臨床心理士への転職を迷っていること、人の感情を分析することに興味があり読み始めた。
まず、心の動きは理論的、科学的なものであることがわかった。感情の移ろいや需要に段階がある。これを知っていると、人の話を落ち着いて聴けることがわかった。
そして担当カウンセラー(看護師資格保持者)が「カウンセラーと
...続きを読む看護師は180度頭の使い方が違うんだよ。」の意味もわかった。
看護師は、その場で感情失禁した方に傾聴と共感を行うと習う。カウンセラーはとにかく黙って聴き、最後に質問と評価を行う。本当は看護師もその場で対応するだけじゃなくて心の変化を追った方がいいけど、担当が変わるし他業務が…ってなってしまう。
傾聴の目的が違うのかもなと。看護師への訴えは入院生活中の鬱憤を聞いてほしい、もしくは質問とか。なのでこのスタイルでよき?
カウンセラーへの訴えは問題への解決。
私はカウンセラーに鏡になってもらい、時々こうなんだね、と言われ腑に落ちたことがたくさんあった。たくさんの言葉を見つけた。言葉を見つけた時の爽快感は凄くて、人生の軸や悩んだ時の助言になってる。
ずっともやもやしてたことを、解説してくれた本だった。
感情が言葉に翻訳される時社会的に妥当なものになりそこに含みきれないものは残される。
本当に言いたいことは言葉を超えた感情の中にある。
つまり、言葉でどうにか言い換えてるだけで、本当にしっくりくるものを伝えるのは難しいってことだな、翻訳エラーもありそうやし。その感情をどれだけ引き出せるか。あと、関係ないけど言葉じゃ伝わらないことをわかって芸術家達は言葉以外で世界や感情をみせてくれてるんだろうな。
言葉1つで人生が変わるくらい大切なものだから、それが伝えれるような人になりたい。