人により、時により、流れ方や感じ方がさまざまだからです。でも、誰にとってもひとしなみに大切な問題です──。ヨシタケシンスケさんのイラストとともに、時間の本質について思いをめぐらし、この不思議さを考えてみませんか? 時間の旅へ読者をご案内!
  • あやかしの鼓 ――夢野久作ベストコレクション 夢の巻
    小説・文芸
    3.5
    1巻1,496円 (税込)
    アンチ・ミステリの金字塔『ドグラ・マグラ』で知られる夢野久作には、バラエティに富んだ中・短篇の傑作が数多くある。編者・日下三蔵はかねてよりこれらを網羅する決定版的作品集を構想してきたが、遂にそれが大ボリュームの文庫全二巻で実現。『ドグラ・マグラ』とともに、夢野久作に溺れるのであれば〈まずはこれから〉。「死後の恋」「瓶詰地獄」「押絵の奇蹟」他、13作を収録する上巻。
  • 子は親を救うために「心の病」になる
    ビジネス・実用
    4.1
    1巻858円 (税込)
    「泣きながら一気にページをめくったあの日を忘れることはできません」。 ひとりの読者の感想から広がり、子育てに悩む女性たちの間で話題に。 子は、親が大好きだ。 かつて子どもだったあなたへ、子育て中のあなたへ。 どの子も親が大好きで、「自分が役に立っているだろうか」「必要とされているだろうか」と考えている。しかし思春期になり、親から逃れようとする心と、従おうとする心の葛藤に悩み「心の病」になってしまう。真の解決は、親が子を救い出すのではなく、子に親が救われるのだと分かった時に訪れる。「引きこもり」や「拒食症」で悩む多くの子どもたちに向き合い、心の声に耳を傾けてきた著者が綴る、あなたの子どもと、かつて子どもだった親を救う本。
  • 焔に手をかざして 新版
    小説・文芸
    4.3
    1巻968円 (税込)
    一人暮しという “ぜいたく” 大正生まれの昭和育ち。 14歳から定年まで単身勤め上げた詩人が灯す小さな焔たち―― 生活をめぐるエッセイ集。 解説 田尻久子(橙書店店主) カバーデザイン 小川恵子(瀬戸内デザイン) カバー画 Donchi 「あと五、六年もすれば会社をやめなければならない、という年の暮れ。そこに建つはずのアパートの絵図をたよりに、夕暮れの建築現場を見に行った」──大正に生まれ、戦争を越えて大人になった。定年前になんとか求めた1DK、開いた窓から眺めた世界、綴った言葉、薫った記憶、自分のための自分の部屋に一人で暮す詩人の“ぜいたく”。生活を照らす傑作エッセイ、復刊。
  • 蟻鱒鳶る! ――自力でビルを建てた男
    ビジネス・実用
    4.0
    1巻1,397円 (税込)
    20年かけて、ついに完成! 高さ12メートル、重さ350トン。この建築が、世界を変えた! 2万字の書きおろし「蟻鱒鳶る!」を収録した、決定版。 「楽しんで建築をつくる」を掲げて、日夜コンクリートを打つ。東京都心の港区・聖坂に姿を現したのは、高さ12メートル、重さ350トンのコンクリート建築「蟻鱒鳶ル」だった。みんなでいっしょにビルを建てた男が、これまでの建築人生を振り返り、未来への希望を記す。 カバーデザイン 佐藤亜沙美 カバー写真 木村奈緒
  • 新釈古事記
    ビジネス・実用
    3.3
    1巻858円 (税込)
    この世のはじまり、国土を成さない、くらげなす、あぶらなす原初から“くに”の生成に至るまで、古事記の筆者はそれをつぶさに見て来たという。読者を信じこませるにたるその雄渾な筆致の魔力。本邦最初の文学として生み落とされた千古の文体と、夷斎を名乗る作家との出会い。正確かつ奔放な訳業によって、難解な古典も親しい読み物として、今、生命を吹きかえす。
  • べつに怒ってない
    小説・文芸
    4.0
    1巻968円 (税込)
    「天邪鬼」「だからなに?」「くすっと笑える」「待ち時間に読むくらいがいい」 反響続々の考えすぎエッセイ集が文庫に! 深夜の喫茶店でラストオーダーを伝えるタイミングが難しい。 体育館にあったマットの耳に最後に触ってから四半世紀が経つ。 そういえば最近、足の小指をどこかにぶつけてない。 考えすぎのプロ・武田砂鉄が紡ぐ、やろうと思ったけどできなかったこと、やる前に考えてしまったこと。 読んだ端から頭から抜け落ちていく、不毛で豊かな読書体験をお約束します。 解説 花田菜々子
  • 新編 黒柳徹子の一生懸命対談
    小説・文芸
    -
    1巻968円 (税込)
    渥美 清/畑 正憲/森 英恵/勝 新太郎/司馬遼太郎/坂東玉三郎/和田 誠/篠山紀信/市川房枝/芥川也寸志/高倉 健/沢村貞子/淀川長治/佐藤愛子/小沢昭一/宇野千代/永 六輔/黒柳徹子 人には必ず話がある。 そして、人には聞きたいことがある。 聞きたがり屋のテツコさんが、会いたい人と語り合った、貴重な対談集の決定版 年齢分の時間をかけてリハーサルを重ね、人生の舞台に立っているのだと考えれば、どんな人の人生も面白くないはずはない。しゃべるのは嫌いだという人にも、必ず話したいことはあるはず。人には必ず話がある、そして、人には聞きたいことがある。おしゃべりも大好きだけど、聞きたがりでもあるテツコさんが、会いたかった17+1人と一生懸命話をした。1975年から2006年まで、選りすぐりの貴重な対談集。 ※電子書籍版では、紙書籍版と収録内容が一部異なります。
  • 風に吹きはらわれてしまわないように
    1979年夏、44歳の「作家」が、1940年代のアメリカ・オレゴン州での少年時代を振り返る。貧困の中での生存と気晴らし、池の端にソファやランプなど家具を並べて釣りをする夫婦、22口径の拳銃が起こす悲劇、少年の心に落とされた影……。幻想的な光景と死の匂い、風に吹きはらわれてしまいそうな人びとの姿を物語に描き、作者が生前最後に発表した小説。1985年に刊行され品切れとなった後、傑作と評価されながら入手困難となっていた『ハンバーガー殺人事件』を原題に沿って改題、訳者があらたに訳しなおし、復刊文庫化。
  • 通天閣 決定版 上巻 ――新・日本資本主義発達史
    ビジネス・実用
    5.0
    1~2巻1,606円 (税込)
    明治大正昭和を疾走する一大パノラマ! ジャンルを超えた世紀の奇書、ついに増補文庫化。サントリー学芸賞受賞作。1912年、大がかりな博覧会の跡地にエッフェル塔に似せた塔が建った。その名も通天閣。塔の下で、資本家は暗躍し、侠客は抗争し、詩人は徘徊する。そして将棋の天才が現れる。補論4本と上下巻を俯瞰するクロニクルを増補した。 解説 原口剛 カバーデザイン 岩瀬聡 カバー写真 毎日新聞社提供(旧通天閣 1941年6月撮影)
  • 転がるように 地を這うように ――私の杖となった文学の言葉たち
    小説・文芸
    4.3
    1巻968円 (税込)
    「猪口才」な輩に見切りを付け、東京に戻って清と暮らした漱石「坊っちゃん」の馬鹿正直さを肯定し、織田作が描く主人公の地を這うような生き様に喝采を送る――。心に残る物語は、自分が生きる行程に必ず寄り添い続けてくれる。今も愛してやまない作品群から選び出した言葉を中心に、生の豊かさと奥深さを切実な感覚で紐解く。作家デビュー以前の幻の名エッセイ、待望の復刊。
  • 井伏鱒二ベスト・エッセイ
    小説・文芸
    4.7
    1巻1,012円 (税込)
    釣りと酒と将棋をこよなく愛し、95歳の長寿をまっとうした井伏鱒二。情緒的にならず、ユーモアと忍耐をつねにわすれず、しぶとくも愉しげに日々を送ることの秘訣を文章のうちに溶かし込んだ──。太宰治、牧野信一、青柳瑞穂などとの長い友情をシニカルにつづった人物評も収めた、日本語を読む歓びにのびのびと浸る精選集。
  • 人間失格
    小説・文芸
    4.0
    1巻770円 (税込)
    己は人間として「失格」なのだと断ずる男・大庭葉蔵は、三つの手記と三葉の写真を残して消えた。1948年、入水直前の太宰治が筑摩書房の雑誌「展望」から放った異端にして普遍の世界的人気作。初版単行本表紙&本作冒頭の直筆原稿を掲載したカラー口絵付き。
  • 包帯クラブ ルック・アット・ミー! ――The Bandage Club Look At Me!
    小説・文芸
    4.0
    1巻902円 (税込)
    「力を貸して。わたしはここにいる」 そんな声を聞き逃したくない……。北関東のはずれの町の高校生6人は、「包帯クラブ」の名の下、人の痛みに緩やかに寄り添う活動を始める。クラブ結成までの経緯が語られた前作につづき、本書ではその後の「包帯クラブ」と、さらに大人になった6人それぞれが、各々の場所と方法で形を変えながらも活動を続ける姿を交互に描く。ベストセラー『包帯クラブ』続編。
  • 裸足で逃げる ――沖縄の夜の街の少女たち
    ビジネス・実用
    4.4
    1巻946円 (税込)
    打越正行『ヤンキーと地元』とともに沖縄の語り方を変えた、比類ない調査の記録。 累計3万部超の傑作に、13000字の文庫書きおろし「十年後」をくわえた決定版。 それは、「かわいそう」でも、「たくましい」でもない。この本に登場する女性たちは、それぞれの人生のなかの、わずかな、どうしようもない選択肢のなかから、必死で最善を選んでいる。それは私たち他人にとっては、不利な道を自分で選んでいるようにしか見えないかもしれない。上間陽子は診断しない。ただ話を聞く。今度は、私たちが上間陽子の話を聞く番だ。この街の、この国の夜は、こんなに暗い。 ――岸政彦(社会学者) 沖縄に戻った著者は、風俗業界で働く女性たちの調査をはじめる。ひとり暴力から逃げて、自分の居場所をつくっていく──彼女たちの語った話は著者の手で書き起こされ、目の前で読み上げられ、自己の物語として了解されていく。沖縄の話であり世界の話でもある、比類ない調査の記録である。
  • 俺のがヤバイ 増補新版
    小説・文芸
    4.3
    1巻1,012円 (税込)
    2016年、駆け出しのラッパーによるエッセイ集『俺のがヤバイ』が出版された。そこに記されていたのは、音楽に託した野心や儚い恋の記憶、思索と痩せ我慢の日々だった。その後、彼は日本武道館での単独ライブを成し遂げる。だが2024年の年末、バンドは活動を休止──。本書は『俺のがヤバイ』に、現時点から見つめる過去、現在、未来について加筆した一冊である。 解説 小原晩
  • 発達障害のぼくが世界に届くまで
    小説・文芸
    3.3
    1巻946円 (税込)
    世界中に『いま、会いにゆきます』を始め、自分の作品が広まっていく、その伝播力の源はどこにある? 植物群で埋め尽くされた理想の自宅に優雅に引きこもり、眩暈と幻覚に揺蕩いつつ、屋内を黙々と走り続ける…。アジア各国からハリウッドまで、世界と直接繋がる作家が綴る、静かな非日常的日常。解説 品川裕香
  • 半自叙伝
    小説・文芸
    3.0
    1巻858円 (税込)
    大流行作家にして文藝春秋社社長、直木賞・芥川賞創設者ともなる「文壇の大御所」……1888年、香川県に生まれた少年はいかなる道を走り抜け、あまりにマルチな才能を発揮する「菊池寛」へと成長したのか。文壇に頭角を現すまでの半生を決して気取らぬ筆致で記した「半自叙伝」をはじめとする随筆5篇の他、芥川龍之介が菊池の魅力を綴った「兄貴のような心持」を併録。解説 門井慶喜
  • 火炎人類
    アーサー・C・クラーク、スタニスワフ・レム、J・L・ボルヘスに絶賛され、物理学者フリーマン・ダイソンなど多方面に大きな影響を与えた伝説的SF作家オラフ・ステープルドン傑作選。本邦初訳多数! カッスが山歩きの途中で拾った石を暖炉に投げ入れると、不思議な炎があがり、テレパシーで語りかけてきた。それは炎の形態をした知的生命体で、太陽系形成期に太陽から飛び出し、数十億年ものあいだ地球の石の中に閉じ込められていたのだ。火炎人類との対話を通して宇宙精神と生命の秘密に迫る表題中篇に、本邦初訳の珠玉の短篇群、『最後にして最初の人類』ラジオドラマ版他を収録した傑作選。
  • 自分以外全員他人
    小説・文芸
    3.9
    1巻814円 (税込)
    マッサージ店で勤務する柳田譲、44歳、独身。傷つきやすく人付き合いが苦手な彼の心を迷惑な客や俗悪な同僚、老いた母や義父が削り取っていく。自分が暴発してしまうまえに自死することだけが希望となった柳田をさらに世界の図らざる悪意が翻弄する――。 太宰治『人間失格』を読んで、作家を目指した著者が送る令和の『人間失格』、第39回太宰治賞受賞作が待望の文庫化! 巻末対談 西村亨×町田康
  • 広島第二県女二年西組 ――原爆で死んだ級友たち
    原爆で全滅したクラス全員の死までの足どりとさいごの姿を求めて、 8月6日から15日までを再現する。 1985年第33回日本エッセイスト・クラブ賞&1985年日本ジャーナリスト会議JCJ賞奨励賞受賞作 8月6日、勤労動員にかり出された級友たちは全滅した。当日、腹痛のため欠席して死をまぬがれた著者が、40年の後、一人一人の遺族や関係者を訪ねあるき、突然に逝ったクラス全員それぞれの足跡をたどりながら彼女らの生を鮮やかに切り取った貴重な記録。「(遺族の)辛すぎて話したくない気もち、その後の40年間の苦しみも含めて、全員のことを書き残したかった。また同じ組で机を並べていた私が書く以上、単なる被爆記録でなく、一人一人を人間として書きたかった。」(あとがきより) 解説=山中恒 「広島市に住んでいる人が、雑魚場地区(爆心から約一キロの地点で多数の少年少女が死んだところ。第二県女の碑もここにある)の碑を見て、こんなところに碑があるなど知らなかったと驚いていた。風化に、私も衝撃を受けた。文庫版六刷を多くの人に、できることなら中、高校生に読んでもらい原爆の実相を知ってほしい。年若い、少年少女たちが犠牲になったことを忘れないでほしいと願う。(……)私が心の傷を忘れられる日があるとすると、それは、核兵器が完全に廃絶される時と思っている。被爆者のできることは実相を後世に残すことしかない。戦争を知らない若い人々にとりあえず、この本を読んでくださいとお願いしたい。」(「文庫版六刷にあたって」より) 【目次】 序章 8時15分―広島市雑魚場町 第1章 炎の中で 第2章 学校に帰った級友たち 第3章 “南へ”―業火に追われて 第4章 島へ 終章 8月15日 章外の章(1)耐えて生きる 章外の章(2)原爆と靖国 “スキャンダル”のあと―『広島第二県女二年西組』余聞 62年目の再開―『広島第二県女二年西組』余聞② 解説 生涯にひとつの作品 山中恒
  • 人間関係を半分降りる 増補版 ――気楽なつながりの作り方
    ビジネス・実用
    4.2
    1巻858円 (税込)
    人間は醜い。だから少し離れてつながろう! 大ベストセラー『完全自殺マニュアル』の著者が、悲痛な体験から生きづらさの最終的な解決法=優しい人間関係の作り方を伝授する。友人、家族、恋人。人生で何より人間関係に悩んだ著者が血を流すように自らの体験を元に考え抜き、発見した、解放感のある具体的な解決策。文庫化にあたりその後の状況を増補した。 解説 鴻上尚史
  • 地図と領土
    小説・文芸
    4.0
    1巻1,606円 (税込)
    孤独な天才芸術家ジェドは、個展のカタログに原稿を頼もうと、有名作家ミシェル・ウエルベックに連絡を取る。世評に違わぬ世捨て人ぶりを示す作家にジェドは仄かな友情を覚え、肖像画を進呈するが、その数カ月後、作家は惨殺死体で見つかった―。作品を発表するたび世界中で物議を醸し、数々のスキャンダルを巻きおこしてきた鬼才ウエルベック。その最高傑作と名高いゴンクール賞受賞作。
  • 素粒子
    小説・文芸
    4.1
    1巻1,606円 (税込)
    人類の孤独の極北に揺曳する絶望的な“愛”を描いて重層的なスケールで圧倒的な感銘をよぶ、衝撃の作家ウエルベックの最高傑作。文学青年くずれの国語教師ブリュノ、ノーベル賞クラスの分子生物学者ミシェル―捨てられた異父兄弟の二つの人生をたどり、希薄で怠惰な現代世界の一面を透明なタッチで描き上げる。充溢する官能、悲哀と絶望の果てのペーソスが胸を刺す近年最大の話題作。
  • 伸子
    小説・文芸
    5.0
    1巻1,397円 (税込)
    1918年、作家を志す佐々伸子は留学先のNYで年上の研究者・佃に惹かれる。自由で対等な夫婦を夢見て結婚する二人だが、母の病で帰国してから歪みが露呈。佃の嫉妬や不機嫌での支配、あてつけの如き自己犠牲もさることながら伸子もまた実家から自立できないままだった。「妻」ではなく、ただ「人」として在るのは贅沢なのか? 著者の実体験に基づく女の立身の物語。解説 斎藤美奈子
  • 新版 「色のふしぎ」と不思議な社会 ――2020年代の「色覚」原論
    ビジネス・実用
    5.0
    1巻1,287円 (税込)
    丹念な取材から最新科学が示す「色の見え方」の驚くべき多様性と、悩ましい検査の問題が明らかに。20世紀には、学校健診から雇用時検診までありとあらゆる場面で制度的色覚検査が行われ、「異常」の人には大きな制限が課されました。極端な扱いはなくなったものの、未だに前世紀の「色覚」観と検査の問題は社会の隅々にまで浸透しているように思えます。本書は、色覚に関する誤解を塗りかえるべく「色」をめぐる冒険へと旅立った科学作家が、進化生物学、視覚科学、ゲノム科学、医学等の最先端に接して、様々な事象を再点検。「色覚」とは何なのか。そもそも、あなたが見ている赤と私が見ている赤は同じなのだろうか? 取材の末見えてきたのは、「多様性と連続性」の新しい地平でした。多くの取材を通して得た「色覚」についての新しい知見と考察を重ねた1冊。
  • 三角でもなく 四角でもなく 六角精児 役者とギャンブル
    小説・文芸
    -
    1巻1,067円 (税込)
    4度の入籍、ギャンブル漬け、借金地獄…。クズは繰り返す、俺は俺だ。子供の頃、若い劇団員時代を追想し役者稼業の日々を綴る半自伝的エッセイ。「オッサンは敢えて言わせて貰いたい。『私、必ず失敗しますから』。全然駄目である。しかし、ここぞという時の強烈な失敗が、人の痛みを知る薬になり、遠回りが本当の道を示す道しるべになると僕は思っている」(「まえがき」より) 解説 横内謙介
  • 三角でもなく 四角でもなく 六角精児 呑み鉄とギター
    小説・文芸
    3.0
    1巻1,122円 (税込)
    鉄道も音楽もそうだ。好きな事を長い歳月かけ大事にしていると、必ずそこに新しい風が吹いてくる。人生半ばを過ぎて、「呑み鉄」も「六角精児バンド」も、近頃益々楽しくなってきた。オフの日ならではの鉄道旅とスナック探訪、日々の生活、愛すべき街・お酒・本、音楽活動について、「俳優六角精児」でなく、ただの「六角精児」として綴る、日乗エッセイの文庫版第二弾。 解説 春風亭昇太
  • 「おくのほそ道」を読む 決定版
    小説・文芸
    4.0
    1巻1,067円 (税込)
    芭蕉にとって、「おくのほそ道」とはなんだったのか。六百里、百五十日に及ぶ旅程を通して、芭蕉は大いなる人生観と出遭う。それは「不易流行」と「かるみ」だ。流転してやまない人の世の苦しみをどのように受け容れるのか。全行程を追体験しながら、その深層を読み解く。新書版『「奥の細道」をよむ』に、現代語訳と曾良随行日記を新たに付し、また大幅な加筆と修正を行った決定版となる。
  • 一銭五厘たちの横丁
    戦後30年を前にした東京・台東区の下町で、著者は、戦時中に桑原甲子雄により撮られた「氏名不詳」の人びとを探して、ひたすら露地を歩き、家の戸をたたいた。そうして探し当てた彼らが語ったのは、戦場と横丁、それぞれに降りかかった「戦争」だった。写真の留守家族たち、一銭五厘のハガキで出征した横丁の兵士たちの戦中・戦後を記録したルポルタージュの名著。 解説 鶴見俊輔/児玉也一
  • 仁義なき聖書と美術の世界
    ビジネス・実用
    4.0
    1巻1,287円 (税込)
    大親分ヤハウェの大活躍と大虐殺、それに対する人類の苦悩と希望。あるいはカリスマ親分イエスと十二人の舎弟をめぐる悲喜劇。旧約・新約各々の聖書に描かれたキリスト教の無慈悲な世界をやくざの物語に見立て、広島弁で語り直す。また、キリスト教は常に西洋美術最大のテーマである。美術は聖書のエピソード(主題)をどのように描いてきたか。聖書、美術の両面からキリスト教の理解を深める。
  • とんでもねえ野郎
    ビジネス・実用
    4.1
    1巻671円 (税込)
    江戸蒟蒻島「真武館」の道場主、桃園彦次郎はとんでもねえ野郎だ! 借金ふみ倒し、無銭飲食、遊廓泊りの朝帰り、……日々是やりたい放題。それでも妻の若菜はいつもニコニコと道場で子供達に剣術を教えている。時は幕末、しかしこの男にはな~んにも関係ない。起承転々、桃園彦次郎放蕩控。【対談:杉浦日向子・久住昌之氏】
  • 翻訳はおわらない
    小説・文芸
    3.0
    1巻1,067円 (税込)
    AIが高度な翻訳をしてくれる時代に、「それでも人間が翻訳をする」ことの意義はどこにあるのだろう? 私たちは言語とどう向き合うことになるのだろう? フランス文学の名翻訳者が、その営為の本質に迫り、言葉・文学・世界に思索をめぐらせる極上のエッセー。『翻訳教育』(2014年)を改題し、あらたに1章を増補した文庫版。
  • 絵本をみる眼
    小説・文芸
    3.8
    1巻1,287円 (税込)
    子どもにとって絵本とは?――それは確かな手ごたえのある世界が存在し、そこへ入り楽しむことができるもの。『ぐりとぐら』『てぶくろ』『どろんこハリー』など、読み継がれる絵本にはどんな仕掛けがあるのか。日本のイラストレーション史における赤羽末吉、安野光雅、加古里子らの魅力と重要性とは。福音館書店で数多の名作を手がけた著者による不朽の絵本論。解説 古川信夫
  • 世界は一冊の本 ――definitive edition
    小説・文芸
    4.7
    1巻858円 (税込)
    本を読もう。もっともっと本を読もう。世界という名の一冊の本を。「書かれた文字だけが本ではない。日の光り、星の瞬き、鳥の声、川の音だって、本なのだ」本を読みながら、私たちはあまりに多くの人と、言葉と、景色と出会い、別れていく。友の魂へ、母の魂へ、あるいは遠く離れた異国の魂へ。詩人がのこした祈りのための、そして人生を読み解くための傑作詩集。解説 岡崎武志
  • 目的をもたない意志 増補版 ――山川方夫エッセイ・コレクション
    小説・文芸
    3.5
    1巻1,067円 (税込)
    「『文学』は私にとり、まず私の存在のしかたであり、態度なのだ」。大江健三郎、サルトル、石原慎太郎、若尾文子、日劇、『去年マリエンバートで』、『キングコング対ゴジラ』……文学はもちろん映画や自由、恋愛まで作家がクールな文体で語るエッセイ集。新たな7篇のほか、妻・山川みどりによる作家との出会いや夫婦の生活をめぐるエッセイ4篇を増補した決定版。
  • 英語で日本語を考える
    小説・文芸
    3.3
    1巻836円 (税込)
    例えば、「地元産」は英訳すると“locally grown”。「産出された」あとの状態を示す「産」が“grow”という動詞を用いて表される、とても英語らしい言いかただ。この表現の違いとはなんだろう。英語を鏡にして写し出される日本語の構造や性能、また立ち現れてくる強さや弱さなどについて、小説家である著者が考える。解説 倉林秀男
  • YASUJI東京
    ビジネス・実用
    3.9
    1巻726円 (税込)
    井上安治、風景画家。元治元年、浅草生れ。14歳の時、小林清親に入門。明治22年没。25歳。安治は東京に何を見たのだろうか。明治の東京と昭和の東京を自在に往き来しつつ、夭折の画家井上安治の見た風景を追い、清親との不思議な師弟関係を描く静謐な世界。他に単行本未収録作品を併録。【解説:南伸坊】
  • 有吉佐和子ベスト・エッセイ
    小説・文芸
    4.0
    1巻968円 (税込)
    研ぎ澄まされた美意識旺盛な好奇心と行動力 有吉佐和子のエッセイ集ベスト版! 『華岡青洲の妻』『恍惚の人』『青い壺』『非色』・・・・・・ 今また読まれている理由がこの1冊でわかる。歴史や社会問題、伝統芸能から現代人の心の機微まで、作品のテーマは多岐にわたり、また書くものは次々にベストセラーとなった昭和を代表する作家・有吉佐和子。若くして始まった作家人生を支えたのは美への探究心や旺盛な好奇心、行動力であった。その明るくバイタリティに溢れる人物像や創作の現場がうかがえるエッセイやルポルタージュをまとめる。ちくま文庫オリジナル・アンソロジー。
  • ベオグラード日誌 増補版
    小説・文芸
    3.0
    1巻1,034円 (税込)
    戦争の傷、読書の歓び、セルビアでの暮らし。日記文学の傑作、待望の増補文庫化。 セルビア語と日本語の詩を読み書く毎日、街角で語られるNATO空爆の悲惨な記憶、難民のこどもたちとの触れ合い、各地の戦争や東日本大震災へ寄せられる人びとの言葉、友人たちとの親密な時間、そして別れ……セルビアの首都ベオグラードで詩人が記した、歓びと哀しみの日々のかけら。読売文学賞受賞の日記文学の傑作に新たに最近6年間をまとめた日誌を増補。解説 小林エリカ
  • 昭和ジャズ喫茶伝説
    ビジネス・実用
    4.3
    1巻1,067円 (税込)
    新宿「汀」「DIG」「きーよ」「木馬」銀座「オレオ」日暮里「シャルマン」門前仲町「タカノ」四谷「いーぐる」横浜・野毛「ダウンビート」中華街「ミントンハウス」etc… 「60年代と70年代前半の東京ジャズ喫茶シーンを、俺一人称で描き出したことが、世相風俗資料としての本書の値打ちになるだろう」(「あとがき」より)。 熱く沸騰していた時代、東京および近郊に存在した数々の名店。独自のグルーヴに乗せて「平岡節」で記録した、全編ジャズと珈琲の香りに満ちた一冊。ボーナストラックに単行本未収録「野毛のジャズ喫茶」、山下洋輔「弔辞」、平岡秀子による書下ろしエッセイ「山下洋輔さんと平岡のこと」を収録。
  • 変動を生きのびる整体 ――気候、環境の変化を越えて
    ビジネス・実用
    -
    1巻946円 (税込)
    夏の酷暑、秋~春の極端な寒暖差。激しい気候変動の時代に身体はどんな変調をきたしてきたのか。地震などのショックによるめまい。情報社会化による息詰まり。パンデミックを始めとする社会不安。身体はどのように乗り越えていけばいいか、生きのびるための整体セルフワーク。気候と身体変動の年表付。約50年間、季節や社会環境の身体への影響を観察し整体し続けてきた著者、渾身の書き下ろし。
  • 星の牧場
    小説・文芸
    3.8
    1巻968円 (税込)
    児童文学者で小説家の庄野英二の代表作になる長編ファンタジー小説。世界大戦の復員兵イシザワ・モミイチは戦地で、愛馬ツキスミを失い、心に深い傷を負って、記憶もまた失っている。ある日、牧場で働くモミイチは、馬の蹄の音を聞き、それに導かれるように山に分け入ると、クラリネットを吹く男に出会う……。刊行当時、数々の名だたる児童文学賞を受賞した名作の復刊。解説 絲山秋子
  • 新版 いくさ世を生きて ――沖縄戦の女たち
    終戦から33年が経過した1978年、著者・真尾は沖縄へ向かう。県民の四人に一人が犠牲になった地上戦に巻き込まれ、親を、子を、夫を、友を、尊厳を、あらゆるものを奪われた女性たちの痛みの記憶は、戦後なお静かに秘められていた。黙する声を聴き取ろうとする「己の罪深さ」を強く自覚し、それでも未来へ言葉を残す。祈りを届ける傑作ノンフィクション、待望の復刊。解説 吉川麻衣子(沖縄大学教授)
  • となりのリブちゃん
    ビジネス・実用
    -
    1巻1,287円 (税込)
    1960年代の『なかよし』『りぼん』などの少女漫画雑誌や文具・小物のキャラクターグッズで「カワイイ」が大好きな女性たちから絶大な人気を誇ってきた田村セツコ。女性イラストレーターの草分け的存在である著者による幻の4コマギャグ漫画集が初の文庫化。おちゃめで夢見がち、ちょっぴりおマヌケなリブちゃんワールド。単行本未収録作を増補し96作品でお届け! 解説 細馬宏通
  • 傷のあわい
    小説・文芸
    4.1
    1巻858円 (税込)
    米国で何者かになろうと海を越えた青年、夫の海外転勤に合わせて渡米した女性、人生に詰んで海外へ拠点を移した男性──。異国の地で、不安定さや傷つきに揺れながらも、そのとき成しえる最良の力で人生にぶつかっていく。その語りに、若き日の著者が耳を傾け、生きるということを同じ目線で考えた記録。解説 奈倉有里
  • 傷を愛せるか 増補新版
    小説・文芸
    3.8
    1巻770円 (税込)
    たとえ癒しがたい哀しみを抱えていても、傷がそこにあることを認め、受け入れ、傷の周りをそっとなぞること。過去の傷から逃れられないとしても、好奇の目からは隠し、それでも恥じずに、傷とともにその後を生きつづけること――。バリ島の寺院で、ブエノスアイレスの郊外で、冬の金沢で。旅のなかで思索をめぐらせた、トラウマ研究の第一人者による深く沁みとおるエッセイ。解説 天童荒太
  • 二つ枕
    ビジネス・実用
    4.2
    1巻693円 (税込)
    夜ごとくり返される客と花魁の虚々実々の駆け引き。江戸は吉原の世界を精密に描いた「二つ枕」に「廓中通信」、「青楼夜話」等遊廓を舞台にした初期の作品を併せて収録する作品集。【解説:北方謙三】
  • 人生にがっかりしないための16の物語
    小説・文芸
    3.0
    1巻946円 (税込)
    劇作家であり、演出家であり、人生相談のエキスパートでもある鴻上尚史──その信念に濃い影響を与えた「とっておきの物語」だけを厳選紹介。発表から何十年の時が経とうと色褪せぬ不朽の名作は、暗がりだらけの世界にも確かな光を見出すチャンスと、毎日を生き抜く希望のヒントを届けてくれる。文庫化に際し4章分を書き下ろした完全版! あなたの道をあなたの力で歩み出すための一冊。
  • 新版 知的創造のヒント
    『思考の整理学』の原点となった主著。「独創的なアイディアは自分からは出てこない」と諦めていませんか? 日々の思考トレーニングでユニークな発想は生み出せます。本書では著者の経験を踏まえ、個性的な思考を発揮する方法、忘却の効用、雑談のすすめ、メモの是非、本の読み方まで、すぐに実践できる知的トレーニングを案内します。新版に際し、東大生・京大生の疑問に答える特別講義を増補。
  • 歌うように伝えたい
    小説・文芸
    4.4
    1巻858円 (税込)
    今、ここに生きている。俳優・塩見三省が病を経て、ままならない身体で懸命に生きた10年間の絶望と希望を真摯に綴る。大幅改稿して文庫化! 2014年、突然の病に倒れ、絶望を味わった。しかし著者は立ち上がり、苦しいリハビリを経て、元の世界に復帰した。そして、書き始めた。今までに出会った素晴らしい仲間たち、ともに病と闘った人々、ままならぬ身体と生きること、大切な仕事……本書は俳優である著者が自らの言葉で真摯に語り、文筆家として開花したエッセイ集である。大幅な改訂を経て、待望の文庫化。解説 川本三郎
  • 三つ星の頃
    小説・文芸
    3.5
    1巻858円 (税込)
    星の随筆家として活躍し、当時太陽系第9番惑星として発見された星の和名を「冥王星」と名付けた野尻抱影。いまなおその功績は輝き愛され続けているが、厖大な著作を世に放った野尻が大正13年に初めて刊行した本はエッセイではなく、若者たちに向けた小説集だった。少年の心を占めるオリオンの光が印象的な表題作「三つ星の頃」ほか自然の息吹を感じる11篇を収録。解説 名取佐和子
  • 東のエデン
    ビジネス・実用
    4.1
    1巻814円 (税込)
    文明開化……西洋がはいり込んできた〈東のエデン〉ニッポン、その時代の空気とそこに生きた人々の息づかいを身近に感じさせてくれる、味わい深い作品集。外国人の眼に映じた日本を描いた表題作をはじめ、若き書生たちのユーモラスな日常と揺れ動く心を描いた「閑中忙あり」「ぶどうのかおり」、異界をさりげなく垣間見させてくれる「やまあり」「仙境」など全9話。【解説:赤瀬川原平】
  • 戌井昭人 芥川賞落選小説集
    小説・文芸
    3.0
    1巻1,287円 (税込)
    5回の芥川賞落選を経験し、もっとも賞に近かった(?)作家による芥川賞落選作5作品をまとめたオリジナル小説集(注:川端康成文学賞受賞作1作を含む!!!)。気が小さいのにテキトー、だけどなぜか惹かれてしまう人物たち、モラルも常識もあんまり通用しない脱力しまくりの独特の世界観が炸裂する──ある意味、画期的で文学的コスパ最強の作品集。解説 町田康
  • ニッポニア・ニッポン
    ビジネス・実用
    4.0
    1巻605円 (税込)
    長いあいだ門戸を閉ざしてきた日本に外国からの風が吹き込む。江戸から東京へ、江戸から明治へとすべてが移り変わってゆくなかで人々は時代の波にまき込まれ、それを受入れながら生きてゆく。現代の日本と地つづきにある明治・江戸を描き続ける杉浦日名子が案内する“ニッポン開花事情”。【解説:中島梓/林丈二】
  • ヨイヨワネ うつぶせ編
    ビジネス・実用
    4.3
    1巻902円 (税込)
    絵本作家ヨシタケシンスケのスケッチは弱音であふれていました──不安を言語化し、弱音をはくことは、本人にとって気持ちを健全に保つために良いのかもしれません。しかし、他人の弱音はどうでしょう? おもしろいのか? 何かに貢献するのか? このスケッチ集で、壮大な実験があなたの手から始まろうとしています。「うつぶせ編」は、しんどさを受け容れ、自分と折り合いをつけるための一冊です。
  • ヨイヨワネ あおむけ編
    ビジネス・実用
    4.1
    1巻902円 (税込)
    ヨシタケさんがライフワークとして描きつづけるアイデアスケッチのなかから、近年の作品を選んだスケッチ集。「ヨイヨワネ」とは「良い弱音」という意味です。ネガティブな言葉とみなされがちな「弱音」を反転させ、にやりと笑えてちょっと元気が出る(かもしれない)スケッチ集をつくりました。人生はにがいけれど、救いだってあるんです。「あおむけ編」は、魂が疲れ気味のあなたを励ましてくれる一冊です。
  • されど魔窟の映画館 ――浅草最後の映写
    下町風情あふれる浅草に残った旧作映画を上映する昭和レトロな映画館。じつは所謂「ハッテンバ」だった。しかも警察や消防が時には出動してくるなど場内はカオス状態。多額の借金を背負い、そこに映写係で勤務することになった著者が体験する疾風怒濤の日々。かつては映画館街として栄えた浅草から、ついに映画の光が消える日がやってくる……。文庫オリジナル/解説 鈴木里実
  • 父の乳
    小説・文芸
    4.5
    1巻1,716円 (税込)
    「私は、自叙伝を書くつもりはなく、自分のうちにある“父”を、書きたいのである」──獅子文六は横浜の裕福な貿易商の家に生まれるが、十歳のときに父親を失い、その悲しみはいつまでも消えなかった。この慕情は六十歳で授かった息子への強い愛情へ変わる。本作は獅子文六の少年期から青年期までと、そこから四十年をへた晩年の愛息との日々を描いた自伝的作品。解説 岩田敦夫
  • ゑひもせす
    ビジネス・実用
    4.3
    1巻693円 (税込)
    現代の浮世絵師・杉浦日向子が愛情を込めて描く江戸庶民の日常ドラマ。初恋に胸をこがす箱入り娘、おいらんにモテようと、ない知恵を絞るオニイサン。タイムマシンで江戸に飛べばすぐそこを歩いていそうな“愛しき江戸のワタシラ”が次々と登場する。デビュー作“通言室乃梅”を含む杉浦日向子初期作品集。【解説:夏目房之介】
  • 遺言 ――対談と往復書簡
    東日本大震災後、自らの仕事の根本が揺らぐように感じた染織家・志村ふくみが、長年交流のあった作家・石牟礼道子へ手紙を送って始まった往復書簡。折しも、石牟礼は生涯最後の作品として新作能を構想しているところだった。作家と染織家が新しいよみがえりを祈って紡いだ次世代へのメッセージ。往復書簡と二度の対談、遺作となった「沖宮」を収録。
  • 文読む月日(上)
    ビジネス・実用
    5.0
    1~3巻1,606~1,716円 (税込)
    1日を1章とし、1年366日、古今東西の聖賢の名言を、日々の心の糧となるよう、結集・結晶させた、一大「アンソロジー」。最晩年のトルストイが、序文だけでも100回以上の推敲を重ね、6年の歳月を費やし、心血を注いで完成させた。総勢170名にものぼる聖賢の名言の数々は、まさに「壮観」。トルストイ自身、「自分の著述は忘れ去られても、この書物だけは、きっと人びとの記憶に残るに違いない」と語り、臨終の数日前にも、娘タチヤーナに10月28日の章を読ませて、「みんないい、みんな簡潔でいい……、そうだ、そうだ……」と呟いたという。トルストイを敬愛してやまない訳者の「心訳」による、わが国初の完全訳。上巻は1月から5月までを収録。
  • 毛糸のズボン ――直野祥子トラウマ少女漫画全集
    ビジネス・実用
    4.0
    1巻1,067円 (税込)
    おばあちゃんの手編みのズボンを穿きたくないひろしが取った行動は?(「毛糸のズボン」)、「両親に似ていない」と言われたマリは不安のあまり弟を……(「マリはだれの子」)、家族旅行を楽しむさち子はアイロンを切り忘れてきたのではと不安に思い始める――(「はじめての家族旅行」。誰もが思い当たる人間心理を突き詰め、70年代の少女たちを恐怖のどん底に陥れた直野祥子のトラウマ少女漫画をここに集成!全収録作への自作解説付き。
  • 合葬
    ビジネス・実用
    4.0
    1巻649円 (税込)
    江戸の終りを告げた上野戦争……彰義隊の若き隊員たちに視点をすえて、滅びゆく江戸風俗を背景に、時代の転換期を描く閨秀漫画家による歴史ロマン。江戸文化と文明開化に、ともに限りなき深い愛情を抱く著者ならではの長編。日本漫画協会賞優秀賞受賞作。【解説:小沢信男】
  • 新版 禁酒宣言 ――上林暁・酒場小説集
    小説・文芸
    4.0
    1巻968円 (税込)
    「私は酒がやめられないのである」「だらしない話である。恥かしい話である」しかし不思議と憎めず愛しい、戦後・昭和の人間模様――。「小生、この度感ずるところあって、酒を止めることにしました。断然止めたいと思います。」「酒を飲むから、仕事が出来ぬ。仕事が出来ぬから、金があんまり入らない。」(「禁酒宣言」)止せばいいのに今日も今日とてふつか酔い、後悔してももう遅い。確かな筆致で人間の生活を描き続けた私小説作家・上林暁の世界から坪内祐三が選りすぐる、ユニークな酒場小説集。解説 青柳いづみこ
  • 日本語の外へ
    ビジネス・実用
    3.5
    1巻1,716円 (税込)
    湾岸戦争をアメリカのTV放送だけで追ってみる、という試みから始まった本書は、アメリカを突き動かす英語という言葉の解明へと焦点を移していく。母国語によって人は規定され、社会は言葉によって成立する。たえず外部を取りこみ攻撃し提案していく動詞中心の英語に対し、日本語とは自分を中心とした利害の調整にかまける言葉だと著者は結論付ける。言語にはそれぞれ美点と歪みがある。日本語のなかで生きる私たちは日本語という「歪み」を通してしか考えられない。「戦後」という時空間は、実はその「歪み」そのものなのだ。ではその歪みから自由になることはできるのだろうか。「歪み」を熟知したうえで「歪み」を駆使すれば、日本語の外へでていくことはできる、と著者は書く。英語と日本語への熟考が、やがて読み手を世界の認識の根源まで導く鮮やかな思考の書。 1997年は加藤典洋の『敗戦後論』と片岡義男のこの本の出現で画期的な年として記憶されることになるだろうと思った。(高橋源一郎『退屈な読書』より)
  • 彼女の名前は
    小説・文芸
    3.9
    1巻924円 (税込)
    未来のために、「次の人」のために立ち上がる女性たち、28の物語。セクハラにあった女性が闘い続ける理由とは? 推し活で届けたい言葉とは? 地下2階の部屋に住む女子生徒の悩みとは? 文庫版のための著者メッセージも収録! 日韓累計165万部突破の『82年生まれ、キム・ジヨン』の次作短編集。文庫解説=桜庭一樹、解説=成川彩 推薦文=王谷晶、伊藤詩織
  • 百日紅(上)
    ビジネス・実用
    4.0
    1~2巻792円 (税込)
    文化爛熟する文化文政期の江戸。葛飾北斎、娘のお栄、弟子の英泉らを主人公に、江戸の暮らし・風俗・浮世絵の世界を多彩な手法で描き出す代表作の完全版。【解説:夢枕獏】
  • 忘れの構造 新版
    小説・文芸
    5.0
    1巻968円 (税込)
    「カラダは私の宇宙のブラック・ホールかもしれない。ブラック・ホールは光より速い速度で万物をひきよせているから見えないのだそうだ。言葉以上の速さで思考が突入する地点、それがカラダであり、思考の言葉にとってそれはナイというほかない。」人間はなぜ忘れるのだろう? “忘れ現象”に独自の光を当てて、人間が人間であることの意味を深く見つめる哲学エッセイの名著。 解説 若松英輔
  • 新編 空を見る
    小説・文芸
    3.8
    1巻924円 (税込)
    空を眺めれば、一瞬一瞬、ダイナミックなショーが繰り広げられている。美しい薄明、朝焼け雲、地球影、夕焼け。日常ではなかなか現われない白虹やブロッケン現象、幻日、オーロラなど。そして毎日現われる様々な雲の名前。42の事象を、63枚のカラー写真とエッセイで伝える。気象の説明だけでなく、関連する詩歌など文学や、古今東西の歴史的事件も紹介。
  • ストリートの思想 増補新版
    ビジネス・実用
    4.0
    1巻968円 (税込)
    イデオロギーによる旧来の党派的「動員」とは異なる、自律性を帯びた資本/権力への抵抗運動はどのように現れたのか? パンクやニューウェイヴなど80年代のインディーズ文化を源流とし、90年代のサウンドデモや「素人の乱」を経て、3.11後の反原発・反政府・反グローバル資本主義デモへといたる地下水脈を読み解くオルタナティヴ思想史。2010~20年代の動きを増補して文庫化。
  • ヤンキーと地元 ――解体屋、風俗経営者、ヤミ業者になった沖縄の若者たち
    生まれ故郷が嫌いだと吐き捨てるように言った、一人の若者。その出会いを原点に、沖縄の若者たちをめぐる調査は始まった。暴走族のパシリとなり、建設現場で一緒に働き、キャバクラに行く。建設業や性風俗業、ヤミ仕事で働く若者たちの話を聞き、ときに聞いてもらう。彼らとつき合う10年超の調査から、苛酷な社会の姿が見えてくる──。補論を付した、増補文庫版。
  • 天文学者たちの江戸時代 増補新版
    ビジネス・実用
    5.0
    1巻924円 (税込)
    江戸時代、天文学者たちは星を見上げ、暦に命を懸けた。鎖国下の日本で外国の知識やことばと必死で格闘し、研究に身を捧げた人びとを描く情熱の天文学史。/・渋川春海による「日本独自の暦」を作る苦闘/・西洋天文学の導入を目指した徳川吉宗と麻田剛立/・地動説、彗星、星座は当時どう考えられていたか? /・伊能忠敬の全国測量異聞――幻となった間重富の測量計画/・オランダ語を独力で習得し、命がけで「ラランデ暦書」を翻訳/・最新情報を求めシーボルト事件で獄死した高橋景保 etc. /現役の科学館学芸員である著者が、江戸時代の天文学者たちの思索と、ドラマにあふれた人生をたどる。待望の増補文庫化! 解説 渡部潤一
  • 駄目も目である ――木山捷平小説集
    小説・文芸
    5.0
    1巻1,067円 (税込)
    木山捷平は詩人として活動をはじめ、太宰治や井伏鱒二と交流を持ちながら小説家としての才能を開花させる。飄逸でユーモアに溢れる世界は唯一無二。決してよく知られた作家ではないが、現在まで静かに愛され続けてきた。木山作品をこよなく愛する岡崎武志が、木山自身を投影した“正介”が登場し東京の街を闊歩する作品を中心に編んだオリジナル作品集。「軽石」「苦いお茶」「下駄の腰掛」ほか収録。
  • スバらしきバス
    小説・文芸
    4.0
    1巻902円 (税込)
    東京や福岡の路線バス、コミュニティバス、高速バス、ツアーバス……詩人である著者は、ふらっとバスに乗り込むと、外の景色を眺め、本を読み、ぼんやりし、バス停の名前から物語を妄想し、乗客を観察する。終点まで行って、また同じ路線で折り返す。そんなバスの中の時間は、楽しく、心地よく、ちょっと寂しい。ユーモアと叙情を湛えた傑作バスエッセイが増補文庫化。解説 大竹昭子
  • 世界マヌケ反乱の手引書 増補版 ――ふざけた場所の作り方
    ビジネス・実用
    4.8
    1巻946円 (税込)
    金持ち優先社会で働きまくるのはもう飽きた! 面白い店や場所でとんでもない人々と繋がり、楽勝で生きよう! 第1章は基本の仲間の作り方。第2章は儲からない店の開き方。第3章では国内&海外のオルタナティブスペースのやり方を紹介。第4章では独自のパスポートや通貨を作り国境を超えて祭りを行う。文庫版は25頁分増補、スペースリストも増強! 解説 柄谷行人、ブレイディみかこ
  • ルポ アフリカに進出する日本の新宗教 増補新版
    コンゴ、ウガンダ、ガーナ、ブルキナファソ、コートジボワール……アフリカ各国で著者が出会ったのは、なんと日本の新宗教を信じる現地住民たちだった。統一教会、創価学会、真如苑、崇教真光、幸福の科学、ラエリアン・ムーブメント、天理教などを信じる彼らの生活や思い、現地での実像や人気の理由に迫る、唯一無二のルポ。その後の情報を追記し、新章を増補。解説 安田峰俊

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