ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
3pt
「不必要なものだけを堪能できるようになれば、それは最高の娯楽になるはずだと、私は信じている」。深夜の動画視聴のなかで見つけたたった9文字のツッコミ台詞の素晴らしさをめくるめく修辞で称える表題作他、面白乱暴ひねくれ繊細鋭さ優しさ言葉への愛、Aマッソ加納の魅力がぜんぶ詰まった初エッセイ集が、書き下ろし「むらきゃみ」を加えてついに文庫化。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
Aマッソの加納さんが出したエッセイ本です。 独自の視点が鋭い加納さんの、独特な切り口で始まる自分語り。これはオモロイ人の自分語りだから、ずっと読めます。 センス系とか努力系みたいにお笑い芸人って分けられがちだけど、たぶん、みんなそれぞれ努力とセンスを兼ね備えているので、だから人を笑わせることがで...続きを読むきるんだと思う。自分たちだけが面白いんじゃなく、見ている人を笑わせるっていうのは、実は意外と難しいから。 どんどん、加納さんの本読みたくなってきました。
何気ない出来事も特別なものにとらえられる感性と、それをまた面白く表現して伝えられる力がすごい。ふとした「イルカも泳ぐわい。」という漫才のツッコミに立ち止まって愉しむ姿勢を私も取り入れたい!
最寄り駅の書店で本作を探した。 いつも使っている書店ではなかったから見つけるのに苦労した。 その書店で黒縁のメガネをかけたパンキッシュな美しい女性がこのタイトルの本を持っていた。 「どこにこの本が置いていましたか?」と聞こうと思いましたが、女性のすぐ側にあったので黙って手に取り購入しました。 後から...続きを読む来た妻に一連を報告し、「付き合う流れやったやん!」と笑い合いました。 この作品もこのような日常を切り取った芸人さんのエッセイです。 Aマッソはどこまで行くねん。 ずっと好きです。
つながりが予想外すぎるからすごく飛躍してる気がしてしまうけど、思考回路ほぼ全部書かれてるのが不思議。意味わからんけど分かるような変な感情になって、内容思い返せばやっぱり何も分からない。情報量多くてすごい頭回った感あるのに空っぽな感覚になる。コントもそうだけど意味わからない前提を受け入れて振り回される...続きを読むと謎の充足感得られる。
朝井リョウさんが帯を書いていたので 気になり手にとった。 加納愛子さんのことが一気に大好きになった。 思わず笑って、意図せずふふっと声が漏れた。 本を読んで肩を振るわせたのは初めてかもしれない。それくらい面白くて不思議なエピソードが満載。加納さんのように、日常をこんな風に切り取れたら毎日がとても素敵...続きを読むだと思う。
Aマッソとの出会いは、2015年にNHKで放送されていた『笑けずり』という番組だった。 無名な芸人がお笑い合宿しながら、有名な先輩芸人の講義を聞き、ネタで対決し、面白くない人から脱落していくという企画で、Aマッソは最終日まで生き残る活躍をしていて、当時からとにかく印象に残っていた。 無名な芸人と...続きを読むはいうが、いや、確かに当時は無名だったものの参加者10組の中にはとんでもない逸材がたくさんいて、「ぺこぱ」「(のちの)ひょっこりはん」「(のちの)岡田康太」「(のちの)ダイヤモンド小野」。2ndシーズンでは「男性ブランコ」「ハナコ」「オダウエダ」まで排出している。 そんな未来の逸材だらけの参加者の中で、加納愛子という人はとにかく異彩を放っていた。尖りに尖っていたネタの内容はもちろん、他のコンビが協力したり時にはケンカしながら必死にネタづくりしている中、むらきゃみが遊んだりぼーっとしてるのにはお構いなく、「それでええねん、相方は楽しく機嫌よく過ごしてくれてたら」という感じで心から嬉しそうに、ひとりでネタを黙々と練っていたのだ。 ああ、なんかいいコンビだな、と思ったし、(ネタは尖っているけど、)いつか売れてくれたらいいな、って直感的に思えた。 そんなAマッソが、数年を待たずして徐々に売れていくそこからのシンデレラストーリーは、この本を読んだ方ならすでに知っていると思う。あちこちでAマッソの名前を見るたびに、活躍を知るたびに、嬉しい気持ちになったし、ああやっぱりなって思った。 だからこの本を読んだとき、まっさきにあの時の「それでええねん」の笑顔が思い浮かんだ。ひとつひとつのエッセイはもちろん楽しいし、心地よい時間をくれた。それはきっと、あの笑顔がもつ彼女自身の魅力があるからで、そこから今のように売れるまでの数年間の彼女の人生に、どうしても思いを馳せずにはいられない。 とても素敵な、読んでいて幸せになれる、すばらしいエッセイでした。
日常の一コマを面白がって、これでもかってぐらい広げてく。エッセイっていうよりファンタジー読んでるみたいでワクワクにやにや楽しかった!
加藤さんの脳内が垣間見える。感覚的に思って、わざわざこれを文字に起こすとしょうもない、けど理解できる、みたいな感覚。
今も昔も全て含めて、これだけ話のネタの引き出しがあるのすごい。いや、引き出しが多いというより、日常に対する見え方に独特なフィルターがかかってるのか、フワちゃんが言ってたように。 加えて、その思考回路を言語化する能力。文才ってこーゆう人のことを言うんだろうか。 こんな感受性持って生きれたら、日常も違っ...続きを読むた楽しみ方ができそう。 基本身の回りのことを書いてるから、展開という意味では面白いのそんなないなあ、って思ってたけど、「帰路酒」しっかりおもしろかった。 ただ、「イルカも泳ぐわい。」って加納さんの言葉ではないのね。いろんなメディア見てて、加納さん発祥みたいな見え方してたから少しモヤッとした。 「拳銃!」 「今日は機嫌が良くない一日やったわ」 「必要なのは才能じゃない、練習それだけ」 が好みでした。
面白かった!原田宗典やリリーフランキー、朝井リョウ、岸本佐知子のエッセイを読んだときのような久しぶりの衝撃だった。(後ろ2名はこの本にコメントを寄せたとあとがきにあり、とても納得)最新作もぜひ読みたい。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
イルカも泳ぐわい。
新刊情報をお知らせします。
加納愛子
フォロー機能について
「ちくま文庫」の最新刊一覧へ
「エッセイ・紀行」無料一覧へ
「エッセイ・紀行」ランキングの一覧へ
かわいないで
行儀は悪いが天気は良い
これはちゃうか
「加納愛子」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲イルカも泳ぐわい。 ページトップヘ