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原作者・原田マハが、山田洋次の映画を自らノベライズ! 奇跡のコラボ
「一晩で読んでしまった。
魔術にかかったみたいだ。
脱帽するしかない。」 ―-山田洋次監督
「人生で分からないことがあったら、映画を観ろ。答えはぜんぶ映画の中にある」
この映画には、人間や人生への愛が溢れている。
原作者・原田マハが、映画「キネマの神様」に感銘を受けて、みずからノベライズ!
壊れかけた小さな家族をつなぎとめたものは、映画だった――映画人の熱い想いと挑戦をを描いたヒューマンドラマ「キネマの神様」は、山田洋次監督の手で原作小説に大幅に手を加えられ、コロナ禍下で製作された渾身の名作。その映画に感銘を受けた原作者の原田マハが、映画を自らノベライズ。映画を愛する全ての人に捧げる物語。
※この電子書籍は2021年10月に文藝春秋より刊行された単行本 「キネマの神様 ディレクターズ・カット」の文庫版を底本としています。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
すごく面白かった!
ギャンブル、お酒、借金癖どうしようもない父親ことゴウ。
そんなゴウと連れ添い50年苦労が絶えない人生を共に歩む淑子。
バツイチ、契約社員のち雇い止め無職となる娘の歩。
登校拒否の息子勇太。
映画をこよなく愛してきた円山家
辛い時映画が円山家を励ましてくれたんだね。
父親ゴウの言葉P22、
「人生でわかんないことがあったら、映画を観ろ。答えはぜんぶ映画の中にある。」
ラスト授賞式の歩のスピーチ(泣)
女優の園子さん登場 ゴウとの会話(泣)
ここ数年全然映画を観てない事に気づく
子供の頃、ゴウと似たり寄ったり今は亡き我が父親と「スーパーマン」観に行った事を思い出す。正義の味方スーパーマン!カッコよかった^ ^
久しぶりに映画を観たくなりました。
Posted by ブクログ
『お帰り キネマの神様』は、原田マハさんの小説『キネマの神様』の続編ではありません。
山田洋次監督によって映画化された『キネマの神様』の内容を新たに小説化したものです。
例えるなら「原作→映画→新作」でしょうか。そもそも、このノベライズ企画は山田洋次監督が『キネマの神様』を映画化する際、原作をかなり改変してしまったからなんです。
山田洋次監督は『小さいおうち』の時もちょっと原作のイメージと違う映画だったから、原作ファンは嫌なんだよなあ…。
そしてまた、映画のノベライズを原作者にやらせるなんて、いくら巨匠とはいえさあ…。
と思ったら、面白いんですこれが!
映画全盛期のワクワク感と、家族の絆が描かれた感動のストーリーでした。
Posted by ブクログ
実は、平山夢明さんの読もうとしてたんやけど、思わずこれに目がいって…(^◇^;)
「人生でわかんないことがあったら、映画を観ろ。答えはぜんぶ映画の中にある」
個人的には、本も加えて欲しいとこやけど、「キネマの神様」なんで…
やっぱり、映画化されると小説も大幅に変わるんやな。作者の想いもくみながらも、やはり監督の想いも入るもんな。
それで、良い映画ができれば良いんやろな。
小説の作者も納得してなんやし、更に良し。
更に更に映画化された「キネマの神様」を作者がノベライズ。こういうWin-Winの関係なら良い。クリエイティブとはいえ、小説と映画が別物で、作ってる人をそれぞれがリスペクトできる関係が良い。
本作で出て来る主人公は、映画への想いは凄いけど、それ以外も映画の肥やしとか言って賭け事、お酒とあんまり家庭を顧みないのは如何なものかとは思うけど。
しかし、ええな〜!
こんな映画館。最近のシネコンと違って。
最近、ミニシアターも行くけど、ビルにあって規模が小さいだけ。
風情はないな。昔は、色んな映画館あったのに。京都の河原町近辺でも、10軒以上あったと思う。今は、シネコン1軒、ミニシアター2、3軒ってとこ。悲しい…
主人公も一度は、映画の世界で頑張ったけど…
今は、観に行くだけに…
その頃、自ら脚本を作って、自ら監督でメガホンを取って作ろうとした作品…その時は、悔しいかな叶わず…
時は流れ、もう初老というか、それを超えて、身を結ぶ。
それも、その脚本通りスクリーンへと…
一番幸せなエンディング!
あとがきは、「キネマの神様」を撮った映画監督 山田洋次さん!
一気読み!ええ感じや〜!!!
現実の世界は厳しい。書籍でもヒット曲でもテレビ番組でも、何かといえば奇跡、奇跡の連発だ。現実にはそう簡単に奇跡なんか起こるはずはないと、皆知っている。だからこそ、せめて架空の世界では奇跡が起こってほしいものなのだ!
Posted by ブクログ
映画館の赤いシートに、
目を閉じてほほ笑むひと。
「キネマの神様だ!」と書店で見つけた時は、
迷わず手に取りました。苦笑
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一晩で読んでしまった。
魔術にかかったみたいだ。
脱帽するしかない。
壊れかけた小さな家族を繋ぎとめたのは、映画だった。
ものを創り出す人々の熱い想いに心打たれるヒューマンドラマ。
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映画を原作者自らノベライズにしたんですね。
すっかり久しぶりの再会で、
断片的にしか覚えていない「キネマの神様」。
内容というよりは、
照明が落ちてスクリーンに広がる世界、
エンドロールが終わり、少しずつ照明が灯る。
余韻と共に、映画館という世界に戻ってくる。
本を読んでいるだけなのに、
広がる体験が一番思い出に残っています。
そのキネマの神様との再会。
ゴウちゃんは相変わらず自分勝手なのに憎めない。
私が歩だったら、同じぐらいブチ切れると思います。笑
家族だから真剣ですよね。
だけどいつだって映画があって。
家族も映画も大好きで。
相手を思って信じること。
ろくでなしのゴウちゃんが言う、
「人生でわからないことがあったら、映画を観ろ。
答えはせんぶ、映画の中にある。」
私にとっては本であり読書ですが、
ここまで言い切るゴウちゃんになぜか救われた気持ちになります。
あったかい気持ちになれる、
マハさんの作品は本当に大好きです。
Posted by ブクログ
山田洋次監督、沢田研二主演の映画「キネマの神様」は観ていない。原田マハの小説「キネマの神様」は大好きな作品だが、原作とは全然違うという評判を聞いていたため最初から観るつもりはなかった。
驚いたことに本作は原田マハの原作に感銘を受けて映画を作った山田洋次の作品を更に原作者の原田マハがノベライズしたという、前代未聞の作品だ。
結論から言うととても面白かった。特に最後の歩がスピーチを代読するところでは涙が止まらなかった。映画の俳優をキャラクターに当てはめながら読めたのも影響したと思う。
実は私も映画が大好きだ(ゴウほど詳しくも情熱もないが)。だから映画好きが製作した映画作品は大好きで、一番好きな映画は「ニュー・シネマ・パラダイス」だ。本作は映画産業が華やかなりし時代、大船の撮影所の空気感がとても魅力的に描かれている。当時の映画人は自分たちが作る作品のことを誇りをもって「シャシン」と呼んでいるが、まさにそういう言葉の一つ一つが映画への深い愛情と拘りを感じさせる。
ゴウが歩に言っていた。
「人生でわからないことがあったら、映画を観ろ。答えはぜんぶ、映画の中にある」。
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