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東海大地震。起きる起きないが問題なのではない。それは必ず起きる。だから、今から何をしなければならないのか。独自のハザードマップを作り、地震対策に努める26歳の市役所防災課職員がいた。だが、大地震が連続して発生。空前の大津波が太平洋岸を襲う! そのとき恋人は、超高層ビルの建築主は、原子力発電所の職員は、自衛隊員は、首相は、どう運命と向き合ったのか!? 大迫力の防災サスペンス作品。
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Posted by ブクログ
小説として面白い。そして3.11を知っているからこそ感じるリアリティー。でもこれは2011年以前にかかれているという事実。本当に色々興味深い。防災意識も高まりました。高嶋氏は初めてでしたが他も読みたくなりました。
東日本大震災より以前に書かれた津波の恐ろしさを教えてくれる作品。 大地震で高い建物が崩壊し、そこに大津波が押し寄せてきたら...
まず、タイトルから3.11をテーマにした小説なのかなと思って出版日を確認したら2008年11月だったので俄然興味が湧いて読み始めた。小説は、高嶋哲夫の想像の産物だが、3.11を経験した日本として本作品をリアリティーのある近未来の予言書として向き合っていれば、減災できたように思えてならない。それほど現...続きを読む実と酷似と似ているケースを小説の随所に見いだすことが出来、専門書や論文を参考にしたとしても、改めて小説家の凄さを感じてしまう。さて、小説では東海、東南海、南海のトラフが同時にズレ未曾有の大災害を引き起こす。東日本大震災を経験した現在では、この描写が過剰とは思えない。むしろ、これくらいのことが起こると心してかからないといけないと肝に銘ずるべきであろう。
「M8(エムエイト)」の続き。M8では地震予知でのすったもんだであったが、今回は予知にはひとまずは成功。その後更に大きな地震が来、東海・東南海・南海地震の連続自信が発生。複合津波が何波も襲うという内容。311以前の作だがよく調べてあり、津波も10~30mとかなり大きいのが内陸部へと襲う。 本作も多...続きを読むくの場面でヒーロー的な活躍をする人々がいて、ハラハラドキドキもあって面白い。 文句なく星五つ。
M8の続編、これもたのしませてもらったのですが、この二冊を読んでいたので、3・11の時は、これから起こりえることが浮かび、背筋が凍りつく思いでした。
先日の東日本大震災を受けて読んでみた。 地震(それに伴う津波)、台風などの自然災害は非日常の出来事ではなく、毎年定期的に起こる行事として認識して、そのためにできる対策をとる必要がある。 予知と防災の2軸で今でも対策が練られている。 今回、起きた地震ではおそらく3万人が亡くなることになると思われる...続きを読むが、関東大震災や東海地震が起これば30万人、数百兆円の人的、経済的被害がでるだろう。 そのために、今できることをしておかないとまた同じことが起きると感じた。 今、CMでは"今僕たちにできること"というフレーズがあふれているが、それだけでは不十分だろう。 "次に同じことを起こさないためにできること"こそが必要なのではないだろうか。 大切なのは"想定外"なんて使い勝手のいい言葉がでなくて済むようにすることだ。 欧米の戦略家の間で語り継がれてきた心得に以下のようなものがあるそうです。 「人間の想像を絶する事態を常に想定してとく。」 一方で、政府の対応が後手後手になっていることに批判がされているが、仕方がない部分もあると思っている。 事前に対策をしていたとはいえ、すべて想定していた事態を超えている上、人命救助、原発対策、復興計画などどれを取っても非常に時間も手間もかかる。(どれを1つ任されても途方に暮れるのは想像に固くない。) テレビではこうすべきだった、ああすべきだったという批判はとても多いが、彼ら誰1人をとっても実務を担当した途端に何もできないだろう。 現場担当者の官庁や東電の方にとにかくがんばってもらいたい。
面白かった 自然災害パニック小説3部作(M8、TSUNAMI、東京大洪水)の2番目の作品! 311の前に描かれた物語ではありますが、311で起こることを予言していたかのような展開。 M8の6年後の設定ということで、M8の登場人物たちが再び登場します。 ストーリとしては、 東海地震と東南海地震、南...続きを読む海地震がほぼ同時に発生。 これらの地震によって、大津波が発生。 地震災害、津波災害にくわえて、原発も災害が... これらの災害に対して、登場人物たちはどう向き合うのか? まずは、地震予知に対する考え方。 予知情報を出す出さない。発令の責任は誰がとる、など地震予知にまつわる問題、課題を浮き彫りにします。 この辺は東京大洪水でもM8でも語られています。 さらに、津波に対する市民の認識。 やはり、人間は経験してみないとわからないのか... 311が思い出されます。 そして、原発 これらの災害に立ち向かうヒューマンドラマということなのですが、自衛隊員、原発職員、首相、防災職員、それぞれ立場から、日本を市民を守るためにとる行動が心を熱くします。 こういうべたな展開は弱いんです。 本作が出た時には防災サスペンス&シミュレーション小説 しかし、311を経験した私たちは現実を知っています。しっかり振り返り、生き残るために何をするか、何ができるか備えておく必要があると思います。 お勧め!
この時期に書かれたことが実際に起きるとは予想されていたのか警告だったのか。まだ終わりではない。これからも起こりうることとして、準備をしなければ。
相変わらず読み出すと防災や地震について興味が出てきます。 「M8」のシリーズだけど、出版された順番は「M8」→「TSUNAMI」→「東京大洪水」だけど、時系列的には「M8」→「東京大洪水」→「TSUNAMI」となっています。 どの順番で読むのが良いのか?読んだ身としては人に勧めるのに悩む。 どちら...続きを読むにしても読んでて面白いし、リアルで怖い。 「M8」の時の感想にも書いているけど、これを「東日本大震災」が起こる前に書いてるのが凄い。
高島哲夫の大規模災害3部作の1作。 出版別だと2作目になるが、3部作では3作目になるの。 東海・東南海地震が発生し、大規模な津波が日本を襲う。 静岡の原発も津波により緊急事態が発生する。 これを東日本大震災前に書いていた先見性は凄い。 いつ起こるっても不思議ではないといわれている災害に備えるため...続きを読むにも読んで、各家庭の対策を考える上でとても良い作品です。
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TSUNAMI 津波
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高嶋哲夫
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