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近年、発達障害と診断される子どもが急増している。その原因は、子ども自身にあるのではない。少子化など社会変化のなかで、大人の「子どもを見る目」が大きく変化したのである。それは「生きにくくさせられている子どもの増加」でもあった。本書は、発達障害をめぐる様々な混乱を取りのぞくために、最新の科学的知見をもちいて、子どもの発達を胎児期にさかのぼって検証し、発達障害児が〈子ども集団〉のなかで自ら活き活きと育つことの重要性を提案した一冊である。【目次】第一章 発達障害をめぐる混乱――発達障害はなぜ増えたのか/第二章 発達障害とは何か/第三章 発達障害の子どもの運動と知覚――「コミュニケーションの障害」を問い直す/第四章 見る・聞く・感じる世界が違う子どもたち――発達障害の発生プロセスを考える/第五章 障害があっても安心して暮らせる町/第六章 子どもは<子どもの世界>で育つ――「ひとり」を見る、「みんな」を見る/あとがき
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Posted by ブクログ
かつて、身体障害者、発達障害者、知的障害者のように他のモノと違うものを異端、キツネ憑き、などと称して排除するという風習のあったムラ社会の時分、彼らは他の子どもたちと一緒に「花いちもんめ」や「かくれんぼ」「だるまさんがころんだ」などの遊びをしたのだろうか。
「かくれんぼ」は誰から隠れるのか?鬼からであり、神様からであり、異端のモノから隠れるわけで、そういう意味では、サヴァン症候群の症状を持つ子どもは正にそういう遊びの中心だったのではないか?
サヴァン症候群を持たなくとも、それこそ周囲の人間の視点次第で障害者は劣る故に劣らぬ者と映る。
いついつの時代には受け入れられ、いついつの時代には弾かれたというテーマは、民俗学的に考えてとても面白いテーマだと思う。そちらの学問が好きなせいか、民俗学と結びつけてしまったのだけど。
「ぼくは、他の人とは違う世界に住んでいるような気がします」
こう話した子の実例が載っていたが、その意味を、より深くまで掘り下げれば、幻想的で、神秘的な想像ができる。そこまで言っちゃうとフィクションの世界になってしまいますので、ここで止めることにします。
子どもの発達障害については大変興味深いし、勉強が必要な学問だと思いますね。
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