「武装司書に正義を取り戻す」――裏切りの容疑をかけられながら堂々と宣言した武装司書・ヴォルケンはその裁判の当日、ひとりの女とともに姿を消す。館長代行ハミュッツは自ら追撃に出るが、その向かう未来に待っていたのは最強の武装司書の彼女を追いつめる難敵だった。そして暗躍する神溺(しんでき)教団たち――幾多の想いと偶然が『本』によって交わり、運命は予想できない方向へ動きはじめる! 新人賞大賞受賞シリーズ第5作!
Posted by ブクログ 2014年06月28日
此の巻は、まずヴォルケンの存在、そして武装司書の重大な秘密…と
初見だったらかなりハラハラして読めたのじゃないかと思います。
アニメと大きく違う点がいくつかありましたが、
特に印象的だったのはミレポックです。
アニメと違って、アーガックスを飲んでいない状態で、
殆ど恋仲な感じでしたが、此方ではそこま...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年10月22日
おもしろかったです。
なんか結構つながってないように見えてつながっている感じとか。
それにしても、ヴォルケンが本当にかわいそう。
彼は、ただ正義を信じ、正義の為に真実を求め、そして、真実とは正義ではなかったことに絶望して死んでいく。これ、後味かなり悪いだろ・・・。
ハミュッツの悪党ぶりがだんだんエス...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年11月19日
ちょおまヴォルケン!(萌えにクリティカルヒットした様子)
めちゃくちゃ悲しい人物ですね、ヴォルケン…
そしてハミュが恐怖する人物オリビア・リットレット。
オリビアの物語にみんなが巻き込まれた感じがします。
そしてモッカニア事件と同じように解決しても何一つ良いことはない…
おもしろかったですー(ノ...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
誰が敵で誰が味方なのか、読み手は誰に共感して読めばいいのかで印象が変わるシリーズ第5弾。
何時もながらに最後まで予測がつかないストーリー展開で、今回は特にそうでした。
最終的なオリビアの願いには号泣してしまいましたね単純ですみませんね。
文章力はさほどでもなく、端的なのでそこだけ気にならない方には大...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年08月27日
間違ってシリーズ第5弾を読んでしまった。
話が繋がってないようで、繋がっているらしく、設定その他もろもろよく分からないまま読み進めマシタ。
まずは、本巻副主人公ヴォルケンがかわいそうです。ただひたすらかわいそう。どこかで救われれば良かったのですが、救われてないような気がします。まあ、現実とはこんな...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年11月17日
そういえば、あの混乱の中生き残った人がいました…。
彼女がその後どうなったのかは分かりましたが
こういうリサイクル(?)をされるとは…。
どうしてこう、問題の鍵的なものは、お膝元にあつまるのでしょうか?
かませ犬? と思わず呟いてしまったこの最後。
色々と性格が分かってきた故に、色々びっくりな状態...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年02月01日
司書を知ったのが、アニメからだったので、表紙を見た瞬間に「やっと来た!」でした。
改めて、ヴォルケンが好きになった一冊。自分のしていることが、思考が正義に基づいてると考えるヴォルケンの愚かさが、また素敵。と、同時に無知は恐ろしい。
それから、オリビアの性格がすごく好きです。彼女の目的の為ならば手...続きを読む