【感想・ネタバレ】発達障害の子どもを理解するのレビュー

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Posted by ブクログ 2012年02月04日

子どもがまわりをどう見ているか?という視点の導入が強く印象に残った。
前半では、発達障害には運動機能障害が先行するという最近の研究も紹介。

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Posted by ブクログ 2015年05月27日

発達障害のことをある程度学んだことのある人が読んだ方がいいと思います。発達障害の再定義を試みています。医学的な側面だけではなく、その環境の重要性を説いています。発達障害やその療育のトレンドに違和感を持っている人には得るものが多いでしょう。反対に療育のハウツー本を期待している人には向いていないと思いま...続きを読むす。

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Posted by ブクログ 2013年05月12日

理論立てて科学的に考える道筋が書かれており、すべてが十分に検証されてはいないが、非常に興味深い仮説(発達障害の発生機序)が述べられている。同時に、療育にあたり、子どもや保護者に接する専門家に対して、耳の痛い指摘もあり、頭では分かっているが、実際にできているかどうかを再認識させられる。同時に、エビデン...続きを読むスに基づく訓練の立案、振り返り、修正のサイクルの重要性を再確認した。

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Posted by ブクログ 2012年12月16日

かつて、身体障害者、発達障害者、知的障害者のように他のモノと違うものを異端、キツネ憑き、などと称して排除するという風習のあったムラ社会の時分、彼らは他の子どもたちと一緒に「花いちもんめ」や「かくれんぼ」「だるまさんがころんだ」などの遊びをしたのだろうか。

「かくれんぼ」は誰から隠れるのか?鬼からで...続きを読むあり、神様からであり、異端のモノから隠れるわけで、そういう意味では、サヴァン症候群の症状を持つ子どもは正にそういう遊びの中心だったのではないか?
サヴァン症候群を持たなくとも、それこそ周囲の人間の視点次第で障害者は劣る故に劣らぬ者と映る。


いついつの時代には受け入れられ、いついつの時代には弾かれたというテーマは、民俗学的に考えてとても面白いテーマだと思う。そちらの学問が好きなせいか、民俗学と結びつけてしまったのだけど。

「ぼくは、他の人とは違う世界に住んでいるような気がします」
こう話した子の実例が載っていたが、その意味を、より深くまで掘り下げれば、幻想的で、神秘的な想像ができる。そこまで言っちゃうとフィクションの世界になってしまいますので、ここで止めることにします。

子どもの発達障害については大変興味深いし、勉強が必要な学問だと思いますね。

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Posted by ブクログ 2011年11月19日

子どもへの教育を行う上で、「発達障害」について理解を深めることは大切だが、発達障害児として接するのではなく、あくまで「教育とは何か、この子どもをよりよく育てるにはどうすればよいのか」と考えることが大切だと改めて考えさせられた一冊。

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Posted by ブクログ 2012年10月27日

事例として紹介されているものが、保育園、小学校、中学校と幅広い。そのため、各発達段階におけるケースを知ることができる。しかし、事例→つまり◯◯◯という書き方では、まちがった読み取りをしてしまうかも。著者の言うとおり、子どもの目線で世界を捉えることが大切である。

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Posted by ブクログ 2012年04月19日

障害に対する知識的な理解と、障害を持った子どもに対する関わり方について。
特に、
・障害を持った子どもを他の子との比較ではなく、その子自身の発達をみること。
・運動と知覚の障害との関係性。
・地域や周囲の人間関係の在り方について。
が参考になった。

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