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Posted by ブクログ 2023年09月23日
斎藤幸平の『人新世の資本論』でこの本を知り、手に取った。はじめはブルシット・ジョブとは誰の役にも立たない仕事や資本主義を成立させるために作られた(例えば広告代理店のような)仕事のことかと思っていたが、そうではない。役に立たないとわかっているのになぜかなくならない仕事のことだった。
私の周りではブラッ...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年08月14日
この本以降「ブルシット・ジョブ」という言葉が流行語のように数々の著作で引用され、動画でも用いられてきた。この語感の意味をその定義以上の文化的な課題への警鐘を含め、しっかり前後の文脈まで把握する事が重要。二次的な浅い理解ではなく、原典を読めて良かった。本著は少し冗長で口説く感じるが、平易で分かりやすい...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年10月11日
ブルシットジョブとは。
被雇用者本人でさえ、その存在を正当化しがたいほど、完璧に無意味で、不必要で、有害でもある有償の雇用形態である。しかし、その雇用条件の一環として本人は、そうではないと取り繕わなければならない。
高給であればあるほどブルシット化してしまう現状。その無意味さに本人が気付いているか...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年09月05日
デビッド・グレーバーは、2013年の「ブルシット・ジョブ現象について」と題された小論で、どうでもいい無益な仕事「ブルシット・ジョブ」が世の中に満ち溢れているのではないかという刺激的な仮説を世に問うた。この小論は各国語に翻訳され(例に挙げられた14か国語の中になぜか日本語が入っていない。ラトビア語や韓...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年07月26日
この本を読んで、はっとしたこと。
その1
奴隷じゃあるまいし、人間の時間を買えると思うのはおかしい。
なるほど!!
いつのまにか買われる奴隷根性が染み付いてました。
拘束時間中は雇い主のいうなりになるべき、という発想からは、ダラダラと働く結果しか生まれない。
(さっさと済ませても、同じ対価で追...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年05月06日
◎ブルシットジョブ
働いている本人がこの仕事は無意味だと、ないほうがいいとさえ感じている仕事
大抵ホワイトカラーの書類仕事
労働環境が良い
◎シットジョブ
人に必要とされ、誇りを持てる仕事だが、賃金など労働環境が悪い
ケアワーク、コロナ禍で言われたエッセンシャルワークなどがこれに当たる
これまで...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年07月10日
ブルシットジョブ、確かにあるよなと納得してしまう。これまで、このような視点で仕事の意味について考えた事は無かったし、仕事の有無は問題になってきたが、主観的な仕事の価値が問題となった事はたぶん無かった。
ブルシットでない仕事が生活できな程低賃金で、ブルシットなペーパーワークが高給な事は事実で、何でこん...続きを読む
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