集英社の検索結果
検索のヒント
検索のヒント
■キーワードの変更・再検索
記号を含むキーワードや略称は適切に検索できない場合があります。 略称は正式名称の一部など、異なるキーワードで再検索してみてください。
■ひらがな検索がおすすめ!
ひらがなで入力するとより検索結果に表示されやすくなります。
おすすめ例
まどうし
つまずきやすい例
魔導士
「魔導師」や「魔道士」など、異なる漢字で検索すると結果に表示されない場合があります。
■並び順の変更
人気順や新着順で並び替えると、お探しの作品がより前に表示される場合があります。
■絞り込み検索もおすすめ!
発売状況の「新刊(1ヶ月以内)」にチェックを入れて検索してみてください。
-
その未来はどうなの?
「理論」で世界が語れた20世紀はもはや遠く、今や世の中は分からないことだらけである。しかし「分からない」の仕組みだけがいっそう複雑化し、もはや何が分からないか分からないという事態なのだ。この分からなさ、視界不良はどこから来るのだろう? テレビ、出版、シャッター商店街、結婚、歴史、民主主義…等、「分からない」が山積する諸問題に「100%分からないわけではない“余り”みたいなもの」を糸口にして挑む、危険で過激な知の冒険。【目次】まえがき――自分の未来はどうなの?/第一章 テレビの未来はどうなの?/第二章 ドラマの未来はどうなの?/第三章 出版の未来はどうなの?/第四章 シャッター商店街と結婚の未来はどうなの?/第五章 男の未来と女の未来はどうなの?/第六章 歴史の未来はどうなの?/第七章 TPP後の未来はどうなの?/第八章 経済の未来はどうなの?/第九章 民主主義の未来はどうなの?/あとがき -
【新装版】密やかな紅 華嫁は簒奪王に征服される【特典SS・イラスト付き完全版】
【書き下ろしSS付き新装版】蔡苑国の公主として、我儘に育った璃杏。人質として差し出された属国の公子、央玖を従者にし、身の回りの世話をさせていた。だが謀叛によって二人の立場は逆転。新たな王となった央玖に、璃杏は敗戦国の姫として身を捧げることに。舌を噛まないよう、大きな紅玉を口に含ませられた璃杏に、央玖のしなやかな指が伸びる。その夜から始まった、濃厚な愛撫に責め苛まれる甘い日々…。下克上ラブロマンス♪ 電子版だけの特別書き下ろしSSを収録した新装版。※電子版の旧版をお買い上げいただいた方は再ダウンロードすることで無料で更新できます。 【目次】密やかな紅/秘めやかな戯れ/ささやかな叛逆/貴やかな誘惑/甘やかな双獣/あとがき/【書き下ろしSS】今世も来世も愛しい人と -
シンデレラ ミステリー
万里という親友もできて、薔薇色の現在を楽しんでた…はずのあたし・利根なのに、また「ここ」へトリップしちゃったの。夢の世界、シンデレラの国へ。ところがそこでは、大好きなジェインが失踪してしまってた!! 坊ちゃん貴族のロイ、絵描きのエリオット、どこか悪党っぽいリチャード――ジェインをめぐる男たちと、それにまつわる謎(ミステリー)の数々。あたし、きっとジェインを捜し出してみせるわ!! -
多恵子ガール
特別な人。たとえば、誰にどんなふうに見られてもいいけど、世間の目なんかかまっちゃいないけど、その人に変に思われたくない、その人の目には、とびきりの自分が映っててほしい。そんなふう? そんな人なら、いる。いるけど。――シャイなクセに肩肘張って、勝手にあたふたしてるあの「なぎさ」くんを、多恵子の目で覗いてみれば…? というわけで、『なぎさボーイ』姉妹編待望の登場です!! -
ソムリエ
【ページ数が多いビッグボリューム版!】ここには僕の求めるワインはない。フランスのソムリエコンテスト優勝の栄誉を、こともなげに放棄した日本人ソムリエ・佐竹城。ワインに命をかけ、10万種の中の1本を探し続ける彼の想いとは……!? エッセイ・堀 賢一 -
午前0時の忘れもの
愛していれば、奇跡もきっと起こる――バスの転落事故で湖の底に沈んでしまった死者たちが、愛する人たちに別れを告げるために、午前0時に戻って来た! 深夜のバス・ターミナルでの、死者と生者の不思議な出会い。生きることの切なさ、命の輝き、そして人を愛することの素晴らしさを描ききった、赤川ファンタジーの傑作。(大林宣彦監督・映画『あした』原作) -
電波的な彼女
見知らぬ少女にいきなり忠誠を誓われた、不良少年の柔沢(じゅうざわ)ジュウ。 堕花雨(おちばな あめ)と名乗る彼女の奇妙な言動に振り回されながらも、ジュウは徐々にその存在を受け入れていく。気がつけば、何かとちょっかいを出してくる同級生・紗月美夜(さつき みや)との3人の、不思議な関係が構築されていた。しかし、巷(ちまた)を騒がす連続殺人に巻き込まれてから、ジュウは雨に不審を抱くようになり…。人間の歪(ゆが)みが起こす、驚愕のサスペンス! -
戦う司書と追想の魔女 BOOK5
「武装司書に正義を取り戻す」――裏切りの容疑をかけられながら堂々と宣言した武装司書・ヴォルケンはその裁判の当日、ひとりの女とともに姿を消す。館長代行ハミュッツは自ら追撃に出るが、その向かう未来に待っていたのは最強の武装司書の彼女を追いつめる難敵だった。そして暗躍する神溺(しんでき)教団たち――幾多の想いと偶然が『本』によって交わり、運命は予想できない方向へ動きはじめる! 新人賞大賞受賞シリーズ第5作! -
戦う司書と神の石剣 BOOK4
武装司書のミレポックは、神溺(しんでき)教団との戦いの中で、「ラスコール・オセロ」なる人物が重要な鍵を握っていると確信し、独自の調査に乗り出す。しかし、その人物を追うものには必ず死が待っているという。さらに剣使いの少女、アルメが現れ、彼女もラスコールを追っていることがわかり…『本』をめぐる壮大なファンタジー、すべての鍵を握る人物の正体がついに明かされる!? 予測不可能な急展開を見せる、新人賞大賞シリーズ第4作! -
戦う司書と恋する爆弾 BOOK1
「ハミュッツ=メセタを、殺せ」――死者のすべてが『本』になり、図書館に収められる世界の話。記憶を奪われ、胸に爆弾を埋め込まれた少年コリオ=トニス。彼の生きる目的は、世界最強の武装司書、ハミュッツ=メセタを殺すこと。だが、ある日手に入れた美しい姫の『本』に、彼は一目で恋をする。その恋が、コリオをさらに壮大な争いに巻き込んでいく…。 -
15×24
15人の24時間! 高校生・徳永準の自殺予告メールがネットに流出。友人・笹浦は東京のどこかにいる彼を止めようと捜索隊を結成する。ライトノベル史上〈もっとも長い一日〉がはじまる!! 「わたしと今日会いたかったら、そのトクナガくんの自殺を阻止してきて。ううん――阻止しようとがんばってみて。彼が死ぬのをやめさせるために、時間を費やしてきて。ずっととは言わないよ。成功しなくてもいい、努力だけで。証拠もいらない。努力してきたよっていうキミの言葉を、信じるから。でもそれまではキミと顔をあわせない。……彼が死にたいって思う気持ちを、せめて明日まで、遅らせようとしてみて」(パート3「せめて明日まで、と彼女は言った」より) -
浮雲心霊奇譚シリーズ
【浮雲一行の京への長き旅。シリーズ最終章突入!】 霊を見ることができる赤眼を持つ憑きもの落としの浮雲。 おのれの運命と対峙するために、土方歳三らとともに京の都へと向かう旅をしていた。 辿り着いた岡崎宿で、歳三たちは子どもの生首と抉り出された腸を目にする。ここ半年、いくつも骸が発見されているらしく、村人たちは鬼の仕業だと噂していた……。 一方、別行動を取っていた浮雲も寺の住職から“人を喰らう鬼”の伝承を聞いた直後、その寺の小僧の惨たらしい死体を発見し……。 恐ろしい伝承の裏に隠された哀しき真実とは――。 人は誰しも鬼の一面を持っている。 怪異の謎とともに明かされる土方歳三の秘められた過去。 累計750万部突破の「心霊探偵八雲」と双璧をなす 幕末ホラーミステリシリーズ、最終章突入! -
溺愛は復讐のあとで 無能力巫女と運命のつがい
特別な力で国を護るハク一族当主の娘・明琳は、無能力でつがいのいない役立たず。産まれたときから守護獣・泰虎と共に生き、“魂のつがい”を求めていたが、いっこうに現れることはなかった。しかし明琳は修行を怠らず「自分にできること」を探し続けていた…。そんなある日、ハク家の住む邸宅が燃やされ、母親が鬼に殺されてしまう。傷を負った明琳を連れて山へ逃げる泰虎が、衛士龍将軍を見つけ、強制的に“明琳のつがい”にしてしまった! 魂と魂が結ばれ、出会ったばかりなのに自然と「ひとつになりたい」と感じてしまう二人は――? -
落城の美姫~堅物皇子の甘い執着~
新興国に祖国を攻められ、兄と大国・塘へ亡命してきたペルシエフの姫・セレス。彼女は女色に溺れる塘の皇帝を色香で籠絡し、祖国再興の力を得るために後宮へ潜入することに。だが宮城で迷子になり、有能と評判の高い皇子・景聖に見つかってしまう。怪しまれたセレスは身分を誤魔化すが、衣服が脱げてしまい、皇帝を誘惑するための肌もあらわな踊り子の姿を見られてしまい…!? 堅物皇子と踊り子姫の淫らな尋問が始まる! -
生意気なギャル姉を解らせる話
口を開けば暴言ばかりで、問題行動が絶えない姉。彼女に痺れを切らし、弟が踏み出した“計画”とは――!? こじれたプライドを壊して“素直なかわいい姉”を取り戻す―― -
宗棍(琉球空手シリーズ)
他人に勝つことなど、どうでもいい。自分の中に、絶対の強さを培え――。松村宗棍(まつむら・そうこん)は13歳の頃、友だちをいじめる少年たちを打ち倒した。それによって高名な武術家・照屋(てるや)に武の才を見出され、彼に弟子入りする。元服を迎えて首里王府の役人となるが、強さが評判を呼んで、国王に御前試合への参加を命じられる。思いがけず琉球屈指の強豪たちに挑むことになり――。国王との交流、「最強」の妻との出会い、好敵手との決闘、猛牛との闘い、弟子の自害・・・・・・様々な出来事に直面しながら、彼は本当の強さを追い求めていく。しかし、琉球王国崩壊の足音が聞こえ始めていた・・・・・・。幕末、琉球王国が滅びゆく時代に、国王の武術指南役を務めた松村宗棍。強さとは何かを追い求め、琉球空手の礎を築いた男の生涯を描く、著者入魂の長編。 -
鈴掛紬の針しごと 日暮里ミシンカフェ営業中
心のキズを、切ったり貼ったり、縫い合わせたり――東京下町のミシンカフェは、笑いあり、涙ありで営業中! 婚約者に失踪され、東京・日暮里に引っ越した真衣が見つけたちょっと不思議なお店「ちくちくするカフェ・ミシンとボビン」。そこはハンドメイドや裁縫をするためのミシンカフェで? 店主の鈴掛紬は無愛想、でもお客さんからの信頼は抜群。可愛い雑貨の内装と、とびきり美味しいランチに惹かれた真衣は足しげく通うのだが、実は真衣にはたち切りたい過去があり・・・・・・。ままならない人生だからこそ、“裁縫”という解決策があっていい。訳ありの過去や、修復したいキズ、縫い合わせたい心があれば、どうぞ「ちくちくするカフェ・ミシンとボビン」へ! -
アクリル
人はみな、「幸せな物語」のための材料でしかない。 YO!YO!学園の霧谷ビョルン永劫。 金髪の三つ編みを垂らしたヨーヨーバトラー。 それが僕の妻・美幸の「推し」だ。 付き合って3年、33歳で結婚した卓郎と美幸。 妊活を始めた矢先、卓郎の無精子症が発覚する。 子を持たずに幸せを手に入れようと約束した二人だったが、 ある日、美幸が「推し」の霧谷ビョルン永劫のアクリルスタンドを購入。 以降ビョルンのアクスタは、食卓に、枕元に、職場の打ち合わせに、旅先に、美幸が行くあらゆる場所に伴われるようになり・・・・・・。 「推し活」を通じて、現代人の孤独とグロテスクな欲望を容赦なく描く、 ノンストップ・アクスタ小説! 【著者略歴】 井上荒野(いのうえ・あれの) 1961年東京都生まれ。成蹊大学文学部卒業。89年「わたしのヌレエフ」で第1回フェミナ賞を受賞。2004年『潤一』で第11回島清恋愛文学賞を、08年『切羽へ』で第139回直木賞を、11年『そこへ行くな』で第6回中央公論文芸賞を、16年『赤へ』で第29回柴田錬三郎賞を、18年『その話は今日はやめておきましょう』で第35回織田作之助賞を受賞。著書多数。 -
風車と巨人
彼女は、真実を撮っているつもりだった。 「不老因子」の発見で脚光を浴びるがん研究者・嘉山宗弘。 彼を追う人気ドキュメンタリー番組「十一時の肖像」の撮影を始めた三田紗矢子は、やがて嘉山の成果の根幹を揺るがす研究不正疑惑に辿り着く。 否定する大学と告発する医師で証言は食い違う。 それでもカメラを回し続けるなかで、疑いは次第に“真実”の輪郭を帯びていく。 疑いを抱いたまま切り取られた世界は、どこまで現実なのか。 記録と虚構の境界が静かに崩れていく――。 【著者略歴】 岩井圭也 いわい・けいや 1987年生まれ、大阪府出身。北海道大学大学院農学院修了。2018年『永遠についての証明』で第9回野性時代フロンティア文学賞を受賞してデビュー。多彩なジャンルの作品を発表しており、近著に『サバイブ!』『真珠配列』『あしたの肖像』『拳の声が聞こえるか』がある。 -
夜の恩寵
夢のなかで生まれたものは、夢のなかに還っていく。 「カリスマ」をテーマに描き出される五つの物語。 故郷の父親からの電話で三年ぶりに帰った俺を待っていたのは、相変わらず若々しい継母の姿だったが――(「神馬に乗る女」)。他、夢見の力(予知夢)がある祖母をもつ未千が、二十一歳の誕生日に高熱に浮かされて以降、それまで見ることのなかった夢を見るようになる「胡蝶」や、「夢見る家族」「金の糸」「夢の子ども」の全五篇が奏でる、夢をめぐる妖しくも美しい不思議な物語。 その問いに答えてはいけない。決して。 夢か、うつつか、それとも――。 【著者略歴】 三浦しをん(みうら・しをん)1976年東京都生まれ。2000年に『格闘する者に○』でデビュー。06年『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞、12年『舟を編む』で本屋大賞受賞。『あの家に暮らす四人の女』(織田作之助賞)、『ののはな通信』(島清恋愛文学賞・河合隼雄物語賞)、『愛なき世界』(日本植物学会賞特別賞)、『墨のゆらめき』『ゆびさきに魔法』等著書多数。『のっけから失礼します』『マナーはいらない 小説の書きかた講座』『しんがりで寝ています』等エッセイも多い。 -
ねえ親友。今日もキス、しよっか?
世話焼き男子高校生、赤堀蓮司には親友がいる。それは学園一の美少女で毎日のように告白されている幼馴染、八雲早霧だ。でも、彼女はその告白をいつも断り続けていた。そんな親友にある日キスされた。異性だと意識していない、ずっと親友だったはずの幼馴染に突然、キスをされたのだ。 「俺達、ずっと親友でいような」 ――そう、言っただけなのに。それから彼女は、二人きりになるとキスをしてくるようになった。学校帰りの公園、友達のいる部室の側、屋上へと続く踊り場の陰、お互いの家に遊びに来た時も・・・。 「だって、親友だからね?」 これは、キスから始まる『親友』同士の甘々な物語。/第6回集英社WEB小説大賞銀賞 -
慰謝料狩り
35歳の麻琴は、パートナーの不倫が原因で離婚を決めた。若い恋人との再起で、元夫は早々に浮かれムード。約束した慰謝料・養育費の支払いが滞り、困り果てた麻琴はある時「回収代行業者」の存在を知る…。引っ込み思案の涼子は、モラハラ夫の精神的DVにより心を病み、息子もショックで不登校になってしまう。別れてもなお追い詰められる母子の運命は…!? 最後に残された「一握の誠意」すらも踏み倒す身勝手な人々を相手に、女たちの“狩り”が始まる――!! -
聖母の断罪
親子3人で幸せな家庭を築いていた流(ながれ)一家。だが、息子の桐崇は学校でひそかに虐めにあっていた。そして起きてしまったある事件をきっかけに、息子を想う母の愛が暴走していく――。 -
昼間のスターゲイザー 占いと心理学の対話
占いと心理学は混ぜるな危険、でも親戚!? 「昼の空は、太陽の大きな光で明るいから、星々の小さな光は普通は見えません。しかし、本当のところ、星は宇宙の向こうで変わらずにまたたいています。占いと心理学は同じように見えないものを見ることに関わっているから、僕らは古今東西、縦横無尽にスターゲイズすることについてお喋りしたわけです。」 (本書『はやくはじめたいまえがき』東畑開人著 より抜粋) ★★早くも騒然!!★★ ■宮部みゆきさん 占いとカウンセリングは、大昔、「人がよりよく生きたいと願って求めるもの」の広大な星間宇宙のほぼ同じ場所で誕生した。以来、それぞれが恒星へと育ってゆくうちに少しずつ離れていって、今では地上から仰げば隣り合っているように見えるけれど、観測すれば何光年も離れていることがわかる――という「近さ」にある。本書のページを開き、それぞれの星のエキスパートであるお二人の楽しいお喋りに触れると、私たちはより一層確かに、二つの星の距離と、その輝きとぬくもりを知ることができる。 ■千葉雅也さん そうしたいからそうした、というだけでない「他の要因」を社会はあまり認めたがらない。そこには自己責任論がある。だが、人間には、意志もあるが、何かに動かされている面もある。心理学はそれを「無意識」と呼んだ。そして古来、それを「星の配置」として見る占星術があった。 ■石井ゆかりさん いちばん新しくて、いちばん基本的。とにかくおすすめです、ぜひ。 古代の鳥占いや肝臓占い、占星術からユング、夢分析まで語り尽くす――。 才気と笑いと、そして親愛に満ちた異色の対談本が誕生! -
キックス
【推薦の声、続々!】●滋賀は滋賀でも修羅の滋賀。その琵琶湖(マザーレイク)は真作(ホンモノ)か?/宮島未奈さん(作家/『成瀬は天下を取りにいく』)●純愛で哲学でヤンキーバイオレンスコメディで、そして最後は『ねじまき鳥クロニクル』。こんな小説、読んだことない。傑作!/東浩紀さん(作家・哲学者)●人生は祭りだ。滋賀×スニーカー×ヒップホップ×ヤンキー青春小説/大森望さん(翻訳家・書評家) 時価約六億の値をつけた伝説のスニーカー『火喰鳥(キャサワリー)』。だが生み出した天才シューズデザイナーの深海温哉は、突然この世を去った。亡き友の故郷・滋賀を訪れた佐治薫が出会ったのは、温哉と瓜二つの顔を持つ双子の弟、行哉。彼はスニーカー贋作で裏社会を渡り歩くギャングチームのリーダーだった。2人は手を組み、違法スニーカーを巡る巨額の犯罪ビジネスに身を投じながら、温哉が生前最後に構想した幻のキックスの完成を目論む。友人の死の真相を追い求める中で、薫はいつしか土地に隠された歴史の暗部――血と暴力に彩られた秘密の領域へと踏み込んでゆく。愛を取り戻すため、贋作で滋賀から世界を掴み取る、反逆の“純愛”小説。 【著者略歴】天沢時生(あまさわ・ときお)滋賀県近江八幡市安土町出身。2018年「ラゴス生体都市」で第2回ゲンロンSF新人賞、19年「サンギータ」で第10回創元SF短編賞を受賞。他の著書に『すべての原付の光』がある。 -
ママがロックンロールしてたころ
奥多摩のさらにその奥の町で、父と暮らしていた久保田炳児(ペイジ)。変わった名前の由来は、レッド・ツェッペリンのギタリスト「ジミー・ペイジ」だそうだ。「ジミ・ヘンドリックス」も候補だったらしい。10歳になったある日、小学校の校門で女性に声をかけられた。「あたしはあんたのママなの」ペイジが赤ん坊のときに家を飛び出した「ママ」は、バイクで遊びに行こうといきなり言い出し・・・・・・。後からわかったことだけど、母は末期がんに侵されていた。サイドカーに乗った2日間の旅が、ペイジの何かを変えた――。【著者略歴】東山彰良(ひがしやま・あきら)1968年、台湾台北市生まれ。9歳の時に家族で福岡へ移住。2003年、「このミステリーがすごい!」大賞銀賞・読者賞受賞の長編を改題した『逃亡作法 TURD ON THE RUN』でデビュー。09年『路傍』で大藪春彦賞、15年『流』で直木賞を受賞。16年『罪の終わり』で中央公論文芸賞、17~18年『僕が殺した人と僕を殺した人』で、織田作之助賞、読売文学賞、渡辺淳一文学賞を受賞。近著に『怪物』『わたしはわたしで』『邪行のビビウ』『三毒狩り』などがある。 -
劇場という名の星座
光と闇、生と死、絶望と愛・・・・・・この世のすべてを内包する、比類なき劇場【帝国劇場】。2025年2月をもって一時休館となった同劇場の記憶を未来へと繋ぐ、世界でたった一つの“帝国劇場”小説が誕生! 白杖の父が遺した、ミュージカル「屋根の上のヴァイオリン弾き」のパンフレット。そこには新人案内係からの手紙が挟まれていた――「ホタルさんへの手紙」 少年は、劇場2階ロビーのステンドグラスの裏側に寝泊まりしていた。舞台袖、楽屋食堂、馬小屋・・・・・・自在に歩き回る彼は、ある人を永遠に探し続けている――「内緒の少年」 劇場ロビーに一脚あるという“幸運の椅子”。売店で働くたった一人の“担当さん”だけが代々受け継いできたその伝説と、椅子に座った人々の元に訪れる幸運――「こちらへ、お座りください」 劇場の“壁”に深い愛着を抱いてきた税理士の男、観劇後に日傘を差し館内を歩く“パラソル小母さん”と呼ばれる女性・・・・・・。彼らの思いを迎え入れ続けた劇場が、ついに最終公演の日を迎える――「劇場は待っている」ほか全八編を収録。 舞台上でスポットライトを浴びるスター、誰かにとっての特別な一日を支える案内係や売店スタッフ、客席から見えない裏側で上演を支えるエレベーター係や幕内係、そして観客・・・・・・。劇場を愛し、劇場を作り上げてきた人々の密やかな祈りがきらめく豊饒な短編集。 ◆著者プロフィール 小川洋子(おがわ・ようこ)1962年岡山市生まれ。早稲田大学第一文学部卒。88年「揚羽蝶が壊れる時」で海燕新人文学賞を受賞。91年「妊娠カレンダー」で芥川賞受賞。2004年『博士の愛した数式』で読売文学賞と本屋大賞、同年『ブラフマンの埋葬』で泉鏡花文学賞を受賞。06年『ミーナの行進』で谷崎潤一郎賞受賞。07年フランス芸術文化勲章シュバリエ受章。13年『ことり』で芸術選奨文部科学大臣賞受賞。20年『小箱』で野間文芸賞受賞。21年紫綬褒章受章。26年『サイレントシンガー』で毎日芸術賞受賞。『掌に眠る舞台』『耳に棲むもの』ほか著書多数。 -
悪役令嬢がポンコツすぎて、王子と婚約破棄に至りません
「私、悪役令嬢になろうと思うの!!」 天然系の侯爵令嬢・ベアトリクスはある日唐突に侍女へ悪役令嬢宣言をする。「は?」と戸惑う侍女へ、ベアトリクスは自分の婚約破棄のために悪役令嬢になると告白する。…婚約相手は誰もが一目置く国の王子なのにお嬢様は何を考えているのやら…。 -
王子様は淫魔の取り替えっ子でした
古い家柄の貴族の娘・レティシアは、真面目で貞淑な令嬢。だが、お堅い性格ゆえに婚活はうまくいかない。昔なじみの王太子・アルバートはなにかと声をかけてくるものの、完璧な彼の唯一の欠点、女性関係の派手さが許せない。しかしそれは彼に惹かれる気持ちの裏返し。そんな中、二人に縁談が持ち上がる。その意思を確かめるべくアルバートを訪ねたレティシアは、彼の正体が淫魔であり、女性関係の派手さもそのせいだったと知る。初恋のレティシアにだけは手を出せなかったと真摯に告げる彼と結ばれ、初めて精気を吸われたレティシアは、あまりにも淫らに蕩けてしまうが…? -
社畜ですが、種族進化して最強へと至ります
ブラック会社で社畜として連日寝ずに強制労働をしていた藤村秋人が、ようやく仕事を片付けて数日ぶりに帰宅し、ふと自宅の庭を見ると不思議なダンジョンが現れていた。秋人は訝しみながらもダンジョンに入り進んでいくと不思議な声が聞こえ、次の瞬間ゴブリンが現れ襲ってきた。身の危険を感じた秋人がゴブリンの攻撃を避けていたら、偶然ゴブリンを倒してしまった。この日をきっかけに世界は魔物が出没するゲームのような世界へと変貌してしまい――!? 強敵倒して最強へ! 社畜からの成り上がり英雄譚、いざ開幕! -
粉瘤息子都落ち択
第49回すばる文学賞受賞作。異形の青春小説誕生! 「本当に久しぶりに、ただただ面白い小説を読んだ」金原ひとみ氏「もっとも読む快楽を感じた」岸本佐知子氏(選評より) 上司のパワハラで退職し、アパートに引きこもっていた野中。ある時、大学時代の友人・忍から「毎月10万渡すからスト6の対戦をしてくれ」と謎の提案をされる。以来、月1のメンクリ通いと週4の忍とのオンライン対戦、そして、毎日最寄りの自販機でマウンテンデューを買ってはふらふら散歩する日々を過ごしていた。九州の実家では父親が病気で死にかけていて、母親からは早く帰るよう懇願されている。“都落ち”が近づくある日、いつもの自販機に貼られた、意味不明な文章が印字されたテープと出会う。[じゃあ一生オマトゥマヘーオマヘマンヘーっつてろよ]野中は、自分の粉瘤の血が飛び散ってしまったそれを【呪物】としてフリマアプリに5000円で出品。すぐに落札されたことをきっかけに、野中は更なる混沌に巻き込まれていく――。だるくて切実、くだらないのに沁みてくる、令和最強の“底辺”青春小説。 -
ボーダーズ
東京新橋で銀行立て籠り事件が発生した。男性客が刺殺された後、犯人は逮捕されたが、被害者は40年前に成田闘争のデモで機動隊員を殺して手配され、公安に追われた男だった。その捜査に警視庁特殊事件対策班(SCU)が動きだす。SCUは犯罪が多様化する中、あらゆる事件の現場に介入できることを許された警視総監直轄の組織でチームは5人。公安出身のキャップ・結城から被害者の藤岡を調べるよう指示された八神は、犯人、被害者、公安が複雑に絡む事件の真相に、特殊能力を個々に持つメンバーの協力を得て挑む。才能豊かな刑事チームを描く警察小説! -
短編小説新人賞アンソロジー
【豪華作家陣12人の“幻のデビュー作”を収録した、必読の傑作短編集!】40年以上にわたり、人気作家を多数輩出してきたコバルト・オレンジ文庫の短編小説新人賞。その歴代受賞作を初めて書籍化! 宮島未奈(『成瀬は天下を取りにいく』ほか)、阿部暁子(『カフネ』ほか)といった人気作家の“原点”となった物語を味わいつくせる、ファンには絶対に欠かせない一冊。さらに、短編小説新人賞選考委員の三浦しをん・青木祐子が編集部と魂をぶつけて議論を重ねた、受賞当時の選評コメントも特別掲載。小説家を目指すあなたにとっても参考になること間違いなし! -
となりの百怪見聞録
怪異に好まれる男・片桐甚八と、“オバケ先生”と呼ばれる好事家・原田織座。“あちら側”に縁ある男ふたりの、不思議と恐怖と好奇心の見聞録、はじまり、はじまり。 -
カンザキさん
「わしのこと以外、書くことなんてないやろ」 カンザキさんは、悪魔だったのか、それとも――。 大学卒業後、引きこもりを経て、僕が働くことになったのは、離職者続出、いつでも求人中の超絶ブラックの配送会社。 そこで先輩として出会ったのが、誰にでも優しい人格者のミドリカワさんと、「殺すぞぼけ」と人を罵り、蹴りを入れる悪魔のようなカンザキさんだった。 ナンバーワンの配送員になって幹部を目指す!と豪語した同期は、カンザキさんと組んで入社2週間で辞めた。要領の悪い同期はカンザキさんに殴られ続け、走るトラックの助手席から飛び降り、入院してしまう。そしてカンザキさんと組まされた僕は、カッター片手の彼に、荷台の上へ引きずり込まれ「服を脱げ」と命じられて――。 圧倒的な暴力と不条理の果てに、見えてくる戦慄の光景。 注目の劇作家による初小説! 第47回野間文芸新人賞受賞作。 【著者略歴】 ピンク地底人3号(ぴんくちていじんさんごう) 1982年生まれ。同志社大学文学部文化学科美学芸術学専攻卒業。劇作家・演出家。2019年「鎖骨に天使が眠っている」で第24回劇作家協会新人戯曲賞受賞。2022年「華指1832」で第66回岸田國士戯曲賞最終候補。初の小説である本作で第47回野間文芸新人賞受賞。 -
吾も老の花(集英社インターナショナル)
老いを悲観せず、おもしろがる「老人力」は、男性にはあるが女性にはあまりないのでは、と故・赤瀬川源平氏は言った。そんなはずはないのでは、と自らも高齢者の仲間入りした阿川佐和子。頭も身体も若い頃のようには動いてくれない。でも、それでもいい。老(おい)を笑えば福来る。日々やってくる「老い」を慈しみ、笑い、今日も女の老人力を探しにいく。チャーミングなばあさん街道をテクテクとゆくアガワの、古稀超え・等身大エッセイ! -
晴明☆暗夜之鬼譚
陰陽道の名門・賀茂家の跡取りに生まれた吉祥丸は、将来の進路に悩み、反抗期真っ盛りの十五歳。見かねた父から、都随一の陰陽師と噂される・安倍晴明への弟子入りをするように言い渡され、実家を追われる羽目に。その呪力と三十路とは思えぬ美貌を持つ晴明。訪ねた屋敷で、霊を赤鬼に化かす秘術を目の当たりにした吉祥丸は、すっかり心を鷲掴みにされ――。かくして、怠惰で偏屈だが類まれなる能力をもつ師匠のもと、陰陽道の真髄を学ぶ吉祥丸の波乱に満ちた修行生活が幕を開ける。「暗夜奇譚」シリーズの十数年後を舞台にした、新シリーズ第一弾の連作短編! -
「新」富裕層ビジネスの教科書 1000人の富裕層から学んだ秘密の営業術とマーケティング術(集英社インターナショナル)
富裕層は何を考え、何に魅力を感じているのか? どのような人間関係を望んでいるのか? どんなことに時間をかけるのか? 何に対価を払うのか? 本書では、1000人以上の富裕層に会い、直接学び、培ってきた富裕層ビジネスのノウハウを「営業術」「マーケティング術」「マインドセット」の側面からお伝えします。富裕層が興味を持つ「19のカテゴリー」、彼らが好む「10のキーワード」の解説ほか、富裕層ビジネスの最前線が分かる一冊。 -
本質観取の教科書 みんなの納得を生み出す対話
自分とは異なる立場や考えの人と、いかに対話し、合意形成していけばよいのか分からない。それどころか、深刻な信念対立を目の当たりにし、対話への希望を失ってしまう。そんな人は多いのではないだろうか。本書は、「本質観取」と呼ばれる哲学の思考法・対話法を、誰もが実践できるようになるための入門書である。「言いっぱなし」でも「論破!」でもない。分断をのりこえ、真に生産的な対話をもたらし、民主主義を成熟させるための対話の極意、奥義とは? 実践で活用できるワークシートや、ファシリテーションのコツなども収録。 -
悪役令嬢は浮気者を許しません!
※ネクストFから過去に発行されていた同名作品と同様の内容です。重複購入にご注意ください。公爵令嬢のノアール・アルマンは唐突に理解した。前世は男運がない女子高生で、乙女ゲーム『バラ色の祈り』に登場する悪役令嬢に転生していたことを。そして待ち受けるのは現婚約者でありながらヒロインと恋に落ちていくアルジェント・ブルム王太子殿下による婚約破棄&投獄の運命…! 「浮気する男なんてこちらも願い下げだ」 殿下に嫌われようと冷たくあしらうノアールだけど――!? 恋愛トラウマ持ち悪役令嬢×ドS殿下の浮気回避ラブコメ開幕♪ -
3年ごしの初夜、完遂いたします! 限界糖度のジレ甘婚
【溺愛×焦れったさMAX夫婦の初夜の行方は…!?】伯爵家令嬢リアナは、海軍に所属する第七王子レナードとの初恋を実らせて結婚。けれど、緊張のあまり初夜を失敗してしまう。しかも、海賊討伐を命じられたレナードが、結婚翌日から単身赴任することに! 3年経ってレナードが戻るも、彼への免疫を失ったリアナは異常にドキドキして、触れることさえままならない。改めて慣れるべく、スキンシップを再開したふたりの行為は、甘く淫らにエスカレートする…! -
みらい文庫版 絶叫学級
『りぼん』の大人気マンガ、初のノベライズ! 私の名前は黄泉。恐怖の世界の案内人です。あなたを授業にご招待しましょう。眠くて退屈な昼間の授業ではありません。あなたが、これまでに体験したことのない授業です。何気ない日常の中で、ぽっかりと大きく口を開けて待っているもう一つの世界。その先に待ち受けているものを、あなたの目でたしかめてみてはいかがでしょうか。それでは、恐怖の授業を開始します……。 【目次】1時間目 悪魔のゲーム/2時間目 エンドレス鬼ごっこ/3時間目 処刑教室/4時間目 生けにえクラブ/あとがき -
朽ちゆく庭
かつてのセレブタウンに引っ越してきた山岸家。中学生の真佐也は、転校前に部活をやめ、以来、学校をサボり、部屋にこもるようになる。けれど、その部屋には小学校からの友人・純二がこっそりと遊びに来ている。心配する母親・裕実子と対照的に、父親・陽一は不在がちであまり関心を示さない。真佐也はある日、家の向かいの公園でうずくまっている少女・あかりを見かける。その少女には怪しげな噂がつきまとっていた。一方、陽一は急に在宅勤務だと言って会社に行かなくなり、裕実子は勤務先の税理士事務所の上司と密会を続けており・・・・・・。壊れゆく家庭を描く“危険”なサスペンス長編。 -
フィールダー
総合出版社・立象社で社会派オピニオン小冊子を編集する橘泰介は、担当の著者・黒岩文子について、同期の週刊誌記者から不穏な報せを受ける。児童福祉の専門家でメディアへの露出も多い黒岩が、ある女児を「触った」らしいとの情報を追っているというのだ。時を同じくして橘宛てに届いたのは、黒岩本人からの長文メール。そこには、自身が疑惑を持たれるまでの経緯が記されていた。消息不明となった黒岩の捜索に奔走する橘を唯一癒すのが、四人一組で敵のモンスターを倒すスマホゲーム。その仮想空間には、橘がオンライン上でしか接触したことのない、ある「かけがえのない存在」がいて・・・・・・。誰かを「愛でる」行為の本質を暴く傑作長編! -
女王様の電話番
好きだけど、触れあうことはできない。 そんな私は異端者なのだろうか。 主人公の志川は、新卒で就職した不動産会社を辞め、現在、SMの女王様をデリバリーするお店の電話番をしている。友達には「そんな職業は辞めたら?」と眉をひそめられたが、女王様の中でも美織さんという最高に素敵な人に出会い、そこそこ幸せに暮らしていた。 ある日、あこがれの美織さんと初めてごはんを食べに行く約束をして舞い上がるものの、当日にドタキャン。そのまま音信不通になってしまう。彼女の常連のお客さんなどにこっそり連絡を取り行方を探るうちに、どうも自分の知っている美織さんとは違う面ばかりが見えてきて・・・・・・。 過去、志川が不動産会社を辞めた理由は、あこがれの男性社員・星先輩と付き合う寸前に、先輩が自分に求めている性的なことが一切無理だと気づいたからだった。好きだったのに。付き合えないと正直に言っただけで、志川は同僚に悪女扱いをされ、そのまま会社にもいづらくなり、退社することになってしまったのだ。 私はアセクシャルなのだろうか? 「ない」ことを証明するのは、悪魔の証明だ。もしかしたら、まだ見ぬピンクのひつじに会えるかもしれないのに・・・・・・。なんでも性的なことや恋愛に結びつける世の中に馴染めない主人公の戸惑いを通じて、現代社会を描く問題作。 アセクシャルの自身に戸惑い、彷徨い、清爽と一歩を踏み出す――。 小説すばる新人賞受賞から10年。物語はしたたかに進化する。 【著者プロフィール】 渡辺優(わたなべ・ゆう) 1987年宮城県生まれ。2015年に「ラメルノエリキサ」で第28回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。他の著作に『自由なサメと人間たちの夢』『アイドル 地下にうごめく星』『クラゲ・アイランドの夜明け』『アヤとあや』『カラスは言った』『私雨邸の殺人に関する各人の視点』『月蝕島の信者たち』などがある。 -
「核抑止論」の虚構
2025年は広島・長崎が核攻撃を受けて80年となる。この人類的な悲劇を背景に「核のタブー」が生み出されてきた。しかし、ロシアのウクライナ侵略、イスラエルによるガザのホロコースト、「台湾有事」の切迫、北朝鮮の核開発とイランの核問題、印パ紛争、そして「核のボタン」を弄ぶトランプの再登場など、核使用の危険性がますます高まっている。そもそも、核保有を正当化してきた核抑止論は“脅しの信憑性”を核心に据えてきたが、その根底には「狂気」が孕まれている。その本質を歴史的、論理的に解き明かし、核廃絶に向かう道筋と日本の採るべき選択肢を提起する。 -
筏までの距離
小原晩、カツセマサヒコ推薦!! 恋ではない。友情ではない。 ふたりの関係の、呼び方を教えて。 学生の頃、彼女とはよく大学の付属植物園で過ごした。花の名前もよく知らないのに。 ある日彼女は、園内の礼拝堂の前で突然、耳鳴りがすると言った。 昨日、眠れなくて、宇宙の動画を見ていた時からずっと耳鳴りがする。 宇宙で鳴っている音を想像してからずっと、と――「植物園にて」 新幹線で出会った女性と偶然にも温泉街で再会した私は、 彼女に導かれて、古びたリゾートマンションの屋上から花火を眺めていた。 30分足らずで終わった花火の後、彼女は先に部屋に行っていると言い残して、 屋上から去ったが――「筏までの距離」 デビュー作で芥川賞候補に挙がった著者が贈る、 書き下ろし2篇を含む、わたしとあなたの8つの物語。 【著者略歴】 水原 涼(みずはら・りょう) 1989年兵庫県生まれ、鳥取県育ち。北海道大学文学部卒業。早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。2011年に「甘露」で第112回文學界新人賞を受賞しデビュー。同作が第145回芥川龍之介賞候補作になる。著書に『蹴爪(ボラン)』、『震える虹彩』(安田和弘との共著)がある。 -
報われなかった村人A、貴族に拾われて溺愛される上に、実は持っていた伝説級の神スキルも覚醒した
すべてが肯定される究極の異世界無双! 最強貴族の溺愛されライフ、堂々開幕! ただの村人だったはずが、帝国の貴族の孫として生まれ変わったマテオは、大権力者である祖父ローレンスに溺愛される日々を送る。強大な魔力を持っているマテオは、ドラゴンの卵を急速に孵化させると、エヴァと名付けたそのドラゴンを手懐けてしまう。その魔力を測定してみると、強力すぎて歴代最高であると判明する! 魔法の使い方を習えばすぐに応用して古代魔法を復活させ、誰も鞘を抜けない剣をあっさり抜くと魔力を吸って最強の剣となる! そして出会った皇帝にも気に入られ、溺愛されるマテオだが、皇帝にはある秘密があり――? 賢い、偉い、強い、さすが! すべてが肯定される最強貴族の溺愛されライフ、堂々開幕! -
栞と嘘の季節
高校で図書委員を務める堀川次郎と松倉詩門。ある放課後、図書室の返却本の中に押し花の栞が挟まっているのに気づく。小さくかわいらしいその花は――猛毒のトリカブトだった。持ち主を捜す中で、ふたりは校舎裏でトリカブトが栽培されているのを発見する。そして、ついに男性教師が中毒で救急搬送されてしまった。誰が教師を殺そうとしたのか。次は誰が狙われるのか・・・・・・。「その栞は自分のものだ」と嘘をついて近づいてきた同学年の女子・瀬野とともに、ふたりは真相を追う。ベストセラー『本と鍵の季節』(図書委員シリーズ)待望の続編! 直木賞受賞第一作。 -
独断と偏見
二宮和也による初めての〈新書〉。あえて文字だけの表現に挑戦し、さまざまなテーマで縦横無尽に語る。40代になった著者二宮が、これまで考えてきたこと、いま考えていることを凝縮した一冊。最新の“ニノ流哲学”がここに! <著者コメント> 「最初に“新書で”というお話をいただいたとき、単純に写真ナシで文字だけという形態が自分にとっては新しい試みで面白そうだな、と。また、学問やビジネス向けのイメージが強い新書そのものの枠を広げて、読者層を厚くしたいという意図もいいなと思いました。さまざまなテーマについて自由に話しています。ぜひ読んでみてください」 -
奇跡集
同じ電車の同じ車両に、たまたま乗り合わせた見しらぬ男女たちがつなぐ、幸せのふしぎスイッチ。第一話「青戸条哉の奇跡 竜を放つ」――満員の朝の快速電車。ぼくは過去最凶の腹痛に耐えていた。もうダメだとその場にしゃがもうとした瞬間、隣に立つ同い年くらいの女性が、わずかに早くしゃがみこんだ・・・。第二話「大野柑奈の奇跡 情を放つ」――大学時代、わたしは小劇団にのめり込んだが、結局就職。通勤途中、具合が悪くて社内で声をかけた女性の様子が気になり、駅を一つ戻ってホームに降りると、そこには意外な先客が・・・。他5編。小さいけれど確かに人生を左右する(かもしれない)7つのミラクルを描く、連作短編小説!
表示されていない作品があります
セーフサーチが「中・強」になっているため、一部の作品が表示されていません。お探しの作品がない場合は、セーフサーチをOFFに変更してください。