酒井隆史の作品一覧

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作品一覧

2023/09/21更新

ユーザーレビュー

  • 万物の黎明~人類史を根本からくつがえす~
    いい本なんだけど、どこからどこまでがグレーバーのアイデアで、どこからがウェングロウのアイデアなのかがあまりはっきりしていない印象があった。斬新な価値観、西洋中心主義への揺さぶりは、グレーバーが提唱せずとも西洋の文献には存在する。グレーバーがそのことを知らなかったはずはない。本当はもっと別の内容を、グ...続きを読む
  • ブルシット・ジョブの謎 クソどうでもいい仕事はなぜ増えるか
    ブルシット・ジョブそのものを読んでないのだが(価格で二の足を踏んでいた)、その概要がとてもわかり易く説明されていた。
    全く関係ないのだが、この概念の理解と共感にとても役に立った概念が『科学的に存在しうるクリーチャー娘の観察日記』の「人間病」と称された概念で、なんというか、学びというのはリレーショナル...続きを読む
  • 万物の黎明~人類史を根本からくつがえす~
    考古学者と人類学者の共著のビッグヒストリー系なんだけど、ハラリやダイアモンドが前提としていることを否定する。
    ビッグヒストリーを書いてきた思想家はルソーとホッブズとの考えの間を行ったり来たりしてきたが、どちらも真実ではない。古代の人や未開の人は我々が思っているような未熟な人ではなく我々と同様に思索す...続きを読む
  • 万物の黎明~人類史を根本からくつがえす~
    暗黒時代とは、進化論の視点から現在を中心として歴史を観 察したときに現れる異分子を指している。本書は発展段階の 秩序空間に存在しえず、エラーとして意義付けされたすべて の可能性を肯定的に読み返す。すると、そこに現れるのは進 化の奴隷から開放された遊戯の人類史であった。

    個人的に、千のプラトーの直後...続きを読む
  • ブルシット・ジョブの謎 クソどうでもいい仕事はなぜ増えるか
    デヴィッド・グレーバー氏の「ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の論理」を訳し、またグレーバー氏の著作の多くを翻訳しておられる酒井隆史さんの著作。
    真面目に仕事をやっている多くの方々のために、この世界を本当に見直す道を探る本。ふざけたタイトルからは信じられない程の説得力を持ったグレーバー氏の原作...続きを読む

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