絵本をみる眼

絵本をみる眼

1,210円 (税込)

6pt

4.0

子どもにとって絵本とは?――それは確かな手ごたえのある世界が存在し、そこへ入り楽しむことができるもの。『ぐりとぐら』『てぶくろ』『どろんこハリー』など、読み継がれる絵本にはどんな仕掛けがあるのか。日本のイラストレーション史における赤羽末吉、安野光雅、加古里子らの魅力と重要性とは。福音館書店で数多の名作を手がけた著者による不朽の絵本論。解説 古川信夫

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    絵本を描く人には傍に長く置いておきたい本だと思いました。講義を受けているような感覚になりましたし、読んだことのない絵本を読むきっかけにもなりました。

    0
    2025年09月10日

    Posted by ブクログ

    「絵本は子供に読ませる本ではなく、大人が子供に読んであげる本です」「絵本の世界は鮮明な印象を心に残す」子供は「絵を読む」
    ・子供にとって「絵本とは」創造する事への出発点となる
    ・子供が絵本で見て楽しむものではなく絵本の世界に入って楽しめるものでなければならない
    ・大人の読み方:心を開いて素直に語りか

    0
    2025年08月28日

    Posted by ブクログ

    絵本編集者による「絵本とは何か」に次ぐ絵本評論

    「絵本は子どもが読む本ではなく、大人が子どもに読んで聞かせる本だ」「子どもがはいっていって楽しむことができる絵本」といった独自の感性、
    「自分の内面に表現したいものがなければ編集者ではない。読者の側からの発想ができなければ編集者ではない。つくりだすと

    0
    2025年06月10日

    Posted by ブクログ

    1978年の本が文庫化。現代の幼児をとりまく言語環境は、「早く」のような、言葉というより掛け声の騒音語と、テレビから流れてくる聞き流すための機械語に満たされている。そのため、生きた言葉に触れることがなかなかできない。絵本は子供に「楽しい」と思わせるために、言葉や絵を表現として使う。その物語る力を知る

    0
    2025年05月19日

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