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『さあ、身近の「ま、いっか」について、もう一度考え直してみようか。』(本文より)。花と読書を愛した青春時代の思い出。巷に氾濫する美人たちへの忠告。旅と買い物の、とっておきの楽しみ方。老化について、女の誤解と男の本音。……豊富な話題をもとに粋なオヤジ目線で語られるのは、江戸っ子らしいキレの良さと滋味たっぷりの現代考察。著者の生き方の美学がきらりと光る、軽妙洒脱なエッセイ集。
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Posted by ブクログ
--金銭も愛情も他者からは求めず、みずから生産し管理すること、すなわち自由である。
ふと本屋でタイトルに惹かれて手にとったのが、浅田次郎のエッセイでした。
面白い。
どんな面白さかというと、居酒屋でユーモアのある年輩のおじさまとご一緒させていただいているかんじ。
まるで直接お話を聞いているかのように、はっとさせられたり、しかめ面になったり、あるいは大笑いしてしまったり、本と向き合ってるとは思えないほど表情筋をつかって読んでいました。
エッセイは説教臭さや自慢気な印象を受けてしまい、あまり好きではないのですが、この作品はとても面白く読めました。
やっぱり年を重ねた教養あるおじさん好きです。素敵です。
--楽しければ笑い、苦しければもっと笑い、どちらでもなければ自然に笑っていればいい。日がな花のように笑い続けて、しかも大地に鉄のごとき根が生えていれば、なおさらいい。
「花笑鉄心」
浅田次郎の座右の銘だそうです。
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