人間失格

人間失格

小説・文芸
770円 (税込)

3pt

己は人間として「失格」なのだと断ずる男・大庭葉蔵は、三つの手記と三葉の写真を残して消えた。1948年、入水直前の太宰治が筑摩書房の雑誌「展望」から放った異端にして普遍の世界的人気作。初版単行本表紙&本作冒頭の直筆原稿を掲載したカラー口絵付き。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内文学
  • 出版社
    :
    筑摩書房
  • 掲載誌・レーベル
    :
    ちくま文庫
  • タイトル
    :
    人間失格
  • タイトルID
    :
    2100898
  • 電子版発売日
    :
    2025年12月12日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    5MB

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人間失格 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    読書家の皆様には面目ないが、Audibleで聞いた。今までに私もなんとなく抱えていた違和感、非言語的感覚が言語化されてしまっていたという側面があり、かなり心動かされた。あと、現代の小説よりよく見せようとする虚飾性がないように、端的に言い換えるなら皮肉なことに「純粋」なように感じられた。この本をほかの人に勧めるとしたら、その人は狂人と言わざるを得ないだろう。このを本を読むきっかけはYouTubeの動画で概要と考察のような動画を見たからだ。人間失格という言葉が読まれたときの絶望感やばかった。

    0
    2026年10月03日

    Posted by ブクログ

    ノンフィクションかと思って読んでいたが、後に本人を題材とする私小説と知ったぐらいにストーリーが鮮明だった

    0
    2026年09月26日

    Posted by ブクログ

    ◯人への強烈な不安を描いているのでは
     3つの手記をもとに、葉蔵の人生を描いている。お道化を演じながら3人の女性と過ごし、人間への不審や戸惑いを感じながら生きる葉蔵。人間として生きることに苦しみ、最後は自分で自分に「人間失格」の烙印を押す。葉蔵の苦悩がありありと具体的に語られていて面白い。
     さて、葉蔵の苦悩は痛いほどわかるところが多くあった。例えば、地主の父親が懇意にしている政治家の演説を聞いた人たちが帰りに政治家の演説や父の悪口を言うのに、当の父の前では称賛する場面。このような、「実にあざやかな、それこそ清く明るくほがらかな不信」があることに葉蔵は嫌悪感を感じる。たしかに、まだ自分には、外面はいい顔をするのに裏では悪口をボロカスにいう人がいると苦しくなる。自分が嫌われたくないという思いをまだ捨てきれていないからだろうか。そんな、人間の影の部分にたいして、葉蔵は苦しんでいるように感じる。
     私の場合、そんな世界を受け入れるしかないとは思いつつも、傷つきたくない自分がいる。(悪口を言われて、傷ついたとして何が悪いのか)とおもうが。
     
     でも、結局は、そんな嫌な気持ちも幸せな気持ちも葉蔵の最後の言葉に収斂されていくのだろう。
    「いまは、自分には幸福も不幸とありません。ただ、一さいは過ぎて行きます。」

    0
    2026年04月26日

    Posted by ブクログ

    名前は聞いたことがあるけど読んだことがなかった小説。いわゆる転落して行く男の話。だけどこの男の内面のどこか嫌なところは、自分にも通じると思った。あまり周りに自分を開示できないという所や自尊心が高い所とかが当てはまる。

    最後は哀れにも底まで転落した姿をみせる。恥の多い人生ではある。だけど哀れな人生に共感してる自分がいた。何回も読んでこの男の内面に触れたいと思った。

    余談だが、この男がいつも女にモテることに多少嫉妬は感じた。

    0
    2026年11月01日

    Posted by ブクログ

    4.0/5.0
    初めてくらい?の文学
    1人の人生を見た感じがする
    重く深い感じ
    まだうまく言語化できてないが、もう一度読みたいと思った

    0
    2026年10月25日

    Posted by ブクログ

    自分の生活の中ではなかなか出会わないが、一般的に道を外れていると言われる人間の思考回路はこんな感じなのか?と勝手にイメージした。かなり前の作品なのに、時代のギャップをそこまで感じなかった。薬に酒に、女に、だらしないけど、どこか身近に感じる部分もある主人公だった。

    0
    2026年09月20日

    Posted by ブクログ

    大人になってはじめてちゃんと読めた。
    どうしようもない主人公なんだけど、育ちの問題を思うと、切なさも感じる。特にやっと幸せにな家庭を築いていけるの思った矢先に、奥さんが襲われて、そこからまたどん底に落ちていくところ、、
    いつの時代も酒と薬はとことん人をダメにするんだと。

    0
    2026年08月13日

    Posted by ブクログ

    幼い頃から人間という存在を恐れ、道化でごまかしてきた主人公。人間である以上逃れない「人間の条件」から逃げ続けた末に、やがて破滅へと至る過程がとてもドライに描かれている。

    自分にとって苦手なことや、時には恐ろしいと感じることは、人生の中でいつかは決着をつけなければならない。そんなことは誰にもいくつかはあるはずだし、だからこそ誰もが何らかの歪みを内に秘めているのだと思う。主人公の惨めな生き方に腹が立つと同時に、心情的に妙に共感できる部分があるのも多分それが理由だろう。

    読み終えたとき、とても暗い気分になり、このストーリーをどう受け止めれば良いのか混乱したが、自分の内面を映す鏡として機能しているように感じた。

    0
    2026年06月22日

    Posted by ブクログ

    最後の畳み掛けは圧巻でした。

    太宰治の文章にはストーリー性があって、やや難解な語を使っている所もスラスラと頭に入ってきました。多分意識されてるのかな?

    肝心の内容はここでは話しませんが、読んでいる内に感情が奥へ奥へと引き込まれていく感じで、思わず見とれてしまいました。締めは、太宰治の矜恃とも言える、圧巻の締めでした。

    読んでみてこの感覚を味わってみてください。基本的に読みやすいので、若者の方にもおすすめできます。

    0
    2026年05月06日

    Posted by ブクログ

    初めての太宰治。思ったより暗めの物語で、出口のない感じが凄かった。様々な社会問題が取り上げられており、それが今の現代人にも刺さっているのではないかと思った。「人間失格」な葉ちゃんが結局一番人間っぽいのではと感じた。

    0
    2026年05月06日

人間失格 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内文学
  • 出版社
    :
    筑摩書房
  • 掲載誌・レーベル
    :
    ちくま文庫
  • タイトル
    :
    人間失格
  • タイトルID
    :
    2100898
  • 電子版発売日
    :
    2025年12月12日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    5MB

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