あらすじ
武装司書のミレポックは、神溺(しんでき)教団との戦いの中で、「ラスコール・オセロ」なる人物が重要な鍵を握っていると確信し、独自の調査に乗り出す。しかし、その人物を追うものには必ず死が待っているという。さらに剣使いの少女、アルメが現れ、彼女もラスコールを追っていることがわかり…『本』をめぐる壮大なファンタジー、すべての鍵を握る人物の正体がついに明かされる!? 予測不可能な急展開を見せる、新人賞大賞シリーズ第4作!
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Posted by ブクログ
3日連続で購入、読破。
先が読めないので、どうしても途中で止めることができず一気に読み切りました。
初めに何かあるな~と見せかけて、モヤモヤした中で話は展開。
また最後に「そんな!」な流れで、また続きが気になってしまいました。
これを新刊で買っていたら、次が待ち遠しくてたまらなかったはず。
早く知っておきたかったけれど、出そろった今の方が読むには良い環境かも。
明日は予定があるので本屋には寄れず。
次巻以降は来週までお預け。
[2009年11月11日購入]
Posted by ブクログ
人の一生を現す『本』をめぐり戦い合う教団と武装司書。武装司書ミレポックと神溺教団の裏切り者アルメ。敵同士である二人が追うは、「ラスコール・オセロ」なる謎の人物。だが彼は『人』なのか。闇に葬られる真実に二人は辿り着けるのか。
前巻までの話を伏線として、物語を展開する手法は一緒。誰もが過去の傷を引き摺っていて、一歩ずつ前へ進もうとあがいている。
Posted by ブクログ
1巻は読みづらいながらも凄くて
2巻ががっかりで
3巻は薄かったが
ここへきて書きなれたか読みやすくなってき
舞台背景が見えて面白くなってきた
Posted by ブクログ
戦う司書シリーズ4冊目.
ミレぽんことミレポックがラスコール・オセロを探す.
ラスコール・オセロ.
曰く,恋する乙女の本を運ぶ.
曰く,家族の元へ本を運ぶ.
ラスコール・オセロを追ってはならない.
ラスコール・オセロを追うものは必ず死ぬ.
武装司書,神溺教団ともに禁忌とする存在,
ラスコール・オセロについて調査するミレポックの運命は.
そんなわけで堅物のミレポックがなんだかんだ.
武装司書の闇の部分が少々見えてくる話ですね.
Posted by ブクログ
これは結構巧妙な伏線が隠れてたりして、面白かった。
ただ、納得できないのが、アルメをなぜ殺さなくてはいけなかったのか。
結局ラスコールの正体自体はばれてなかったのだからいいやんとおもってしまいました。
なんぼ裏切りもんやからって、殺さなくても・・・。ここはそれぞれの解釈でしょうね。
ただ、この出来事により、ミレポが少し変わってくれることを願います。
マッドの嘘つきっぷりにはびっくりだけどね。まぁ、そこがイイ!ということで・・・。
Posted by ブクログ
一人で戦う強さと、一人で戦えない強さ。
少女2人が自分にない強さを認め合うまでの、生き方が交差する物語でした。ラスコール=オセロという人物には最後まで振り回された感じで、期待(予想)を裏切られたのか裏切られてないのか、今後も目を離せない人物です。
Posted by ブクログ
ラスコール・オセロを追う者は死ぬ___という噂が流れるくらい謎の人物、ラスコール。
武装司書のミレポックは事件の鍵を握るであろうと確信した彼を調査する為、独自に行動を開始する。
その行程の中で自分と同じくラスコールを追っているという少女に出会い___?!
急展開を見せる戦う司書シリーズ第4弾。
Posted by ブクログ
今回は派手な能力の持ち主同士の戦闘がない分、迫力に欠ける作品でした。でも、今作でこの物語の核心に触れる話が出てきたので、それなりの評価ができる。代行の出番がほとんどなかったのが残念だ。
Posted by ブクログ
ミレポックが主役でしたねーあの世界で流行っている服がわからん(笑)
教団の裏に迫った話。
ラスコールの招待について、後半の違和感が拭えなかったが、あぁ、やっぱりなって感じでした。
踊らされてるミレポックがなんとも言えない…その方が幸せなんだろうけど。
アルメの覚悟というか意地はかっこよかった。
Posted by ブクログ
シリーズ第4弾。
ミレポの成長が面白かった。マットアラストも良いキャラクターですねぇ。この巻でマットのイメージが掴めてきました。清濁併せ持った頭のいいキャラクター大好きです。
ミレポと敵対するアルメという少女も、一途で可愛らしい人物だったのですが、その一途さを向ける対象が悪役だったので、まったく報われず可哀そうでした。しかし、このシリーズで一番幸福を感じていた人物ではないだろうか、と思います。
生きていたら、後々ミレポのライバルになりそうなのに、お亡くなりになって残念です。
さて、このシリーズ。毎巻主人公なり副主人公なり重要人物が死んでいますが、死んだら本になる世界だから、1冊の本ができあがることで1人のキャラクターの話が完結ということなのかしら?
確か10巻で完結だと聞いているのですが、未だにシリーズの大筋が全く分からない。
Posted by ブクログ
とりあえず視点に立った人どちらかが死ぬんじゃないだろうか? と
疑い始めた3巻でしたが、疑いは確実になってきそうな4巻です。
今回は自分を人だと思ってる…人? でいいんでしょうか?
しかし自らを相手にささげている人、ではあります。
それはそれで幸せだと思います。
が、相手があれ…。
再登場、といいますか何といいますか…。
狭い世界(?)ですから、死んでもまた再登場。
人によって、幸せは色々だと思いますけど…どうなんでしょう?
どれほど不幸な状態でも、ちょっとした楽しみや幸せは
あるように思えますが。
こう思う時点で、それは傲慢なのでしょうか?
とりあえず、己を知るのはよい事だと思います。
過剰評価は、後が大変ですから。