武装司書のミレポックは、神溺(しんでき)教団との戦いの中で、「ラスコール・オセロ」なる人物が重要な鍵を握っていると確信し、独自の調査に乗り出す。しかし、その人物を追うものには必ず死が待っているという。さらに剣使いの少女、アルメが現れ、彼女もラスコールを追っていることがわかり…『本』をめぐる壮大なファンタジー、すべての鍵を握る人物の正体がついに明かされる!? 予測不可能な急展開を見せる、新人賞大賞シリーズ第4作!
Posted by ブクログ 2009年11月12日
3日連続で購入、読破。
先が読めないので、どうしても途中で止めることができず一気に読み切りました。
初めに何かあるな~と見せかけて、モヤモヤした中で話は展開。
また最後に「そんな!」な流れで、また続きが気になってしまいました。
これを新刊で買っていたら、次が待ち遠しくてたまらなかったはず。
早く知っ...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
人の一生を現す『本』をめぐり戦い合う教団と武装司書。武装司書ミレポックと神溺教団の裏切り者アルメ。敵同士である二人が追うは、「ラスコール・オセロ」なる謎の人物。だが彼は『人』なのか。闇に葬られる真実に二人は辿り着けるのか。
前巻までの話を伏線として、物語を展開する手法は一緒。誰もが過去の傷を引き摺っ...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年06月18日
優れた思考共有能力を持った、ミレポックが中心のお話。
ミレポック可愛い!未熟で半端な所が人間らしくて好きです。
先にアニメを見てしまって、話の流れを知っているのが、
個人的には勿体無く感じています。
もし原作にまず触れていたら、もっとはらはらしたり、
謎の部分が甘美だったりするのでしょうね。
パーニ...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年08月16日
これは結構巧妙な伏線が隠れてたりして、面白かった。
ただ、納得できないのが、アルメをなぜ殺さなくてはいけなかったのか。
結局ラスコールの正体自体はばれてなかったのだからいいやんとおもってしまいました。
なんぼ裏切りもんやからって、殺さなくても・・・。ここはそれぞれの解釈でしょうね。
ただ、この出来事...続きを読む