酒井隆史の作品一覧
「酒井隆史」の「万物の黎明~人類史を根本からくつがえす~」「啓蒙の海賊たち あるいは実在したリバタリアの物語」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「酒井隆史」の「万物の黎明~人類史を根本からくつがえす~」「啓蒙の海賊たち あるいは実在したリバタリアの物語」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
下巻は、とにかく訴訟を起こして権力に立てついたアナキスト(大杉栄と交流があった)について、それから、みんな大好き飛田について。『㊙色情めす市場』という、あまりにあまりなタイトルの映画を、釜ヶ崎から飛田の景色とともに論じている。ただの猥褻ではなくて、その裏の悲しみがわたしを惹きつけてやまない。観光地化している新世界で串カツを食べて、大阪を知った気になるなかれ。
ただ、あとがきに書かれているように大阪らしいディープな風景はどんどん消えていく。何年かぶりに訪れた天王寺に、てんしばなるものができていたのを知った時には、おどろくのとともに、残念な気持ちにもなった。「JR天王寺駅をおりたときから、この町
Posted by ブクログ
明治から大正、昭和にかけて、通天閣を中心とした天王寺~今宮界隈の町の変遷について、詩人、侠客、棋士、ジャーナリスト、などなどを通して描かれる。日雇い労働者の釜ヶ崎、遊郭の飛田に代表される、猥雑な「ディープサウス」だけども、始まりは外国の人を呼んだ博覧会の開催にあわせて、貧困層を排除したクリーンな街をつくろうとした、そのしわ寄せが周辺に広がったもよう。じゃりン子チエが好きなので手に取ったが、阪田三吉という棋士(『王将』の人とのことだが、初めて知った)も、よかった。細かいとこは飛ばし読みしてしまった(なにしろこの厚さだし、学術書だし)が、それでもおもしろかった。
Posted by ブクログ
Audible版。デヴィッド・グレーバーの原著『ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論』の再生時間が18時間40分と長いので、訳者によるこの要約本を聴いた。評価を見る限り、「面白い」のは原著だけど、日本人目線が入ったこちらの方がたぶん「わかりやすい」んだと思う。
この世の仕事はほぼ2種類。ブルシット・ジョブとシット・ジョブ。
ブルシット・ジョブは「仕事の内容がクソ」。組織内の儀式や権力維持、「労働=苦労」という価値観、そして生きるための給料を得るために、「こんな仕事なくなっても世の中の誰も困らないな」と思いながら、自分の貴重な時間をドブに捨てて忙しいふりをしなければならない仕事。「