よるのふくらみ

よるのふくらみ

605円 (税込)

3pt

同じ商店街で幼なじみとして育ったみひろと、圭祐、裕太の兄弟。圭祐と同棲しているみひろは、長い間セックスがないことに悩み、そんな自分に嫌悪感を抱いていた。みひろに惹かれている弟の裕太は、二人がうまくいっていないことに感づいていたが――。抑えきれない衝動、忘れられない記憶、断ち切れない恋情。交錯する三人の想いと、熱を孕んだ欲望とが溶け合う、究極の恋愛小説。

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よるのふくらみ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    出来事そのものはあくまでもフィクションの範囲で自分の身の回りでは聞かないような話ばかり(だし、端からみれば結構トンチキな背景だろうし)でしたが、登場人物の考えていることがしっくりとなじむ、なじみすぎる。
    アスリートでいうところのゾーン状態と同じように、自分の気持ちや考え方なんてごくごく限定的な条件で

    0
    2024年07月31日

    Posted by ブクログ

    自分のことじゃないのに痛いくらい気持ちはよくわかるからすごい。自分の周りにいる人たちともっとちゃんと向き合っていこうと思った

    0
    2023年11月01日

    Posted by ブクログ

    一人の女性を好きになってしまったきょうだいのお話。大人の恋愛でやはり体の関係は切っても切れないものだ。相手と自分と切実に向き合うことになるのかもしれない。心と体はつながっているから。

    0
    2023年10月27日

    Posted by ブクログ


    同じ商店街で幼なじみとして育ったみひろと、圭祐、裕太の兄弟。
    同棲している圭祐とのセックスレスで悩むみひろ。
    みひろの気持ちを繋ぎ止めようとEDの治療を始める圭祐。上手くいっていない2人に感づき みひろへの想いが抑えきれなくなっていく裕太。

    これはあれですね。
    アルコール飲みながら 女友達と何時

    0
    2023年09月02日

    Posted by ブクログ

    恋愛なんてしない方が身のためだと心の底から思うのに、その何にも変えられない甘さを知っているからやめられないのだ。この作品において「ふくらみ」とは、性欲、不安、好意、妊娠、性器そのもの、疑惑…様々なことに当てはまる。夜を中心に進んで行く物語、じっとり蒸し暑い6月にぴったりであった。

    0
    2023年07月07日

    Posted by ブクログ

    小さな商店街の中で育った3人。文房具屋の娘のみひろに、酒屋の兄弟・圭祐と裕太。
    みひろの母は男が出来て家を出ながらまた舞い戻ってきた経過を持ち、兄弟の父は浮気性で妻に隠れて他所に通った過去を持つ。
    夫婦の契りを結びながら、ひとりの人に添い遂げることが出来ない人の性を、間近に見ながら育った3人の三角関

    0
    2024年10月28日

    Posted by ブクログ

    高校生くらいのときに一度読んでいて、その時はなぜだか難しかった。頭に入ってこなかった。だけど、最近同じ作者さんのアカガミという本を読んで、面白いと感じたのでこれは今どうだろう?と思って読んでみた。昔よりも文章がすんなりと入ってきて、ところどころ笑える場面もあった。当時よりも私自身たくさんの経験をして

    0
    2025年12月07日

    Posted by ブクログ

    特に後味いいとか悪いとかないですが、まあリアルな物語進行と感じました。

    言葉にできない違和感をうまく解消できるかできないか、よりよく生きていく上では重要なのかなと思うなど。

    0
    2025年09月01日

    Posted by ブクログ

    生々しい性欲と愛情なのに純粋に好きになる思いも感じられて...個人的には好きな物語の終わりかたでした

    0
    2025年08月26日

    Posted by ブクログ

    いまだに女性には性欲があることを認められずにないものにされたりする
    つるっとしたプラスチックみたいに思われがちだ。そこに生々しさはざらついたものがあると認識されない
    窪美澄さんの小説に出てくる女性たちはみんな生でざらついてて、汗ばむ皮膚の下に血がどくどくと流れているのを感じる
    自分の性欲に振り回され

    0
    2025年08月07日

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