岡敦の作品一覧
「岡敦」の「強く生きるために読む古典」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「岡敦」の「強く生きるために読む古典」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
この本には大いに不満がある。内容にではない。内容はつとに素晴らしい。素晴らしいだけに、その素晴らしさを表現出来ていないタイトルに大いに不満がある。
この本は日経ビジネスオンラインでウェブ掲載していた文章を加筆修正してまとめたものだ。そのときのタイトルは『生きるために読む古典』だった。
このタイトルは素晴らしいと思う。内容を端的に、的確に表現したものだ。こちらのタイトルは日経ビジネスオンラインの名編集者・山中氏が付けたものらしい。
本になってタイトルが変わったのは出版社が違うからか。その辺の事情はよくわからないが、こちらのタイトルは出版社の方が付けたものらしいから、なるほどこの本に対して愛も思
Posted by ブクログ
自分を肯定できずに苦しみ続けてきた著者の、本との関わり方について。
本と会話をして声を聞き、どう解釈して何を学んできたのか、苦しみを克服するために行ってきた「活かす読書」の記録。
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本は単に面白かったつまらなかったと消費するだけではなく、じっくり会話をするのもいいものだと再認識させられました。
内容を正しく理解するのは、研究者に任せておけばいいんですよね。一般人は何のために本を読むのかというと、目的は主に娯楽・気分転換・暇つぶし。または先人から生きる智恵を学ぶためだったり。
読書は個人の精神活動なので、読書目的や何を感じて学ぶのかは読者次第です。多少乱暴に勝手な自己解釈をしてでも
Posted by ブクログ
本を読む時に、これは何が言いたいのだろうとか、これが書かれた背景はなんだろうとか、考えながら読む人には面白い本だと思います。
本はエンターテイメントとしてか、情報収集源として浅い読み方しかしないので、全部は理解できませんでしたが、それでもマルクス・アウレリーウスの「自省録」や法然の「選択本願念仏集」の読み方が面白かったです。カフカの「城」やカミュの「異邦人」も、なるほどそういう読み方もあるか、と結構すとんと腑に落ちました。
“人生を生き抜くための武器”として古典を解釈するという視点で読めたら、よくわからない古典も楽しく読めそうです。
まずはカフカとカミュの再読からトライしてみます・・・。