ま、いっか。

ま、いっか。

440円 (税込)

2pt

『さあ、身近の「ま、いっか」について、もう一度考え直してみようか。』(本文より)。花と読書を愛した青春時代の思い出。巷に氾濫する美人たちへの忠告。旅と買い物の、とっておきの楽しみ方。老化について、女の誤解と男の本音。……豊富な話題をもとに粋なオヤジ目線で語られるのは、江戸っ子らしいキレの良さと滋味たっぷりの現代考察。著者の生き方の美学がきらりと光る、軽妙洒脱なエッセイ集。

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ま、いっか。 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    女性誌に連載されていた浅田次郎さんのとてもためになるエッセイ。

    親しみやすい文章と人生を経て得た浅田さんの面白い視点が、とってもためになりました。

    定期的に再読したい本の1つ。
    やはり「読書をしない人には面白みがなく、長く友情が続かない。」って視点が共通しているからかな(笑)

    0
    2016年07月09日

    Posted by ブクログ

    朝田次郎さんの半生をつづったエッセイ。

    独特の語り口がおもしろい。

    私もこんなおじさんになりたいと思った(若いうちは女性でよかったと思っているけど、年をとっていく中で、おじさんになりたいと思う)。

    きりきりと生活している中で、息が抜ける。

    0
    2012年09月01日

    Posted by ブクログ

    --金銭も愛情も他者からは求めず、みずから生産し管理すること、すなわち自由である。

    ふと本屋でタイトルに惹かれて手にとったのが、浅田次郎のエッセイでした。

    面白い。
    どんな面白さかというと、居酒屋でユーモアのある年輩のおじさまとご一緒させていただいているかんじ。
    まるで直接お話を聞いているかのよ

    0
    2012年08月12日

    Posted by ブクログ

    サクサク読める
    浅田次郎氏のエッセイ集。
    移動中で読むのに丁度いい感じ

    面白おかしくて
    すごくいいです。
    昔ながらの生粋の江戸ッ子ならではの
    生き方や考え方もそうだし。
    旅に出て本を読みまくるなんて
    羨ましい休日の過ごし方…

    まだ浅田次郎氏の本は読んだことないから
    これを期に読んでみようと思った

    0
    2012年06月18日

    Posted by ブクログ

    エッセイ集だけど、本当に名言の数々が散りばめられている。
    作者の言葉を借りれば至言がいっぱいである。
    考えさせられ、ホッコリし、心が軽くなる。

    和を以て貴しと為す。→「ま、いっか」
    日本人が忘れた心がここにある。

    【花笑鉄心】

    0
    2012年06月05日

    Posted by ブクログ

    この作品で初めて作者の生い立ちを知りました。
    家長が絶対の厳格な家庭に生まれ、早くに自立せざるを得なかった生い立ちを聞くと、つい「苦労話か?」と思ってしまうが、クスッとしてしまうユーモアのある文章のおかげで、早熟な少年が苦労をも飄々と楽しんで生活をしているように感じた。
    貧しくとも逞しく生きてきたさ

    0
    2021年09月13日

    Posted by ブクログ

    読み始めはなんか変なこだわり持った人だし説教臭いオジサンだなぁーと思ってたが(嫌悪感は無い)、後半は話と文章の美しさにどっぷり浸かってしまった。
    夏休み取るのに後ろめたさ感じるのはやっぱりイヤですよね!!同意!!

    0
    2014年04月09日

    Posted by ブクログ

    いつもの抱腹絶倒タイプではなく、恋愛とかファッションとかオヤジの美学を語ったエッセイ集。いい時代の東京とか、かっこいいなと思わせてくれます。

    0
    2013年12月27日

    Posted by ブクログ

    MAQUIAに連載されていたものを単行本化→文庫化。
    MAQUIAは女性誌。HPがピンクでごちゃごちゃ物がいっぱいでいかにもな感じ。分かりやすい。
    浅田氏の文章(語り)はスッと入ってくる。私の頭の中で映像化しやすい手がかりが多いのか。語られる内容の広さ深さに知らないうちに畏怖の念を持ち,それが素直に

    0
    2013年09月12日

    Posted by ブクログ

    いつも通りの軽妙洒脱なエッセイ集だが、幾多の苦労や悲しみを味わった人でしか紡げない言葉の数々でもある。他人に媚びるのではなく、鉄の意志を持って、誰彼構わず愛想をふりまけ、と。「誰も信頼できないのなら、強かかつ軽やかに嘘をつけ」ということと解釈した。

    0
    2013年08月16日

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