スバらしきバス

スバらしきバス

880円 (税込)

4pt

4.1

東京や福岡の路線バス、コミュニティバス、高速バス、ツアーバス……詩人である著者は、ふらっとバスに乗り込むと、外の景色を眺め、本を読み、ぼんやりし、バス停の名前から物語を妄想し、乗客を観察する。終点まで行って、また同じ路線で折り返す。そんなバスの中の時間は、楽しく、心地よく、ちょっと寂しい。ユーモアと叙情を湛えた傑作バスエッセイが増補文庫化。解説 大竹昭子

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スバらしきバス のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    楽しい本。
    目的地へ向かうためではなく、バスに乗ることを目的にバスに乗りたくなる。
    中野に4年住んでいたので場所もわかるところが多くて、懐かしい気持ちになった。

    0
    2025年03月23日

    Posted by ブクログ

    土地勘のある場所も出てきたので、より楽しめた。とてもバスが好きな方なんだなと感じました。バスに乗りながら読みました。

    0
    2024年11月17日

    Posted by ブクログ

    私も作者と同じでバスが好きだ。
    階段の上り下りをせず、しかも、目的地の近くまで連れて行ってくれる。時間が読めないことが玉に瑕だが、電車と違って、なぜかほっとする。
    作者は都心を中心にした、京王、東急、小田急、西武などのバスの旅を満喫する。非常に共感がもてたのが、読者と目線が同じこと。難しい御託は無く

    0
    2025年08月01日

    Posted by ブクログ

    バスに乗車することになるいきさつから、終点までの紀行について、個性的な軽妙な語り口で、豊かな心情表現をふんだんに織り込んで書き上げられたエッセイ集。ほのぼのとした雰囲気を感じ取れて、気持ちがほぐれてほっこりする本。

    0
    2025年01月22日

    Posted by ブクログ

    平田俊子『スバらしきバス』ちくま文庫。

    詩人である著者がバスに乗り続けた日々を描く乗り物エッセイの名著。

    知らない土地でバスに乗るのは非常に勇気がいる。地方、特に田舎に行くと尚更で、バス停に貼ってある時刻表は平日に比べ、土日祝日はかなり間引きされ、果たしてそのバスが定刻通りに来るのか、或いは乗り

    0
    2024年10月23日

    Posted by ブクログ

    本の中で出てくる路線や場所を知っていると頭の中にその情景が広がってより楽しめる。
    知らない路線や場所だと実際に乗って目で見て楽しんでみたくなる。
    バスに乗ってから読んでも、読んでからバスに乗っても楽しむことができるエッセイでありガイドブックだ。

    0
    2025年01月13日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    日常の路線バスを旅と冒険の手段としてつづったユーモアのあるエッセイ。

    明治時代に来日したイギリス人が信州あたりの山々を見てヨーロッパのアルプス山脈に似ているというので日本アルプスと呼んだ。日本人はそれをありがたがって、日本アルプスという呼び名を使うようになった。パリに行った日本人が、隅田川に似てい

    0
    2025年01月03日

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