酒井隆史のレビュー一覧

  • ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論

    Posted by ブクログ

    「ブルシット・ジョブが増え続けている!」というポイントに絞ってほしかった。枝葉の議論が多すぎるように感じた。

    0
    2023年05月29日
  • ブルシット・ジョブの謎 クソどうでもいい仕事はなぜ増えるか

    Posted by ブクログ

    『ブルシット・ジョブ』サイズで酒井隆史が新書サイズでまとめた感じ
    そもそもグレーバーの段階で、どれをブルシット・ジョブにするのかの論証はこれでいいんか?という感じはあった

    0
    2023年05月23日
  • ブルシット・ジョブの謎 クソどうでもいい仕事はなぜ増えるか

    Posted by ブクログ

    やりがいを見失った時、自分のやってることがブルシットジョブになるんじゃないかなと思った。

    何のためか、何に向かっていてそのうち自分はどこにいるのか、が分からなくなると、自分で仕事を見つけられなくなって、手持ち無沙汰だけど世間体気にしてとりあえず手を動かしてやってるフリをする。
    それがブルシットジョブなんじゃないかなと思ったし、バイトでしょっちゅうやってた。だから、これからも十分起こりうる。

    この仕事は何のためなのか、誰のためなのか、という問いの答えが「やりがい」だと思う。この問いを常に問いながら仕事をしようと思う。何のために(目的)はなるべく具体的に、段階的に考えたいと思う。

    個人的には

    1
    2023年04月22日
  • ブルシット・ジョブの謎 クソどうでもいい仕事はなぜ増えるか

    Posted by ブクログ

    ビジネス書だから読み砕く必要はあるけど、良かった。自分の仕事に意味があるのか、女性の再生産など考えることはたくさんあるけど、仕事は苦行なんだと再認識。

    0
    2023年04月04日
  • ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    話自体は非常に面白かった。

    ただ"""日本語訳"""って感じの文章が読みづらすぎて読むのが辛かった。

    かまいたちの、「もし俺が謝ってこられてきてたとしたら絶対に認められてたと思うか」、みたいな感じ。
    ※P.263の見出し「現代社会に生きるほとんどの人びとは、たとえそれがなんなのか明確にすることが困難であったとしても、どのようにして経済的価値とは峻別される社会的価値という概念を受け入れているのか」

    解説本によいものがあれば、本書よりそちらを読みたい。



    #ブルシットジョブの定義
    被雇用者本人でさえ、その存在を正当化しがたいほど

    0
    2022年11月12日
  • ブルシット・ジョブの謎 クソどうでもいい仕事はなぜ増えるか

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    日本社会における子どもへの不信は強力で、放置するとろくなことが起きないから部活や校則、勉強で縛るという発想こそ、ブルシットジョブにつながるものである。
    また、こうした考えこそ、「死ぬほど働いていないと人間的に正しくない」というような発想に繋がり、足を引っ張り合い、「公務員がタバコ休憩している」というようなバッシングへつながってしまう。
    ブルシットジョブの淘汰という意味においても、ベーシックインカムは一考の価値がある。

    0
    2022年09月18日
  • ブルシット・ジョブの謎 クソどうでもいい仕事はなぜ増えるか

    Posted by ブクログ

    「ブルシット・ジョブ」を読む前に読んでしまった。本書に書かれていることは会社や社会の中で現れまくってしまっている…コロナ禍の「経済」再開はブルシットジョブをどんどん動かしていくことでもある。それならそんな「経済」眠ってもらったままでもいいのでは…

    0
    2022年08月28日
  • ブルシット・ジョブの謎 クソどうでもいい仕事はなぜ増えるか

    Posted by ブクログ

    資本主義の行き詰まりを示す本。人新世の資本論とともに、必読だ。

    実にくだらない仕事があふれている。その仕事が実は高給で、本当に必要な労働者は低賃金で働かされている。背景にはタスク指向から時間指向への労働の転換や、合理化の不条理、全面的官僚制化などがある。これはすべて、労働者の地位を低下させ資本家を太らせるネオリベラリズムの政治プロジェクトの一環だ。

    戦う相手を間違えちゃいけない。大きなシステム(の不備)に目を向けよう。そして、だれもが幸福になれる社会に、少しでも近づける道を探そう。

    0
    2022年08月18日
  • ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論

    Posted by ブクログ

    ★金銭に換算できないケアリングの価値★労働は苦行を伴うものであり、教師や看護師など誇りとやりがいを得られる職業は低賃金でも仕方ない――。「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」に先立つ、労働を修養の一環とみなす英国の考え方まで立ち上り、無意味なのに意味があるように取り繕わなければならないブルシット・ジョブの存在に光を当てる。

    労働はそもその金銭と換算するものではなく、時間の切り売りという概念を取り込んだから雇用者は働き手が暇そうにしているのを許せない。労働は生産にばかり焦点を当てていたからこそねじれが生じ、サービスという概念を取り込めていない、と主張する。最後に遠慮がち(?)ながらベー

    0
    2024年01月07日
  • ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論

    Posted by ブクログ

    自分を含めて、おそらく多くの人間が感じていながらも口に出してこなかった問題について論じている。「世の中から消えても別に何の問題もなさそうな(むしろ無くなったほうが良いかもしれない)無駄な仕事」について。

    例えば、わざと通さないように作られている補助金等の制度における書類作成や穴埋め作業、ファンドマネージャー、決定権のない中間管理職、コンサルタント、いなくても会社が回るCEOなど、権力者を権力者たらしめる為だけに存在する「貴族社会における従者」のような仕事のことを言うらしい。ブルシットジョブとは「誰から見ても不要だと分かっていて、本人でさえ自覚しているにも関わらず、表立って不要な仕事だと言えな

    0
    2022年12月31日
  • ブルシット・ジョブの謎 クソどうでもいい仕事はなぜ増えるか

    Posted by ブクログ

    自らが労働生活を統制することができれば、必要に応じて激しく働くときと、そうでもないときとが繰り返される。
    現代的な、時間や日や年等、自分以外に統制された労働では、その時間内の労働力を求められる。その時間の過ごし方のイニシアチブは賃金を出す側にある。管理する側からすれば、金で買った労働力にブラブラしてほしくはない。何をさせようか。

    0
    2025年11月19日
  • ブルシット・ジョブの謎 クソどうでもいい仕事はなぜ増えるか

    Posted by ブクログ

    もっとコンパクトにまとめられそうではある
    半分くらいしか頭に入らず
    まとめはメモ参照

    エッセンシャルワークが低い理由が悲しいけど納得感あったなあ

    0
    2025年10月26日
  • ブルシット・ジョブの謎 クソどうでもいい仕事はなぜ増えるか

    Posted by ブクログ

    人類学者デヴィッドクレーバーが書いた「ブルシットジョブ」という本を翻訳した訳者の一人が書いた本。原著をより分かりやすくしたとのことだけれど、それでも正直難しかった。

    19世紀ごろ、未来は4時間労働かつ週4勤務になると描かれていたのに、そうなっていないし、むしろ人々は働きすぎて押しつぶされている。それは、「不要な仕事」があるからでは?という問題意識から考え始めた本。
    ブルシットジョブの分類や変遷、ではどうすれば?みたいなことが書かれていた。

    でも結局は「働く」って何だろうみたいなところに戻ってくるような気がした。仕事が社会的に価値を持っている、人間は何か仕事を与えられないとどんどん怠ける生き

    0
    2025年07月20日
  • ブルシット・ジョブの謎 クソどうでもいい仕事はなぜ増えるか

    Posted by ブクログ

    分野、業種、業界、風土、風俗、全ての組織には、本著が述べている「無意味な仕事(ブルシット・ジョブ)」は昔から存在している。資本主義の考えが入り、近代的で誰もが生産性を追求するように時代が動き、より顕となった。未来においても存在しているだろう。
    こうして、私たちは現代文明という資本主義の恩恵を意識せずとも受けている。そうした競争社会では様々な職種や働き方が増えている。今までもこれからも未来でも数年後先に新しい仕事が存在して、今までの仕事は消えていくのが繰り返されていくのだろう。
    私たちは、文明に生物として追いついていない。
    無駄な仕事は確かに存在し、組織の癌となり、組織から会社、国、世界に至るま

    0
    2025年04月23日
  • ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論

    Posted by ブクログ

    オーディブルで聴いた。

    世の中の何の役に立ってもいない無意味な仕事=ブルシットジョブについて扱った本。

    題材は面白いけど、長いし話がよく脱線したりするから聞き逃してもそのまま聴き続けた。

    うちの上司は典型的なタスクマスター、無意味な仕事をいちいち振ってくるブルシットジョブ生成機。そして自分もそんな無意味な仕事をこなすブルシットジョブ。

    自分に振られた仕事がいかに無意味であるかを上司に理解させるより、仕事を終わらせる方が早いから無意味な仕事が生成され続ける悪循環。上司を説得できるとも思えないし、説得できなかった時のリスクもある。

    「自分の仕事が無意味であると思いながら仕事をすることは、

    0
    2025年04月19日
  • ブルシット・ジョブの謎 クソどうでもいい仕事はなぜ増えるか

    Posted by ブクログ

    グレーバーの著書を説明したものなので、筆者の解釈込みで読んでいる制約があることを意識して読んだ。
    ケアを含むエッセンシャルワークの価値を、愛や心情に結びつけて価格化しづらい社会環境について、また、いかに管理が管理を呼び、本当はなくても良い仕事を生み出しているのか、改めて感じた。
    津野さんのパワハラ上司を科学すると併せて、管理職以上の人は一度読むと良いと思う。多くの若手がどうでもいい書類に追われて疲れてしまっていることにも目を向けられるのでは。
    一つ一つの文章に疑問を挟もうとするのではなく、俯瞰して読むと良い本。まぁどんな本でもそうかもしれないけど。

    0
    2025年04月05日
  • ブルシット・ジョブの謎 クソどうでもいい仕事はなぜ増えるか

    Posted by ブクログ

    個々の事象、クソどうでもいい仕事が精神を蝕むとか、ベーシックインカムの話とか、ネオリベラリズムとかの話はわかりみが深かった。しかし、全体的に理解が難しく、結局何が書いてある本かわからなかった。

    0
    2025年01月19日
  • ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論

    Posted by ブクログ

    ある人にとってはクソどーでもいい仕事でも他のある人にとっては必要な仕事なこともあるんよなー

    やから必要ないクソどーでもいい仕事なんて実は無いのかなあと思ったり!!!
    知らんけど!!!

    0
    2024年12月31日
  • 万物の黎明~人類史を根本からくつがえす~

    Posted by ブクログ

    富が権力につながらない社会や農耕をあえて選ばない社会など考えてもなかった視点が次々出てきて新鮮だった。
    がしかし、長々しく要点がわかりにくいスタイルの文章についていけず、半分ほど読んでそっと閉じましたʕ⁠·⁠ᴥ⁠·⁠ʔ

    0
    2024年12月14日
  • 万物の黎明~人類史を根本からくつがえす~

    Posted by ブクログ

    挑戦的な書。

    なぜわたしたちは単一のありように帰着してしまったのか?
    閉塞を打破する視点の転換。変化の可能性。

    0
    2024年11月09日