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Posted by ブクログ
荻原 浩さんの初のエッセイ集
とても面白かったです。
エッセイにはその人となりが表れますが、荻原さん、最高に面白くて優しくて温かくて大好きになりました。
全4章のうちの2つはタイトル通り、極小農園日記、後の2章は旅ノートと日常のスケッチが書かれています。
読んでいて何度噴出した事か!
いきなりの替え歌で始まるエッセイあり、悲しみ、怒り
どんな内容も荻原さんが語ると、温かい物になるから不思議だ。
本文のイラストも著者自ら描かれた物で、これが又凄く可愛い。
時々イラスト入りのエッセイがあってもあまり目を留める事がないのだけれど
荻原さんのイラストは表紙も含め、イラスト自体にもユーモアがあってセンス抜群です。
今までガーデニングはしてきたけれど、これからは家庭菜園でナス・トマト・きゅうりを育てたい!と思えた読後感です。
荻原さん、ここでお詫びが…
私も長い事、萩原(はぎわら)さんだと勘違いしておりました^^;
Posted by ブクログ
コミカルな表紙に誘われて手に取ると、なんとイラストは著者によるもの!
私も七転八倒で畑をやっているので、夢中で読んでいると、この連載は突然終了。残り三分の二は旅や日常のエッセイかぁ・・・なあんだ、星3つ・・・などと読み進むと、それでも面白さは変わらない。荻原浩だもの、当たり前だった。星4つ。
ところが、最後にサプライズが待っていた!そうだったのか、萩原さん自ら提案してこうなったとのこと。よっしゃ!星5つ!
とにかく文章が面白い。このセンスにすっかりハマってしまい、ニヤニヤしながら読みました。
ところで「荻原」(おぎわら)は「萩原」(はぎわら)に間違えられることが多いというエッセイは、身にしみました。自分も読みが間違えられてそのまま固定した苗字を持っていたから。
創作の秘密もユーモラスに語られています。(あの話はそんなところで!!)
著作を買おうと検索した時、念のため「萩原浩」もネット検索してみたら、ちゃんと「荻原浩」が出ましたよ(笑)
Posted by ブクログ
荻原浩さん。お名前は知りつつ作品には今まで触れてこなかったのですが、漫画も描かれている(!)と知りエッセイを探しました。
挿絵もご本人だろうと思ったからですが、こんなに面白い方だったとは。
初のエッセイ本。
旅の話、日常、どれも楽しいのですが、趣味の家庭菜園についての話はノリノリに思えました。
悪く言えば…ふざけている…?
外出先でなくて良かった。何度か吹き出してしまったから。あとがきまで面白かったです。
ド素人から見れば、家庭菜園は畑のレベル。
イラスト、漫画も描ける小説家、元は広告会社のコピーライターという凄い人でした。
挿絵は思った以上に可愛かったです。
読みたいと思う作家さんが、また増えてしまった。
Posted by ブクログ
春から体験農園で畑デビューを果たしたものの
畑の知識ゼロで、畑の先生から呆れられる日々…
isaoさんの本棚からこの本を知り、気軽に読めそうと手に。
極小農園日記と題しているものの、畑話は前後半分ほどのエッセイ集。自作のイラストもかわいい。
畑とは無縁のエッセイも半分ほど。
荻原さんの自宅の庭での野菜作りのコツや失敗談がユーモア混じえて楽しめる。
家庭菜園をされている方には、あたりまえの知識でも、未経験者にはなるほどと思うことばかり。
それが、オヤジギャグ満載に描かれていて笑いを誘う。
そして、印象的だったのは、
昨今の野菜は美味しくなり、臭みがなかったり形も整い虫食いもない。歓迎すべきことではあるけれど、落ち着かないという。
「極小農園のおかげで野菜というのはごく自然に(ほったらかしに)育てれば、小さくて形が悪くて虫食いで、農薬を使わないからといって特別うまいわけでもないことには気づかされた。」
私の体験農園も有機無農薬を基本としているので、虫食い放題だし葉物も適度にエグみがある。
品種改良された苗であることには変わりないけれど、本来の野菜の味に近いのかもしれない。
荻原さんはコスパを考えて家庭菜園をしているかのように書かれているけれど、かなり失敗も多いようだ。手間暇や不作のリスクを考えたら恐らく家庭菜園のコスパはあまりよくない。
それでも、自分で作るからこそ得られる満足感や野菜本来の味を求めて極小農園を営んでいるのだろうな。そして、ダメでもやり直せばよいと開き直っている様子が小気味よい。
エッセイは畑以外のネタも多く、コピーライターから小説家へなられた経緯なども書かれている。
「コピーはショースタイルのプロレス」
「コピーライターに求められるのは、何かを伝えたい気持ちではなく、どのように伝えるかという言葉の技術だ。」
そして、「言葉とガチンコ勝負したくなった」のだそうだ。
絵は上手いけれど、「描きたいものがない」我が息子はグラフィックデザイナーを目指している。
油絵専攻して美大へ進んだ息子の幼馴染の友人は、描きたいものが溢れ出ていたように思う。
荻原さんのように、目指すものが変化していくこともきっとあるだろう。
野菜作りのように失敗をたくさん経験することで、得るものは多い。
失敗を繰り返しても、めげずにチャレンジし続ける。自分自身も子ども達も、そうであって欲しいと願う。
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