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大手広告代理店を辞め、「珠川(たまがわ)食品」に再就職した佐倉凉平(さくらりょうへい)。入社早々、販売会議でトラブルを起こし、リストラ要員収容所と恐れられる「お客様相談室」へ異動となった。クレーム処理に奔走する凉平。実は、プライベートでも半年前に女に逃げられていた。ハードな日々を生きる彼の奮闘を、神様は見てくれているやいなや……。サラリーマンに元気をくれる傑作長編小説。
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Posted by ブクログ
出てくる1人1人面白いキャラがあり読みやすく想像しやすかった。そんな中でもしっかり痛快さや結末があり良かった!元気がもらえる作品かな!
仕事なんて嫌なことばかり。明日まで働く。今週まで。今月まで。 自分にはこんな仕事は向いてない、もっと自分に合う仕事がある。仕方なく働いてやってる。 誰もが考えたことがあるのではないでしょうか。 最後の方のジャガイモだか大根だかの話(笑)が印象に残ってます。 カレーの中のジャガイモと肉じゃがのジャガ...続きを読むイモ。どろどろに溶けるか、主役になるか。置かれた場所の問題。 ダメになるなら鍋から飛び出せ! 明日からも頑張ります!(笑)
主人公の敬愛する?先輩の篠崎が毎回展開する、クレーマーとの対峙は、受話器の向こうのクレーマーの思惑と篠崎の思惑のやり取りがほんとに楽しい。 土手の柳も風任せ的かと思いきや、ちゃんと裏を見透かすクレーム対応。 あれ、これ実はビジネス書?なんて所もあり、小気味のいい展開の本だった。 他の同僚達も、多彩な...続きを読むナイス人材。
広告宣伝会社を辞めて食品会社に転職した主人公。しかし会議で問題を起こし、お客様相談室に飛ばされる。そこは問題社員の巣窟で、社内の製造管理もいい加減…様々な苦情を処理する中で、だんだん主人公が成長していく姿は、かなり勇気づけられたなあ。 実は僕も50代半ばで心臓疾患が見つかり、役職を剥奪され、異動し...続きを読むた先は『お客様相談室』という部署だった。一般的な苦情はコールセンターが対応するのだが、そこからエスカレーションする難渋苦情を対応する部署だったので、時には胃が痛くなるような思いをした。 お金の絡む苦情がほとんどだから、支払いをどうにか免除or延期してもらおうと理不尽な申し出も多く、顔の見えない相手からひたすら罵声を浴びせられ、嫌味や愚痴を聞かされてるうちに『あんた、いい加減にしろよ!』と言い返したり、ブチ切りしたくなる気持ちを堪え、グッと耐える。(話してわかる方ならいいが、たいがいはストレスの捌け口に電話をかけてくるようなおかしな人だった) ※今はカスタマーハラスメントの規定ができて、30分して話が進まない場合には電話を切らせてもらうらしい。 実はこの小説はWOWWOWでドラマ化された後に、NHKでも連続ドラマ放映の予定だったが、主演俳優(小出恵介)の不祥事でお蔵入りしてしまったようである。見てみたかったなあ。
audiobookの無料体験中で、耳で読んだ。 この作家さんは2冊目。 実は先日、この作家さんの講演を聞く機会があり、また、読んだことがあった一冊も本当に素晴らしかったので、これを選んで聞いてみた。 まずは講演での作家さんの印象から。 講演前に会場に入り始まるまで黙って待っている姿の印象は気難し...続きを読むそうな人だった。年上の男性だし、作家先生は気難しいという先入観かもしれない。でも、講演を聞いて印象はガラリと変わった。共感性が高く、五感の感受性も高く、ユーモアに溢れる方。 一人でパソコンに向き合う仕事ではあるけど、自分目線だけではなく、他者目線でも見れないと成り立たない職業なのだと実感した。 この作品は、独りよがりだった主人公が少しずつ立場の違う人に寄り添うことができるようになっていく話。若い主人公なので幼さを感じつつも、本人が感じる理不尽さに共感しつつ読んでいたが少しずつ冷静に周りを見て世界を広げていく主人公と共に自分も視野が広がったように感じた。 サラリーマン、フリーランスを経験した作者だからこそ書けた作品だと思う。 audiobookは、読むのではなく聞くという行為に慣れるのに時間がかかった。目に映らないとどうしても集中が途切れる。声は右から左へと流れていく。ただ、慣れてくるとドラマを見ている感覚で家事やウォーキングをしながら、髪を乾かしながら楽しめた。 多分継続しないと思うけど、ウォーキングや徒歩通勤には最高だと思う。
転職早々トラブルを起こした涼平の左遷先は「お客様相談室」、要するにクレーム対応部門。 パワハラ、理不尽、派閥、癒着と、サラーリーマンの胃が痛くなるような事件のオンパレード、だけど思わず主人公を応援したくなる痛快お仕事小説!
会社の指示なら「何でこんなを…」と誰だってできるようなことも仕事として受け入れてしまう。自分しかできない、思っていても実は自分がいなくても会社は回っていく。 そんなこと本当はみんなわかっているはずなのに、 自分こそ一番大変で、真剣で、プロフェッショナルだと思い込んでいる。 私はそういう会社を変え...続きを読むたい。 私がいないと…の人材は必要ない。 一緒に悩み進める人が仲間に欲しい。 例え、会社からの指示だとしても、仕事中に私の意思は生きていく、そういう仕事ぶりをしていきたい。
ありそうでやっぱりない、サラリーマン奮闘記をユーモアで飽きずに一気に読ませていただきました。 令和に読むとハラスメントのオンパレードやな。
パワハラ、カスハラ、セクハラの詰め合わせで胸糞設定なのにユーモアのある文章で楽しく読み終えた。全社畜の味方になってくれる一冊。
玉川食品の商品開発部勤務の佐倉凉平は前の会社でカッとして上司を殴って退社、再就職先の玉川食品でも自分のプレゼンを横取りした上に失敗する上司に腹を立て副社長や専務の前で喧嘩をしてしまい、お客様相談室に異動になります。 ここは、一癖も二癖もある左遷させられた人たちの溜まり場。 商品開発が杜撰なため、まず...続きを読むい、蓋が開かないなどのクレームの電話がひっきりなしに。お客様相談室の仕事内容や同僚で賭け事大好き、でも臨機応変にクレームに対応できる篠原さんが良かった。
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荻原浩
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