酒井隆史のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
分野、業種、業界、風土、風俗、全ての組織には、本著が述べている「無意味な仕事(ブルシット・ジョブ)」は昔から存在している。資本主義の考えが入り、近代的で誰もが生産性を追求するように時代が動き、より顕となった。未来においても存在しているだろう。
こうして、私たちは現代文明という資本主義の恩恵を意識せずとも受けている。そうした競争社会では様々な職種や働き方が増えている。今までもこれからも未来でも数年後先に新しい仕事が存在して、今までの仕事は消えていくのが繰り返されていくのだろう。
私たちは、文明に生物として追いついていない。
無駄な仕事は確かに存在し、組織の癌となり、組織から会社、国、世界に至るま -
Posted by ブクログ
オーディブルで聴いた。
世の中の何の役に立ってもいない無意味な仕事=ブルシットジョブについて扱った本。
題材は面白いけど、長いし話がよく脱線したりするから聞き逃してもそのまま聴き続けた。
うちの上司は典型的なタスクマスター、無意味な仕事をいちいち振ってくるブルシットジョブ生成機。そして自分もそんな無意味な仕事をこなすブルシットジョブ。
自分に振られた仕事がいかに無意味であるかを上司に理解させるより、仕事を終わらせる方が早いから無意味な仕事が生成され続ける悪循環。上司を説得できるとも思えないし、説得できなかった時のリスクもある。
「自分の仕事が無意味であると思いながら仕事をすることは、 -
Posted by ブクログ
グレーバーの著書を説明したものなので、筆者の解釈込みで読んでいる制約があることを意識して読んだ。
ケアを含むエッセンシャルワークの価値を、愛や心情に結びつけて価格化しづらい社会環境について、また、いかに管理が管理を呼び、本当はなくても良い仕事を生み出しているのか、改めて感じた。
津野さんのパワハラ上司を科学すると併せて、管理職以上の人は一度読むと良いと思う。多くの若手がどうでもいい書類に追われて疲れてしまっていることにも目を向けられるのでは。
一つ一つの文章に疑問を挟もうとするのではなく、俯瞰して読むと良い本。まぁどんな本でもそうかもしれないけど。 -
-
Posted by ブクログ
ブルシット・ジョブ=クソどうでもよい仕事が増えている。交通違反を待ち構える警官、スキャンダルを大問題として長々と扱うマスコミ、申込書に押されたハンコが本人のものか印鑑証明書で確認する銀行、、ちょっと見渡しただけで失くなっても何の影響もない、むしろ有害にすらなっている仕事が溢れている。
問題なのは、エッセンシャルワークと呼ばれる現場に近いブルーカラーの仕事(=シット・ジョブ)の給与水準が低く、長々と結論の出ない会議や書類を作成する作業に時間を費やすホワイトカラーの方が経済的に恵まれていることだ。当然、現場の方がやりがいを感じられる一方で搾取のような構造が常態化している異常な社会なのだ。
個人 -
Posted by ブクログ
飛ばし読みで読んだ
世の中にどれほどブルシットジョブ(クソどうでも良い仕事)が溢れているか、みたいな内容がほとんどで自分が読みたかった解決策に関してはほとんど書かれていなかった。最後にベーシックインカムについてちょろっと書かれてただけ。
解決策は世の中からブルシットジョブを無くして、雇用を失った大量の人にどのような対応をさせるかが肝なんだろうな。
世の中には必要のない仕事が溢れている。理論的には労働時間短くなっているはずなのに必要のない仕事がその分増えているから今だに人々は8時間働いてるとのこと。ホントかわからんけど。
ベーシックインカム以前に、1日4時間労働・週休3日で働けます!みたいな求人 -
-
Posted by ブクログ
ブルシット・ジョブという問題提起は随分前から気になっていたが、原文のグレーバーのものは量も凄いし、価格も高いので放置してきたが、訳者の一人が安価な入門書的な本書を出してくれたのでとりあえず読んでみた。
正直、ブルシット・ジョブは社会人なら薄々は気づいていた問題意識である。なんか「⚫︎⚫︎マネージャー」という肩書きの人多いなとか、何しているかよくわからない総務人員多すぎないかとか、「コーポレート部門」とかよく分からない横文字の部署あるなとか…それを言語化して掘り下げた点は素晴らしい。ただ、読み終わって思ったのは、結局、資本主義社会でもある以上、ブルシット・ジョブはなくならないよねってこと。
グレ -
-
-