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Posted by ブクログ
初読みの作家さん。
おもしろかった〜。
主人公がお客様相談室に異動してから、おもしろさが加速してきた。
お客様相談室の仲間たちと協力しながら、理不尽なクレーム客や古い体制の会社に反撃する場面は胸熱だった。
貼り紙で私語禁止とか6歳未満お断りとか書いてあるラーメン屋さんが出てきて、そういう店主ルールが厳しい飲食店は、度々SNSで話題になっているので最近の傾向なのかと思っていたけれど、20年前に書かれたこの本にも出てくるから昔からあったのか。
今が何でもSNSで拡散される時代だから顕著に感じるだけかもしれない。
今後の主人公たちの幸せを願っている。
お客様相談室のメンバー(室長は除く)と一緒に新しく会社を立ち上げたら素敵だと思うし、
そうではなくてもそれぞれの場所で輝いてほしい。
元気をもらえる作品だった。
Posted by ブクログ
この本が書かれた2000年頃のサラリーマン生活、会社情勢は私には未知な生活であったけれど、令和になった今の時代にも通ずることがあると思う。現代人も何かに苦しんだり、現状に反感を持っていたりして、仕事を辞めたいと感じているにも関わらず、将来の不安や周りからの目に恐れていたり、勇気が出せずにいたりして、おでん鍋に居続ける人は少なからずいるんじゃないかなー。
今ある仕事から抜け出したいと考えている人を「おでん鍋で苦しく煮込まれる必要はない、飛び出してみてもいいのでは?」と、そっと背中を押してくれるような本。私はこれが読者への「神様からのひと言」だと勝手に解釈。この本はこのひと言が必要な方に読んで欲しい一冊。
Posted by ブクログ
「お客様相談室」へ左遷された主人公が会社の劣悪を味わう。それは2代目3代目によくある資産の食い潰しをしていく姿だ。権力で下を抑え自己満足的な経営をしていく、何か不都合、不採算が起きても部下の所為にする体制だ。気づいた時には取り返しのつかない事態となっているのが多い、この小説にもある家族経営企業だ。本書にある「クレームの窓口」で参考になるのは謝罪の基本である。
1、まずは謝る、相手はそれを期待して電話をかけてくる
2、相手が言いたいことをまずは言わせ、我慢強く聞く事
3、聞く方は攻撃的で怒りを出さず、聞き流しする
4、「責任を取る」とは言わないで、「責任を持って伝えます」だけに止める
ユーモア溢れる会話には何かストーリーに面白みと読み解きたい内容があり、ついつい読み耽るようになる。辞職も競艇の勝ち負けで決めたり、チンピラからのクレームからの対応策など中々どうして意味があり楽しい。「神様からの一言」とは「また、よろしく」と続く。
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