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Posted by ブクログ 2012年03月17日
ソ連末期、それはまさに世紀末の様相を呈していた。この様子を詳しく知るのは佐藤優さんである。全く彼くらい「悲劇」を詳らかに語れる人はいないのではないだろうか。なにせ、幕間から覗くのみならず、舞台の端にも登場するし、舞台裏にも通じているのだから。
本書は、ソ連末期~エリツィン政権までの政治・社会情勢が...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年01月18日
ソ連の結末は日本の結末か-。ソ連崩壊を内側から見たラスプーチン・佐藤優に、突破者・宮崎学が聞く、という全8回の講義録を一冊にまとめたものです。圧倒的な情報量と文句なしの面白さが凝縮されています。
『突破者』でおなじみの宮崎学さんが主催する研究会が『外務省のラスプーチン』こと佐藤優さんをゲストに呼...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年10月25日
大変革者だと思っていたゴルバチョフは実は相当な愚物、が当書の基調。
見方を変えればそうなるだろうし、後から振り返った当書を読むと確かにそう思わざるを得ない。
あとがきで、ゴルバチョフと小泉元首相との類似点を指摘しているが、「ペレストロイカ」「聖域なき構造改革」とスローガンは繰り返すものの、なんの...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年05月11日
ソ連とロシアの違いもあまりわからなかったので、とても勉強になった本。
多種多様な人の心をどう捉えて、どう政治に活かしていくか、会社での身の振り方にとても参考になった。
何でもかんでも言語化して明確化できるで訳でもないし、曖昧にしておいた方がいいこともあることを知った。
自分の癖として、全て言語化し...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年12月15日
二十世紀と言えば良きにつけ悪しきにつけ社会主義という壮大な実験が繰り広げられた時代。当時、ドイツに居た私は本社から送られれてくる新聞や雑誌を舐めるように貪り読んだ。但、悲しいかな木を見て森を見ず。個々の事象は知り得ても凡人にはソ連崩壊へ至る全体像は把握し得なかった。二十余年が過ぎあれが何であったかを...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年06月12日
当時外交官としてソ連で活動していた佐藤優の語る、ソ連崩壊前後の解説。普通の日本人には馴染みの薄いロシアや中央アジアのソ連の近現代史が生々しく描かれています。ブルブリスいわく、「ソ連崩壊は政治的チェルノブイリ事故」である。佐藤優の話を読んだ上で、最後の宮崎学のまとめの章を読むと特に面白く、ゴルバチョフ...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年04月09日
強大で冷徹なイメージのソ連、それがなんともあっさりと崩壊して消えてしまった、自分にとっては???だらけの現象を少しでも理解したいと思って本書も読んでみた。
政治的チェルノブイリによってソ連中央における炉心融解が起こり、一気に崩壊へ・・・、現象の説明としては分かりやすく、ふむふむとは思って読んでもその...続きを読む
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