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文藝春秋
■■■昭和百年 美しき日本人50■■■ 私を捨て、利に流されず、節を貫き、誠を持った日本人の記録 上皇ご夫妻(山根基世)/堀田善衞(佐伯泰英)/石橋湛山(石破茂)/安室奈美恵(今井絵理子)/樹木希林(箭内道彦)/緒方貞子(鈴木規子)/川村隆(西山圭太)/渡辺和子(保阪正康)/北の富士(吉田賢)/坂根正弘(杉本りうこ)/横田滋(横田拓也)/今村均(岩井秀一郎)/中村哲(藤田千代子)/坂本龍一(浅田彰)/古島一雄(堀川惠子)/斎藤隆夫(村瀬信一)/金子勇(東出昌大)/石牟礼道子(いとうせいこう)/三上信夫(三浦英之)/畠山重篤(畠山信)/谷川俊太郎(尾崎真理子)/伊東正義(泉宣道)/茨木のり子(後藤正治)/山口百恵(中川右介)/岡田啓介(早坂隆)/田村正和(上沼恵美子)/星野道夫(新井敏記)/小津安二郎(平山周吉)/木谷明(水野智幸)/本田靖春(清武英利)/やなせたかし(梯久美子)/島田叡(佐古忠彦)/森英恵(下重暁子)/田中一村(谷口博文)/林明子(福音館編集者)/黒田博樹(倉義和)/徳岡孝夫(土井荘平)/大谷恭子(島崎今日子)/桜井政博(永田泰大)/岩村昇(石川信克)/羽生善治(北野新太)/丸川正人(泉秀一)/内館牧子(三田佳子)/河井寛次郎(鷺珠江)/大滝詠一(萩原健太)/上岡龍太郎(トミーズ雅)/山野井妙子(柏澄子)/小泉今日子(近田春夫)/土光敏夫(出町譲)/大谷翔平(冨田英揮) 【高市早苗研究6】 ◎高市インフレ「プランB」なき危険な賭け 渡辺努×塚口直史 ◎高市さん、日本をどうしたいのですか 田中眞紀子 ◎林・石井を粛清した高市独裁の罠 赤坂太郎 【特集「睡眠」は最高の健康投資だ】 ◎ラスカー賞・柳沢正史に真山仁が聞く「デキる奴ほどよく眠る」 ◎夜、目が覚めてしまうアナタへ 渥美正彦 ◎かんたん“快眠体操” 池谷敏郎 ◎「睡眠薬」正しい減らし方 三島和夫 ◎82歳の「不眠半世紀」 椎名誠 ◎KADOKAWA秘密文書入手 夏野剛「のし上がり」の代償 本誌編集部 ◎無人機戦争──ウクライナ現場ルポ 飯沼賢一 ◎本木雅弘 60歳の告白「晒された家族」の婿として ◎黒柳徹子×篠崎史紀×片山杜秀 窓ぎわから見たN響100年の秘密 ◎「俺たちの箱根駅伝」を10倍楽しむ 爆笑ウラ話 池井戸潤×大泉洋 ◎【グラビア】日本の顔 大泉洋(俳優) ◎石川祐希 日本バレーを変えた男 田中夕子 ◎豪雨はもう異常気象ではない 坪木和久 【連載】 ◎【新連載 第2回】世界と戦う「AIインテリジェンス」 成果を生むAI実装、二つの条件 伊藤錬 ◎成田悠輔の聞かれちゃいけない話 17 ゲスト 内田光子(ピアニスト) 「音楽は教育じゃない、体験よ」 ◎有働由美子対談 94 西川美和(映画監督)私たちの知らない戦争 ◎底線思考 4 穴の空いた世界 佐橋亮 ◎忘れ得ぬ「昭和人」 4 後藤田正晴の逡巡 保阪正康 ◎古風堂々 90 大いなる狼狽 藤原正彦 ◎日本人へ 277 塩野七生 ◎ベストセラーで読む日本の近現代史 158 佐藤優 ◎言霊のもちぐされ 25 山田詠美 ◎ラファエルの羅針 7 柚月裕子 ◎ゴルフ春秋 21……ほか -
週刊文春
■■■高市首相がゾッコン 政界渡り鳥 細野豪志復興相の怪金脈と2人の女■■■ 民主党、希望の党を経て、自民党入り。変節を重ねた“政界渡り鳥”が首相から熱い眼差しを受け、14年ぶりに閣僚の椅子に座った。かつて“モナ男”と呼ばれたイケメン大臣のカネと女、そして政治家としての資質に迫る。 ■■■ジャイアンツ監督人事に異常あり! 松井秀喜の重大決断 鷲田 康■■■ 「生前約束したこともあります」。昨年6月、ミスターの逝去後に松井は明かした。本命視された高橋由伸には打診すらなく……。新監督人事の内幕を緊急レポート(野球の言葉学スペシャル)。 ■■■夫婦の「セックスレス」をもっと本気で考えた■■■ 日本の夫婦はどうして、こんなにも「セックスレス」なのだろう。そもそも、ダメなことなのか。何をきっかけにどう誘って、あるいはどう断ればいいのか――。大反響だった前号特集を踏まえて、もっと深く考えてみた。 ■■■北関東連続幼女誘拐・殺人 DNA鑑定の欺瞞と真犯人 清水 潔■■■ 放送後、大反響を呼んだNHKの「未解決事件」。筆者は長年に亘り一連の事件を取材し、番組で科警研のDNA型鑑定の新疑惑を追及した。なぜ警察は“真犯人ルパン”を逮捕できないのか。そして彼の家を訪れると――。 ■■■熊ハンターが告白した「レフェリー殺害事件」の凄惨現場 伊藤秀倫■■■ 昨年度、クマの襲撃による死亡者は史上最悪となる13人を記録、今年度も既に6人が命を落とした。従来なら考えられない状況での襲撃も増えている。昨年10月、岩手県北上市の温泉施設で起きた事故はその最たるものだ。 ■■■【新連載】ナニワの政商 西崎伸彦■■■ 安倍晋三や朝青龍から「籔ちゃん」と呼ばれた男はなぜ、検察に逮捕されてしまったのか。『バブル兄弟』で大宅賞を受賞した著者の巨弾ノンフィクションがスタート! ■■■図解付 フレイル撃退体操 「要介護」にならないための筋トレ5種■■■ 加齢に伴う心身の衰えを放置してはいけない。将来の健康寿命延伸のために、適切な筋トレが必要だ。そこで小誌は専門家たちの指導の下、自宅で安全にできる「フレイル撃退体操」を厳選。5種類をイラスト付で紹介する。 ■■武部新農相「カメラマン86万円買収」 簗前大臣に続く公選法違反疑惑■■ ■■黒川元検事長がドンキ安田と法廷バトルしていた 森 功■■ ■■ロシアで拘束 北海道新聞記者のスクープ魂■■ ■■メジャー行き織田翔希 恩人が明かす「中3で138キロ」伝説■■ ■■「アイツの分まで」菊池風磨がメンバーと六本木ハシゴの夜■■ ■■【新連載】やってはいけない美容医療 クマ取り名医が実践解説■■ ■■心筋梗塞を予防せよ 文春女性外来 高橋佐枝子■■ ■■文春俳壇 特別編 2026年仲秋 吟行へ行こう!■■ ●新・家の履歴書 政井マヤ(フリーアナウンサー) ●阿川佐和子のこの人に会いたい 加藤喜之(立教大学教授) グラビア ●原色美女図鑑 安斉星来 撮影:菊地泰久 ●秋田男鹿 土地を醸すクラフトサケを訪ねて ●おいしい!私の取り寄せ便 Kanoco(モデル) 好評連載 林真理子/池上彰/杉本昌隆/中丸雄一/三宅香帆/土屋賢二/藤井一至/宮藤官九郎/みうらじゅん/柳家喬太郎/能町みね子/平松洋子/藤田晋/宇垣美里/山崎努/萩本欽一/大久保佳代子/伊岡瞬/村山由佳(最終回)/益田ミリ/桜玉吉/伊藤理佐ほか ※「週刊文春」電子版は、紙版とは一部内容が異なります。掲載されていない記事、ページがあります。ご応募できないプレゼントや懸賞があります。 ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 1959年創刊。多くの人気連載、名物グラビア企画に加えて、政治、経済、スポーツ、芸能とあらゆる分野のスクープ記事が満載。発行部数No.1の総合週刊誌です。 -
普天を我が手に
大正15年の年の瀬、12月25日の午前1時過ぎ、陸軍省軍務局の少佐・竹田耕三のもとに、待ちに待った男子が誕生した。志郎と名付けられた子供は、その後、親である耕三と共に満州事変の調査の密命のため、不穏な空気の立ち込める中国大陸へ渡る。 一方そのころ北陸・金沢では、侠客一家・矢野辰一が、敵対する一家に落とし前をつけるため、組長宅に乗り込んだ。帰宅した矢野が目にしたのは、預かっていた哀れな女工の出産と、母親の死だった。矢野は生まれてきた孤児を四郎と名付け、自分の手元で育てることにする。 ところ変わって、東京神保町の出版社で進歩的な雑誌「群青」の編集者として働く森村タキは、社会運動家の夫との間に女の子を出産。イプセンの「人形の家」の主人公にあやかり、ノラと名付けたその子を、身勝手な夫と別れたあとシングルマザーとして育てていくことを決意する。 さらに、中国は大連のジャズマン・五十嵐譲二は、ジャズ楽団の年越しパーティの最中に生まれた子供を満と名付け、満と共に、開戦後の中国大陸を転々としながら、なんとか興業を続けていく。 大正天皇が崩御し、昭和天皇が即位した激動の瞬間に生まれた子供たちは、時代やそれぞれの親の影響を受けながら、政治、裏社会、婦人活動、興業と全く異なる世界で成長をし、数奇な出会いと別れを繰り返すなどしながら、戦争の時代から終戦を経て、高度経済成長期の昭和日本を精いっぱい生きていく。 昭和100年、戦後80年に生まれる、壮大な昭和史サーガ三部作。第一部は、親世代の視点を中心に、大正天皇の崩御から太平洋戦争開戦までを描く。 -
風神雷神 Juppiter,Aeolus
芸術(アート)という名のタイムカプセルが、いま開かれる――。京都国立博物館研究員の望月彩のもとに、レイモンド・ウォンと名乗るマカオ博物館の学芸員が現れた。彼に導かれ、マカオを訪れた彩が目にしたものは、「風神雷神」が描かれた西洋絵画と、天正遣欧少年使節の一員・原マルティノの署名が残る古文書、そしてそこに記された「俵…屋…宗…達」の四文字だった――。天才絵師・宗達の名画〈風神雷神図屏風〉を軸に描く冒険譚。「縦横無尽な想像力に操られたマハさんの筆致にすっかり魂を持っていかれた。カラヴァッジョと宗達を繋げてしまう発想には脱帽です」漫画家・文筆家・画家 ヤマザキマリさん推薦! -
サロメ
現代のロンドン。日本からビクトリア・アルバート美術館に派遣されている客員学芸員の甲斐祐也は、ロンドン大学のジェーン・マクノイアから、未発表版「サロメ」についての相談を受ける。 このオスカー・ワイルドの戯曲は、そのセンセーショナルな内容もさることながら、ある一人の画家を世に送り出したことでも有名だ。彼の名は、オーブリー・ビアズリー。 マクノイア曰く、「とにかく、世界は知ったわけだ。あのオスカー・ワイルドを蹴散らすほどの強烈な個性をもった若い画家が存在するということを」。 保険会社に勤める病弱な青年・ビアズリーは、1890年、18歳のときに本格的に絵を描き始め、ワイルドに見出されて「サロメ」の挿絵で一躍有名になるが、その後、肺結核のため25歳で早逝。 フランス語で出版された「サロメ」の、英語訳出版の裏には、彼の姉で女優のメイベル、男色家としても知られたワイルドとその恋人のアルフレッド・ダグラスの、四つどもえの愛憎関係があった……。 退廃とデカダンスに彩られた、時代の寵児と夭折の天才画家、美術史の驚くべき謎に迫る傑作長篇。 ※この電子書籍は2017年1月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。 -
ジヴェルニーの食卓[電子特別版]
電子版限定、物語に登場する巨匠達の名画も収録!美の巨匠たちは、何と戦い、何を夢見たのか-。ドガ、セザンヌ、モネ、マティス。時に異端視され、時に嘲笑されながらも新時代の美を果敢に切り拓いた偉大なアーティスト四人の愛と友情、そして格闘の日々を色鮮やかに蘇らせる短編集。「この世に生を受けたすべてのものが放つ喜びを愛する人間。それが、アンリ・マティスという芸術家なのです」(うつくしい墓)。「これを、次の印象派展に?」ドガは黙ってうなずいた。「闘いなんだよ。私の。――そして、あの子の」(エトワール)。「ポール・セザンヌは誰にも似ていない。ほんとうに特別なんです。いつか必ず、世間が彼に追いつく日がくる」(タンギー爺さん)。「太陽が、この世界を照らし続ける限り。モネという画家は、描き続けるはずだ。呼吸し、命に満ちあふれる風景を」(ジヴェルニーの食卓)。語り手は、彼らの人生と交わった女性たち。助手、ライバル、画材屋の娘、義理の娘――彼女たちが目にした、美と愛を求める闘いとは。『楽園のカンヴァス』で注目を集める著者が贈る、珠玉のアートストーリー四編。 -
私は女になりたい
一人の男を好きになった。 自分にとって最後の恋になるだろう、という強い予感があった。 人として、女として、生きるために。 直木賞作家が描く「最後」の恋。本当の、恋愛小説。 「素直な感動に満たされた。窪さんがこんな小説を書くなんて」ーーー唯川恵「解説」より 赤澤奈美は四十七歳、美容皮膚科医。 夫と別れ、一人息子を育て、老母の面倒をみながら、仕事一筋に生きてきた。 ふとしたことから、元患者で十四歳年下の業平公平と嵐に遭ったかのように恋に落ちる。 頑なに一人で生きてみせようとしてきた奈美の世界が、色鮮やかに変わってゆく。 直木賞作家、渾身の恋愛小説。 -
翔ぶ少女
1995年、神戸市長田区。震災で両親を失った小学一年生の丹華(ニケ)は、兄の逸騎(イッキ)、妹の燦空(サンク)とともに、医師のゼロ先生こと佐元良是朗に助けられた。復興へと歩む町で、少しずつ絆を育んでいく四人を待ち受けていたのは、思いがけない出来事だった――。『楽園のカンヴァス』の著者が、絶望の先にある希望を温かく謳いあげる感動作。 -
すべてが円くなるように
貝は海からの贈り物。 真珠には、 不思議な魔力が潜んでいる。 祖母と孫、母と娘、女友達――。 真珠がつなぐ人生と夢を描く、 極上の短編集。 展覧会を一目見ることができたら、フェルメールに捧げる物語を書くときめ、作家の私はアムステルダムに向かった。(「フェルメールとの約束」) パリで設計事務所を営む祖母に憧れ、建築の勉強をしている杏樹。祖母からシャルロット・ペリアンの写真を見せられ、衝撃を受ける。(「あの日のエール」) リタ、碧海、芦花はハーバードの同級生。メトロポリタン美術館の学芸員であるリタの企画展のため久しぶりに鳥羽で集まることに。(「海からの贈り物」) ほか -
ぼくは青くて透明で
高校一年、夏。ぼくは彼と、恋に落ちた 高校一年の夏。地方の高校に転校したぼくは、あの教室で忍に出会った。 恋愛小説の名手が初めて描く、少年と少年の、強くやわらかな愛の軌跡。 血の繋がらない母・美佐子さんと暮らすぼく。 実の母も、父も、いつの間にかどこかへ行ってしまった。 ぼくは男で、男が好きだ。 新しい高校にも、どうやら馴染めそうにない。 学校なんて、卒業してしまえばそれまでなのだからと、ぼくは“空気のように”過ごそうと決めた。 しかし、ふと触れ合ったクラスの優等生、忍の指先の体温が、ゆっくりと確かにぼくの中に広がっていく。 いつしか互いへの思いを募らせてゆく二人の少年。 しかし学校の教室という閉ざされた場所では、思うように過ごすことは難しく――。 「出会わなければ、自分は自分のままでいられたんだ。出会わなければ、いつまでも本当の自分を隠して、普通の人として生きていけた」 それでも、共にいたいと願う二人の少年と、それを見守るいくつもの眼差しを丁寧に描いた、孤独と愛の物語。 解説=鈴掛真 単行本 2024年1月 文藝春秋刊 文庫版 2026年7月 文春文庫刊 この電子書籍は文春文庫版を底本としています。 -
ロマンシエ
乙女な心を持つ美術系男子のラブコメディ! 有名政治家を父に持つ遠明寺美智之輔は、子どもの頃から絵を描くことが好きな乙女な男の子。恋愛対象が同性の美智之輔は、同級生の高瀬君に憧れていたが、思いを告げることもないまま、日本の美大を卒業後、憧れのパリへ留学していた。 ある日、アルバイト先のカフェで美智之輔は、ぼさぼさのおかっぱ髪でベース形の顔が目を惹く羽生光晴という女性と出会う。凄まじい勢いでパソコンのキーボードを打つ彼女は、偶然にも美智之輔が愛読している超人気ハードボイルド小説の作者。訳あって歴史あるリトグラフ工房idemに匿われているという。 過去にはピカソなどの有名アーティストが作品を生み出してきたプレス機の並ぶその工房で、リトグラフの奥深さに感動した美智之輔は、光晴をサポートしつつ、リトグラフ制作を行うことになるが、ある大きな転機が訪れる。 ※本書は過去に単行本版として配信された『ロマンシエ』の文庫版です。 -
猫さえいれば、 たいていのことはうまくいく。
いてくれるだけで満たされる―― 猫を愛する作家陣がすべての猫好きに贈る、猫尽くしのオリジナル・アンソロジー! -
ゴッホのあしあと
生前一枚しか絵が売れず、三七歳で自殺したフィンセント・ファン・ゴッホ。彼は本当に狂気の人だったのか? その死の真相は? アート小説の第一人者である著者が世界的謎を追う。フランス各地に残されたゴッホのあしあとを辿り、努力家でインテリ、日本に憧れ続けた「人間・ゴッホ」の魅力を再発見。旅のお供にも最適な名解説。 -
逢魔が時に会いましょう
大学4年生の高橋真矢は、映画研究会在籍の実力を買われ、アルバイトで民俗学者・布目准教授の助手となった。布目の現地調査に同行して遠野へ。“座敷わらし”を撮影するため、子どもが8人いる家庭を訪問。スイカを食べる子どもを数えると、ひとり多い!? 座敷わらし、河童、天狗と日本人の心に棲むあやしいものの正体を求めての珍道中。笑いと涙のなかに郷愁を誘うもののけ物語。 -
愛のぬけがら LIKE A GHOST I LEAVE YOU
ムンクの言葉で新しい人生が目を覚ます。原田マハの名訳により待望の刊行。 懊悩と官能をつづった画家ムンクの『愛のぬけがら』。 生涯書き続けた創作ノートには、愛と死、人生がむきだしにしたためられていた。 旅先で見つけたこの一冊に震えが止まらなくなった大人気作家が、アートへの愛をこめて翻訳。 臆病なのに、取り返しのつかないことを繰り返してきた人生。道ならぬ恋の果て、相次ぐ家族の死・・・・・。 得体の知れない心の動きをエネルギーにした言葉たちは、読んだ人間の心を突き動かし、新しい人生を呼び込む。 「生きること」への恐怖と不安を、鮮烈な輝きに変化させるメッセージの数々。 -
朱より赤く 高岡智照尼の生涯
それでも生きろ、と言うのなら──。 明治四十一年、十二歳のみつは、実父の持ってきた綺麗な着物に惑わされて、奈良から大阪に出たが、二百五十円で売られたことは後から知った。自分で自分の人生を決めることは出来ないと思い知らされる出来事だった。十三歳で舞妓・菜乃葉となり、旦那に身の潔白を証明するために小指を落としたのは、十四歳。かつて恋心を抱いた役者の写真を持っていたことが原因だった──。 東京に出て、新橋で芸妓・琴葉となった。相場師と結婚し、アメリカに渡った。その土地で出会った女性と恋をした。帰国して映画女優となった……運命に翻弄されながらも、自身の人生を手放さなかった生涯を描く。 ※この作品は過去に単行本として配信されていた『朱より赤く~高岡智照尼の生涯~』 の文庫版となります。 -
いちまいの絵 生きているうちに見るべき名画
アート小説の旗手として圧倒的人気を誇る原田マハが、自身の作家人生に強い影響を与えた絵画はもちろん、美術史のなかで大きな転換となった絵画や後世の芸術家に大きな影響を与えた革新的な絵画などを厳選。画家の思い、メッセージ、愛や苦悩を、作家ならではの視点で綴る。『楽園のカンヴァス』でモチーフとなったルソー、『ジヴェルニーの食卓』で描かれたモネ、『暗幕のゲルニカ』のピカソといった、原田作品でおなじみの絵画はもちろん、古典、日本画、現代アートを含む全26点を掲載。豪華カラー図版収録。【目次】一枚目 アヴィニヨンの娘たち――パブロ・ピカソ/二枚目 秘儀荘「ディオニュソスの秘儀」――作者不明/三枚目 聖フランチェスコの伝説――ジョット・ディ・ボンドーネ/四枚目 プリマヴェーラ(春)――サンドロ・ボッティチェリ/五枚目 最後の晩餐――レオナルド・ダ・ヴィンチ/六枚目 セザンヌ夫人――ポール・セザンヌ/七枚目 バルコニー――エドゥアール・マネ/八枚目 大壁画「睡蓮」――クロード・モネ/九枚目 エトワール――エドガー・ドガ/十枚目 星月夜――フィンセント・ファン・ゴッホ/十一枚目 アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像I――グスタフ・クリムト/十二枚目 真珠の耳飾りの少女――ヨハネス・フェルメール/十三枚目 ブリオッシュのある静物――ジョルジョ・モランディ/十四枚目 マドリッド、1808年5月3日――フランシスコ・デ・ゴヤ/十五枚目 ダンス――アンリ・マティス/十六枚目 夢――アンリ・ルソー/十七枚目 ゲルニカ――パブロ・ピカソ/十八枚目 おまえの口に口づけしたよ、ヨカナーン――オーブリー・ビアズリー/十九枚目 黒の正方形――カジミール・マレーヴィチ/二十枚目 Number 1A,1948――ジャクソン・ポロック/二十一枚目 シーグラム壁画――マーク・ロスコ/二十二枚目 テワナ衣装の自画像、あるいは私の考えの中のディエゴ、あるいはディエゴへの思い――フリーダ・カーロ/二十三枚目 聖マタイの召命――ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジオ/二十四枚目 オルナンの埋葬――ギュスターヴ・クールベ/二十五枚目 叫び――エドヴァルド・ムンク/二十六枚目 道――東山魁夷/あとがきにかえて -
インディペンデンス・デイ
閉塞した日常、退屈な仕事、つまらない男、結婚への焦燥……。でも――。顔をあげ、風を感じてごらん、世界はやさしく豊かだ。親元から離れたい娘、スキャンダルに巻き込まれたニュース・キャスター、他人の幸せを見送る結婚式場で働く女性、夢にもがき、恋に悩む……様々な境遇に身を置いた女性たちの逡巡、苦悩、決断を丁寧に切り取り描いた連作短篇集。大人になって、知ってしまった。社会に出て、知ってしまった。人生甘くないし、不公平だな、理不尽だな、ってことが、たくさんある。いやになるくらい、落ち込んだり、あせったり、つまずいたり……。でも、学んだことだってある。人生に潔く向き合う気持ちがあれば、遠くまで歩いていけるんじゃないかな。ふと振り返ると、ずいぶん歩いたな、という日がきっとくる。大切なのは、「潔く向き合う気持ち」を忘れないこと。読むほどに、元気になって、視線もグッと上がる1冊。 -
陰謀論百物語
「陰謀論」が現実になる世がここに―― 一国の大統領が突然、近隣国によって連れ去られ、裁かれる。 国家間ではミサイルが飛び交い、他国への攻撃を想定した大規模演習が行われる……。 かつてなら、まさかまさか、と笑い飛ばされていたような出来事が次々に現実になる世の中で、もはや陰謀論は「陰謀論」では済まされなくなっているのかもしれません。 何が本当で、何が嘘なのか。 収録作「陰謀論百物語」では、ろうそくを前にずらりと座った高名な”陰謀論者”たちが百物語を繰り広げます。 曰く、ロシアのウクライナ侵攻には、ホワイトハウスの地下に存在すると言われる「ブラックハウス」が関係している。曰く、スマホの自撮りで顔が長く写るのは、女性に美しくあらねばという意識を植え付ける「ルッキズム推進勢力」(通称:ルキ推)の策略によるものだ。曰く、「人類の月面着陸成功は陰謀である」という陰謀論は、陰謀である……。 嘘のような陰謀論はしかし、似非陰謀論を広め、世界を混乱させて支配しようとする影の組織が故意に広めているものらしい。それこそが陰謀なのだ、と主張する男まで現れ―― その他、突如厳しくなったコンプラに戸惑う刑務所帰りのヤクザに、「忖度」を合言葉として村おこしに励む村議会の面々、マスク拒否男改め「ゴネラ」とマスク警察改め「モンクコング」の真剣勝負まで……。 コロナ禍を前後して書き紡がれた粒ぞろいの全7編、とくとお楽しみください。 -
エール!
笑って泣いて元気になれる、お仕事小説アンソロジー第1弾!! 漫画家、通信講座講師、プラネタリウム解説員、ディスプレイデザイナー、スポーツ・ライター、ツアー・コンダクター。6人の「働く」女性たちが、ときに悩み、へこみながらも、自分らしい生き方を見つけていく姿をいきいきと描く。漫画家の収入の仕組みや、ディスプレイデザイナーの働く時間、ツアー・コンダクターのスケジュールなども盛り込み、気になる職業の豆知識や裏側も楽しめる。仕事帰りの電車の中で、一日の終わりのベッドの中で、お疲れのアナタを癒やす全6話を収録。人気作家が競作!! 責任編集/書評家・大矢博子。 -
お帰り キネマの神様
原作者・原田マハが、山田洋次の映画を自らノベライズ! 奇跡のコラボ 「一晩で読んでしまった。 魔術にかかったみたいだ。 脱帽するしかない。」 ―-山田洋次監督 「人生で分からないことがあったら、映画を観ろ。答えはぜんぶ映画の中にある」 この映画には、人間や人生への愛が溢れている。 原作者・原田マハが、映画「キネマの神様」に感銘を受けて、みずからノベライズ! 壊れかけた小さな家族をつなぎとめたものは、映画だった――映画人の熱い想いと挑戦をを描いたヒューマンドラマ「キネマの神様」は、山田洋次監督の手で原作小説に大幅に手を加えられ、コロナ禍下で製作された渾身の名作。その映画に感銘を受けた原作者の原田マハが、映画を自らノベライズ。映画を愛する全ての人に捧げる物語。 ※この電子書籍は2021年10月に文藝春秋より刊行された単行本 「キネマの神様 ディレクターズ・カット」の文庫版を底本としています。 -
給水塔から見た虹は
あなたと私は違う。だから、一緒にいよう――。 『ふがいない僕は空を見た』『夜に星を放つ』の著者が、今を生きる人々に贈る感動作。 【各界からの反響続々!】 なんて誠実な小説なのだろう。今、この時代に、この本と出会えてよかった。――武田綾乃(作家) 白か黒かでしか断じない、この時代に絶対に有効な“あわい”の物語。――早見和真(作家) 何度も胸が潰されそうに痛かった。彼らの日々に、どうか幾重にも虹がかかりますように。――町田そのこ(作家) その人の涙のわけを知らない。分からない。けど私たちは何かを思うことが出来るから見つめながら目を逸らさずに、あなたの話を聞きたい。――山本奈衣瑠(俳優) 【あらすじ】 中学二年生の桐乃は、団地での暮らしに憂いていた。 郊外にある古い団地群には、様々な国にルーツを持つ人が生活している。そのせいか桐乃のクラスは衝突が絶えず、ベトナム人のクラスメイト・ヒュウがいじめの標的になっていたのだ。 家に帰っても、母の里穂は団地に住む人々を国籍問わず日夜助けており、「娘の私より、他人を優先するんだ」という思いがどうしても消えない。この場所で生活することに対する桐乃の嫌悪感は、日々強まっていく。 そんな中、中学校で起きたとある出来事をきっかけに、桐乃はヒュウと話すようになる。ヒュウは、理由は違えども、桐乃と全く同じことを望んでいた。 「この団地から出て、遠くに行きたい」と。 はじめてできた友達、母とのすれ違い――。 桐乃・ヒュウ・里穂のそれぞれの視点から、社会に蔓延る様々な分断に翻弄される2人の“こども”が少しずつ“おとな”になるひと夏を描いた、ほろ苦くも大きな感動を呼ぶ、ある青春の逃避行。 【著者略歴】 窪 美澄(くぼ・みすみ) 1965年東京都生まれ。2009年「ミクマリ」で女による女のためのR-18文学賞大賞を受賞。受賞作を収録した『ふがいない僕は空を見た』が、本の雑誌が選ぶ2010年度ベスト10第1位、2011年本屋大賞第2位に選ばれる。また、同年に同作で山本周五郎賞を受賞。12年『晴天の迷いクジラ』で山田風太郎賞を受賞、19年『トリニティ』で織田作之助賞、22年『夜に星を放つ』で直木賞を受賞。他の著書に『夏日狂想』『タイム・オブ・デス、デート・オブ・バース』『夜空に浮かぶ欠けた月たち』『ルミネッセンス』『ぼくは青くて透明で』などがある。 -
ギブ・ミー・ア・チャンス
「人生やりなおしたい!」と思ったことありませんか。 人生の転機を迎えた人々の悲喜こもごもを掬いあげる、笑いと涙の「再チャレンジ」短篇集。 尾行しても、すぐに気づかれてしまう残念な元相撲取りの探偵。 (「探偵には向かない職業」) 超人気連載マンガのアシスタントを務めながら、連載の終了におびえるマンガアシスタントの苦悩。 (「夜明けはスクリーントーンの彼方」) テレビに出る夢をかなえたい……こどもの頃の夢に突き進む元柔道少女。 (「追いしれの国の女王様」) CAからグリーン車のキャビンアテンダントに転職した女性の奮闘。 (「アテンションプリーズ・ミー」) 小柄ゆえ不人気ゆるキャラ「たけぴよ」の""中の人""に決まった若手公務員の話。 (「たけピヨサイドストーリー」) 営業のドサ回りをする売れない演歌歌手の本当の夢。 (「冬燕ひとり旅」) 夫の殺害方法を考えながらミステリー新人賞に応募し続ける妻。 (「リリーベル殺人事件」) 相方を失っても、コンビニのバイト中にツッコミ練習を続けるお笑い芸人。 (「ギブ・ミー・ア・チャンス」) 短篇8編に著者書き下ろしの「あと描き」も特別収録!