酒井隆史のレビュー一覧

  • ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論

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    自分の仕事はシット・ジョブでもありブルシット・ジョブな仕事もあると感じた。
    本人も無益であり有害でさえあると感じているが、有益であるように取り繕わなければならない仕事。
    自己啓発ではなく、政治的経済的な観点から――専門の人類学的アプローチの方法なのかも知れない――解きほぐす。
    提示される解決法も数ある中の一つで、自分たちがそれぞれで戦っていくことが必要だろう。
    とりあえずは、できることから、ブルシット・ジョブをなくして行きたい。

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    2026年10月29日
  • ブルシット・ジョブの謎 クソどうでもいい仕事はなぜ増えるか

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    5つの類型
    グレーバーは、この無意味な仕事を以下の5つに分類。
    ・取り巻き(Flunkies):誰かを偉そうに見せるためだけに存在する仕事(過剰なアシスタントなど)。
    ・脅し屋(Goons):雇用主のために他者を威嚇・欺く仕事(一部の企業弁護士やPRなど)。
    ・尻拭い(Duct Tapers):組織の構造的陥や、他人の無能さ・怠慢によって生じたバグを修正するためだけに存在する仕事。本来のシステムが正常に機能していれば、全く存在する必要のないタスクを延々と処理させられる。
    ・書類穴埋め人(Box Tickers):組織が「問題を認識し、対処している」というアリバイ作りのためだけに、誰も読まない報告書や形式的なコンプライアンス書類を作り出す仕事。
    ・タスクマスター(Taskmasters):自律的に動ける人を無駄に管理する、あるいは他人に無意味な仕事(ブルシット・タスク)を創出して割り振るだけの仕事。
    グレーバーは、ブルシット・ジョブが人間に与える苦痛を「精神的暴力(Spiritual Violence)」と言う。人間には本来「自分の行動で界に意味ある影響を与えている」という実感が必要だが、この仕事はその欲求を根底から否定。「自分の仕事は無意味だ」と気づいているのに、上司や組織の体面を守るために「意味があるふり」を演じ続けなければならない状況は深い認知的不協和を生み出し、精神を激しく摩耗させる。

    ‥‥そうか、自分が今の職場でしんどかった理由はこれだったのかと落涙。出会えて良かった。

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    2026年10月23日
  • ブルシット・ジョブの謎 クソどうでもいい仕事はなぜ増えるか

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    第5章ネオリベリリズムと官僚制

    常に競争晒されることとなったネオリベリリズム下において、効率化を目的にあらゆる業務が「数値化」されることとなった。その結果、本来規制緩和・効率化を目指すはずのネオリベで、数値化・評価をするペーパーワーク(役人のお役所仕事「官僚制」)が増えているという倒錯状況に。だからブルシットジョブが増え続けているんだ、という主張は考えさせられた。

    私自身、データ分析を生業としており、まさに数値化、評価をするBSJで生きているのですから。

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    2026年08月28日
  • 万物の黎明~人類史を根本からくつがえす~

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    まずはこの類いの本を読むにあたっての資質が自分には無いというのがそもそもなのだが、よくもまあ、こんな本を書く気になる人がいるもんだと思ったのが率直な感想。感覚的には、数学者が部屋いっぱいの黒板にミミズのような数式をズラズラと書いてるのを追っている感じで、読後、何も頭に入っていない。ある意味、自分に課した修行として、これを漸く読み終えた。これに自分を褒めたい。ので星五つ。

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    2026年08月22日
  • ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論

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    大学という環境もブルシットの巣窟になっているなぁと思いながら読んでいた。

    社会的ヒエラルキーの高いとされている職業(いわば勝ち組と称される職業)ってほぼブルシットジョブだもんなぁ。この価値観を変えるには何をすればいいのか。。

    システムと個。

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    2026年07月24日
  • ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論

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     濃い。オーディオブックでなかったら完走できなかったかもしれないが、私はすごく好きだった。私ってアナキストの素質があるのかしら。好きなところ全部は書けないし、一部を選ぶのも難しい。
     訳者の酒井隆史さんによる『ブルシット・ジョブの謎』を先に読んで(聞いて)いたから入りやすかったが、当然ながらグレーバーさんの原著のほうが分量も多いが密度もみちみちで、酒井さんの本で難しかったところや腑に落ちなかったところは、グレーバーさんの語りでだいぶ納得した。
     中世ヨーロッパ北部のライフサイクル奉公からの、資本主義、プロテスタント、トマス・カーライル(漱石が博物館に行った話書いてた人だ!)、労働価値説から資本と消費価値説への転換、労働=生産という偏り(女の仕事は出産のみということになるらしい)……いろんなモヤモヤがすべてつながった。
     普遍的ベーシックインカムが実現すると、被雇用者が「じゃあやめてやる」と言えるようになる。つまり対等になる。縦の関係から横の関係へ、ってこれはアドラーだ。そういう世界は探せばきっとある、よね? 想像することをやめなければ。グレーバーさんは若くして亡くなられたそうだ。このような大著を残されたことに敬意。

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    2026年07月01日
  • ブルシット・ジョブの謎 クソどうでもいい仕事はなぜ増えるか

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     赤毛連盟のネタバレがあるよ、という話はおいておいて、わたしこの人……というのは『ブルシット・ジョブ』の著者のデヴィッド・グレーバーさん好き!と思った。本書は、その本の訳者の酒井さんによる解説書。もちろんそんなに入れ込めるほど読めたのは酒井さんのおかげである。
     賢い選択、世慣れたふるまいよりも、本質を見透して素朴な判断をしたい。アナキズムにも興味を持った。
     今のテンションで詳しく語るとあらぬ方向への呪詛の言葉を吐きかねないので、今は口を閉じておくことにする。

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    2026年06月25日
  • ブルシット・ジョブの謎 クソどうでもいい仕事はなぜ増えるか

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    グレーバーの『ブルシット・ジョブ』の翻訳者による解説本。

    この本を読んでいると、真面目くさったバカバカしい社会や学校、職場を鼻で笑って中指を突き立てたくなる。そんなアナーキーな気分にさせてくれる、実に人類学らしい本だ。

    終章のベーシック・インカム論はその極地。
    ベーシック・インカムを導入すれば、生活に困らなくなった人々はやりたくない仕事はやらなくなる。その結果、世の中は下手くそな詩人や画家、ミュージシャンで溢れかえるだろう。だが、それでいいじゃないか?
    ここまで行くとさすがに極端だし手放しには賛同しがたい。しかし、ブルシットな現状に絶望せずに、ありえる他の形を想像しようぜ、という主張はAIやらで大きく世界が変わりそうな今だからこそ有意義な主張だろう。それに、個人のレベルではそっちの世界に移住する人もすでに増えてる気がする。

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    2026年06月03日
  • 万物の黎明~人類史を根本からくつがえす~

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    人類文化とは、狩猟採集文化を経て農耕技術を発達させ、定住し都市を築いた。そこから権力者が生まれ強大な力で支配し、抑圧された都市住民の抵抗として民主主義が生まれ現代に至った——という文化進化論的ストーリーを根本から否定する。

    狩猟採集時代から平等で遊びの文化も発達していたし、強大な権力者が支配する都市の周縁には平等な社会が同時に存在した。都市もまた支配者なく民主的に運営されていた可能性があり、支配者のいた都市でも長い年月の間に民主的な時代があった。一度農耕を発達させた文化が、その非効率さゆえに狩猟採集生活に戻った例もある。さらにはアメリカ先住民の民主的部族運営がヨーロッパ啓蒙思想に影響を与えた可能性まで論じられている。

    現在の国家形態が進化の頂点にあるわけではなく、他の形態もあり得るし、むしろそちらの方が望ましいかもしれないという可能性を指し示している。遠い過去に生きた人々は無知な猿人ではなく、我々と同様に知性ある理性的存在だったのである。

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    2026年05月10日
  • 万物の黎明~人類史を根本からくつがえす~

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    重厚長大で読み応えのある本だった。何年かかったかわからないくらいちょっとずつ読んだから全体的にはあやふやだがとにかく人類史は凄いということは感じられた。

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    2026年05月10日
  • ブルシット・ジョブの謎 クソどうでもいい仕事はなぜ増えるか

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    グレーバーの「ブルシット・ジョブ」の翻訳者による解説本のような、大学の講義のような一冊。
    本体がちょっと冗長でわかりにくかったところを、整理して、日本的な実例交えながら説明されているので、より分かりやすい。
    主には「仕事とは」ということになるんだろうけど、そこに関連して経済とは、生産するとは、人間とは、いろいろな要素が混ざり合って一言では言い表せない哲学、思想にたどり着く。
    これを読んでから、または読みながら、本体をひらいた方が好いかも。
    講義を受けているように、理解が深まります。

    さらにいうと、これより先に、ほぼ日の「ブルシット・ジョブについて学ぼう」を検索して読んでおくと入りやすいと思います。

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    2026年05月01日
  • 通天閣 決定版 下巻 ――新・日本資本主義発達史

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    下巻は、とにかく訴訟を起こして権力に立てついたアナキスト(大杉栄と交流があった)について、それから、みんな大好き飛田について。『㊙色情めす市場』という、あまりにあまりなタイトルの映画を、釜ヶ崎から飛田の景色とともに論じている。ただの猥褻ではなくて、その裏の悲しみがわたしを惹きつけてやまない。観光地化している新世界で串カツを食べて、大阪を知った気になるなかれ。

    ただ、あとがきに書かれているように大阪らしいディープな風景はどんどん消えていく。何年かぶりに訪れた天王寺に、てんしばなるものができていたのを知った時には、おどろくのとともに、残念な気持ちにもなった。「JR天王寺駅をおりたときから、この町はこれまでみたどの町ともちがっていた。~中略~少し歩くだけで町は無数の表情をみせてくれた。そしてそのそれぞれがなにか解きがたい秘密をかかえているようにみえた。(あとがきより)」怪しげで猥雑でどことなく湿った感じの大阪は、清潔で未来的で明るい都市に塗り替えられている。そりゃあ、ずっとスラムでおれ!というわけにはいかないものだから、変わるのはいいことだとは思う(が、排除された人がいるのも確かで)。

    著者はこの本を大阪への「ラブレター」だと書いている。昔の時代を遺してくれているこの本に会えてよかった。

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    2026年04月11日
  • 通天閣 決定版 上巻 ――新・日本資本主義発達史

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    明治から大正、昭和にかけて、通天閣を中心とした天王寺~今宮界隈の町の変遷について、詩人、侠客、棋士、ジャーナリスト、などなどを通して描かれる。日雇い労働者の釜ヶ崎、遊郭の飛田に代表される、猥雑な「ディープサウス」だけども、始まりは外国の人を呼んだ博覧会の開催にあわせて、貧困層を排除したクリーンな街をつくろうとした、そのしわ寄せが周辺に広がったもよう。じゃりン子チエが好きなので手に取ったが、阪田三吉という棋士(『王将』の人とのことだが、初めて知った)も、よかった。細かいとこは飛ばし読みしてしまった(なにしろこの厚さだし、学術書だし)が、それでもおもしろかった。

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    2026年04月11日
  • ブルシット・ジョブの謎 クソどうでもいい仕事はなぜ増えるか

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    Audible版。デヴィッド・グレーバーの原著『ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論』の再生時間が18時間40分と長いので、訳者によるこの要約本を聴いた。評価を見る限り、「面白い」のは原著だけど、日本人目線が入ったこちらの方がたぶん「わかりやすい」んだと思う。

    この世の仕事はほぼ2種類。ブルシット・ジョブとシット・ジョブ。

    ブルシット・ジョブは「仕事の内容がクソ」。組織内の儀式や権力維持、「労働=苦労」という価値観、そして生きるための給料を得るために、「こんな仕事なくなっても世の中の誰も困らないな」と思いながら、自分の貴重な時間をドブに捨てて忙しいふりをしなければならない仕事。「取り巻き」「鉄砲玉」「繕い屋」「書類作成人」「タスクマスター」の5つに類型される。

    シット・ジョブは「仕事の待遇がクソ」。社会に必要不可欠なのに、仕事内容はおおむね過酷で、給料が安く社会的地位も低い仕事。「社会の役に立つ(=やりがいがある)」仕事は、それ自体が報酬の一部とみなされやすい。

    ジョブを捨てた自分自身のことを省みて色々思うところあり。

    【キーワード】
    ケインズの予言(週15時間労働の未来)
    マルクス主義(「搾取」の対象の変容)
    ネオリベラリズム(「経済的効率化」の変容)
    PPI(Private-Public Inversion、公私混同)
    UBI(ユニバーサル・ベーシックインカム)

    【目次】
    第0講 「クソどうでもいい仕事」の発見
    第1講 ブルシット・ジョブの宇宙
    第2講 ブルシット・ジョブってなんだろう?
    第3講 ブルシット・ジョブはなぜ苦しいのか?
    第4講 資本主義と「仕事のための仕事」
    第5講 ネオリベラリズムと官僚制
    第6講 ブルシット・ジョブが増殖する構造
    第7講 「エッセンシャル・ワークの逆説」について
    第8講 ブルシット・ジョブとベーシックインカム
    おわりに わたしたちには「想像力」がある

    【原著の目次】
    序章 ブルシット・ジョブ現象について
    第1章 ブルシット・ジョブとはなにか?
    第2章 どんな種類のブルシット・ジョブがあるのか?
    第3章 なぜ、ブルシット・ジョブをしている人間は、きまって自分が不幸だと述べるのか?(精神的暴力について、第1部)
    第4章 ブルシット・ジョブに就いているとはどのようなことか?(精神的暴力について、第2部)
    第5章 なぜブルシット・ジョブが増殖しているのか?
    第6章 なぜ、ひとつの社会としてのわたしたちは、無意味な雇用の増大に反対しないのか?
    第7章 ブルシット・ジョブの政治的影響とはどのようなものか、そしてこの状況に対してなにをなしうるのか?

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    2026年02月27日
  • ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論

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    感じていたこと、言いたいことを文章にしてくれている。ただ、途中大部分は正直読みづらく退屈だった。最初と最後が素晴らしい。この議論がアカデミックに深まり、政治哲学と社会設計に反映されていくことを願う。

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    2026年02月14日
  • 万物の黎明~人類史を根本からくつがえす~

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    情報量が多すぎて読み終えるのに苦労したが,その甲斐はある。進化心理学的な説明に辟易している現代人必読の書ではなかろうか。人間は,歴史は,それほど単純ではない。

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    2025年12月21日
  • ブルシット・ジョブの謎 クソどうでもいい仕事はなぜ増えるか

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    『ブルシット・ジョブの謎 クソどうでもいい仕事はなぜ増えるか』酒井隆史著

    前々から介護や教育など、人を支えるエッセンシャルワーカーの給料が低く、ITなどホワイトカラーが高いことに違和感はあった。管理職など、無駄な仕事を生む仕事。自分の精神を殺しながらの仕事。その裏には醸成された仕事には価値がある、教育やケアはやりがいがあるという思想が生み出されている。正直この思想に動かされて、働くのは合わないのに働いて精神を病んだとも言えると感じている。相互にケアし健康で豊かで、不安や恐怖・ストレスから解放される未来は来るのだろうか。その一助をグレバーから学ぶことができる。

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    2025年10月07日
  • ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論

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    「あなたは、お金の心配がなくなったとしても、今の仕事を続けたいと思えるだろうか?」ー答えは「No」だ。
    今の仕事をやりがいがあり、社会的価値がある仕事に変革するのもマネジメントである私の責任だ。

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    2025年09月08日
  • ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論

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    自分の仕事がブルシットジョブで向こう20年を耐えるのはムリだから転職する、という人生の節目で、じゃあブルシットジョブという言葉を作った人の本を読んでみようと手に取った。
    語感だけで使ってた単語だが、著者の定義を見てその通りで驚いた。被雇用者本人でさえ存在を正当化しがたいほど完璧に無意味で、不必要で、有害でもある有償の雇用の形態で、とはいえその雇用条件の一環として本人はそうではないと取り繕わなければならないように感じている、と。そしてこれはシットジョブとは違うんである。
    ブルシットジョブの種類や、市場が生み出した仕事になぜそんな非効率なものがあるのか、なぜブルシットジョブが増えているのかという問いと答え、ブルシットジョブがサドマゾヒズム的状況を生み出す仕組み、そしてブルシットジョブをなくすための1つのアイディアとしてのベーシックインカム。
    著者はアナキストの人類学者で、他の著作を読んでみたくなった。

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    2025年09月01日
  • 啓蒙の海賊たち あるいは実在したリバタリアの物語

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    ネタバレ

    大昔のポプラ社の海賊の本を思い出しながら読んだ。あれは実はすごい本だった気がする。ベニョフスキー航海記が出てきたのでうへ〜と思った。なんかとまれ楽しかった。

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    2025年08月23日