金魚姫

金魚姫

作者名 :
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作品内容

恋人にふられ、やりがいのない仕事に追われていた潤は、夏祭りで気まぐれにすくった琉金にリュウと名をつけた。その夜、部屋に赤い衣をまとった謎の美女が現れ、潤に問いかける。「どこだ」。どうやら金魚の化身らしい彼女は誰かを捜しているようだが、肝心な記憶を失い途方に暮れていた。突然始まった奇妙な同居生活に、潤はだんだん幸せを感じるように。しかし彼女にはある秘密があった。
温かくて切ない、ひと夏の運命の物語。

※本書は2015年7月に小社より刊行された単行本を文庫化したものです。

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
小説 / 国内小説
出版社
KADOKAWA
掲載誌・レーベル
角川文庫
電子版発売日
2018年06月15日
紙の本の発売
2018年06月
サイズ(目安)
1MB

金魚姫 のユーザーレビュー

感情タグBEST3

    購入済み

    残酷と可憐と、疲弊と生甲斐と

    キューピーさん 2022年02月17日

    一方では、恋愛も生活もままならず、
    死とすれすれで生きている男。
    もう一方では、
    期待がこの上もなく膨らんだところで
    残酷極まりない現実に直面する女。
    やる気ゼロに近い者と
    何度死んでも何度も復讐を繰り返す者。

    かと思うと、なんともあどけなく、
    可憐で綺麗な魚?女?だとか、
    ...続きを読む

    #感動する #笑える #切ない

    0

    Posted by ブクログ 2022年02月10日

    不思議な印象のお話。
    読む前はポニョ的なのを想像してたけど。
    切ない結末、のあとに少し気持ちが温かくなった。

    0

    Posted by ブクログ 2021年02月04日

    切なくて淡い恋の物語。最後までじわじわと気が抜けなくて、他人の恋路をどうかハッピーエンドであれと切に願ってしまう。自分の信念と情がぶつかった時、情を選べる美しさが、わたし自身にもあればなぁと思いました。

    0

    Posted by ブクログ 2020年07月21日

    荻原さんの作品にはハズレがないんだけど、これは一番好きな作品になりそうです。ユーモア溢れるファンタジーではありますが本当に最後しみじみとさせられます。

    0

    Posted by ブクログ 2019年09月03日

    まるで浅田次郎みたい。
    旅行に連れていった本。こういう本は旅のお供には不適。飛行機からの景色も見ずに読み続けました。ハッピーエンドはありえない設定だから諦めていたけど、奇跡は起こりませんでした。切ないです。

    0

    Posted by ブクログ 2019年08月18日

    切なくて切くて。悲しいくらい真っ直ぐで必死だった。
    ブラック企業で働いている潤はアルコールと眠剤でスイッチを切るようにしないと眠れない。毎日が地獄の様で、自分では確実に鬱だと思っている。そんなある日、ひょんなことから、夏祭りで釣った金魚(琉金)を飼うことになり、どこからか赤い中国の着物を着た美女(金...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2019年04月07日

    ひさびさの荻原浩。
    ものすごく面白かった。ミステリ要素もありつつ、主人公とリュウが心を通わせていく様子にとても引き込まれ、ぐいぐいあっという間に読み終わった。
    エピローグのようなラストも、思わず泣いてしまった。
    今まで読んだ萩原作品の中で、個人的にはこれが一番良かった。

    0

    Posted by ブクログ 2021年03月14日

    まるで透明な水の中を手探りで進んでいるような、不思議な世界観の物語。
    過去と今が交錯して、真実が明かされていく。
    少女のようなリュウとの生活に、現実的ではないのに現実に引き戻され生きる力を取り戻す潤。

    リュウは…真実に気がついてしまったが、それを許して二人で幸せになる道は本当に無かったのかな。
    ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年02月14日

    陳腐な感想から言うと
    映画化をイメージさせる
    内容だった

    それだけ
    ドラマチックで

    引き込まれていき

    本を開く楽しみを
    感じさせてくれる


    死の恐怖も
    改めて感じさせられる

    そんな
    キュンとなる

    0

    Posted by ブクログ 2020年10月25日

    同棲していた恋人にふられ、ブラック企業勤めにも疲れ果てていた潤という青年が、夏祭りで気まぐれにすくった金魚にリュウ(琉金だから)と名前をつけたところから物語は始まる。
    リュウを飼い始めた夜に、赤い衣をまとった美女が潤の部屋に現れる。どうやら金魚の化身らしい彼女は、誰かを探しているようだが、肝心な記憶...続きを読む

    0

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