角川文庫の検索結果
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あゝ野麦峠 ある製糸工女哀史
過酷な労働に耐え、明治の富国強兵政策を底辺で支えた無数の少女達。その女工哀史の真実とは。四〇〇名に及ぶ元工女を訪ね、歴史の闇に沈んでいた近代日本の民衆史を照らし出す、ノンフィクションの金字塔。 -
警視庁捜査一課殺人班
警視庁の花形、捜査一課に「刑事の中の刑事」と呼ばれるデカ達がいる。殺人犯捜査係だ。数々の事件を克明に再現。殺しのデカ達が犯人を割り、捕らえ、落とす、捜査の実態と、組織、素顔を明らかにする! -
鴨川ホルモー
このごろ都にはやるもの、勧誘、貧乏、一目ぼれ。葵祭の帰り道、ふと渡されたビラ一枚。腹を空かせた新入生、文句に誘われノコノコと、出向いた先で見たものは、世にも華麗な女(鼻)でした。このごろ都にはやるもの、協定、合戦、片思い。祗園祭の宵山に、待ち構えるは、いざ「ホルモー」。「ホルモン」ではない、是れ「ホルモー」。戦いのときは訪れて、大路小路にときの声。恋に、戦に、チョンマゲに、若者たちは闊歩して、魑魅魍魎は跋扈する。京都の街に巻き起こる、疾風怒濤の狂乱絵巻。都大路に鳴り響く、伝説誕生のファンファーレ。前代未聞の娯楽大作、碁盤の目をした夢芝居。「鴨川ホルモー」ここにあり!! -
天使と悪魔
天国から研修に来た天使と地獄から成績不良(?)で叩き出された悪魔。2人(?)は少女マリと犬のポチに姿を変えて地上に降りてきたが、その場所は人のいい刑事の住む中古のマンション。そしてすぐに殺人事件が発生。その上、刑事の寝室でも若い女性が殺され、彼が容疑者に……。人を幸せにするといわれる天使と、人を不幸にする悪魔が一致協力して、犯人捜しに乗りだしたが……。新シリーズの冒険ロマン・ミステリー。 -
たとえ祈りが届かなくても君に伝えたいことがあるんだ
高校2年生のなずなのクラスメイト・鈴白くんが、突然命を絶った。 彼は明るくて容姿も成績も良い、学校の人気者。 だから、彼に限って自殺なんてありえない……皆そう思っていた。 「彼の悩みに気付いていたら」。後悔が膨れ上がり、 その晩なずなは鈴白くんと一緒に作った思い出の砂時計に「時間を巻き戻したい」と願って眠る。 翌朝目覚めたなずなは、なんと1ヶ月前にタイムリープしていた。 笑顔で登校してきた鈴白くんの姿に安堵するなずなだったが、 ひと月後、彼はまた死を選んでしまう。 鈴白くんの死を止めるため、何度もタイムリープを繰り返すなずな。 そんな彼女の行動に、ひとりだけ気づいている男子生徒がいて――。 なずなは残酷な運命を変えられるのか。 何気ない毎日が愛おしくなる、祈りと叫びの青春物語。 -
鬼談百景
学校の七不思議にまつわる怪談やマンションの部屋で聞こえる不自然な音、真夜中に出るという噂の廃病院で見た白い人影、何度しまってもいつの間にか美術室に置かれている曰くつきの白い画布……。小野不由美が初めて手掛けた百物語。文芸評論家・千街晶之氏は「この世のあちこちに人知れず潜んでいる怪異が、不意にその姿を顕す。日常があり得ざる世界へと暗転する一瞬を確かに捉えてみせた傑作怪談」と単行本発売時、推薦文を寄せた。文庫解説を担当した稲川淳二氏は、「怪談とはどういうものかを知りたければ、この本を読めば分かります」と絶賛。「作品全体の質感を一言で表現するなら、”うっすらとした闇”です。」(解説文より)。山本周五郎賞受賞傑作ホラー『残穢』(新潮文庫)と内容がリンクしており、2作とも映像化されている。解説・稲川淳二 -
お夜食処おやさいどき
「こちらが今宵の、お客さまのお夜食です」北海道札幌市。転勤直後で疲労を重ねていた望は、ある夜『お夜食処おやさいどき』と出逢う。そこには女性店主の魅惑の夜食と、野菜愛あふれる柔らかな語りがあった。彼女の人柄に魅せられた人々は自然にそこへ足を運び、互いに交流しながら、心と身体を癒やしていく。──今宵のあなたは、どのお野菜を選びますか? 野菜たちが繋いでいく人々の絆と友情と、不器用な恋の物語。『あやかし手製本編纂館 あなたの想い、紡ぎます』『あやかし薬膳カフェ「おおかみ」』の著者による、心も体も温かくなる物語。 -
レーモンドさんの小さな家
婚約者の両親と初めての顔合わせで緊張する美里は、自分が苦手なもののせいで、両親を嫌な気持ちにさせていないかと不安になってしまう。どうすれば自分らしくいられるのかと悩む美里は、東京タワーを写真に撮ろうとしているのか、四苦八苦している青年に出会って言葉を交わす。彼が敬愛するレーモンドさんという建築家が手掛けた「ここにいていいよ」と言ってくれるような場所と聞いて、聖オルバン教会に足を踏み入れた美里は、張り詰めていた気持ちがふっとやわらぐのを感じる(「風が見える教会」)。ピアニストの道を諦めた良治は、娘が楽しくピアノを弾くのをいつも見守っていた。娘のコンクールの下見のため、娘とその友人を連れて音楽センターを訪れた良治は、娘の思いがけない言葉を耳にしてしまう。そんな中、建物そのものに感激している不思議な青年に出会って――(「ホールに満ちる生命の息吹」)。自然との調和を大切にした建築家アントニン・レーモンドの造った場所は、時間を超えて人々の「居場所」となっている。本当に大切なものに気づかせてくれる温かな短編集。
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